祐子が小学校卒業の時にそれぞれの思い出を詰めたタイムカプセルを学校の裏庭に全員で埋めました。
埋めたタイムカプセルはみんなが二十歳の成人式を迎える日に裏庭に集まり先生と一緒にみんなで掘り起こそうというものでした。
残念ながら祐子は参加できませんでしたので友達が祐子に代わって掘り起こし届けてくれました。
祐子の想い出の作品は書き初め社会科見学の感想文将来の夢と題した作文などでした。
何事もなかったかのように祐子が描いたものが戻ってきたのでそれはそれは涙が泊まりませんでした。
丁度一周忌を控えている時でしたのでまるで祐子が帰ってきたかのようでした。
ちなみに成人の日は雪でした・・
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