歴史をテーマにした漫画の本

戦国・江戸編
美濃の国の産なので昔から織田信長ファンです。大河では何人もの俳優さんが、それぞれ個性的な信長を演じられましたが、藤岡弘さんの信長が好きでした。
作者と出版社 タイトルと初版年 簡単なストーリーと登場人物等 お薦め度
赤石路代
小学館
AMAKUSA1637 全12巻
2001〜2006年
1995年の阪神大震災を経験した仲良し6人は2000年高校の修学旅行で船旅をしていた時不思議な衝撃により・・・タイムスリップ それぞれ辿り着いた年と場所は違うが、やがて再会する 空が紅くなる時だけ使える携帯電話 天草の乱を止めようとする6人 しかし時代は確実に島原の乱へと回り始める・・・
ついに夏月は現代へ帰るより島原の乱を島原の変に変えようと決心する
そしてラストは奇想天外?ここまで歴史を変えていいのか?って感じです 楽しんで読んでください。
 ★早弓夏月(剣の達人 亡き益田四郎つまり天草四郎に生き写し) ★宮本政希(記憶を失っている間に宮本武蔵になっていた 夏月が好きだった この時代へ来てからお互いの気持ちが接近する) ★安芸島聖香(外国語が堪能で声楽家の卵 オランダ船に助けられたので洋装を通している 1人だけ現代へ帰ろうとするが・・・) ★八塚直純(夏月に惚れていたので天草四郎に惚れるが殺害する 富岡城の城代 激しい切支丹狩りをしていた 今は昔の仲間達と行動を共にする) ★春日野英理(記憶力抜群で島原の変に詳しい 夏月が好き?) ★堀江栄司(機械に詳しい 神業を演出するアイテムを製作 この時代で結婚した) ★細川利光(熊本城主の若様) ★鍋島元茂(佐賀城主の若君 母の身分が低かったのに出来が良いので狙われる) ★徳川家光(島原の乱時代の将軍) ★松平忠直(豊後に配流になっている将軍の従兄 切支丹の疑いがある 厳しい監視付き) ★柳生十兵衛(家光に忠実な隠密?チョット夏月が気になる) 
★★
ありさか邦
原作 佐々木守
小学館
おんな風林火山 全2巻
昭和62年〜
1巻だけゲットしました 2巻探し中です この話は昔々民放でドラマ化されました 松姫(鈴木保奈美) 波瑠姫(林寛子) 菊姫(伊藤かずえ) 一度も会ったことが無い婚約者に恋をしているお姫様のお話です
 ★松姫(武田信玄の姫) ★波瑠姫(松姫の姉で北条家へ嫁ぐが離縁される) ★真理姫(松姫の姉で木曾へ嫁いだ) ★菊姫(松姫と同母の姉 婚約者を長島の一向宗の戦いで亡くす) ★武田信玄(松姫の父で天下を目指す) ★織田信忠(松姫の婚約者 ドラマでは府中城炎上の後に初めて会ったけど、原作ではその前に松姫に会いに来てたのね) ★織田信長(信忠の父親)
★★★
池田理代子
春日局 −けふぞ火宅を-全3巻
2000年
三代将軍家光の乳母として超有名な春日局の生涯
 ★福(春日局) ★斉藤利三(福の父 明智光秀の甥) ★安(福の母 稲葉一徹の娘) ★明智光秀(信長を討つ) ★稲葉正成(福の夫) ★徳川家光(秀忠の嫡男)  ★徳川家康(家光の祖父) ★徳川忠長(家光の弟 母親に溺愛される)  ★徳川秀忠(家光の父) ★お江与(家光の母)  ★稲葉正勝(福の長男) ★稲葉正利(福の三男)
★★
井出智香恵
作・内藤泰春
蔦馬社
心鳴りやまず
いま、吉田松陰とその母
2000年
吉田松陰の活躍の影に母の愛があった
 ★吉田松陰(幼名寅之助 長州藩士 松下村塾から日本の将来を背負って立つ青年達を育てる) ★滝(貧しい家に嫁ぎ愚痴一つ言わず働き子供達に限りない愛情を注ぐ) ★毛利敬親(長州藩主 家臣の言いなりになるタイプでそうせい候と呼ばれるが松陰の良き理解者) ★吉田大助(松陰の叔父で養父 山鹿流兵学師範) ★杉百合之助(松陰の実父)
伊藤結花理
同人誌
俺の太陽
2003年
土佐勤皇党で活躍した岡田以蔵の物語
〔竜馬と以蔵の小まいころ〕4ページですがほのぼのとした感じが好きです
〔俺の太陽〕
 ★岡田以蔵(人斬り以蔵の異名で今日を震え上がらせた) ★武市半平太(土佐勤皇党を率いる) ★坂本竜馬(土佐勤皇党を裏切り?勝海舟に心酔した?) ★紅糸〔このいと〕(遊女 以蔵の恋人)
★★
岩崎陽子
角川書店
無頼 BURAI 全5巻
1997〜2000年
新撰組のお話です もうっ嵌りそう!それぞれビジュアル系で素敵な剣士ばっかりです 怪しい事件を次々に解決するミステリィ風
 ★斎藤一(沖田、原田と江戸で妙な出会いをして京で再会し新撰組に入る 真面目でバカ正直で潔癖 よく貧乏くじを引く) ★沖田総司(殺人剣の使い手 大雑把な性格で無邪気な人) ★土方歳三(新撰組副長 冷静な判断力と実行力 時々キャラに似合わない発言がある) ★芹沢鴨(元水戸藩士で試衛館出身メンバーとチョット仲が悪い) ★原田左之助(槍の達人 豪放磊落 短気) ★近藤勇(局長 真面目 我慢強い人) ★高本(会津藩隠密?) ★その他(藤堂平助、永倉新八、山南敬介、新見錦)
★★★
岩崎陽子
角川書店
無頼 BURAI 魔都覚醒 2巻
以下続刊? 2000年
長編になりそうなお話でしたが・・・連載打ち切りの噂を聞きました。徳川家が朝廷や京都を封じる為に行った修法「天界外法陣」を破ろうとしている不逞浪人たち 勿論立ち向かうのは新撰組 池田屋事件もあります
 ★新撰組メンバーは↑参照。芹沢鴨さんは消えました。沖田と山南は病気がち? 町人に化けたりする探索方が出来る ★相河数馬(かつて斎藤と江戸の道場の後継者を争って勝負して負けた 左眼に傷を負って) ★平賀(医者?洋装!謎の人物だけど 多分幕府方) ★武田(オカマ?)
