優しい贈り物
 
 
 
 
生徒の皆さんが下さった優しい心
嬉しくて涙があふれました
 
そして更に嬉しかった事は
命の尊さと共に生きてる事の素晴らしさを
感じてくれた事です
 
 
            
 
 
 
 

101    S.Mさん
ビデオを見ているうちに涙が出てきました。自分の普段の生活が当たり前だと思ってはいけないと思いました。祐子さんのお母様も大変だったと思います。でもビデオを見ていて私はあきらめない事が大切だと思いました。祐子さんの家族はみんなであきらめずに最後まで闘った素晴らしい家族だと思いました。私のおじいちゃんは白血病ではないけれど一度病気で入院しました。今は元気です。おじいちゃんが具合が悪くなったとき、私はおじいちゃんとふたりだけでした。おじいちゃんが痛みを感じている時はお母さんとおばあちゃんに電話をする事とお布団を敷いて寝かせてあげる事だけしか出来ませんでした。その時は不安な気持ちもありつつただの痛みだけだろうと思っていました。お母さんが帰ってきておばあちゃんも帰ってきました。お母さんが病院に電話をしておじいちゃんは救急車で運ばれていきました。私は不安と心配でただ泣いていました。今も思い出すと不安な気持ちになります。おじいちゃんは一度戻ってきたけれどお正月は病院で過ごしました。私たち家族はおじいちゃんがいないお正月は淋しいと言っていました。私もそう思いました。病室に子供は入れないからとお母さんが良い場所を見つけてくれたのでおじいちゃんに会いにいきました。その日は青空でした。そこからはおじいちゃんが見えました。しかし大きな声を出さないと聞こえません。私はその時もう嬉しくて嬉しくて泣きそうになり声が出ませんでした。手を振るとおじいちゃんも手を振ってくれました。私はその後指で文字を書きおじいちゃんと話をしました。今思うと祐子さんの詩みたいですね。あれから私は命の大切さを知りました。それまでもテレビなどを見て命ってたいせつだなあと思っていましたがあれほど命の大切さを感じたのがあの時が初めてでした。本で祐子さんは可哀想なんて言わないでくださいって言ってます。私は祐子さんは強い人だなあって思いました。もちろん私は最初は祐子さんは可哀想な人だと思いました。でも祐子さんは強いから、心が強いから病気とも闘えたんだと思います。目標に向かって力強く生きることの大切さを教わった気がします。どうもありがとうございました。

102    K.Sくん
ビデオと本を読んでとても勉強になりました。今、僕たちが何気なく生きている生活がどれだけ幸せか、それから友達もすごい心の支えになると言う事がわかりました。ビデオを見て思ったのは祐子さんはすごいと言うより偉いと思いました。病気に立ち向かうと言うのはすごい勇気がいる事だからです。いつ死んでしまうのかわからないのに病気に立ち向かうなんてそう簡単に出来ることじゃないので本当にすごいと思いました。

103    K.Aくん
僕は最後の夏休みのビデオを見て本当に感動しました。白血病がこんなに怖い病気だとは思いませんでした。僕もアトピー性皮膚炎と言う病気にかかっていて生まれた時からずっと治りません。白血病は突然起こる病気だから怖いですね。祐子さんの「弱い立場の人を傷つける事は簡単な事だし誰にでも出来るけれど、反対に支えてあげる事は大変な事だけどとても素敵な事だと思う」と言うこの言葉を読んで、祐子さんは病気になんて負けてないと思いました。命の大切さを教えてくれてありがとうございました。

104    Y.Kくん
僕は種まく子供たちの本と24時間テレビで祐子さんの事を知りました。白血病にかかっていて入退院を何度も繰り返して祐子さんはすごく大変だなと思いました。ドナーが見つかっても検査をしていくうちに使えない事がわかって可哀想だったしすごく残念でした。どんどん悪くなって目も悪くなって白血病は怖い病気だと思いました。でも最後にドナーが見つかって良かったと思いました。だけど移植が成功しても体調が良くならなくてすごく心が痛みました。病気と良く闘ったけどたった19年間の人生しか生きられなかったのが大変心を揺さぶられました。けど僕は祐子さんは病気に負けてないと思いました。それから命の大切さがわかりました。

105    M.Bさん
私たちのクラスでは祐子さんの事を元にして再現したビデオを見ました。みんなとても感動しました。ビデオを見て感じた事は健康である事は普通ではなくいつでも病気になる可能性があると言うことです。私は祐子さんの作った詩がとても気に入りました。この詩は病気の人でないとわからないと思いました。「青い空に白い雲の色で文字を書いてみた、生きる・・と、白い雲に青い空の色で文字を書いてみた、生きたい・・と」。この詩を聞いた時、私の心の中にこの詩が強く残りました。祐子さんはとても強い人だと思います。祐子さんが亡くなってから二年たつ今、私たちがこの話を心に残して未来へと旅立ちます。



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