解答と解説

1.

(1)ア
(2)イ
(3)4度
(4)90%
(5)オ
(6)気圧

A・B・Cが何を表すグラフか、最初に見分けてしまいましょう。
まず気温です。晴れた日の気温は昼過ぎに最高になります。昼過ぎにグッと値が上がっているのはCのグラフです。
4月6日は晴れていたこともわかります。
また、晴れた日の気温と湿度は逆の変化になります。
4月6日の最高気温のとき、最低になるAが湿度を表しているのがわかりますね。
気温や湿度がゆるやかな変化の4月5日は雨であったと推測できます。湿度も全体に高めです。

参考ページ…1日の気温と湿度

(1)
Cは気温です。
気温をはかる温度計は地上約1.5mの高さで球部に直射日光が当たらない(日陰)風通しのよい百葉箱の中に設置します。
イは風が通らない場所なのでダメですね。よって、高さ1.5mの風通しのよい日陰()が正解です。
ウ〜オは湿度や気圧に関することなのでダミーの選択肢です。
参考ページ…気象観測のしかた

(2)
雲量は空全体を10としたときの、雲のしめる割合です。これで天気を判断するものです。
4月6日は晴れています。快晴(雲量0〜1)か、晴れ(雲量2〜8)ですね。
よって、0〜8()を選びましょう。
参考ページ…気象観測のしかた

(3)
Cのグラフを読みとるだけです。4月6日は朝6:00少し前に気温が最低になっています。
このときのCの値を読むとだいたい4度ですね。
明け方気温が最低になるのは、晴れた日の特徴です。

(4)
こちらもAのグラフを読みとるだけです。
湿度は4月5日の朝6:00〜8:00くらいに最高になっているので、これを読むとだいたい90%です。

(5)
乾湿計の乾球と湿球の示度の差が大きいほど、湿度が低い(空気が乾いている)ときですね。
いちばん湿度が低いときをさがします。晴れた日の気温が最高のとき、湿度が最低になります。
4月6日14:00〜15:00()ですね。
参考ページ…湿度表の読み方

(6)
気温(C)と湿度(A)はグラフの特徴から判断できるので、余ったBは気圧です。
いっぱんに気圧が高いときは天気もよく、気圧が低くなると天気がくずれることが多いです。

2.

(1)

(2)72%

参考ページ…天気図の記号

(1)
南南西の風…風向ですね。風がふいてくる方向です。16方位南南西に矢羽根の矢をかきこみます。
風力3…風力は羽根の数で表します。3本かきます。羽根をつける向きに気をつけましょう。
天気くもり…中心に天気記号をかきます。くもりはですね。
気圧998hPa…天気記号の右側に小さく下2ケタの98をかきます。
気温20度…天気記号の左側に小さく20とかきます。

(2)
気温が20.0度、湿球の示度が17.0度なら、
その差は3.0度です。
乾湿計の場合、乾球の示度が気温を表すので、
湿度表で気温(乾球の示度)20度
差が3.0度のところを見つけ、湿度を求めます。
72%と読みとれます。
参考ページ…湿度表の読み方

   

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