★★★
上田倫子
集英社
月の吐息 愛の傷
2002年
「月の吐息 愛の傷」記憶喪失の少女の正体は?岡崎城を守る忍者の恋
 ★かぐや(女郎屋の居候 背中に傷を受け竹林に倒れていた) ★服部半蔵(徳川信康の家来 女ったらし) ★徳川信康(家康の嫡男) ★築山殿(信康の母 暗殺された) ★徳姫(信康の妻で織田信長の姫) ★力丸(忍者?)
「月の吐息 夏の夢」伊賀の火薬の秘法書を狙う女の正体は?
 ★叉羅(人違いで半蔵との結婚を承知したが・・・) ★服部半蔵(伊賀の里の長 本家) ★服部半三(岡崎城で働いていた叉羅の恋人 分家の嫡男) ★力丸(叉羅の家来) ★織田信長(伊賀の里を狙う) ★織田信雄(信長の息子) 
★★
上田倫子
集英社
月のしっぽ 3巻以下続刊
多分、9巻くらいまで出ています
2003〜
前作「月の吐息 愛の傷」の続編っぽいが、コメディ色が濃い うさぎは南伊賀の統領の曾孫 服部半蔵に嫁ぎ子供を産むのが初仕事?
 ★うさぎ(喰代の出来損ない?忍者、いえ修行が嫌いで忍術皆伝していない が、薬草の知識は抜群で毒の効かない体質) ★百地丹波(うさぎの曽祖父) ★服部半蔵(千賀地の本家 美男 真面目 忍びの技も抜群) ★半三(岡崎の服部家 女たらしで恋人と喧嘩中) ★叉羅(信長の姫で半三の恋人) ★ゆうり(藤林の忍者で美人だが性格が悪い?服部半蔵の花嫁候補なので、うさぎのライバル) 
★★
沖田有美子
秋田書店
天鬼
-闇をゆく翼-
「闇をゆく翼」大田和勢に囲まれた相浦城から若君が脱出 潮見城を目指す
 ★鈴緒(相浦の若君) ★海龍(鈴緒を助けれ送り届けようとする) ★五月(海龍の恋人)
「はるかなる永遠」赤い髪 灰色の瞳 鬼と言われる城主の残酷な心と孤独な心
 ★九鬼秋吉(九鬼領主) ★伊王(落城した須砂の若君)
「星へ導く者」藤次郎は母に嫌われた子 母の愛を一身に受けながらも兄を慕う小次郎
 ★藤次郎(伊達家当主) ★小次郎(藤次郎の弟) ★保春院(二人の母 藤次郎を憎み小次郎を当主にと画策) 
風見零
角川書店
炎恋華
1994年
「炎恋華」若き日の徳川吉宗を守るソウマ一族、忍者の物語
 ★羅ゴウ(ソウマ一族) ★頼方(紀州藩主の三男で十四歳 後の八代将軍吉宗) ★綱教(頼方の兄で弟の命を狙う) ★紫(伊賀の間者?)
神谷悠
白泉社
風の龍 光の華 全2巻
1993年
※2巻しか買っていません
「麒麟は翔ぶ」長篠合戦前夜
 ★織田信長(龍神と呼ばれ戦国の覇者を目指す) ★七兵衛(津田信澄 信長に殺された弟の遺児 複雑な思いを抱きながら信長に仕える) ★濃姫(信長の正室) ★信忠(信長の長男 武田の陣へ潜入) ★武田勝頼)
「安土城-天正十年・春-」
 ★織田信長 ★濃姫 ★七兵衛 ★明智光秀(濃姫の縁者で信長に仕える) ★柴田勝家
「風の龍 光の華 完結偏」信長が誘拐されて商船に監禁・・・結構楽しんでる
 ★織田信長 ★七兵衛 ★三幸(光秀の姫で七兵衛の妻) ★明智光秀(本能寺で信長を襲う) ★濃姫
★★
河惣益巳
白泉社
鬼哭(きこく)
2005年
土方歳三さんが主人公の新選組ロマンです。
第一話 京の都へ到着した日から池田屋事件が終わり、総司が発病するまでのお話です。
 ★土方歳三(鬼と恐れられながらも妙に人を引き付ける魅力の持ち主) ★芹沢鴨(凄い・・・顔がデカイ!ま、漫画ですからコンナモンでしょ) ★沖田総司(若くて明るくてチョット口数の多い人 土方さんの泣き所かな?)
