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  HOME>>動物園の足跡(そくせき)


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”概念・存在感・影響力”

■そこには、「楽しそうな笑顔」や「喜ぶ様子」、「うれしそうな声」がたくさんあります。

人間以外にもいろんな生き物がいる。それぞれの生き物が、それぞれの環境で、それぞれ精一杯生きている。 これからも「命に触れ合う」ことで、「見て」「感じて」「考える」大切な場として存在感を示す。

■世界標準では博物館の概念に含まれる ”博物館・はくぶつかん・ミュージアム”

生きている生物を収集する施設の場合は、同一発想に基づく類似施設であり、博物館法上は「生態園」と呼称されている。

■動物園とは・・・。

生きた動物を飼育・研究し、一般に公開する施設であり、法令上は博物館の一種とされる。普通は陸上の動物を中心として扱うものを指す。 水族館は、特に水中の動物を中心として扱うものとされ、 サファリパークは動物園の特殊な形態として、 また移動動物園、鳥類園などがある。

■動物園変革

パート 1 ・・・動物園の初期

  • 初期の動物園は王侯(おうこう)が所有。
  • 「メソポタミア・地中海世界・中国・インド・アステカ」などで作られた。
  • フランス革命後に公開された「パリ動物園」(menagerie=メナジェリー:下記参照)が最も早いとされている。
  • しかし、期間限定的ながら一般開放されたウィーンの森の「シェーンブルン宮殿」を世界最古の動物園とする意見もある。
        menagerie(メナジェリー):珍奇な動物を見世物として集め、収集展示する「見せ物小屋」。

パート 2 ・・・近代動物園

  • 近代動物園は単なる見世物ではなく、教育・研究施設としての役割を強く持ち、生きた動物を生きたまま収蔵する博物館としての性格が強い。
  • 1828年に創設されたイギリスのロンドン動物園は、動物学会の研究費用調達として一般公開された。
  • 動物園は英語では「zoological garden(動物学的庭園)」というが、これを縮めて「zoo(ズー)」と呼ぶこともロンドン動物園から始まった。

パート 3 ・・・動物園の英語表記

  • 1907年、ドイツのカール・ハーゲンベックがハンブルクに動物を野生のままに展示するような動物園を作った。
  • 檻の中に閉じ込めるのではなく、野生の生態のままに観察できるやり方を「ハーゲンベック方式」(無柵放養式展示)という。
  • ハーゲンベックが作った動物園がドイツ語で「Zoologischer Garten」と言ったことから、動物園で英語の正式表記に「Zoological Park」を採用しているところもいくつかある。

ところで ・・・
    ‘zoological garden’(通称 ズー) : 「動物園」。
    ‘menagerie’(メナジェリー)        : 「見せ物小屋」
‘zoological garden’この言葉を訳したのは、実は、「福沢諭吉」だと言われています。 を逐語的(ちくごてき=一語一語ごと)に訳せば「動物学の庭園」、「動物学・園」ということになります。 本来の意味は、「動物学の研究のための施設」なのですが、「動物学」から「学」を抜いてしまったために、 我が国では動物を集めて飼育&展示していれば「動物園」ということになってしまったのです。
ヨーロッパでは、「動物園(zoo)」も、「見世物小屋としての動物園(menagerie)」も、 それぞれを明らかに異なるものとして認識し、歴史を積み重ねて来たのです。 我が国ではその違いが意識されず、むしろ「動物園=娯楽施設≒見世物小屋」というのが一般的になってしまいました。

パート 4 ・・・日本では

  • 博物館と動物園は、因縁浅からぬ関係にあり、18世紀のヨーロッパの博物館の多くは、付属施設として動物を飼育していた。
  • 日本では、1872(明治5)年に湯島聖堂の大成殿(たいせいでん)で文部省博物館の天産物展示(天産物=人の手が加えられたものでなく、自然に存在するもの)として開催された。
  • 1882(明治15)年に上野恩賜(おんし)公園内に、現在の東京国立博物館が移転開設され、その天産部付属施設として作られたのが始まりと言われている。
    これが、現在の「恩賜上野動物園」の前身です。
  • その後、上野博物館は、古美術品の収集展示として特化していき、天産部の付属施設としての動物園は、東京市(し)に下賜(かし=高貴の人が身分の低い人に物を与えること)され、1924(大正13)年に「恩賜上野動物園」として独立しました。