+ impRession +
私breakoutが所持している
お気に入りのモノや、
試しに買ってみたモノについて、色々独断と偏見で感想を述べてみようというコーナーです。

購入時の参考にするもよし、
これで物欲を引き出すもよし、
使わなければわからない情報もあるので、気ままに読んで下され。

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デジタルカメラ撮影比較
+ Caplio-R1 vs FinePix-F401 vs FinePix-40i +
(※この記事に関して、別途 Caplio R1 の impRession を掲載する予定です)

■Caplio R1 の性能を試すために、3機種を撮り比べ。

Caplio R1(以下、R1)を28mm広角の威力を試すために、これまでに持っているデジタルカメラ FinePix F401(以下、F401)と FinePix 40i(以下、40i)を持って京都まで出ることにした。

ちなみに、撮り比べした3機種の主なスペックは次の表の通り。
各写真の掲載順は、この3機種が並んでいる順になっています。



RICOH
Caplio R1
FUJIFILM
FinePix F401
FUJIFILM
FinePix 40i


原色CCD
400万画素
ハニカムCCD
210万画素
ハニカムCCD
240万画素

f: 4.6mm〜22.2mm f: 5.7mm〜17.1mm f: 8.3mm

F3.3〜F4.8 F2.8〜F4.8
F7.0〜F11.6
F2.8 / F9.8
SS 1〜1/2000秒 1/4〜1/1000秒 1/4〜1/1000秒


■まずは遠距離。京都駅大階段より室町小路広場を縦横で収めてみる。

雲1つない青空、遠方の山々、細部の写りこみとスケールを比較するにはちょうど良い幾何学的な骨組み、遠近感が顕れる階段、夕暮れと日陰の明暗が出る西向き順光、とまぁ比較素材満載の条件で撮り比べてみましょう。あ、階段が丸く歪んで見えるのはレンズのせいではなく、実際に階段が丸いんです(笑)。

-Caplio R1-
横撮り:ISO-100、1/143、F5.4、露出補正-0.3、「シャープ」「風景」モード
縦撮り:ISO-100、1/ 84、F3.3、露出補正+1.0、「シャープ」「風景」モード
[評] 28mm相当の広角が収める視野の広さは、さすがという感じ。横に撮っても、縦に撮っても、壮大な感じが写真で伝えられそうで非常に良い。
しかし、写真の端の方がボケてしまっている。レンズによる歪みを心配していたのだが、歪みよりもピンボケの方が目立ってしまっている。全体的な画像のシャープ感も足らないので「シャープ」モードで撮影したのだが、そんなに改善しなかった模様。更には、縦撮りした画像の方では、空付近が完全に白飛びしてしまっている。残念。

-FinePix F401-
・横撮り:ISO-200、1/256、F7.0、露出補正±0.0、「標準」
・縦撮り:ISO-200、1/180、F7.0、露出補正±0.0、「日光」
[評] 35mm相当だと「こんなもんだなぁ」と妥協的になってしまう視野の狭さ。至極標準的ではあるのだが、人間の視野はもっと広いので28mmは欲しい。
広角を無視すると、細部の再現はさすが! シャープ加減も良く、極端に輪郭が出てしまう現象もない。本当に210万画素か?と思ってしまう。
しかし、FinePix系が苦手なのが、こういった風景での青空の再現性である。実際は綺麗な青空だったのだが、その再現はやはり辛いか。暗部でカラーノイズがひどく目立っているのは、CCDの不具合を修理したところ感光体がPOORなものになってしまったらしく、ほぼ不良品に近くなってしまったため。とほほ(涙)。

-FinePix 40i-
・横撮り:ISO-200、1/315、F2.8、露出補正+0.9、「標準」
・縦撮り:ISO-200、1/362、F2.8、露出補正+0.9、「標準」
[評] 40i と言えば、4年以上も前に出た、いわば「かなり昔の機種」である。が、当時としてはかなりの名機であったことが写真を見てもわかるだろう。意外にも、最近の機種とそこそこ互角に闘えるではないか(!)。
レンズは 36mm相当なので、F401よりもさらに視野は狭い。彩度も全体的に浅い感じがする。しかし、画像の端まで細部の再現性が良好なのは、4年も前の機種だとは思えないくらいすばらしい。粒子の粗い銀塩写真のようなカラーノイズが目立つのは、逆に「昔の機種だなぁ」なんて許せてしまう。
局所的に変な色のにじみがあるのは、レンズの汚れです。すいません。

■さらにズーム撮影、夜景撮影を比較。

記事が長くなってしまうので、今回は3回に分けて撮影結果を報告します。次回は、ズーム撮影や鮮やかさが求められる青空の写真を、第3回は夜景写真の比較を掲載します。

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