第二話 土方さんが体験する不思議な出来事
 ★土方歳三(遊郭の帰りに沖田と2人で襲われる 迷い込んだ家には妖しい美女が・・・) ★沖田総司(遊郭に行っても遊ばない朴念仁?) ★山南(自分はもう必要の無い人間だ・・・と遊女に溺れる総長)
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち1
1996年
『1615年の幼妻−千姫の恋−』嫁いで8年 千姫は初めて秀頼に会う
 ★千姫(徳川家康の孫) ★豊臣秀頼(故秀吉の子) ★淀の方(秀頼の母)
『1545年のlジューン・ブライド−光秀の花嫁−』
美しい顔に醜い跡が・・・妹が身代わりに嫁ぐ事に決まったが・・・
 ★熙子(妻木の姉娘) ★かや(熙子の妹) ★明智光秀(熙子の婚約者)
※『1183年のお婿さま』源平時代参照
かやまゆみ先生は2005年7月に、ご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。 
★★★
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち2
『1579年のジェラシー−信長の娘−』
息子夫婦の仲を裂こうとする鬼姑、築山御前 信康の運命は?
 ★徳川信康(家康の子) ★築山(家康の妻) ★徳(織田信長の姫)
『1561年のトライアングルLOVE−秀吉の恋人−』
ねねは犬千代が好き、猿に好かれても嬉しくないと思っていたのに・・・
 ★ねね(浅野の娘) ★犬千代(前田利家) ★木下藤吉郎(豊臣秀吉)
『1582年のピュア・マリッジ−武田勝頼の妻−』
武田との縁組みを破談にしたい兄に逆らって嫁いだ北条の姫
 ★佐代姫(北条氏政の妹) ★武田勝頼(故武田信玄の子)
★★
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち3
1998年
『1567年のプリティー・ウーマン−信長の妹−』
兄の為に夫を裏切った市姫 もう二度と後悔する人生は送らない
 ★市姫(織田信長の妹) ★浅井長政(市の夫) ★柴田勝家(市の再婚相手)
※『1186年の舞姫』『1204年のプラトニック・ラブ』鎌倉時代参照
★★
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち4
1999年
『1541年のデスティニー−若き日の信玄の愛−』
武田晴信は勝手に諏訪家からの人質を帰してしまった 父は激怒
 ★武田晴信(信玄) ★瑠璃姫(諏訪の姫 後の武田勝頼の母)
『1548年のTue Wedding−信長と濃姫−』
信長を殺せ 嫁ぐ前に父から言われた一言に苦悩する濃姫
 ★織田信長 ★濃姫(斉藤道三の姫 信長の妻)
※『1184年の女武者−巴御前と義仲−』源平時代参照
★★
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち5
2001年
『1585年の聖母−伊達政宗を支えた少女−』
伊達家へ嫁いで来たのに祝言は三年後 正宗は心を閉ざしている
 ★愛姫(三春城主田村氏の姫) ★伊達政宗 ★小次郎(政宗の弟)  ★伊達輝宗(政宗の父) ★五郎八姫(政宗の姫)
『1569年のShining Love−信玄の娘−』
三国同盟で武田家から嫁いだ姫 同盟が崩れた時、夫婦は引き裂かれる
 ★北条氏政 ★霞(武田信玄の姫 氏政の妻)
※『1336年のセカンド・ラブ』室町時代参照 
★★
かやまゆみ
講談社
「1603年のBeauty Revolution
-出雲の阿国-」
時をかけた少女たち 6巻
女が男装して踊るという珍しい演出で人気者になった阿国の物語
 ★お国(器量が悪いのと背が高いのがコンプレックス しかし綺麗な着物を着て踊るのが大好き) ★お菊(一座の花形女優) ★三九郎(お国が好きになった人 都のプロデューサー) ★名護屋山三郎(美青年で遊び人 傾き男〔かぶきおとこ〕と言われる お国の恋人になる)
※「1500年の禁じられた恋」と「1854年のロイヤル・ウエディング」を収録 「欧州・エジプト」ページ参照
★★
かやまゆみ
講談社
幕末純愛伝説-時をかけた少女たち-
2003年
 
「1862年のファースト・レディー」公武合体政策で徳川将軍に嫁いだ和宮の物語
 ★和宮(孝明天皇の妹 婚約者と引き裂かれ江戸へ降嫁) ★家茂(徳川14代将軍 和宮の夫) ★天璋院(13代将軍の御台所 一応和宮の姑)
「1863年のランデヴー」桂小五郎と後にその夫人となる幾松の物語
 ★幾松(京の花街の芸妓) ★桂小五郎(長州藩の尊皇攘夷志士) 
「1866年のBurning Love」坂本竜馬とおりょうの物語
 ★おりょう(町医者の娘) ★坂本龍馬(元土佐藩士 幕府の政権返上と天皇中心の新国家体制を目指す) 
★★
