My Eire Itinerary 6

僕のアイルランド旅行回想記(1999年)

ダブリン市内観光 3 セント・パトリック大聖堂訪問

さて、今回はセント・パトリック大聖堂訪問について書きます。
私がダブリンを訪れたら必ず訪問しようと決めていた大聖堂です。

セント・パトリックについて簡単に書きましょう。
セント・パトリックはアイルランドの守護聖人で
5世紀頃に実在した人物です。

日本でも最近、大都市などでセント・パトリック･デーがだんだん普及し始めていますが、
これはセント・パトリックの命日である3月17日(もしくはその周辺の週末)に、
なにか緑色のものを服につけて行進し、彼を追悼するというもので、
アイルランド系の移民が多い国で非常盛んな行事です。

ちなみにニューヨーク・マンハッタンの五番街にある
巨大なセント・パトリック大聖堂も彼に捧げられて建てられています。

その彼が「ダブリンにおいて市民に洗礼を施した場所」とされるところに建てられたのが
このセント・パトリック大聖堂で、
アイルランドの教会建築では最大規模を誇るとされています。
建物が銀色に輝いていますが、
内装はプロテスタントの教会に転用されたためか非常に質素な感じがしました。
塔の高さは68mあり、仰ぎ見るといった感じですね。
観光客がかなり多く人気があることが伺えます。

もうちょっと詳しく知りたい人はここをクリックしてみてください。


ところでこの大聖堂を訪問する際、
当初はホテルからバスでいこうと考えたのです。
しかしバスの路線図が複雑だったので、
ホテルのおばさんに何番のバスに乗ればいいかと尋ねてみました。
するとおばさんは
「片道2kmだからあなたは若いから十分歩いていけるよ！」との返事。
私は海外旅行の経験上あまり最初からとばして歩き回ると疲れがたまるということを知っていたので、
「いや〜バスに乗りたいんだけど…」
「大丈夫、大丈夫。この道をまっすぐいって橋を渡って…」
このおばちゃん人の話聞いてないね…。

結局




歩きました。




おかげでいろいろゆっくり市内を見ることができたけれど、
あなたなら初めて訪れた街で往復4kmを歩きますか？

To be Continued