Ireland Eire Ireland アイルランド…神聖なるエメラルドの島へ…その11

My Eire Itinerary 11

僕のアイルランド旅行回想記(1999年)

エニスキレン観光

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エニスキレンの市内中心部にあるSt Michael教会で出会った10歳くらいの3人の子供たち。

私は、彼らがなぜ聖歌の席に座っているのか、
なにを待っているのか、
初めはわかりませんでした。

牧師が出てきてひとりずつ名前を読んで別の部屋に呼んでいるのを見て、
やっと彼らが教会で懺悔をするために待っていたことがわかりました。

そしてなぜしげしげと私を見つめていたのか?
それは日本人が非常に珍しかったから…。

彼らの中のひとりが私に話しかけてきました。
「(日本人にとって)教会って興味深いの?」と…。
「興味深いよ」そう告げると、その3人は、ひとなつっこそうに質問を次から次にしてきました。
「どこから来たの?」
「それって飛行機でどれくらいかかるの?」
「アイルランドに何しに来たの?」
「どこに宿泊しているの?」などなど。

映画STAND BY MEに出てきた少年そっくりの彼らは
ニース12歳、
ダニエル10歳、
マイケル8歳。

教会から出て街中を歩き出しても私についてきて質問攻め。
けっこう面白かったのでいろいろ話をしました。
話している最中マイケルがひとりどこかに消えたかと思うと、
どこからともなくお菓子を持ってきて「これおいしいよ」と渡してくれたりしました(←買ってきたようには見えない???)。

さらに歩きながら石を拾っては街灯を割ろうとしているので
「そんなことしないほうがいいよ」と告げると
「なんで?」
「…だってエニスキレンはいい街じゃないか。壊しちゃもったいないよ」
と教えると投げるのをやめ「そうか」
…悪ガキなのか素直なのかよくわからない子たちでした。

3人ともホテルのロビーまでついて来て中まで入ろうとしたらホテルの受付に
「君たちは入ってはいかん!」と言われ、
「俺たちもここに宿泊しているんだよ」
受付「嘘を言ちゃいかん」。

彼らは受付にぶつぶつ言いながらも、バイバ〜イとお別れ。
ところがこの子達なぜかその後も縁があったんですよ!

To be Continued

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