かやまゆみ
講談社
幕末青春伝説 新撰組編
〜時をかけた少女たち〜
2004年
〔1865年のプリティ・シスターズ〜近藤勇の略奪愛〕近藤さんも遊んでいたんです。ホントは愛人が6人も!しかしこの漫画に登場するのは2人の姉妹だけです。それでも凄いけど。
 ★近藤勇(新撰組局長 江戸に妻子がいる) ★深雪(京でNO,1人気の太夫<遊郭で格式の高い遊女>) ★お孝(深雪の妹で近藤をめぐって姉と三角関係)
〔1865年のコケティッシュガール〜明里〜〕頭が良くて切れる山南さんにもロマンスがあったんですね。
 ★山南敬介(新撰組総長 後に脱走、切腹) ★明里(島原の天神<太夫より格式の低い遊女>) ★沖田総司(山南を心配するが・・・)
〔1868年のナイチンゲール〜会津の照姫〜〕京都守護職という貧乏くじを引いた悲劇のお殿様。その義姉姫との秘めたロマンスです。
 ★照姫(会津藩主松平蓉敬の養女) ★蓉保(照姫と娶わせるつもりで迎えた養子) ★敏姫(照姫が養女に来て1年後に生まれた蓉敬の実子 蓉保の妻になるが若くして亡くなる)
★★
菅野文
白泉社
北走新選組
2004年
土方さんへの愛情が溢れる物語です。
「碧に還る-あのにかえる-」函館の海戦で死んだ新選組隊士野村の物語
 ★野村利三郎(女に騙されて新選組からの逃亡を計り失敗。切腹寸前で土方に助けられる) ★土方歳三(鬼と呼ばれる福長) ★相馬主計(野村と共に土方から離れられない男) ★近藤勇(局長 板橋で斬首される)
「散る緋-ちるひ-」新選組最後の隊長の物語
 ★相馬主計(土方の死後、新選組の全ての責任を負った男) ★土方歳三(京都時代と違って、すっかり優しくなった総督) ★おマツ(東京都名を変えた地で生き残った相馬と暮らした女性)
「純白」函館共和国陸軍奉行として土方の上に立った男の物語
 ★大鳥圭介(元幕府軍歩兵奉行 チョット戦に不慣れで負けてばかり・・・) ★土方歳三(宇都宮攻め、函館戦争で戦上手のセンスが光る)
★★
川田美紀
秋田書店
月夜草子 全3巻
平成12〜13年
狐の環が妖力を求めて旅をする ジャパネスク・ラブコメディー
 ★環(未熟な子狐 力を手に入れると大人狐になる) ★玉藻前(環の母) ★果心居士(環と旅をする 恋人)
★★
木原敏江
小学館
夢の碑シリーズ
伊勢久居藩から駆け落ちした二人 次々と人を殺す美貌の若侍の正体は?
 ★四辻篠夫(人を切って脱藩) ★可那枝(篠夫と駆け落ち) ★源也(盗賊?)  ★主理之介(落ちぶれ旗本) ★お袖(金持ちの娘 篠夫の妻)
★★
木原敏江
小学館
とりかえばや異聞
夢の碑シリーズ
兄の身代わりとして戦国武将を演じる娘
 ★紫子(佐伯家の姫 兄の身代わり) ★碧生(紫子の兄) ★風吹(紫子の恋人)
★★
木原敏江
中公文庫
雨月物語
マンガ日本の古典28
2001年
愛情転じて怪奇をなす・・・深い情愛の陰に潜んだ執念の物語です。
「菊花の約」約束の期日に魂だけでも飛んで行く、男同士の愛情の物語
 ★左門(清貧の儒学者) ★宗右衛門(富田城主の軍師 左門と兄弟の盟(ちかい)を結ぶ)
「浅茅が宿」夫を待ちつづけた女性の物語
 ★勝四郎(坊ちゃん育ちで家を傾け、一念発起して都へ旅立つ) ★宮木(勝四郎の妻で村が戦に巻き込まれても逃げず、夫の帰りを待つ)
「吉備津の釜」妻を裏切った男が妻の悪霊に悩まされる
 ★正太郎(妻を捨てて愛人と駆け落ち) ★磯良(夫に騙されて駆け落ちの手伝いをする) ★袖(磯良の悪霊に殺された)
「蛇性の婬」蛇女に魅入られた男の物語
 ★豊雄(網元の息子だけど力仕事が苦手) ★真名子(教養が高く美しい人 実は蛇で相当シツコイ)
★★
九条友淀
Gakken
「掌の花-新撰組 池田屋事件外伝-」
未明の獣-幼年期安倍晴明異聞-
沖田さんが初めて血を吐いた、かの有名な池田屋事件の話
 ★沖田総司(子供と遊ぶのが好きで甘いものが好きな男) ★吉田稔麿(長州藩士)
九条友淀
Gakken
「雲の切れ間に」
新選組 沖田総司 煌の残像
2004年
大阪で出会った山崎を新選組にスカウトする沖田さん
 ★沖田総司(新選組一番隊長 絶好調の沖田さん) ★山崎蒸(同心を辞め武士を捨て町人として生きようとしている)
★★
小林薫
原作 つかこうへい
角川書店
幕末純情伝
1991年
沖田総司が女性!う〜ん映画ならではの設定ですね。映画の原作の漫画化です
 ★沖田総司(小栗家の娘琴 土方に惚れて新撰組に入隊 ★土方歳三(趣味が俳句 士官を賭けて戦った試合で琴に負けた事を根に持つ) ★近藤勇(髪が薄いのを気にする新撰組局長 ★坂本竜馬(沖田を女性と簡単に見破る 沖田に惚れている) ★岩倉具視(倒幕を謀る公家 腹黒狸) ★桂小五郎(長州藩士) ★大久保利通、西郷隆盛(薩摩藩主) ★小栗上野介(琴の兄 15代将軍慶喜の側用人)
小林薫
角川書店
かっ飛び江戸桜!!
