ポルトガル/PORTUGAL
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山中に塩田が!(Rio Maior)
旅行者案内所での「リオメイヤにも塩田があるようですよ」との一言で探険が始まった。それは、塩田ではなく岩塩鉱の間違いではないか?と質問。現地へ確認の電話をしてもらうが、やっぱり塩田があるとの返答。もし本当ならこんな山中まで海水を運んでいるのだろうか?この目で確かめるしかない、と観光ガイドブックにもないような、山奥の村を目指すことになる。
昼過ぎに街を出て、長距離バスを乗り継いで、リオメイヤに着くと、もう夕方。案の定、すごくこじんまりとした村。とにかく泊まるとこを探さなきゃと歩き回り、やっと一軒の宿を発見。物価が比較的安いと言われる南欧にしては、少し高めの料金。値引き交渉不発で他を探すことにする。でも、結局付近には一軒だけであることが判明。バツが悪いが、引き返して宿泊手続き。すると、アララ?フロントの横に塩田らしき風景画を発見!フロントに尋ねると塩田まではバスなどは無く、タクシーで行くしかないとのこと。翌朝、前もってタクシー運転手と塩田までの料金を交渉して決め、いざ出発。こんな訳の分からないとこで変なところへ連れて行かれたら終わりだなーと内心ビクビクしながら緊張の車内。30分ほどで、塩田らしきものが見えてくるではないか!正直感動とか驚くとか言う前に、身の安全を確信し、ほっとする。塩田の前には夫婦2人できりもりするレストラン、でもメニューはシシカバブーのみ。ロシアから嫁いできたという奥さんが「本当に観光客は来ないのよ」と涙するとおり、ひっそりとしたところだが、塩田は、しっかりと息づいている。
<塩田概要>★少なくとも800年の歴史をもつ塩田のシンボルは深さ10mの井戸「自然の奇跡」海水の7倍濃いものが、井戸から湧き出てくる。地中深くには岩塩層がある。以前は高さ10mほどのシーソーで海水をくみ出していたが、現在はポンプ。くみ出した海水をプールで天日干しして塩をつくる。生産は水温が上がる3月〜9月。19名のオーナーが、それぞれプールのような塩田を所有。1988年には「コーポラティブ」と呼ばれる共同プールも完成。塩の用途は食用だけでなく、家畜・皮・洗濯・繊維染色など。成分は97%が塩化ナトリウム。
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↑アヴェイロのレストラン
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↑塩田の採塩