歴史をテーマにした漫画の本

源平・鎌倉・室町編
小学生の頃「源平盛衰記」と「保元・平治物語」を読んだのが歴史との出会いでした。ここ一年ほどは鎌倉にハマッテいます。まだまだ勉強不足ですが。
作者と出版社 タイトルと初版年 簡単なストーリーと登場人物の紹介等 お薦め度
市川ジュン
スコラ
華の王 全4巻
平成5〜7年
北条政子さんの物語 政子4歳の頼朝との出会いから尼将軍となって采配を振るい出す時まで 夫婦の愛情溢れる感動物 出来れば承久の変まで描いて欲しかった 
 ★北条政子 ★源頼朝 ★北条時政(政子の父) ★北条義時(政子の弟) ★源義経(頼朝の弟) ★大姫(政子の長女) ★木曾義仲(頼朝の従兄弟) 
市川先生は私が小学生の頃から描いていらっしゃいます 代表作は「陽の末裔」「花散里」等
★★★
市川ジュン
徳間書店
Y輝妃 上下巻
1996年
頼朝君がチョットだけ登場すると聞いて喜んで買いました 本当にチョットだけです 武士が台頭し平氏が政権を握っていた時代に逞しく生きることを願う女性 楊貴妃と呼ばれた高階栄子の物語
 ★高階栄子(法皇の寵愛を受け政治の表舞台に登場する時代のヒロイン) ★後白河法皇(平氏と源氏を操り長期の院政を行う) ★平業房(栄子の姉婿 姉の死後栄子の夫になる 清盛に対するクーデターに失敗し処刑) ★夜叉王(安倍一族の血を引くが民間の陰陽師 栄子が信頼する) ★平清盛(娘を中宮に孫を天皇にして栄華を極める) ★源頼朝(平家を倒し征夷大将軍になる 大姫入内に栄子を利用しようとするが・・) ★源義経(単純な男 法皇に利用され兄と不和になる) ★九条兼実(栄子のライバルかな?女が政治を操ることを苦々しく思う) ★藤原基通(九条のライバル 栄子の味方)
★★★
市川ジュン
あおば出版
鬼国幻想1、2
以下続刊
2005〜
悲劇の皇子、大塔宮護良親王の物語です。あっ!大塔宮は2巻で既に亡くなりました。
 ★八雲王〔大塔宮〕(帝の三宮 比叡山の門跡 武芸の達人 征夷大将軍になるが鎌倉で非業の死) ★緋和(母の実家の八瀬で暮らす男勝りな姫 八雲王の妃) ★千寿(阿野家の姫で緋和の異母姉 入内して三位殿の局廉子と呼ばれる 自分の子を皇太子にする為に八雲王と緋和の破滅を謀る) ★帝(幕府転覆を計り隠岐に流される やがて都に帰って再び帝に) ★北条高時(元執権) ★北条守時(現執権 高時に意見を聞かないと何も決まらない) ★足利高氏(源氏の名門 北条を裏切る) ★足利直義(高氏の弟 兄を征夷大将軍にするのが望み) ★北条登子(尊氏の正室)
★★★
伊東章夫
監修 樋口清之
学研
学研まんが人物日本史
〔北条時宗〕
1979年
歴史を動かす主役となった有名な人物を取り上げ、その役目や行った事柄を漫画でわかり易く勉強する為の本です。
 ★北条時宗(鎌倉8代執権 18の若さで執権となり幕府の危機を救った) ★日蓮(日蓮宗の祖 元が攻めて来る事を予言) ★北条時頼(時宗の父で5代執権) ★道隆(宋(中国から来た名僧) ★竹崎季長(肥後の武将 恩賞を貰う為に頑張った人)
井上渉子
新人物往来社
乙女の『平家物語』激しく強く儚いオトコたちー
平家物語の登場人物26人が紹介されています。小説&エッセイ本です。
モエ系のイラスト、4コマ漫画が楽しいです
第一章『平家物語』前夜〜保元・平治の乱〜
第二章奢る平氏〜一族の繁栄と陰り〜
第三章源氏の旗揚げ〜立つ源氏・源平合戦の幕開け〜