1991年
幕末 文久元年の物語 初恋の男性を探す為に逃げ出した皇女和宮の冒険
 ★和宮(将軍家茂に嫁ぐ為に中山道を江戸に向かうが逃げ出す) ★市之助(金髪の貧乏浪人?) ★左近(市之助と共に探偵業をする貧乏浪人?) ★一ツ橋慶喜(将軍の座を家茂と争って負けたのを根に持っている 自分が和宮と結婚しようと企んでいる) ★その他幕末の志士達(多分作者の趣味で・・・沖田総司、土方歳三、坂本竜馬がチラっと登場)
佐久間智代
角川書店
「君ありてこそ-皇女和宮-」
-狂華-
日野富子物語
江戸は不気味 御台様って呼ばれるのも嫌い 天皇の異母妹と徳川将軍の政略結婚
 ★和宮(帝の異母妹) ★徳川家茂(和宮の夫)
★★
佐久間智代
角川書店
「火蓋」「魔王」
少年☆周波数 〔預言者の階段〕
2001年
「火蓋」天下を目指す不思議な力を持った二人 信長と瀬名姫 松平元康の運命は?
 ★松平元康(後の徳川家康) ★瀬名姫(今川義元の姪 元康夫人) ★織田信長(今川を討ち天下を目指す)
「魔王」〔火蓋〕の続編 瀬名と信康の力を恐れる信長 家康の選択は?
 ★徳川家康 ★築山御前(瀬名) ★信康(家康の嫡子) ★徳姫(信長の姫 信康の妻)
他に平安時代のお話 琵琶の名手で歌人の蝉丸の話 「逢坂の関」
★★★
里中満智子
中公文庫
心中天網島
マンガ日本の古典27
2001年
浄瑠璃に新風を吹き込み、世話物のジャンルを創始した近松門左衛門の作品
「心中天網島」享保5年(1720)10月16日の事件で12月に初演。
 ★小春(遊女) ★治兵衛(紙屋の旦那 小春に溺れるが身請けする程のお金は無い) ★太兵衛(小春に横恋慕 治兵衛より金持ち) ★おさん(治兵衛の女房)
「女殺油地獄」享保6年(1721)5月4日の事件で7月15日に初演。
 ★与兵衛(河内屋の次男で親に甘やかされた) ★お吉(幼馴染の人妻で与兵衛に親切だったが・・・) ★徳兵衛(番頭上がりの婿養子で与兵衛の継父)
「鑓の権三重帷子」享保2年7月17日の女敵討ち(めがたきうち)
 ★笹野権三(松江藩士 武芸も茶道も一流でイイ男) ★お雪(権三に夢中) ★伴之丞(お雪の兄で権三の茶のライバル) ★おさい(茶道役正井宗味の妻で権三との密通を疑われる)
「曽根崎心中」元禄16年(1703)の作品
 ★お初(遊女) ★徳兵衛(醤油屋の手代 マジメな働き者) ★九平次(油屋 徳兵衛を罠にかけて金を騙し取った)
★★
真崎春望
秋田書店
夢天の花
新撰組異聞
2003年
壬生浪と呼ばれ嫌われた男達の純な心
「夢天の花」沖田総司の恋 沖田さんと土方さんの熱い友情に泣けます
 ★沖田総司(甘い物大好き 病魔に取りつかれた苦悩の剣士) ★静音(香と香木の老舗のお嬢様) ★周三(沖田に憧れるお百姓さん) ★百合(周三の恋人)
「花燃ゆるとも」土方歳三の恋 土方さんの恋人が姫宮様!絶対ありえない・・・けど素敵♪
 ★土方歳三(新撰組副長) ★房子(某宮様の忘れ形見 土方と和歌のやり取りをする) ★有栖川宮(房子に求婚 振られる)
★★★
JET
角川書店
柳生剣鬼抄
1996年
柳生十兵衛の物語 堅苦しい将軍への指南が嫌い 家光将軍を堀に突き落としてクビになる
 ★柳生十兵衛(剣の達人らしいがグータラな生活が好きで遊郭に入り浸り) ★又十郎(十兵衛の弟で穏やかな人) ★左門(十兵衛の弟で将軍にゴマを擦るのが上手い 十兵衛と互角の腕?) ★お藤(十兵衛の継母 野心家?)
