Ireland Eire Ireland アイルランド…神聖なるエメラルドの島へ…その3

My Eire Itinerary 3

僕のアイルランド旅行回想記(1999年)

ダブリン到着

  さて僕の楽しくも苦労したアイルランドの旅そのつづき。

ダブリンのバスターミナルに無事着いたものの、
ここが市内のどのへんだかよくわからない。

まわりを注意深く見渡しランドマークを探してみる。
と、すぐ近くにカスタムハウスのドームが見えた。

ラッキー

ここからだと事前に電話で予約しておいたホテルまで約100m位だ。

地図見ながらカスタムハウスとリフィー川がこの方向に見えるから
北はこっちだなとスーツケースを転がし歩き出す。
ホテルにいくそれらしき道が二つあったので
地図見ながらどっちだろうと思っていると、
近くの自動車からアイルランド人女性がわざわざ車から降りて道を教えてくれた。

アイルランド人はホント親切です。

やっとホテル到着無事チェックイン。
このときすでに時計の針は20:30をまわっていた。

ホテルに荷物を置き一休みしてから夕食を探しに街にくり出す。

近場でいいパブかレストランはないかなと思って歩いていると、
ありました生演奏のケルト音楽が流れるパブが。

早速店内に入りハーフパイント(284ml)のギネスビールアイリッシュシチューを注文。
アイリッシュシチューおいしい〜。


ギネスビール

食べ終わる頃隣に座っていた白人女性が
「おいしかったですか?」って声をかけてきた。
僕が「おいしかったですよ」と言うと、
「どこから来たの?どの辺を観光するの?」など質問がはじまり、
その女性の隣にいた男性(その人の恋人もしくは旦那さんか?)と一緒に飲むことになった。

話をしていくうちに最初アイルランドの人かと思ったその2人は
スコットランドからの旅行者だとわかった(年齢はおそらく35〜40歳くらい)。
アイルランドを旅行し終わってもうすぐ帰るところだという。

「アイルランドは素晴らしいところだったけどスコットランドはもっといいよ!」
力説するので
「アイルランドの旅が終わったらスコットランドにも行く予定だよ」と告げると
スコットランド男性はカウンターに歩いていき
ギネスの1パイント(568ml)のグラスを二つ持って帰ってきて
「俺のおごりだ」と言った。
ン〜私そんなに酒強くはないんですが…と思いながらもカンパ〜イ。

その女性はグラスゴーでデイリー・メイルに勤めていると言ったので
その新聞社はビートルズの歌詞に出てくるから知っていると言うとなぜか大うけ

店内がざわついていた事、
酔いがまわってきた事、
さらに疲れてきた事もあり
だんだん僕の英語聴き取り能力が低下してきた。
その上日本の貿易についての難しい話なんかしだすから
「Sorry?(何て言ったんですか?)」を連発しだすと
スコットランド女性は「あなたもっと英語勉強しなさい!」と言ってげらげら笑っていました。
私は姉ちゃんかなり酔っているねと思いつつ、
負けじと(?)スコットランドについて難しい質問すると
「私スコットランド人ダカラ英語ワカリマセン。スコットランド語デ話シテクダサイ」だって。

話しながらギネスを飲んでいるとまた彼が1パイントのギネスのグラスを持ってきた。
「うわ〜もう飲めないよ。」
「なぜ?心配するな俺のおごりだ!
ギネスがまずいのか?
ウィスキーにするか?」などなど。

ノルウェーから来た女性も時々話に加わり
真夜中まで飲み続け、
こんなに酔って明日起きれるのか?
と心配しながらダブリンの最初の夜は更けていく。


To be Continued

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