第四章平家都落ち〜義仲の最期と追いやられる平氏〜
第五章平氏の落日〜一ノ谷から壇ノ浦へ〜
★★★
上田倫子
集英社
リョウ全13巻
源義経が女?現代にタイムスリップ?奇想天外な話です。この漫画の中の歴史をあまり信用しないで読んで下さい。
 ★リョウ(源義経) ★弁慶(義経を追いかけてタイムスリップする 家来 恋人?) ★葵(リョウの幼なじみ リョウと一緒にタイムスリップ) ★源頼朝(リョウの兄) ★政子(頼朝の妻) ★木曾義仲(リョウの従兄弟) ★藤原秀衡(奥州でリョウの力になる) 
★★
海野なつみ
講談社
後宮 全5巻
2006〜2007
「とわずがたり」の漫画です 源氏物語の若紫のように幼い頃から育てられた姫の物語
カナリ乱れた性生活のお話ですが、それなりに、少女漫画らしく描いてあります
 ★吾子(母の身代わりのように御所様に育てられ、女房になる 正式な女御ではない為に心細い立場) ★御所様(後深草院、新院とも呼ばれる 初恋の典侍の娘を引き取って育てる 父に疎まれた寂しい人) ★後嵯峨院&大宮院(御所様の両親) 亀山帝(御所様の同母弟) ★東二条院(御所様の叔母で中宮) ★西園寺実兼(吾子の初恋の人 やがて恋人に) ★久我雅忠(吾子の父 同じ清華家の西園寺家に比べて・・・とチョット悶々とする) ★桂(吾子の侍女) ★北条時宗(1巻で1コマだけ登場) ★御室(仁和寺の御室で御所の異母弟 吾子の浮気相手)
★★
神谷悠
白泉社
 
しらさぎと狼
1994年
「阿修羅の焔」若き日の義経の物語
 ★義経?(遮那王 奥州から京の都へ帰り、刀を探す) ★弁慶(お決まりの五条大橋で遮那王と出会う) ★九郎(母の遺言で託された刀の秘密を探す) ★サキ(九郎の友達)
「しらさぎと狼」義経が平家と戦う為に西国へ向かう途中に立寄る大坂でのお話
 ★しらさぎ(元里長の娘 今は下働き) ★狼さん(里の人に山の狼の化身と呼ばれる男)
「きっと恋だよ」現代物
かやまゆみ
講談社
時をかけた少女たち
 
 
『1183年のお婿さま−鎌倉に咲いた純愛−』 ※1巻に収録
幼くても一生に一度の大切な恋 清らかでひたむきで純粋で
 ★大姫(源頼朝の姫) ★木曾義高(義仲の子 人質)
『1186年の舞姫−静と義経−』 ※3巻に収録
超有名な静御前のお話。★源義経 ★静(白拍子)
『1204年のプラトニック・ラブ−源実朝の妻−』 ※3巻に収録
大人の恋が出来ないままに終わった悲しい夫婦 愛の絆は金傀和歌集
『1184年の女武者−巴御前と義仲−』 ※4巻に収録
女であることを捨てて義仲と供に戦う人生を選んだ巴御前
 ★木曾義仲(源頼朝の従兄弟 旭日将軍) ★巴(中原兼遠の娘)
『1569年のセカンド・ウェディング−新田義貞の思い人−』 ※5巻に収録
後醍醐天皇の後宮に入る前日、義貞に出会い恋に落ちるが・・・ 
 ★新田義貞(後醍醐天皇の忠臣) ★薫(一条の姫 内侍)
かやまゆみ先生は2005年7月に、ご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
★★
木原敏江
小学館
青頭巾
夢の碑シリーズ
『青頭巾』秋篠は罪人の子 平家の姫を利用して出世を計る
 ★秋篠 ★照日(平家の姫 夫有り) ★颯子(秋篠の許嫁)
『水面の月の皇子』南朝の皇子が逃げ込んだ不思議な邸は・・・
『読み人知らず』若君は恋の病 相手は物の怪?