すずはら篠
Gakken
「遠雷」
新撰組 沖田総司 煌の残像
2004年
試衛館時代からの同志、山南を介錯した後の沖田
 ★沖田総司(新撰組一番隊長) ★斎藤一(土方さんの為に沖田の心配をする)
田辺真由美
秋田書店
青幻抄
平成11年
『海の藍 空の蒼』豊臣秀吉の死後一年、マニラ行きの船に乗ったのは九鬼嘉隆の姫
 ★瑠璃姫(九鬼の姫) ★鬼童丸(海賊?) ★弥四郎(瑠璃の許嫁)
他二話
★★
津寺里可子
秋田書店
SUN -山田浅右衛門-
全4巻
平成14〜15年
4代目山田浅右衛門 代々刀の試し切りと罪人の処刑という特殊な仕事をする家に生まれた男の繊細な心
 ★山田浅右衛門(父の跡を継いだばかり) ★天鬼鉄次郎(山田家に先代から仕える忠義者?結構態度がデカイが) ★徳川家治(次期将軍 お忍びで町に出ては浅右衛門の邸に入り浸る) ★おしず(茶店の娘 浅右衛門は仕事の後は、おしずの作るきんつばしか食べられない) ★杉田玄白(蘭法の医者 おしずに惚れてるかも?) ★徳川吉宗(家治の祖父) ★平賀源内(発明家 女装趣味?妙に浅右衛門と気が合う ギロチンを発明)
★★★
津寺里可子
同人誌
SUN -山田浅右衛門-
<番外編>
2006年 
「太陽さん」商業誌で御馴染みのメンバーが活躍します
 ★山田浅右衛門(人斬り浅右衛門と町の人々に恐れられるが、実は気持ちの綺麗な繊細な人) ★天鬼鉄次郎(山田家の家来というか浅右衛門の乳母?のような兄のような友達のような?) ★家治(将軍の継嗣 浅右衛門の幼馴染でカナリ変わってるが面白い人) ★おしず&八重(浅右衛門の友達?恋人未満?)
★★★
戸部けいこ
秋田書店
幕末魔法陣 全5巻
平成10〜12年
林塾という江戸の蘭方医の家に過去をなくした青年がやって来た 阿蘭陀で学んだ医術の腕で次々病人達を治す しかし彼には物凄い秘密が?
 ★三島清心(船の難破で阿蘭陀船に助けられる以前の記憶を無くした青年 帰国後旗本の養子となり林塾で医者を始める) ★大樹(林塾の医者 清心に敵意を持っていた?) ★山路(蘭学に理解のある長崎奉行 清心を助け江戸へ行かせる) ★伴天連(松の葉で星型を作り線香を燃やしながら願いをかけると復讐をしてくれる?正体不明の金髪洋装の人) ★こはる(伴天連に助けられた少女 大樹の想い人) ★きよ(清心の母 切支丹?) ★源三(伴天連の手下?忍者?) ★高津丹後守(国学者で攘夷論者 異人嫌いで伴天連暗殺を繰り返し企む)
★★★
原ちえこ
秋田書店
「あざみ野逢歌」
あざみ野逢歌
『あざみの逢歌』現代にタイムスリップして来たのはナント岡崎三郎!
 ★岡崎三郎(徳川信康 家康の子) ★瀬名(信康の母) 
★★
服部あゆみ
Gakken
「朔月の夏」
新撰組 沖田総司 煌の残像
2004年
試衛館時代の沖田君 初めて人を斬って初めて幽霊に出会った不思議な1日
 ★沖田総司(乱暴で短気な剣士) ★土方(総司をコキ使うが心配もする) 
速水翼
Gakken
「片陰に咲く血花」
新選組 沖田総司 煌の残像
2004年
新選組の為に迷わず人を斬る沖田さん
 ★沖田総司(強くて凛々しい剣士) ★深町新作(剣の腕は凄いが本番に弱い男)
原ちえこ
秋田書店
「ドラゴン・ピアス」
千夜恋歌7
力丸は信長の小姓 兄達も一緒だけど母が恋しい
 ★力丸 ★乱丸、坊丸(力丸の兄達) ★みずは(龍?) ★織田信長
★★
原ちえこ
秋田書店
「銀色幽花」
天も月も花も1巻
父親を生贄にして鬼の力を得た若君 水海の宝珠を守る姫との運命は?
