物理・化学科目概要
試験に関して
危険物取扱者試験の全35問中、物理・化学問題が10問出題されます。6割以上(6問)正解しなければ、足切りされます。
(やさしい)高校レベルの物理・化学が分かっていれば解けない問題はないのですが、社会人になって久しい人などは苦戦するかも知れません。意外と難しい。
基礎的な物理
まずは物質の三態変化(気体・液体・固体)を絶対に覚えましょう。
熱量や体積変化の計算などもよく出題されます。
比重、密度、圧力、熱、電気、静電気などの知識。
基礎的な化学
まずは、物理変化と化学変化の違いについて確実に理解する。
物質の種類、各化学法則、化学反応についての知識などが問われます。
酸化・還元については頻出です。
また、原子・分子、反応熱、溶液・溶質などの知識。
燃焼理論
まず、燃焼の定義【光と熱を発生する酸化反応】と、燃焼の3要素【可燃物・酸素供給源(支燃物)・熱源】を覚える。
燃焼の種類を全部覚える(!具体例とともに)
そして、引火点・発火点・燃焼範囲などの用語が何を指すのかを理解する。
消火理論
消火の3要素と消火方法の種類を覚える。
また、火災の種類(ABC)や、消火設備の区分・種類などの知識。