解答と解説

1.

(1)1
(2)C A D E B
(3)AとC
(4)BとE

参考ページ…太陽系のなかま

太陽に近いほうから5個の惑星は「水星・金星・地球・火星・木星」ですね。
大きさや大気の特徴から、最初に惑星を決定してから考えると簡単です。

最大の惑星は木星なので、
惑星Bです。

問題文から、赤く見えることで惑星Eは火星であることがわかります。

金星の大気が二酸化炭素であることか、水星の大気がないこと、あるいは水星がこの5個の中で一番小さいことを知っていればあとは決定できますね。

(1)
惑星Dは地球です。地球の衛星は「月」個ですね。

(2)
水星→金星→地球→火星→木星を記号に置き換えると、
C→A→D→E→B となります。

(3)
内惑星とは、地球の内側(太陽に近いほう)を公転する惑星のことですね。
金星(A)と水星(C)です。
内惑星は太陽に近い空(明け方東か夕方西)の方向にしか見えなく、大きく満ち欠けをします。

(4)
小惑星は火星(E)の軌道と木星(B)の軌道の間で公転する、数多くの天体の集まりです。

2.

ア ウ エ オ

参考ページ…火星の見え方

火星は地球のとなりで公転している外惑星です。外惑星の特徴は
・夜中でも見えるときがある(明け方や夕方見えるときもある)
・ほとんど満ち欠けしない
ということです。

…地球から見て太陽に近いときは明け方東の空か夕方西の空に見えます。
イ…月のように大きく満ち欠けをするのは内惑星の特徴です。
…外惑星は地球に接近したとき、真夜中にも見えます。
…外惑星はわずかしか満ち欠けしません。
…天球上を逆行するように見えることがあるのは惑星全部の特徴です。
カ…地球に比較的近い惑星なら、地球との距離によって見かけの大きさはずい分変わります。

3.

(1)水星
(2)e
(3)d
(4)d
(5)G ウ

参考ページ…月の見え方 金星の見え方

満ち欠けの問題は、すぐ図で、太陽と反対方向の半球に影を描き込んでしまいましょう。
地球から見てどのあたりが明るく、どのあたりが暗く見えるかを考えると、金星や月は以下のような見え方になります。

(1)
満ち欠けする惑星は内惑星ですね。金星以外には水星があります。

(2)
右のすみが明るい三日月形です。
ここまで欠けているということは、地球にかなり近い位置の金星です。
「右が明るい=図では太陽は右にある」ことになるので、太陽の左にある金星で地球に近いものをさがします。dの地球は半月状に見え、f の金星は見えないので、eですね。

(3)
もっとも長く観測できる、ということは太陽からの見かけの距離がもっとも離れている金星です。
太陽-金星-地球のなす角が90度のとき、太陽からの見かけの距離がもっとも離れます。
dかhの金星ということになりますが、問題文より「日没後」(夕方)見える金星dに決定します。

(4)
Cのときの月は南中時右半分が明るい「上弦の月」ですね。
これと同じように右半分が明るい金星は、右に太陽があって、太陽-金星-地球のなす角が90度のときのdとなります。

(5)
地球の明け方と真夜中の観測者の位置を確認します。
参考ページ…四季の星座>観測者の位置
真夜中に東、明け方に南の方向にある月はGの月となります。
形は地球から見て左半分が明るくなるので、図3ではの下弦の月ですね。

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