 ★九鬼(山神の力を持つ者) ★清長(九鬼の兄 城主) ★澪姫(滅亡した隣国の姫)
姫木薫理
Gakken
「雪花」
新選組 沖田総司 煌の残像
2004年
新選組の新しい隊旗を受け取りに行った沖田さんが巻き込まれる事件
 ★沖田総司(美剣士) ★蟻通(隊士) ★藍屋(誠の隊旗を作成した商家 幽霊の呪いで?事件が・・・)
ほづみ有紀
集英社
幕末浪漫異聞
2000年
「幕末浪漫異聞」京の町娘、綾乃さんは夢見る乙女 しかし一目惚れした相手は沖田総司
 ★綾乃(沖田君をストーカー?する娘) ★沖田総司(新撰組でも指折りの剣士) ★伊助(綾乃の家の手代 いつも綾乃のお供) ★近藤、土方、原田、斉藤、永倉etc(お馴染みの新撰組メンバー)
「秘密の一さん」斉藤一さんの笑い顔を見た事が無い事に気が付いた綾乃さんと新撰組の隊士達がアレコレ画策する
 ★綾乃(取り合えず沖田さんとお友達になった) ★沖田、近藤、土方、斉藤、永倉etc(新撰組メンバーの定番)
「誠・十番勝負」若き日、まだ江戸にいた頃の沖田総司の物語
 ★沖田惣次郎(試衛館の天才剣士 まだ十三歳) ★春日乙女(女剣士 沖田さんにライバル心を燃やす) ★土方歳三(試衛館の先輩)
他に「2001秒タイム・トラップ」を収録
三浦浩子
小学館
水影草 全3巻
1990年〜1991年
服部半蔵が女性!よくあるパターンですね 徳川信康を愛し織田信長に愛される忍者の話です
 ★あやめ(伊賀忍者 服部半蔵の娘 服部半蔵を名乗る) ★徳川家康(服部半蔵の主人) ★徳川信康(家康の嫡男 あやめを妻にするつもりだったが、あやめが服部半蔵を継いだので破談) ★徳姫(信康の正室で信長の姫) ★織田信長(家康の同盟者 天下人) ★百地丹波(伊賀忍者で悪人) ★蘭丸(信長の小姓)
三浦浩子
小学館
蒼い旋風 全2巻
昭和60〜61年
足利13代将軍義輝の姫と黒田官兵衛のロマンス いかにも少女漫画って感じの設定です。
 ★藤音(父義輝が殺された時に母と共に脱出し播磨へ 男装の麗人) ★黒田官兵衛(小寺家家臣 まだ父が殺される前に京の町中で藤音に出会う 藤音の素性に気付かない振りで播磨へ送り届ける) ★長治(播磨の三木城主 藤音と縁組の話があった) ★木下藤吉郎(堺で藤音を預かるが女性だと全然気が付かない) ★竹中半兵衛(藤吉郎の家臣で藤音の正体に気が付いている)
★★★
三浦浩子
宙出版
<信長異聞>緋の風
1993年
信長フリークと呼ばれる三浦先生の漫画です
「緋の風」不老不死の天狗?が見た天下を狙う武将達の物語
 ★浅黄(武田信玄の命で信長暗殺を謀るが信長の中に激しく強い緋の炎を見る) ★織田信長(浅黄の魔性を見破る) ★武田信玄(若い頃は緋の炎をまとっていたが?) ★千代松(水戸光圀 天狗?に昔話を聞く)
「月の封印」「夜の彼方に」「星の見る夢」連作です。古代の大王は国を統べる為に神の力を失った。神の力を失わない為に結界の中で生きる人達の物語
 ★栞(人柱となる筈が助けられた清浄な女性) ★深津(結界の村の巫女・・・いや、男性でした) ★天香香背男〔あまのががせお〕(悪神・・・古代の神に敗れ憎しみの塊だったが深津に倒されて救われる) ★織田信長(以前、天香香背男が力を貸そうとしたが「天下は自分で取る」と言い放つ) ★今川義元(邪霊が憑いている?)
★★
水縞とおる
Gakken
「SOLDIER-悼-」
新選組 沖田総司 煌の残像
2004年
新見の自害から芹沢暗殺までの沖田の苦悩
 ★沖田総司(優しすぎる性格が弱点かも?) ★新見錦(長州と通じていた?自害) ★芹沢鴨(豪快な性格?沖田には優しいかも)
碧ゆかこ
秋田書店
静香姫伝
全3巻
鷺野城から宝刀を求めて旅する二人 邪魔をする妖し達と 力を貸す謎の男達
 ★静香(旅の娘) ★初花(静香の姉) ★伊織(若様 妖し?) ★龍之助(元家臣の子?) ★京弥(龍之助の友達) ★桔梗の方(妖し)
※河村恵利先生の大親友、河村先生も背景をお描きになったそうです。
美村あきの
原作 滝直毅
講談社
SOHJI-幕末剣命伝-
1993年
新撰組の悲運の天才剣士、沖田総司の物語 ほんのチョッピリしか登場しない土方さんや原田さんにもときめいてしまう。
 ★沖田総司(白河藩を脱藩、新撰組に入隊し京の治安を守る) ★お秋(沖田を親の敵と憎みながらも惹かれて行く 女剣士) ★芹沢鴨(新撰組で近藤一派と対立する男) ★佐々木愛次郎(沖田に憧れて入隊した) ★その他新撰組のメンバー達(山南、原田、近藤、土方)
森川久美
角川書店
KING OF ZIPANGU
