優しい贈り物
 
 
 
 
生徒の皆さんが下さった優しい心
嬉しくて涙があふれました
 
そして更に嬉しかった事は
命の尊さと共に生きてる事の素晴らしさを
感じてくれた事です
 
 
            
 
 
 
 

16    M・Kさん
ご家族の方へ
今回、劇をやり、たくさんのことを考えたくさんのことを知る事が出来ました。劇をやるときに、私が一番伝えたい事は、より多くの人たちに「命の大切さ」、「生きる」という事。そして、「相手を思う気持ち」を感じてもらい、そして、他人事だと思わず、考えてほしいと思いました。ひとりひとりが出来ることで、どんなに小さな事でも、積極的に取り組んで役にたてたらいいなと思います。

17    Y・Kさん
私にとって、高校最後の文化祭は本当に思い出深いものになりました。もちろん、それは大賞を取れたということも1つの理由ですが、もっと大事な事があります。クラス皆で一つのものを作り上げた喜び、そして祐子さんの闘病を劇にするにあたり、改めて命の尊さ、生きる事の素晴らしさを考えることができました。私がこうして何気なく過ごしている毎日が、その当たり前のようなことが、本当はすごく大切なことなんだなと感じることができました。私たちの劇「最後の夏休み」はもしかしたら事実と違っている部分があるかもしれません。でも、私たちは中途半端な気持でこの劇をやったわけではないことを分かって下さい。きっとクラス皆が自分なりに白血病について、命について考え、真剣に取り組んだと思います。私は今、高校3年なので、これから受験勉強でどんどん忙しくなると思います。その中で、壁にぶつかって自分を見失ったり、辛くなったり何もかも投げ出したい気持になる事があると思います。そんな時には「生きることの幸せ」について考えてみようと思います。お母様のIさん宛のメールにもあったように ゛生きているだけで幸せだと思えたら何でも出来る゛気がするんです。
 

18    M・Kさん
今回のクラスで祐子さんに関する劇をやって本当に命というものについて深く考えました。いま自分たちが何の障害もなく普通に生きられていることが本当はものすごく、すごいことなんだなと思いました。でも私は祐子さんみたいに短い命だとしても、祐子さんのように精一杯生きれれば本当はすごく価値のある、意味のある人生のように思います。毎日ダラダラ生きているだけよりも、短くても毎日が大切に感じられる方が私は素敵だと思います。祐子さんの家族の方は本当に彼女がこの世からいなくなってしまって悲しかったと思います。でも今回、劇をやって祐子さんが、私なんかよりもずっと生きていたいということがすごく感じられました。祐子さんのご冥福をお祈りいたします。

19    S.Kくん(父役)
初めまして。こんにちは。お父さん役をやらせていただいたS.Kと言います。この劇をやるとクラスで決まった時、何人かの人たちが「ただこの劇をやるだけじゃなくて白血病についてもある程度みんな知識が必要だし命についても真剣に考えなきゃ失礼だと思う」と言いました。私はそれを聞いてみんな色々な事を考えているんだなあと感じました。お父さん役をやると決まった時、最初はどんな風に演じたらいいのか迷いました。でもこの劇をやることになったのは、これを作っていく私たち、この劇を観に来てくれたお客さんが何かを見つけるための運命なんじゃないかと思った時がありました。その時から私は「もし大切な人がこの世からいなくなったら・・・」どんな事を思い、感じるのか?を考えて「お父さん」という役をやるようになりました。正直つたない演技かもしれないです・・・。でも真剣に考え全力でやらせていただきました。この劇で本当に多くのことを得ることができた気がします。本当に本当にありがとうございました。

20    R.Kさん(演出)
私は劇で演出を担当していました。時間が限られていたのでだいぶ話しを削ったり、また付け加えたり・・・もし何か劇に不備な点がございましたらすみません。でもスゴクスゴク一生懸命真剣に取り組みました。だからちゃんと伝えたいことは劇を見て下さった方々に伝わったと思っています。もちろん私たちも沢山の事を考えました。だから今回この劇を上演する事ですごく色々なものを得ました。Iさんから返信が届いたと聞きビデオを観ていただけると聞いたとき、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。宜しければ正直な感想を聞かせて下さい。私たちは今受験生です。ものすごくもっと勉強しておけば良かったと思うときもあります(泣)でも頑張ってやってみます。高校生活はとても大好きです。私もちゃんと自分と見つめ合って今を精一杯進んで行ける人になりたいです。そう思いました。本当に色々有り難うございました。HPの方も時々覗かせていただいています。
本当にありがとうございました。



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