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私breakoutが所持している
お気に入りのモノや、
試しに買ってみたモノについて、色々独断と偏見で感想を述べてみようというコーナーです。

購入時の参考にするもよし、
これで物欲を引き出すもよし、
使わなければわからない情報もあるので、気ままに読んで下され。

なお、画像をクリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。
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■ mp3プレイヤーを色々探してみたら。

 高校1年くらいからMDプレイヤーを愛用(国産初期のSONY MZ-1を持っていたりします)していた私も、さすがにダビングの煩わしさとか、ディスクを入れ替える煩わしさとかで、mp3でも買うかぁと思い立って色々探してみたが、既に様々なメーカーから様々な商品が出ているので、パソコン同様、選ぶのに迷ってしまう。

 私が選ぶポイントは、1に小型軽量、2にデザイン、3に価格を重視。特に容量やブランドにはこだわらず探すことにした。当初は国内大手メーカーが出した超小型軽量の商品を買う気満々で電気店に行ったのだが、その目当ての商品の隣にあったのが、iREVERのiFPシリーズだった。

■ 同じ価格でこれだけの多機能。

 偶然目にしたiFPは個性的なデザイン。mp3やWMAをサポートしたプレイヤーで内蔵メモリが128MBで22000円程度は、そう驚きもしない妥当なスペックだなと思いきや、FMラジオチューナが付いている。
 128MBなら、mp3で大体25曲前後は入る。256MBなら、その倍の50曲前後は入る。しかし「内蔵している曲をヘビーローテーションして聞き飽きてしまったのだが直ぐには曲の入れ替えができない」という場合にはFMラジオチューナが付いているとかなり重宝する。

 この時点で、既に私の購買意欲が湧いてしまったのだが、FMラジオチューナが付いている商品は他にもあるかもしれない、と更によく見てみる。
 すると本体に「MIC」の文字とマイクらしき孔が。RECボタンもある。ICレコーダにもなるのだ。余ったメモリ領域に録音できる機能が付いている。

 更には、なんとFMラジオの放送を、そのままICレコーダで保存できる機能が付いている。

 もう十分私の購買意欲は引き出された。1台目として購入するには十分だと判断。次は購入を妨げる要因がないか考えてみることにした。


■iFPシリーズには、当時3機種あったのだが。

 当時、私の中では白がブームだったので、白色を購入しようと思ったら、些細な問題にぶつかった。
 このiFPシリーズは、iFP-180T、190TC、195TC の3機種が出ているのだが、180T は128MBモデルでシルバーのみ、190TC は256MBモデルでパールホワイトのみ、195TC は512MBモデルで黒のみが製造されているのだ。
 カラー重視だと容量が縛られ、容量重視だとカラーが縛られる。筐体は同じ形状なんだからカラーリングを単純に増やせば良いのに。

 そんなことで悩むのもどうかと思ったので、白色の256MBモデルを購入した。

■本体とはUSB接続、専用ソフトで転送。

 再生できる形式は、mp3、WMA、ASF。mp3への変換ソフトは付いていないので、Real JukeboxやSCMPX等でmp3ファイルを作成しておく必要がある。
 本体とPCとは、商品同梱のUSBケーブルで接続、同じく同梱の専用ソフトで転送する。ソフトの使い勝手は、よくある転送系のソフトと同じ操作系なので、かなり直感的で使いやすい仕様になっていて問題なし。

■各画面と使い勝手をご紹介。

← 再生停止時の画面。現在入っている曲の数を表示してくれる。やはりmp3ファイル(44kHz,128kbps)で54曲入った。バックライトが点灯して、暗い所でも問題なく確認できる。

← ファイルやフォルダは、ツリー表示されるので、アルバムやアーティスト毎にフォルダ分けして入れておくと便利。操作もイメージと直結していて良い。

← 日本語表記対応。その他、言語設定すれば韓国語も中国語の繁体字も簡体字も表記できる。その数なんと37カ国対応。って普通は使わないか。プログレスバーも表示。

← 各種設定画面。ちゃんとユーザカスタマイズできるイコライザも付いている。再生開始時にフェードインするとか、一見意味の無さそうな機能も満載。(意外と使うんだな)

← FMラジオ使用時の画面。初期チューニングの操作が結構ややこしい。使い慣れても、チューニングは間違うことがある。イヤホンのケーブルがアンテナ代わりになるっぽい。

← メモリを空にした状態でICレコーダを起動した時の画面。256MBのメモリをフルに使えるなら、最大4時間30分もの時間を録音できる!(今、公式サイトを調べたけど、この数値は載っていなかった)

 難点は、ラジオやレコーダに切替える際に、MODEボタン(RECボタンと同じ)を長押ししなければならないこと。基本的に長押しのインタフェースはイケてないという主義です。

■録音した内容は、PCへの転送も可能。

 著作権の関係か、iFPへ移したmp3ファイルをPCへ逆転送することはできず、削除するしかない。が、ボイスレコーダやFMラジオから録音した内容は、「.REC」という特殊な拡張子のファイルで圧縮して保存され、PCへの転送が可能である。
 しかも、転送に使用する専用ソフトには、このRECファイルをWAVファイルへ変換する機能が付いている。これで、後はSCMPX等でも使って mp3ファイルに圧縮すれば、ボイスメモをPCへどんどん残すことが可能。これは便利である。

■内蔵メモリと電池駆動を気にしなければ間違いなく「買い」。

 超小型軽量の、mp3プレイヤー+FMラジオ+ICレコーダーの3台分を、mp3プレイヤー単体の価格帯で買うようなもの。mp3プレイヤーの購入を検討している方にとって、1台目としては間違いなく「買い」。普通考えて「付いてたら良いなぁ」という機能がまず付いている。

 購入を妨げる要因は2点。
 まず1点目は、SDカードやメモリースティックのような外部メモリに入れて差し換えることができないこと。まぁ512MBモデルであれば、100曲以上は入るので、これ以上入れることを贅沢と思うかどうかである。メディアに依存しなくて良いと言えば利点となるか。
 もう1点は、単3乾電池1本で駆動する点。単純に市販のアルカリ乾電池を使用しようと思うとランニングコストがかかる。私個人としては、余った乾電池が溜まっていたので、消化するにはちょうど良いと思って使っている。結構、最後まで使い切ってくれる。この点も、単3型の充電池を使用すれば解決できる問題ではある。

 以上の問題点が気にならなければ「買い」。後はデザインやカラーとの相性が合うかどうかの問題になる。
 現在では、更に改善された最新機種が出ているので要チェック。iREVERをキーワードにググれば、メーカーサイトが出るのでチェックしてみよう。

■商品購入データ:

iFP-190TC
メーカー: iREVER / 購入価格: 27799円(ソフマップ)

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