※他外国物2話
★★
木原敏江
小学館
雪紅皇子
夢の碑シリーズ
『雪紅皇子』鬼?人の心が読める娘が南朝を訪ねた 主上と宮の暗殺計画
『水琴窟』南朝の二宮に仕える恋人を訪ねて来た娘 
『上げうた』跡継ぎの一宮と違い家来も持たない二宮 厄介者の皇子と言われても・・・ 
★★
木原敏江
小学館
風恋記
夢の碑シリーズ
額に黒子の天紋 足の裏に黒子の地紋 運命の二人が出会って別れて又出会って 宝治合戦について勉強になります
 ★秋葉融明(鎌倉の御家人の子) ★露近(融の遠縁) ★源実朝(将軍)  ★和田一族(融明の母の実家) ★三浦一族(融明の継母の実家)  ★院(多分後鳥羽院) ★葉室(意地悪な公家) ★北条義時(実朝の叔父 執権)
★★★
佐久間智代
角川書店
月の船、星の林 【平家物語シリーズ】
1996年
『さらわれた姫君』今昔物語から
『月の船、星の林』宝探しをする板東の若者と平家の貴公子との友情 
 ★平敦盛(清盛の甥、名笛「小枝」の持ち主)おぉっ小枝!私の名前と同じ  ★平知章(清盛の孫 敦盛と中が良いのか悪いのか) ★中納言(敦盛の乳母)  ★熊谷直実(源氏の家人) ★熊谷小次郎(直実の子 敦盛の友人)
『花追慕』父清盛ほど冷酷に成りきれない重盛の苦悩と恋愛の物語
 ★平重盛(清盛の嫡男) ★小輔掌侍(藤原親盛の姫)
『新月の恋』清盛の嫡孫の恋 宮中一の才女は気が強いが・・・
 ★平資盛(清盛の孫) ★右京大夫(中宮徳子に仕える有名歌人)
★★
佐久間智代
角川書店
きらめく波の飛沫 【平家物語シリーズ】
1997年
『きらめく波の飛沫』平家の都落ち前夜に知章が知った出生の秘密
 ★平知章(清盛の甥) ★平知盛(知章の父) ★後藤実基(源義家の乳母の子)
『遠い昔の夢』平家一族は中が良いが、平通盛と教経兄弟だけは・・・
 ★平通盛、教経(清盛の甥) ★菊王丸(通盛館から教経館へ仕える)   
★★
佐久間智代
角川書店
らせんは時を越えて 【平家物語シリーズ】
1997年
『違えない女』何故平家物語に北条氏が?あ、そうだった。平氏だ!
当時は長女の結婚が一族の運命を決めると言われていたとか。嫡男同様に大切にされていたのね。政子は悪女のイメージですが私は大好き♪
 ★北条政子 ★北条宗時(政子の兄) ★北条四郎(政子の弟 嫡男)  ★源頼朝(源氏の御曹司 流人)
 『らせんは時を越えて』弁慶と中宮徳子の不思議な出会い 義経との旅立ち
 ★中宮徳子(高倉帝中宮 平清盛の姫) ★弁慶(不真面目な僧)  ★遮那王(源義経 源氏の御曹司) ★平清盛(徳子の懐妊を念願する)
★★★
佐久間智代
角川書店
風は時を奏でる 【平家物語シリーズ】
1999年
『らせんは時を越えて』遮那王と弁慶の平泉
 ★遮那王(源義経) ★弁慶(遮那王の家来)? ★藤原秀衡(奥州の有力者)
 ★藤原泰衡(秀衡の子) ★静(白拍子)
『記憶の破片』木曾義仲が元服の年齢になった時平氏の魔の手が迫る
 ★駒王(木曾義仲) ★巴(中原家の娘) ★兼平(巴の兄)
『風は時を奏でる』遮那王が女になりすます 真に受ける泰衡
 ★遮那王(源義経) ★泰衡(遮那王に求婚!) ★弁慶(義経の家来)
『ときめきとやすらぎと』赤染衛門この方平家かな? 光孝天皇の末裔だけど ご亭主は大江広元の曾々祖父で平城天皇の末裔か
 ★赤染衛門(歌人) ★大江匡衡(衛門と仲が良いがときめかない)  ★大江為基(匡衡の従兄弟)
『夜がな夜っぴて』江戸時代のお話 竜と虎の正体は・・・ 
★★
佐久間智代
角川書店
狂華 −日野富子物語
1994年
『狂華−日野富子物語−』富子は正室 お今には負けないわっ!
