消防法による危険物の定義

危険物取扱者試験のために私たちが勉強し、危険物取扱者が日々日常業務で取り扱っている危険物とは、消防法で定められたものです。
消防法で定められている危険物の定義や種類、またその指定数量などを覚えましょう。

許認可申請・届出等の手続きと予防上の義務

製造所等で、危険物を貯蔵し、取扱うためには様々な手続きと義務事項が定められています。

製造所等で、危険物を貯蔵し、取扱う際、技術上の基準に違反した場合、措置命令が発され、また、罰則が適用される場合があります。

危険物取扱者等

製造所、貯蔵所及び取扱所においては、危険物取扱者（危険物取扱者免状の交付を受けている者をいう。）以外の者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者が立ち会わなければ、危険物を取り扱うことはできません。
また、政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、危険物保安統括管理者・危険物保安監督者・危険物施設保安員を定めなければなりません。

さまざまな危険物施設とその技術的基準

危険物施設(製造所等)は、危険物の規制に関する政令第２条により、　製造所(１)・貯蔵所(７)・取扱所(４)の１２種類に区分されています。それぞれについて、位置、構造及び設備の基準が定められています。

貯蔵・取扱の基準および運搬・移送の基準

消防法 及び 危険物の規制に関する政令 において、製造所等での貯蔵及び取扱いの基準 と 運搬及び移送の基準 が定められています。