ダイブログ 2013
![]() |
![]() |
・
今回はこのツアー26回目にして初めての6月開催。
その理由は「水温が上がりきる前のこの海を見に行こう!」ってことです。 いつもの7月後半も梅雨明け後の凪の海と、真夏の太陽が最高に気持ちいいのですが、水温は29℃以上(潜るには快適ですが)の海は魚たちもちょっとばかりのんびりムードがあるのです。 ところが、 なぜか今年は水温の上がりが遅く、沖縄あたりでもGWに22℃前後などとの情報が。 それでも6月に入り順調に水温は上昇しツアー中の水温は24℃以上。 ちょっと水が青すぎるきらいはあったもののいい感じですね! もちろん、季節は梅雨時、あるいは雨の中のロングクルージングになる可能性も 「それでも薩南!」ってメンバーの皆様が集まり行ってまいりました!(^^)! 1.湯瀬 2.湯瀬 3.湯瀬 4.薩摩硫黄島 永良部崎 沖 5.薩摩硫黄島 西立神岩沖 ドロップ 6.薩摩硫黄島 西立神岩沖 ドロップ 7.千貫瀬 |
心配された天候も問題なし! むしろ陽射しもあってすっかりみなさん日焼けしていました。 そしてなによりありがたいのはベタ凪の海ヽ(^o^)丿 完全な外洋でありながら鏡のような海。 その上を船は快調に南に向かって走りました! |
![]() |
・
![]() |
・
湯瀬(デン島)
鹿児島本土の坊津を出港して巡航26ノットで快調に走ります。 約1時間半後に湯瀬に到着です! まず潜ったのはもちろん湯瀬(デン島)。 釣り人にとっても超A級ポイント、ダイバーにとっても… ダイバーはあまり来ないか(笑) ごくごく一部の物好き(外洋の岩好き?)ダイバーにとっては言うまでもなくたまらない場所です。 |
![]() |
![]() |
湯瀬もベタ凪、水の色も青い!
黒潮系の流れが入ったのでしょう。 水温は24℃台、水面付近は25℃近く。 |
![]() |
エントリー、そのまま潜降、
目にはクリアーな水中景観とダイナミックな巨岩が飛び込んできます。
・
|
|
![]() |
参加メンバーのM田さん、今回もGoPro(小型ビデオカメラ)を自作の伸縮式の棒の先に付けて映像を撮影しています。
どうやら、ダイバー本体が接近して撮影するより魚たちが逃げないようです。 より接近し、自然に近い魚たちの映像をゲットできていますね! また上映会をお願いします!! |
・
・
|
|
|
|
・
青い海にはムレハタタテダイの大群、お久しぶりのオキアジの群れ、ツムブリなんかも登場。
でも、水中で「キューキュー」って声が聞こえました。 船に上がるとやっぱり! |
![]() |
・
![]() |
・
・
湯瀬は2ダイブ目、3ダイブ目とさらに調子を上げます。
期待のイソマグロ軍団は潮が合わずに水路でドッカンとは行かないもののドデカイ奴が何匹か登場、スノーケリングで見れたり、水中で見れたり。 ツバメウオの群れはやたらと後を付いてきてけっこう笑えました。 |
|
|
・
・
動画(YOU TUBE)のURL
1)6月の湯瀬(デン島)2013Jun7 by T. Matsuda |
・
![]() |
3ダイブ目は潜っている間に潮の向きが変わりました。
潮って言うのはここまでシビアかと思うくらいついさっきあそこにいた魚たちは影も形もなし(^^) こうなれば、と、この潮の向きで魚が湧く場所まで行ってやれ! 皆さん頑張って泳いで、やっぱりやってくれた湯瀬。 ギンガメアジ大群が降ってきて、下にはオキアジ群れ、前にはニザダイの大群、 さすが潮があたる場所は素晴らしい! |
|
|
.
![]() |
・
・
薩摩硫黄島
今回も薩摩硫黄島で1泊です。 天気は曇りがちでしたが、真っ赤な港を見るとやっぱり「ここまで来れなぁ」と感慨が。 こんな遠くて特徴ある島に上陸できるのはこのツアーの大きな楽しみ。 そういえば、数日前に噴火したとか。 でも痕跡とか影響とかはとくにわからなかったけど。 島の人も普通に暮らしていたし(笑) |
![]() |
|
|
![]() |
![]() |
|
|
![]() |
.
薩摩硫黄島でダイビング
2日目はちょっと風が出てきました。 強くなる前に港の前で1本目。 潮の向きもバッチリ、飛び込むとすぐにわき上がる魚たち!! 浅場にはギンガメアジ、ウメイロモドキ、タカサゴ、 ドロップオフにはニザダイの超大群とイソマグロ軍団。 ここ、港の前ですよぉヽ(・_・;)ノ 港の中の赤い水があまり届いていないのでまずまずの透明度。 でもちょっとは影響があるのかやや緑色。 それも硫黄島ならではの色あいです。 |
.
