ダイブログ 2015
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2015の冒険ツアー第一弾
今年もイワシダイバーズの冒険ツアーは薩南ツアーからです。 今回も6月に開催です。 真夏の真っ青でベタ凪の薩摩南西海域も捨てがたいのですが、水温が上がりきる前で魚群が多い薩南海域狙いが6月開催の意図です。 それにしても今年の6月は例年以上に雨がよく降ります。 6月と言えば梅雨時だから仕方ないのですがとくに九州地方は災害レベルなほど降っていました。 梅雨末期にはこういうこともありがちですが6月からとは珍しいかも。 ツアースタート前までは九州北中部が豪雨状態でしたが、次第に鹿児島のある南部も雨がはげしくなり、結局ツアー活動日3日間のうち2日間は雨降りにあたってしまいました。 陸上は雨がちでしたが、海の中はどうでしょう!? 期待しながらツアースタートです! ○今回のダイビング 1.湯瀬(デン島) 2.湯瀬(デン島) 3.薩摩硫黄島 4.薩摩硫黄島 5.湯瀬(デン島) 6.千貫瀬 |
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まずはここから 坊津を出港して2時間弱、ややうねりはありましたが順調に湯瀬に到着、 そしてもちろん楽しかった今回のダイビングスタート! とりわけ1本目の湯瀬がほんとうに凄かった! 魚群探知機の反応でわかっていたけど、魚群の中に飛び込んだ感じ ^_^; エントリーしたらすぐに始まった魚群魚群魚群魚群〜! まさに動く壁。 その壁になる魚が「なんだニザダイじゃね〜」なんて言うことなかれ。 魚種の人気度でもってわざわざ(素で感じるべき)感動の大きさを決めるなんて自分には意味が分かりません...(笑) ちなみに、 今回は現地で皆さんの写真をいただくためのハードディスクなどを忘れてしまって載せたのは自分の写真だけです。 コンデジ+GoProで撮りました。 先頭でそんなにバタバタ動くわけにも行かないので、手を伸ばして撮る感じ。 目で見ているよりむしろ撮れないシーンや魚たちも多く「ブラボー湯瀬!」の光景を十分伝えられずそこは残念^_^; ・ |
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ブラボー 湯瀬!! ★魚の大群の壁を突き破るように出てくる2mクラスのイソマグロたち。 (ダイバーのすぐそばを悠然と泳ぐステンレスのような輝きの巨体はど迫力) ★神出鬼没の特大ヒレナガカンパチ(1.5mクラス)軍団 (あのバカデカイ魚たちはいったいなに者?なんて声も出た特大カンパ) ★凄いスピードでやってくるギンガメアジの大群 (湯瀬の脱兎のギンガメはこれだもんね) ★珍しいと思っていたのにけっこうたくさん見られちゃったイトヒキアジの成魚 ★こんなに群れるの!? みんな思った口が白くなったイシガキダイ ★巨岩を覆うメジナの大群とうっとりとするようなムレハタタテダイ大群の舞 ★そのほかグッチャリ群れるメジナやこれまた湯瀬の名物オキアジの群れ、 ★群れるカスミアジウメイロモドキの河。などなどなど
次から次へと息をつかせずあらわれるいろんな奴ら!! |
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いつだってわるくはないけど、今回こそはバッチリ見せてくれた湯瀬の本気の実力。 さすが6月、目指していた水温が上がりきる前らしい湯瀬の本領発揮ですね! (1日目の1本目と2日目の2本目は"潮も味方"してくれました) あと、ハンマーとかサメ類が来れば完〜璧だった?!(笑) どんなに人気の魚だって見れ方によっちゃ、飽きちゃうんだからつくづく「シーン」は大事! 実際に、どこかのいっぱい集まるジンベ〇ザメでも、身動き禁止で見るマ〇タでもなぜか飽きるのが人間なんです。 しかも人だらけの場所で商業施設みたいに誰かの切り口を押し付けられて見せられちゃうなんて。。 「そんなのは真っ平だね」、なんて変人扱いされちゃってるっぽいダイビングインストラクターが企画するツアーに参加していただいたこれまた変わり者かもしれないメンバーの皆さん(すみません…) 本当に本当に頼もしいです!! 今回の湯瀬、あちこちで潜ってこられたベテランのメンバーさんからも 「これまでの中でも最高のダイビングかも」のお言葉が出たくらい(^^)/ そんなに良くない透明度も、そんなにあたたくない水温も、梅雨時だから仕方ないけど雨がちな天気も吹き飛んでしまったような皆さん笑顔の船上でした! |
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動画も↓
動画(YOU TUBE)のURL
☆ 薩南ツアー 湯瀬(デン島)ダイビング |
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いつもの薩摩硫黄島 梅雨空とはいえ、船の航行に問題はなく予定通り「薩摩硫黄島」に入港、宿泊してきました。 荒々しい火山や底から湧く成分で真っ赤になっている港、硫黄島ならではの景色です。 楽園のような景色ではありませんが、迫力ある素晴らしい自然の姿ですね! 火山と言えば、口永良部島の噴火もあり「ここ硫黄島も大丈夫かねぇ」、なんて話もしながら。。 口永良部島の噴火は硫黄島に直接の影響はありませんが、日本各地の火山噴火が続き連鎖などなければいいのですが。 口永良部島、毎年訪れる大好きな島だけに被害など気にかかります。 |
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薩摩硫黄島の集落は港の周囲だけですが、そこは歴史感いっぱいの不思議空間です。
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硫黄島には飛行場もあるんです。
定期便だってあるとのこ!
