Eire Ireland アイルランド…神聖なるエメラルドの島へ…
ケルトの島、聖者の島…西の果ての島…熱いケルトの島…
エメラルドの島と呼ばれているアイルランド島は、日本の北海道とほぼ同じ大きさの島で、ヨーロッパ北西部の大西洋上にあります。
首都はダブリンで、その緯度は北緯53度26分と樺太北部と同じ高さですが、北大西洋海流の暖流と偏西風のおかげで気候は温暖で緑豊かな島となっています。冬でも山間部を除いてほとんど雪が降ることはなく、一年を通じてほぼ温暖な気候といえます。
地形は中央部の平原を囲むように北部と南部の海岸沿いに山脈や台地が連なっています。山間部の標高は比較的低く最高峰のキャラントゥール山でさえ1040mしかありません。
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7-6000B.C.,c.この頃、アイルランドに人類が居住し始め、
4-3000BC.,c.アイルランド初の農業共同体が生まれました。
アイルランドに最初のケルト人がやってきたのは紀元前200年頃といわれています。数度の移住で先住民族を制圧したとされています。
しかし、ついに強力な王権を作り出すことなくイングランドの支配を受けることになります。そういった点で明らかに他のヨーロッパの国々、特にイングランドとは全く異なった歴史を歩んできた国といえます。
![]() St. George's海峡から遠くDublin港を望む ケルトの島、聖者の島、西の果ての島 エメラルドの島へいざ…というところ(1999年) |
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