 ★足利義政(五代将軍) ★富子(日野の姫 義政の妻) ★お今(側室)
『君ありてこそ−皇女和宮−』 ※江戸時代
『都桜』 ※平安時代
『逢坂の関』 ※平安時代
★★
渋谷千都世
原作 藤木凛
角川書店
陰陽師 鬼一法眼
2002年
鎌倉の化粧坂に住み着いた陰陽師 鎌倉を守る為に戦う
 ★流水(元は安倍家に仕えた陰陽師だったが四代前に民間の陰陽師となる) ★三人の白拍子(式と言われる陰陽師の手先みたいな者) ★梶原影時(大物御家人) ★源頼朝(義経の亡霊に怯える鎌倉の主) ★北条政子(陰陽師に頼る頼朝に腹を立てる御台所) ★村上兵衛(御家人の家来 妙に妙な者が見えたり寄って来たり) 
皇なつき
角川書店
「修善寺物語」
(梁山泊と祝英台)に収録
原作 岡本綺堂
1992年
時連(北条時房)という文字が出て来ただけでキャーキャー叫びそうです 嬉しい♪
 ★源頼家(鎌倉2代将軍だったが幽閉の身) ★桂(面打ち師の姉娘 高貴な人に憧れていたので喜んで頼家に仕える 頼家に若狭局と呼ばれる) ★かえで(父の弟子と結婚する運命を素直に受け入れている) ★夜叉王(頼家に面作りを依頼されたが満足な作品が出来ない)
★★
竹宮恵子
中央公論新社
吾妻鏡全3巻
マンガ日本の古典14
吾妻鏡の文庫本は以前は岩波と角川から出ていましたが今は絶版です。とりあえずマンガで読んでみましょう。頼朝挙兵から承久の乱まで。
 ★源頼朝(源氏の統領) ★北条政子(頼朝の妻) ★北条時政(政子の父 初代執権) ★北条義時(政子の兄) ★北条時房(政子の弟「あんまり出番無し」) ★源義経(頼朝の異母弟) ★牧の方(時政の継室) ★源頼家(頼朝の長男 2代将軍) ★源実朝(頼朝の次男 3代将軍) ★大姫(頼朝の長女) ★三幡(頼朝の次女) ★後鳥羽院(反鎌倉の院)
★★★
高橋ミエコ
世界文化社
北条政子
ロマン・コミックス人物日本の女性史15
1980年代?
ロマン・コミックス人物日本の女性史は13巻セットです。ぼちぼち揃えて行こうと思っています。
頼朝とのロマンスから実朝の死までの北条政子の生涯です。承久の乱が・・・見たかった。政子の生涯を1冊の本に纏めるのは難しかったと思いますが、要所を押さえて丁寧に描いてあります。
 ★北条政子(伊豆の小豪族の長女 源頼朝の正室になったせいで?哀しい人生を送る事になる) ★源頼朝(流人時代に政子と結ばれる やがて鎌倉に幕府を開く) ★宗時(政子の兄 頼朝との仲を取り持ったが旗揚げの時の戦で亡くなる) ★義時(政子の弟) ★時政(政子の父 頼朝との事に反対したが大姫が産まれて諦めた?) ★大姫(政子が膝の上で育てた姫) ★義高(木曽義仲の子で鎌倉で人質生活) ★頼家(政子を非情にさせた張本人?長男で2代将軍) ★実朝(大人しい性格の次男)
★★★
竹宮恵子
小学館
まぼろしの旗
-平家落人伝説-
1999年
四国・祖谷地方に伝わる落人伝説の漫画化です。
 ★平教経(平清盛の甥 壇ノ浦から脱出 平家一族の再興に望みをかけて秘境の山村に潜む) ★安徳天皇(草薙剣と共に教経に守られて祖谷に潜む) ★穂波(祖谷の名主の孫娘 教経の平家再興の夢を冷ややかに見つめる)
★★
竹宮恵子
小学館
平安情瑠璃物
2005年
源頼朝の叔父、志田義廉の庶子の物語です 頼朝も義仲も登場しないのがチョット悲しい・・・
 ★塊〔えんじゅ〕丸(常陸の田舎に住む少年 頼朝の佐竹攻めの時から大いなる野望の虜になる) ★左中太(塊丸の養育費を届けにくる武士の従者だったが塊丸の家来になって放浪する事になる)
たなべまゆみ
秋田書店
虹 翔けるもの
昭和61年
今の田辺真由美さんの昔のペンネームです。現在たなべまゆみさんが他にいらっしゃるので間違えないでね。
『虹 翔るもの』足利尊氏、直義兄弟が争っている頃のお話 直義の娘夢子の本当の父は誰?敵の姫を育てた理由は?
 ★足利直義(兄尊氏に命を狙われる) ★夢子(直義の娘?)  ★夜叉王(都を荒らす盗賊?楠木の残党?鬼?)
『恋や恋』白狐が棲む神域を焼き払った平教経 以来つきまとう女?
『西海幻想』「恋や恋」の続編 蒙古襲来の時代に教経と白狐は生まれ変わる 
『雲を駆けるもの』国の守の姫が身分違いの恋 不思議な客人の正体は?
