解答と解説
(1)CとF
(2)B、C、E
(3)D
(4)白くにごる
(5)B
(6)青色参考ページ…おもな水溶液の性質 酸性・中性・アルカリ性 中和
まず、順番にA〜Fの水溶液が何であるか、決定しましょう。
【実験1】より、DとFのどちらかが、うすい塩酸かアンモニア水です。
【実験2】より、「塩化〜」の水溶液が硝酸銀水溶液と反応して白くにごることから、
BとDのどちらかが食塩水かうすい塩酸です。
実験1・2とも出てきたDがうすい塩酸であることがわかります。
このことによって、Fがアンモニア水、Bが食塩水だと決定できます。
【実験3】より、Eだけは電流が流れなかった、ということは、Eは砂糖水です。
その他の水溶液はすべて電流を通します。
D(うすい塩酸)が【実験4】で中和するには、アルカリ性の水溶液を加える必要があります。
よって、Cはアルカリ性の水溶液(水酸化ナトリウム水溶液かアンモニア水)ですが、
アンモニア水はFなので、Cは水酸化ナトリウム水溶液ですね。
B〜Fがすべて決定できたので、残ったAは炭酸水です。(1)
赤色リトマス紙を青くするのはアルカリ性です。
6種類の水溶液でアルカリ性なのは水酸化ナトリウム水溶液とアンモニア水なので、CとFですね。(2)
水を蒸発させて何か残るのは、溶質が固体の水溶液です。
食塩水と砂糖水と水酸化ナトリウム水溶液なので、BとCとEですね。(3)
鉄とさかんに反応して水素を発生させるのは、この中ではうすい塩酸です。Dですね。(4)
Aの水溶液は炭酸水です。炭酸水は石灰水と反応して白くにごります。(5)
実験4はうすい塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えていって中和させる実験です。
BTB溶液が緑色は中性なので、ここで完全に中和しました。
塩酸+水酸化ナトリウム→水+塩化ナトリウム
できるのは塩化ナトリウム水溶液(食塩水)です。よって、Bの食塩水と同じ溶質になっています。(6)
実験4でうすい塩酸にBTB溶液を加えたときは酸性なので黄色だったはずです。
水酸化ナトリウム水溶液で中和されて緑色になって、さらに水酸化ナトリウム水溶液を加えると
アルカリ性になってきます。よって、青色になります。
(1)A…ミョウバン B…硝酸カリウム C…食塩
(2)48.4g
(3)114.6g参考ページ…溶解度
(1)
50gの物質が何℃でとけたか、
またはとけなかったかで判断します。40℃でBは50g以上の溶解度があるので、
Bはとけ、A・Cはとけきれません。
Bは硝酸ナトリウムですね。60℃で50g以上の溶解度があるのは
AとBです。ここで50gすべてとけた
ミョウバンはAですね。残ったCが食塩です。
何℃でも50gすべてとけきれません。(2)
60℃のときの硝酸カリウムの溶解度は表より109.2gなので、80.0gはすべてとけます。
しかし、20℃のときの溶解度は表より31.6gなので、
80.0(g)−31.6(g)=48.4(g)
よって、48.4gの結晶がとけきれずに出てきてしまいます。(3)
表やグラフは「100gの水にとける量」なので、200gの水には溶解度の2倍の量の溶質がとけることができます。
ミョウバン(A)の60℃のときの溶解度は57.3gなので、2倍すると
57.3(g)×2=114.6(g)
よって、114.6gとけることができます。
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