ダイブログ 2014
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今年も6月開催
2014年1回目の薩南ツアー、2013年に引き続き6月の開催。 真夏の外洋ツアーも実に楽しいのですが、水温が上がりきる前のこの海域も堪能していただきたいとのことですね。 昨年も6月上旬のほぼ同じ日程で、水温は24℃、 今年は21〜22℃台後半、ちょっと低めでした。 海の中も毎年いろいろ、行ってみないとわからないところが自然相手の楽しさですね。 |
○今回のダイビング 1.湯瀬(デン島) 2.湯瀬(デン島) 3.薩摩硫黄島 4.薩摩硫黄島 5.薩摩硫黄島 6.薩摩硫黄島 7.千貫瀬 |
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まずは湯瀬から
別名(デン島)とも言う湯瀬、薩摩硫黄島と黒島の間に浮かぶ孤岩。 知る人ぞ知る名岩。 トカラツアーの際もここに立ち寄って潜ることが多いのですが、迫力、魚影の濃さともにトカラ列島にもひけをとらない場所です。 今日も鹿児島本土の坊津から巡航24ノットで1時間40分ほどで到着。 なんども来ている湯瀬ですが、この雄姿が見えてくるとやはりうれしいもの。 ちょっと北西の風が吹いて海面がチャプチャプしていましたが、湯瀬で2本潜ることができました! |
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水温がまだ上がっていないためか、いつものギンガメアジには会わず、 そのかわりカンパチが元気、若いサイズか特大までサイズ。 6月〜7月には大集結するこがあるイソマグロはまだまとまらず。まだその時期には早かったかな。 |
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湯瀬での2本目、飛び込んだ習慣から素晴らしい魚群に皆さんも大喜び。 ツムブリ、ニザダイ、テングハギモドキ、ムレハタタテダイ え!魚種が地味だって? いえいえ、迫力ある群れ群れは大抵なんだってやっぱり楽しい! ウチのみなさん人気度や魚種だけで楽しさの度合いををはかっちゃいないしね (^^)V 次から次へと湧き上がるようにやってくる魚たち、 そこを縫うようにして泳ぎ回る堂々とした大きなカンパチたち。 今回の湯瀬、時期的なのか水温のせいなのか、いつもより亜熱帯の割合より温帯な雰囲気も多めな光景でした。 |
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薩摩硫黄島
湯瀬に2ダイブした後は薩摩硫黄島へ。(今日のお泊りもここ) 硫黄島ではまず港の近くの場所にエントリー。 この島は港から1分も走らぬうちに水深80mに達する場所もあるのです。 海底地形図模型とかあったら見てみたい(笑) 潮があまり動いていません。 それでもイソマグロ、カンパチ、マダラエイ、ハギ類の群れ、メジナの群れ、サメなどがあらわれます。 潮がドロップに当たるときの圧倒的な光景にはならないのでみなさん思い思いに宝石探し。 亜熱帯の魚たちが湯瀬よりも目につきます。 そして ウチのメンバーさんの多くがこれまで毛嫌い?と言っていいほど敬遠していた「ウミウシ」が以外と次々に見つかること (^_-) 私たちにも見える大きさと、興味を引くにはありがたいそのきれいな色合い! ゴメンナサイ、ウミウシの名前わからないのばかり。 さっぱり詳しくないわれわれにもたくさん見つかるのだから好きな人が探したらそぞかしすごいのでしょうね。 この場所、中層以外もかなり楽しい場所ですね!! |
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硫黄島の港の中は中から沸いてくる成分で真っ赤なことで知られています。
沖合いからの青い水と常に押し合いしています。 |
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なんですか、これ? 硫黄島で潜ったうち何度も目に付いたこのクリオネみたいな浮遊生物。 耳みたいな羽みたいなものをパタパタ。 海中に無数にいる場所があったりでちょっと宇宙チックな光景でした。 |
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今回、硫黄島はマッタリ 6日の午後、7日の午前中の3ダイブとも潮はほとんど動かず。 潮の干満だけを考えるならば、よくわからない結果。 いつもながら海は難しい。 漁師さんでもよくわからない海で、オレ様は潮を読んでるってほとんど超能力を持つガイドさんがうらやましいかぎり(笑) 当たろうがハズレようが、そう言っちゃったほうが世の中では受けるのでしょうけど… そんなわけで、硫黄島ではけっこうマッタリダイビング。 それはそれで面白いですね! |
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ラストダイブは千貫瀬 遠征から戻って鹿児島本土の坊津。 拠点の秋目のすぐ沖の沈み瀬「千貫瀬」は鹿児島の沿岸では屈指の魚影ポイント。 水温は21℃、今年はやや低め。でも素晴らしい魚影の濃さは元気いっぱい! イサキの壁のような超大群はめでたく遭遇、 (ん?イサキはこれも魚種が地味って? そんなの関係ないね(笑) いちどこのシーンを味わっていただきたい!) キビナゴ、タカサゴ、ソーダガツオなどなどが入り乱れて群れ群れ群れ! 素晴らしい海でした!! |
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動画(YOU TUBE)のURL
☆ 薩南ダイビングツアー |
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最近は薩南やトカラの海がやや評判とか。 だって野性味あふれるいい海ですしね! 近年はジンベエザメ、ハンマーヘッド、マンタ、ギンガメアジの大群など世界や日本のさまざまな海で高確率で会えるようになってきました。 言ってみればそういう場所に行きさえすれば会えるシーンが増えたと言うこと。 自然の遊びの中でも遭遇が(ほぼ)約束されている時代になったんですね。スゴイ! そういうものが見たければ雑誌やネットに情報いっぱい、そんな場所にどんどん行きましょう! この薩南海域、(トカラ列島もそうですが)は情報も極端に少なく、 ここまでは誰かの切り口で「私がバッチリとガイドしましょう」的な海でもなく、 「あんな絶海の岩の海の中はどんなふうなの?」 って素のままの冒険心を開放できる数少ない海ともいえます。 そんなダイビングの楽しみ方があってもいいと思いここまでやってきました。 そして、そんなトライに参加してくださるさるメンバーの皆様は本当に素晴らしいと思います。 今回もありがとうございました! またぜひトライしましょうね!! 写真を提供してくださったみなさま、ありがとうございました! |
おわり
これまでの南九州ログ