信長
森川先生はヨーロッパ中世物がお得意の方でした リチャード3世の話「天の戴冠」やベネティアを舞台にした「バレンチィーノ」シリーズが好きでした
三郎を拾ってくれたのはパーデレ 彼と一緒に岐阜城で初めて信長に会った 信長を憎む気持ちと好きな気持ち 三郎の心に答えは出ない
 ★織田信長 ★久慈三郎(父は信長の岐阜攻めで敗れた)  ★パーデレ(宣教師 信長の庇護を受ける)
★★
森川久美 
原作 五木寛之
角川書店
ソフィアの歌
200年前 レニングラードを訪れた一人の日本人とロシアの娘のロマンス
 ★大黒屋光太夫(日本の商人 漂流者) ★ソフィア(夏の宮殿の庭師の娘)  ★エカテリーナ二世(ロシアの女帝)
★★★
柳原望
白泉社
とりかえ風花伝
全3巻
2004〜2005年
1巻を読んだ時には、この先生の以前の作品「一清&千沙姫シリーズ」と同様の完全なフィクションだと思っていました 2巻以降は歴史人物が次々登場してノンフィクションの割合が高くなります
 
鬼が味方したら戦に勝てる・・・という訳で姫は白山の鬼に会いに行きます 偶然のキスで体が入れ替わった2人 それが2人の恋のはじまりでした
 
 ★風花姫(乾山城主の姫) ★白鬼丸(白銀の髪 紅い瞳 でも心優しい人です) ★金剛(風花姫の幼い弟) ★信安(尾張守護代の甥 風花姫に求婚して振られた) ★足利義尹(2回将軍になった珍しい人 流浪時代に美濃に滞在した) ★織田信貞(尾張の守護代の命で上洛の旅に 勝幡城主) ★大太郎(白鬼丸に恨みを持つ野武士) ★左近(風花姫と白鬼丸の恋を邪魔する家来) ★達勝(尾張守護代の子) ★平手清秀(信貞の家来)
★★★
大和和紀
講談社
にしむく士(さむらい)全5巻
1997〜2001年
部屋住みで庄屋の娘と結婚してからは田舎暮らしをしていた武士が親類の家を継いで江戸で暮らすために出て来た 江戸下級武士のホノボノとした暮らし振りを描く 平成の時代に似てグルメブームや宝くじ行列、美少女アイドル、イジメ殺人事件等がある
 ★仲村半四郎(出世欲にチョットだけ燃える男) ★ゆきえ(庄屋の娘だったので武家の妻としては半人前 明るく生きている) ★尾花兵庫(組頭 つまり半四郎の上司 遊び人だが実は剣の達人 しかし半四郎は知らない ゆきえは知っている) ★太郎(半四郎とゆきえの1人息子 まだ赤ん坊) ★おふく(兵庫の妻 家付き娘 兵庫の遊びを咎めない良く出来た妻) 
★★
大和和紀
講談社
イシュタルの娘
-小野於通伝-
1,2巻、以下続刊
2010年
信長の時代から秀吉、家康の時代を華やかに生き抜いた娘の物語。戦国のスター達が勢ぞろいって感じです。
★於通(美濃の武将の娘で不思議な能力を持つ) ★織田信長(於通の父が仕えた) ★近衛信輔(信長に可愛がられた公家) ★秀吉(信輔の父の養子になって関白になる) ★九条の大御所(於通の能力を認め才能と教養を導く公家) ★真田兄弟(於通の恩人で優れた武将) ★丹波の太夫(忍びの里の長) ★塩川志摩守(秀次に仕える於通の夫 かなりガサツ)
★★
渡辺多恵子
小学館
風光る 1〜23巻 以下続刊
1997-
新選組に女の子が!少女漫画の王道のような設定ですね 女を誤魔化す為の苦労等がリアルで面白いです
 ★神谷清三郎(本名セイ 医者の父と兄が佐幕派と間違えられて殺された 復讐の為に新選組に入隊 沖田が好き) ★沖田総司(清三郎が女性だという事に気付く 天然ボケ?) ★近藤勇(局長 いつも土方の昔の悪事?をバラす) ★土方歳三(冷血漢?だけど近藤を尊敬し、沖田にも愛情を??) ★芹沢鴨(壬生浪士組の評判を落とす) ★明里(遊郭の人 清三郎が男に化ける?方法などを助言し応援する 清三郎の妾という設定?) ★斉藤一(清三郎の兄の友人で兄に似た人 実は清三郎が好き 会津の隠密?22巻清三郎の秘密に気がついた) ★山南敬助(博学で温和で病弱 明里に惚れるが悲劇の最期を・・・) ★伊東甲子太郎(途中から新選組に参加 土方と清三郎が好きな傲慢な面食い) ★三木三郎(伊東の弟 兄に嫌われるデブ)
★★
わたなべ志穂
小学館
華の姫
2009年
わたなべ先生が珍しく歴史漫画です。光秀が生きているかも?・・・っていう展開になりそうですね。
★茶々(浅井三姉妹の長女) ★相馬(浅井の家来で茶々の愛人) ★豊臣秀吉(茶々を側室にした天下人) ★石田三成(ビジュアル系?秀吉の家来) ★北政所(秀吉の正室 かなりのカカア天下!)
★★
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