乾湿計

2本の温度計で1セットですが、片方の温度計は球の部分がガーゼで湿らせてあります。
普通の温度計のほうを乾球温度計、湿らせたほうを湿球温度計といいます。

空気が乾いていると、ガーゼから水がどんどん蒸発する

水が蒸発するときに球部から熱をうばう

湿球温度計の示度が下がる

…ということで、湿度が低い(空気が乾いている)ほど
湿球温度計と乾球温度計の示度の差が大きくなります。

乾湿計の読みとりと湿度表の使い方

乾湿計は湿球と乾球の示度を読み、湿度表と照らし合わせてそのときの湿度を知ることができます。
めもりを読むときは最小めもりの10分の1まで読みとりましょう。

例として乾球の示度が25.0、湿球の示度が23.5℃のときの湿度を求めてみます。

読みとるのは乾球の示度と、(乾球の示度−湿球の示度)です。
上図の場合、乾球は25.0℃、示度の差は1.5℃ですね。

右図の湿度表で、25℃と1.5℃の交わったところがそのときの湿度になります。
この場合、88%になりました。

次の場合の湿度を湿度表から求めてみましょう。湿度表はボタンをクリックして出してください。
湿度表がウィンドウの後ろに隠れてしまった場合は下のタスクバーの「湿度表」をクリックしてください。
湿度表はタイトルバーをドラッグして移動させます。使ったあとは×で閉じましょう。

答えは半角の整数で入力してください

 

 

 

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