優しい贈り物
 
 
 
 
生徒の皆さんが下さった優しい心
嬉しくて涙があふれました
 
そして更に嬉しかった事は
命の尊さと共に生きてる事の素晴らしさを
感じてくれた事です
 
 
            
 
 
 
 

6    K.Mくん(弟役)
初めまして。劇で和広(弟役)だったK.Mです。
今回最後の夏休みを演じて本当に生きる事について考えさせられました。今生きているこの時が素晴らしい事に気づきました。僕には三つ上の姉がいます。自分の姉が病気になったら自分はどう姉と接するべきなのかこの事も劇の練習している時に良く考えていました。結局ちゃんとした答えは見つからなかったのですが・・・ただ普段なら絶対に考えないような事を沢山考える事ができました。本当に最後の夏休みと出会えて幸せだったと思います。この劇を文化祭で演じている時この劇を多くの人に見て欲しい。見て生きる事について考えて欲しいと本気で思いました。ただ自分の演技力が人に伝えられるほど上達していたかどうか自信がないのですが・・・僕らの劇や祐子さんの本、HPなどでもっと多くの人がいのちの大切さに気づいてくれる事を願っています。乱筆乱文ですみません。

7    T.Mさん(垂れ幕係)
初めまして、T.Mと言います。小田高祭では校舎の壁に飾る垂れ幕を作りました。私たちにとって最後の小田高祭が小田高祭大賞という素晴らしい形で終わる事が出来たことを本当に嬉しく思っています。
今回私たちが最後の夏休みをやるにあたってクラスでは「後半年の命」と宣告されたら自分はどうするか?と言うことをそれぞれ考えました。でも私には今でも後半年の命という事が想像できません。私だったら絶望してしまうだろうと漠然と感じるだけです。祐子さんのように最後まで闘い抜く事は私には出来ないだろうと思います。今回の劇で普段はあまり考える事のない「死」と「家族」について考える機会を持てて良かったと思います。私たちのクラスでは劇と同時に募金も募りました。初めは私たちの劇で募金をしてくれる人なんているのだろうかと思っていました・でも終わってみるといくらか集まっていて本当に驚きました。ただ楽しむだけの小田高祭ではなく世の中に少しだけでも役立つ事が出来たのだと思い本当に嬉しかったです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

8    E.Hさん
祐子さんのご家族の皆さん
最後の文化祭で大賞がとれた事ももちろん嬉しい事でした。でも更に嬉しかったと言うか学んだ事が沢山ありました。クラスで劇を作り上げて行く中で白血病の知識が段々とついてきたり募金を集めたりと今まで出来なかった事ができたと思います。文化祭の方では私は垂れ幕の方をやっていました。祐子さんが夏に見てきた物を考えながら一生懸命描きました。
見て頂けないのが残念です。祐子さん、ご家族の皆さんには私たちにとても良い経験をさせていただきました。生きる事ってどんなに大切な事なんだろう・・周囲の愛情・・今まで何も思っていませんでした。
でもこの劇を通じて自分も色々な人に支えられて生きているんだなと思いました。色々な事に強くなるって大変な事ですよね。私も祐子さんのように強い人になれたらいいなあと思いました。ありがとうございました。

9    M.Hさん(看板係)
祐子さんのご両親様
初めまして。三年二組のM.Hと言うものです。私は直接は劇で何かをしたりした訳ではなく看板係で看板を書いていました。本当に是非とも実物を見て欲しいくらいすごくきれいなんです。看板部門でも一位をとったんですよ。
劇は日々の練習を見ていて最初は全然何も伝わってこなかったけど段々と上手くなっていって祐子さんの気持が伝わってくるように感じるほどでした。きっと役者さん自身がその役の人の気持を考えて考えて分かろうとしてきたからだと思います。祐子さんの身に本当に起こった事を演じる訳だから中途半端にやったらすごい失礼になると思い、役者さん以外でもみんなが本当に一生懸命劇を作って来ました。祐子さんが私たちと同じくらいの歳というのもあって、劇を見ていると自分と重ねてしまったりしました。毎日生活していると「もうヤダ!!」とか「何で私がこんな事に・・」とか些細な事で文句を言ったりしてしまうけど世の中にはこんなにも生きたいと思っているのに生きれない人がいて自分はすごい贅沢で弱い人間だなと思いました。そして私は日々の小さな幸せを見逃さずに大切にしていける人でいたいと思いました。そして何が起こるのか分からないからいつも精一杯生きたい。この劇をやって祐子さんやご両親から沢山の愛と生きる元気をもらいました。本当に本当にありがとうございました。私はずっとずっと長生きしてやるぞと思っています。ご両親も祐子さんとこの先もずっとずっとお元気で・・

10    N.Hさん(音響)
祐子さんとご家族の皆さんへ
こんにちは。初めまして。私は音響を担当したN.Hと申します。今回音響の仕事をしながら脚本を書いたIさんのお手伝いで白血病や小児ガンについてHPや本で調べたのですが調べていくうちに”自分は何て情けないんだろう”という気持と”自分は何て幸せなんだろう”と言うふたつの気持を抱きました。それまで毎日をただ何となく過ごしていたので「生死」の二つの言葉と真剣に向き合ったことはありませんでした。私は祐子さんの「青い空に白い雲の色で文字を書いてみた・・・生きると。白い雲に青い空の色で文字を書いてみた生きたい・・と」の詩が好きです。今まで出会ったきたどんな詩よりも祐子さんの書いたこの詩が好きです。何だか祐子さんから「なんとなくじゃなく生きたいから生きているんだよ」と教えてもらった気がします。
Iさんは私が知る限りでは少なくても4〜5回は台本を書き直しています。ダメだしされて書き直して、ダメだしされてまた書き直して・・・
その繰り返しでした。私に出来上がった台本を見せるたびに「命の大切さ。生きることの喜びを伝えたい」と言っていました。なので多分皆さんがみても納得できる劇になっていると思います。
それではこれからもご家族五人で仲良く素敵な毎日を過ごして下さい。
本当にありがとうございました。



BackIndexNext


トップ ゆ・う・こ forever-19 詩集・生きる 十八の夏

約 束 心の詩 Happy-Birthday 旅立ちの日に 空の上から

種まく子供たち 優しい贈り物 出会いの扉 思い出