★★★
中村計
原作 飯田真夜
秋田書店
「邯鄲の夢」
(このとは伝説)1巻に収録
時房君が登場♪3コマ、内2コマが後姿 それでも嬉しくて堪らない!義時にーちゃんも実朝君もチョットだけ登場
 ★後鳥羽上皇(承久の変で隠岐に流される) ★亀菊(後鳥羽のお気に入りの白拍子) ★藤原定家(和歌に優れ承久の変後もまあまあ出世) ★北条時房(実朝暗殺の後新将軍調達?に上洛) ★源実朝(天皇に従順だった将軍) ★北条義時(後鳥羽の祟りに狂う 鎌倉幕府執権)
★★★
のみがけい
秋田書店
虹のごとく
昭和58年
木曾義仲の愛妾として有名な女武者巴御前の物語ですが、この話では2人は近づけそうでナカナカ近づけない、そんな間柄です。
 ★巴(義仲や兄達と馬に乗ったり弓を引くのが大好き 義仲に仕える為に女になりたくないと思っている) ★木曾義仲(源氏の御曹司、平家打倒を望む 女好き?) ★梓(後に義仲の正室となる 巴とは姉妹のように育った) ★山吹(巴のライバル?巴と張り合って女武者になる) ★義高(梓の忘れ形見 巴が育てた 鎌倉へ人質に行く)
萩尾望都
小学館文庫
あぶない壇ノ浦
「あぶない丘の上」収録
2001年
タイムスリップ物です。漫画の中で主人公は「時をかける少年」なんて言ってますが、どっちかって言うと「時の行者」って感じです
 
鶴岡八幡宮に初詣に行き、歴史に興味を持った少年が突然タイムスリップ 源平の大切な場面に登場します 政子の伊豆山逃避行から始まって、富士川の戦い、一の谷、屋島、壇ノ浦、吉野山、静の舞、平泉と名シーンの連続です
 ★マヒコ(歴史オンチだったが、突然興味を持ち始めた) ★リーコ(マヒコの友達) ★安曇(マヒコの兄でタイムスリップ先まで助けに来てくれる) ★奥田正子(歴史クラブの義経オタク) ★安達頼男(頼朝マニア) ★赤間(京都出身の源平マニア) ★その他歴史上の人物(頼朝、政子、義経、弁慶、静等)
★★
原ちえこ
秋田書店
「紅葉月こそ」
天も月も花も3巻
九郎は美しい?醜い?美しさと何を引き替えにしたのか?
 ★九郎(源義経) ★楓(中流公家の姫 美女) ★撫子(楓の異母妹 平凡な顔)
原ちえこ
秋田書店
「星月夜」「花隠り」
天も月も花も4巻
『星月夜』平時忠の家来鬼若は物の怪退治に出掛けた 橋の上で見た人は・・・
 ★平時忠(清盛夫人の弟) ★九郎(源義経) ★鬼若
『花隠り』九朗の父の敵清盛を鬼若は初めて見た
 ★平清盛 ★鬼若 ★九郎
藤野もやむ
エニックス
あの日見た桜
−藤野もやむ短編集−
2000年
大姫と義高の悲恋 オーソドックスなラブロマンスです
 ★大姫(源頼朝の長女) ★義高(木曾義仲の嫡男で人質で大姫の婚約者) ★政子(大姫の母親)
★★
森川久美
白泉社
「花月物語」
(十二夜)に収録
京を追われた貴公子 後の足利義光が東国をさすらっていた頃の物語
 ★花月(猿楽一座の美少年 実は将軍の子) ★越智頼員(東国の武将 先の戦で妻と息子を亡くした) ★梅若(花月の身代わりに死んだ) ★日野(守護 花月の正体を見破る)
★★
美桜せりな
小学館
とはずがたり
1〜
2008〜
3巻まで発売されている筈です。
あまりにも有名過ぎる古典の漫画化ですね。でもチョット現代風のキャラやセリフで楽しいですよ。
 ★二条(御所様の餌食?となるヒロイン) ★御所様(プレーボーイ ナルシスト 自信過剰) ★実兼(二条の初恋の人)
★★★
森藤よしひろ
監修 平田喜信
くもん出版
くもんのまんが古典文学館
〔太平記〕
日本の古典の世界に少しでも近付き、親しんでもらう為に漫画で内容を解り易く表したシリーズ。
 ★北条高時(鎌倉14代執権 田楽と闘犬に明け暮れる) ★後醍醐天皇(31歳で96代目の天皇となる 行動、姿共にそれまでの天皇とは違った) ★足利尊氏(鎌倉幕府の有力な武士だったが後醍醐天皇を助け幕府を倒す 気が弱く決断力に欠けるが優しい心の持ち主) ★楠木正成(河内の下級武士 後醍醐天皇に見出され活躍する 少ない人数で大軍を悩ませる) ★新田義貞(足利と同じ源氏 上野国に勢力を持つが鎌倉幕府には冷たく扱われていた 褒美をめぐって尊氏と対立するようになる)
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