![]() |
|
|
港の中の赤い水が届いていないのでまずまずの透明度。
でもちょっとは影響があるのかやや緑色。 それも硫黄島ならではの色あいです。 ここは、潮が合えばワイド視点が楽しいこと! でも岩肌もイボヤギなどでとってもカラフル。 |
・
|
|
・
・
2,3本目は西側のドロップオフで潜りました。
東南東の風からら隠れて海は問題なし。 またもや良い潮の向き(昨年秋のときより潮は走っていず余裕で潜降)、飛び込み潜降するとさっそく魚群が目に飛び込みます。 ドロップオフのヘリまで行ってつかまっているだけでそこは劇場です!! |
![]() |
![]() |
昨秋はここで群れていたのはニザダイに加えてテングハギモドキなどでしたが、今回はほとんどニザダイ。
季節的なことでしょうか。 でも「ニザダイなんて」とあなどるなかれ、 ここまで群れれば壮観そのもの!! 魚の人気度や、名前なんてどうでもけっこう、迫力あればなんでもオッケー(^_-) |
|
|
ニザダイの群れを切り裂くように悠然と行進するのは巨大イソマグロの軍団。
ドロップオフのヘリにつかまる私たちの目前をなんどもなんどもゆっくり行ったり来たり! 自分たちと同じ高さで来る軍団はさらに迫力満点。 ブラボー!! ところで 沖縄あたりと違ってニザダイとイソマグロの取り合わせがいかにも温帯域っぽいですね(笑) |
![]() |
|
|
.
![]() |
|
|
・
![]() |
![]() |
![]() |
・
動画(YOU TUBE)のURL
☆ 薩摩硫黄島 永良部崎沖 2013Jun8 by T.Matsuda ☆ 薩摩硫黄島の魚たち(西立神岩沖)2013Jun8 by T.Matsuda ☆ ニザダイ&イソマグロ 薩摩硫黄島 2013Jun8 by T.Matsuda ☆ 薩摩硫黄島 (イソマグロ編) by Akinoshima |
・
ラストダイブは千貫瀬
吹き始めた風はさらにつよまり雨までザンザン降ってきました。 出発前にチェックした天気予報では晴れまたは曇り程度だったのに… 自然相手はそんなものですね(^_^;) でも、風向きが南東で陰になったようで無理だと思っていた千貫瀬まで行ってみると白波が消えています。 鹿児島本土の沿岸で屈指とも言われる千貫瀬、ならば行ってみましょう。 |
![]() |
またもやブラボー!
千貫瀬、飛び込むと水深30mの根の下まではっきり見えます。 ウヘッー! 予想外の水の良さにテンションUPです。 そして、いきなりやってきた「イサキの超超大〜群!」 千貫瀬の名物のひとつ、イサキの超大群 どういうわけか、ここ2年ほど逢えなかったこの大群、パワーアップして登場です。 すごいすごい、 「もういなくなってもいいですよ〜」 なんて思ってしまうほど、ずーっと目前を走りまくり。 つよまった風波でエキジットはちょっとばかりワイルドになりましたが、皆さんの素早い行動と信頼度満点いつものしおり丸のアニィ船長とユキオくんのおかげでバンバンとエキジット、全員上がって「それーッ」と撤収! すばらしい海中でした!! |
![]() |
|
|
|
|
![]() |
![]() |
・
・
動画(YOU TUBE)のURL
☆ 千貫瀬(イサキの大群) 2013Jun9 by T.Matsuda
☆ 千貫瀬(イサキ編) by Akinoshima |
・
・
つよまった風波でエキジットはちょっとばかりワイルドになりましたが、皆さんの素早い行動と信頼度満点いつものしおり丸のアニィ船長とユキオくんのおかげでバンバンとエキジット、全員上がって「それーッ」と撤収!
すばらしい海中でした!! |
・
・
![]() |
こうして見るとウチって黒ずくめですね(苦笑) この薩南ツアーのようなボート遠征に合わせて作ると(表ジャージのように風を受けて気化熱を奪われ冷えることがぐんと少ない)こうなっちゃうだけなのですが(^_-) |
初めての6月開催、ベタ凪とザブザブ。 どちらもあった3日間でした。 もっともいつの季節に計画しようと、天候、海況は運次第なわけですが。 でも、薩摩硫黄島などやっぱりすごかった魚影、 もっとも同じ季節でも、潜るたびに違う表情を見られることでしょうね。 今回のダイビング、合計7本、すべて、潮のあたる場所(結果的には潮はあったりなかったりでしたが)でのイケイケ系ポイント。 ロウガン率も高く、小さいものなんて指差すなよってプレッシャーを感じつつのダイビング。 ご心配なく、ボクも同じす(^_-) とにかくも、 7ダイブ、攻めきったと言う感じですね(笑) それもこれも、たくましく、こうした海を楽しむ為に頑張る皆さんのおかげです。 ご参加の皆様、本当にありがとうございました!! |
おわり
これまでの南九州ログ