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屋内タンク貯蔵所 暗記事項

屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を「屋内タンク貯蔵所」といいます。
屋内タンク貯蔵所に関する技術的な基準等を暗記シートと関連法令で確認しましょう。

暗記シート【屋内タンク貯蔵所】

容量制限
保安距離 必要・不要?
保有空地 必要・不要?
予防規程制定の必要(条件)・不要?
定期点検の必要(条件)・不要?
屋内貯蔵タンクとタンク専用室の壁との間の距離は?
同一のタンク専用室内にタンクを二以上設置する場合のタンクの相互間距離は?
タンク専用室の出入口のしきいの床面からの高さは?

  • 屋内タンクは、平家建の建築物に設けられたタンク専用室に設置。
  • 圧力タンク以外のタンクにあつては総務省令で定めるところにより通気管を、圧力タンクにあつては総務省令で定める安全装置をそれぞれ設けること。
  • 壁、柱及び床を耐火構造で造る。
  • はりを不燃材料で造る。
  • タンク専用室は、屋根を不燃材料で造り、かつ、天井を設けないこと。
  • 液体の危険物の屋内貯蔵タンクには、危険物の量を自動的に表示する装置を設けること。

屋内タンク貯蔵所に関する法令

(屋内タンク貯蔵所の基準)
危険物の規制に関する政令 第十二条
 屋内タンク貯蔵所(次項に定めるものを除く。)の位置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
一  危険物を貯蔵し、又は取り扱う屋内タンク(以下この条及び第二十六条において「屋内貯蔵タンク」という。)は、平家建の建築物に設けられたタンク専用室に設置すること。
二  屋内貯蔵タンクとタンク専用室の壁との間及び同一のタンク専用室内に屋内貯蔵タンクを二以上設置する場合におけるそれらのタンクの相互間に、〇・五メートル以上の間隔を保つこと。
三  屋内タンク貯蔵所には、総務省令で定めるところにより、見やすい箇所に屋内タンク貯蔵所である旨を表示した標識及び防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けること。
四  屋内貯蔵タンクの容量は、指定数量の四十倍(第四石油類及び動植物油類以外の第四類の危険物にあつては、当該数量が二万リットルを超えるときは、二万リットル)以下であること。同一のタンク専用室に屋内貯蔵タンクを二以上設置する場合におけるそれらのタンクの容量の総計についても、同様とする
五  屋内貯蔵タンクの構造は、前条第一項第四号に掲げる屋外貯蔵タンクの構造の例(同条第五項の規定により総務省令で定める特例を含む。)によるものであること。 六  屋内貯蔵タンクの外面には、さびどめのための塗装をすること。
七  屋内貯蔵タンクのうち、圧力タンク以外のタンクにあつては総務省令で定めるところにより通気管を、圧力タンクにあつては総務省令で定める安全装置をそれぞれ設けること。
八  液体の危険物の屋内貯蔵タンクには、危険物の量を自動的に表示する装置を設けること。
九  液体の危険物の屋内貯蔵タンクの注入口は、前条第一項第十号に掲げる屋外貯蔵タンクの注入口の例によるものであること。
九の二  屋内貯蔵タンクのポンプ設備は、タンク専用室の存する建築物以外の場所に設けるポンプ設備にあつては前条第一項第十号の二(イ及びロを除く。)に掲げる屋外貯蔵タンクのポンプ設備の例により、タンク専用室の存する建築物に設けるポンプ設備にあつては総務省令で定めるところにより設けるものであること。
十  屋内貯蔵タンクの弁は、前条第一項第十一号に掲げる屋外貯蔵タンクの弁の例によるものであること。
十の二  屋内貯蔵タンクの水抜管は、前条第一項第十一号の二に掲げる屋外貯蔵タンクの水抜管の例によるものであること。
十一  屋内貯蔵タンクの配管の位置、構造及び設備は、次号に定めるもののほか、第九条第一項第二十一号に掲げる製造所の危険物を取り扱う配管の例によるものであること。
十一の二  液体の危険物を移送するための屋内貯蔵タンクの配管は、前条第一項第十二号の二に掲げる屋外貯蔵タンクの配管の例によるものであること。
十二  タンク専用室は、壁、柱及び床を耐火構造とし、かつ、はりを不燃材料で造るとともに、延焼のおそれのある外壁を出入口以外の開口部を有しない壁とすること。ただし、引火点が七十度以上の第四類の危険物のみの屋内貯蔵タンクを設置するタンク専用室にあつては、延焼のおそれのない外壁、柱及び床を不燃材料で造ることができる。
十三  タンク専用室は、屋根を不燃材料で造り、かつ、天井を設けないこと。
十四  タンク専用室の窓及び出入口には、防火設備を設けるとともに、延焼のおそれのある外壁に設ける出入口には、随時開けることができる自動閉鎖の特定防火設備を設けること
十五  タンク専用室の窓又は出入口にガラスを用いる場合は、網入ガラスとすること。
十六  液状の危険物の屋内貯蔵タンクを設置するタンク専用室の床は、危険物が浸透しない構造とするとともに、適当な傾斜をつけ、かつ、ためますを設けること。
十七  タンク専用室の出入口のしきいの高さは、床面から〇・二メートル以上とすること。
十八  タンク専用室の採光、照明、換気及び排出の設備は、第十条第一項第十二号に掲げる屋内貯蔵所の採光、照明、換気及び排出の設備の例によるものであること。
十九  電気設備は、第九条第一項第十七号に掲げる製造所の電気設備の例によるものであること。

2  屋内タンク貯蔵所のうち引火点が四十度以上の第四類の危険物のみを貯蔵し、又は取り扱うもの(タンク専用室を平家建以外の建築物に設けるものに限る。)の位置、構造及び設備の技術上の基準は、前項第二号から第九号まで、第九号の二(タンク専用室の存する建築物以外の場所に設けるポンプ設備に関する基準に係る部分に限る。)、第十号から第十一号の二まで、第十六号、第十八号及び第十九号の規定の例によるほか、次のとおりとする。
一  屋内貯蔵タンクは、タンク専用室に設置すること。
二  屋内貯蔵タンクの注入口付近には、当該屋内貯蔵タンクの危険物の量を表示する装置を設けること。ただし、当該危険物の量を容易に覚知することができる場合は、この限りでない。
二の二  タンク専用室の存する建築物に設ける屋内貯蔵タンクのポンプ設備は、総務省令で定めるところにより設けるものであること。
三  タンク専用室は、壁、柱、床及びはりを耐火構造とすること。
四  タンク専用室は、上階がある場合にあつては上階の床を耐火構造とし、上階のない場合にあつては屋根を不燃材料で造り、かつ、天井を設けないこと。
五  タンク専用室には、窓を設けないこと。
六  タンク専用室の出入口には、随時開けることができる自動閉鎖の特定防火設備を設けること。
七  タンク専用室の換気及び排出の設備には、防火上有効にダンパー等を設けること。
八  タンク専用室は、屋内貯蔵タンクから漏れた危険物がタンク専用室以外の部分に流出しないような構造とすること。

3  アルキルアルミニウム、アルキルリチウム、アセトアルデヒド、酸化プロピレンその他の総務省令で定める危険物を貯蔵し、又は取り扱う屋内タンク貯蔵所については、当該危険物の性質に応じ、総務省令で、第一項に掲げる基準を超える特例を定めることができる。
 

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