England南西部の街
Worcesterがローマ帝国の支配下であったときからすでに重要な街であったことは、名前に「cester」とついていることからもわかります。 この街はRiver Severn【セヴァーン川】の浅瀬がこの辺りにあったため、交通の要所として栄えました。
大聖堂付近で発見されたローマ帝国支配時代の墓にはキリスト教に基づく埋葬形式のものがあり、すでにその時からこの辺りにキリスト教徒が居住していたと考えられています。しかし現在のこの大聖堂に連なる本格的な布教が始まったのはAD680年にこの地にウスター司教区が設置されてからです。
現在も中世からの大聖堂が街の真ん中に聳え立ち、街並み自体も中世の名残をとどめています。
この街は観光地としては日本ではあまり紹介されていないので、そういう穴場が好きな人は訪ねてみるとけっこう面白いかもしれないですね。
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