+ impRession +
私breakoutが所持している
お気に入りのモノや、 試しに買ってみたモノについて、色々独断と偏見で感想を述べてみようというコーナーです。 購入時の参考にするもよし、 これで物欲を引き出すもよし、 使わなければわからない情報もあるので、気ままに読んで下され。 なお、画像をクリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。 ←Back to the TOP PAGE
+ LineUp +
|
+ MZ-1 / SONY +
■ 新しいモノ好きだった当時の私
![]() 覚えている方も多いでしょうが、当時ポストCDとして MDとDATとDCCの3種類が一気に登場し、どのメディアが最終的に生き残るのか激しい闘いを繰り広げていました。 ![]() 今回のimpRessionは、いまだ現役で動いている (とは言え、僅か2年で故障したので修理しました。恐るべしS●NYタイマー!) 、このMZ-1について振り返ります。 ■CDよりは小さいとは言え、見よ! この初代のデカさを! ![]() ← 左の写真で、左からMZ-1、中央は世界最小最軽量を売りにするP社のSJ-MJ50、そして右がMDそのもの。どれほどデカかったのかは、写真を見て貰えば一目瞭然である。上下に重ねても親亀小亀状態。 本体の重量の殆どはリチウムイオン充電池だった。 ![]() 更には、このACアダプタの出力電圧はなんと10.5Vもある。長時間聴くと、ACアダプタからの発熱は相当なものになる。随分前になるが、5Vで動作する新しいMDプレイヤーに間違って挿して電源を入れてしまい、1回でそのMDプレイヤーを破壊してしまったことがある。コネクタの形状は変えて欲しいものですね。 ■そのデカさを弄んだ、贅沢な操作パネル。 ![]() ![]() またメイン画面の右側には、曲名を表示するためだけのキー、DISCタイトルを表示するためだけのキー、再生時間と日時を表示するためだけのキーが付いている。なんて贅沢なキーパネルなんでしょう(苦笑)。 ■本体サイドにある操作ボタンも 実はこのMZ-1には、リモートコントローラがない。全ての操作は本体で行う。 ![]() そして何より「BASS BOOST」が良い。現在のポータブルMDプレイヤーでは、電車内での音漏れ防止のためか、迫力ある重低音を聞くことが難しいイコライジングになっているが、このMZ-1は「MID」に設定すると、実に気持ち良く調整された重低音を楽しむことができる。最近、PCやmp3プレイヤーで聴いていた私が、このコーナーを機に久々に聴いてみて、かなりその音の良さに驚いた。ちなみに、他メーカーの最近のMDプレイヤーとも聴き比べたが、やはりMZ-1の重低音は綺麗。ポータブルプレイヤークラスとしては個人的に好きなイコライジングである。 ![]() 初心者にとっては試行錯誤で最適な録音設定をすることになるが、一度慣れてしまえばかなり綺麗な音で録音できるので非常に良い。 ■今のポータブルプレイヤーでは考えられないギミック ![]() なんと、MDの出し入れが、自動スロットイン方式なのだ! しかも、ディスクが入っている時にはカバーが入れ替わるという懲り様(右写真)。具体的にどう動くのかは、こちらの動画をご覧下さい。 困ったことに、このギミックは非常に壊れやすい(涙)。特に「DISC IS INSIDE」のカバーが壊れ、中のディスクが出なくなってしまうのでタチが悪い。折角音質も良いし、再生・録音機能に異常がなくても、このディスクの出し入れが壊れてしまえば何も使えなくなる。なので「最高に無駄」という言い方をしたのだ。この製品以来、この方式を採用しているポータブルプレイヤーを私は見たことがない。 ■初代にして、豊富な編集機能を備えていた 液晶画面と、編集機能について紹介しよう。 MZ-1は初代にして十分な編集機能を備えていた。私も当時、これを利用して、運動会のマスゲームの音楽を編集したものだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■今回は「買い」の判定はなしで。 ![]() 余談ですが、右写真は、私が今所有するMDプレイヤーの数々(笑)。時代の進化がダウンサイジングに見てとれます。さらに1台盗難にあってしまった経験がありますが(苦笑)。 最近、mp3プレイヤーを愛用してますが、やはり音の迫力や質に限界がありますね。プチ高級音質志向として、MDがあとどれくらい生き残るのかどうか。CDはまだまだ生き残りそうな気がしますが……。 ■商品購入データ:
▲up to the top
|