Ireland Eire Ireland アイルランド…神聖なるエメラルドの島へ…その12

My Eire Itinerary 12

僕のアイルランド旅行回想記(1999年)

エニスキレン観光

ニース12歳、ダニエル10歳、マイケル8歳の
少年3人組と出会った次の日、
本当は次の街Athloneに向けて出発しようと考えていました。

しかしその日は日曜日で、
時刻表を見ると、
なんと共和国にいけるバスが一台もない
ということに気がつき、
予定を変更して街中をのんびりと散策することにしました
(こんな旅もう2度と出来ない??)。

郊外まで足を伸ばし
地元の若い夫婦とおしゃべりしたりして
本当にのんびりと過ごしていたところ、
街中であの少年3人組にばったりと会いました。

向こうも喜んでくれて
いろんなおしゃべりや
北アイルランドの学校の様子などを教えてもらいました。

すっかり日も暮れてこの子達いつまで遊んでいるのかなと思っていた頃、
大通りの自動車からクラクションを鳴らす女性がいました。

どうやら一番年少のマイケルのお姉さんらしく、
「いつまで遊んでいるの!早く家に帰りなさい」
みたいなことを車の中から叫んでいました。
あわててその子達は家路についたのですが、
なぜかしきりに私の次の訪問先と出発時刻を気にしていました。

次の日の朝ホテルのレストランで朝食をとりにいくと、
ホテルの従業員の方から少年たちの名前を聞かされ
「その子達と面識がありますか?
あるのならメッセージを預かっています」とのこと。

どうやら朝からホテルの外で私を待っていてくれたようなのです。

私が驚いてホテルの外までいくと、
知り合えたことと一緒に遊んでくれたお礼に
GuinnessのTシャツをあげる
というのです。

私はすごく感動しました。
でも彼らにあげることができる日本を感じさせるものが手元にありませんでした。
その子達は「いいよいいよ」と笑顔で答えてくれて・・・。

握手して別れましたが今でもそのイタズラ3人組のことは忘れられません。

そのGuinnessのTシャツはもちろん今でもきれいに保存してあります。
今どうしているかな?

こんな感動的なEnniskillenでの旅でしたが
バス停でAthloneにいこうとする時
再びアクシデントが私を襲うのでした(笑)

To be Continued

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