ギャラリー[2003年] --Gallery 2003-- 


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 ・展示日 2003.11.25

穏やかな顔

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 たまたま社員旅行で行った水族館でした。ここに何かがあることを期待したわけじゃないんです。 でも「彼」はそこに居ました。今年生まれたばかりのイルカの赤ちゃんでした。 今はお母さんのそばを並んで泳ぐしか出来ないみたいですが、彼の顔は穏やかで幸せいっぱいです。 初めは水槽の中で可哀想と思ったのですが、いつの間にか自分の方が時間や場所に束縛されてるのに気づきました。 水槽を覗くガラスに映った自分の顔と、彼の顔を比べていると..。
陽光の秋桜

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 夏休みが終わる頃、山の上のキヤンプ場には秋が訪れます。虫達はまだ最後の一花を咲かせようと必死ですが、 それを見守るように輝く色の花達が登場します。コスモスはいろんな国に咲いてるのでしょうが、 名前が宇宙に通じてるのは何故でしょう..。太陽の光に透かして見ようと逆光の中に入ってみたら、 陽光に立つ綺麗な色が教えてくれたような気がします。花の先には路があり、その先には光と未来があるようです。
日本の時節

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 花の咲く季節もたくさんありますが、中でも桜は日本人にとって特別だと思います。 年度の初めを何時に置くかなんて、季節が変わる国の贅沢かもしれません。 こと日本には、春に森羅万象のスタートを感じるのか、学校も会社もここを時節の変わり目に選んでしまいます。 歴史だ何だと理屈を考えるよりも、桜の花に顔を突っ込んでみるとわかります。 そこに「さあ見てよ」と言わんばかりの色彩と、華やかさが語りかけてきています。
犬の時代

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 押井守監督は、自分の居た学生時代を「犬の時代」と表現した。群を作って誰かに従わないと生きていけない。 でも本人は「飼い主」を選んでいるつもりである。その後、犬を飼うのが「裕福」の象徴の時代になった。 子供の弾くピアノと門に居る犬に幸せを感じたらしい..。 時代は流れ、今は犬に癒してもらう。人間も動物と言えなくもないが、動物に助けてもらってる「動物」も珍しい。 次に来る「犬の時代」はわからないが、きっとその円らな瞳で「人間」を見ているに違いない..。


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