なのに滑走路に入る(かなりの)大人な皆さん(苦笑)
ま、早朝ですけど。
で、なぜか、「位置について、
ヨーイ」
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「ドーン!」
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ラストは千貫瀬 海が静かなうちに拠点の坊津まで戻っておきたいのもあったけど、楽しさでけっしてひけをとらず、メンバーの皆さんにぜひ見ていただきたい「千貫瀬」 雨模様で湯瀬からの約1時間半の移動ではさすがに寒かったですね… でも、千貫瀬に飛び込んだら、そんな寒さも一気に吹き飛ぶ素晴らしい光景! 透明度なんて12m程度でしょうか。 曇天もあってきっと光も少なく暗いのでしょう。 その証拠に写真はどれもブレブレ状態(苦笑) でも、ちょっとお目にかかれないくらいの魚の多さ! それはそれは凄まじい魚群でしたよ〜! これまた、イサキやタカサゴ、ソーダガツオにコガネスズメダイなど響きは地味ともいえる魚種。 でも、そんなことはど〜でもよいくらいの群れっぷり、暗いのは魚が多すぎて光が遮られたせいがありそうなくらいです。 ここでもみなさん、大変喜ばれていました〜(^_-) |
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えっ?、ありがとうございます!! ・
・ 帰る前の日の夕飯が終わるころ、 急に灯りが消されて「あれ、どうしたのかな?」 なんて思っていたら 常宿がんじん荘の若旦那(若くないけど)テルヤさんがなんだかケーキを持って登場。 2日前がテルヤさんの誕生日とか言っていたのでそれかな? なんて思っていたら
アップにすると
うわ〜! もしかして、これはサプライズってやつ!? こんなの初めてですよ )^o^( そっかぁ、 イワシダイバーズがひょんな偶然からここ坊津の秋目からの冒険ダイビングがはじまったのが2000年。 今回で30回目、15周年だったんですね! 実は内心、ウルッとしそうでした ^_^; ここから宇治群島や草垣群島、硫黄島や湯瀬、鷹島など野性味たっぷり無人の岩や島への冒険的ダイビングをこんなにできたのは、言うまでもなくがんじん荘のみなさん、しおり丸のアニィ、ユキオ君がいてくれたおかげです!! 決められたダイビングポイントにしばられない縦横自在なダイビングができたのは幸せなダイビング人生だったことは間違いないし、秋目のみなさんのおかげなのも間違いないです!! そして、これまでこのツアーに参加していただいたメンバーの皆様がいなければここまでこのツアーが存続することは当然ありませんでした! 本当にありがとうございました!! って、終わるみたいな書き方になってますが もちろん、まだまだやる気ですけどね!(笑) そんなわけですので、メンバーの皆さん、坊津秋目の皆さん、よろしくお願いいたしますm(__)m
がんじん荘 上塘(かみとも)家の皆さん 今年は家族が増えて!夏にはさらに増えますね! (僕と同じ年の若旦那テルヤさんが2人のお孫ちゃんのおじいちゃんになるのね…) |
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これまでの南九州ログ