インストールが終わって簡単な確認も済んだら、インストールしたディレクトリの ja\index.html を読みましょう。英語でも大丈夫という場合は、インストールしたディレクトリの index.html を読みましょう。以下は、その一部を抜粋、もしくは解釈し直した物です。
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- JDK で、JavaアプレットとJavaアプリケーションを開発できます。JDK には次の物が含まれます。
- Java Core Class (classes.zip):標準のクラス・ライブラリ。環境変数 CLASSPATH に path を通しておけば、後は意識する必要がありません。
Java インタプリタ (java):Javaアプリケーションを実行するのに使われます。Java のプログラムは機種を問わず動くために、コンパイルでは仮想機械用のバイトコードを出力します。そのため、実行時にその機種用のインタプリタが必要になります。
Java コンパイラ (javac):Java のコンパイラ。Java のソースファイル(*.java)をコンパイルして*.class ファイルを生成します。
AppletViewer (AppletViewer.exe): HTMLファイルを読み込んで APPLETタグで呼び出される Javaアプレットを実行します。
その他にも、デバッガ、逆アセンブラ、ドキュメンテーションジェネレータなど必要なものは、全て揃っています。
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- JDK でのプログラミングは次のような過程で行われます。
- エディタでプログラムを作成する。(エディタは、JDK に付属しないので、Windows95 なら "メモ帳" を使用する)
- DOSプロンプトでコンパイルする。
- D:\HIROSE>javac Test001.java[Enter]
(Test001.java はエディタで作成したプログラム)
- エラーが出たら該当個所を修正する。
- めでたくコンパイルが通ったら、
- アプリケーションならDOSプロンプトで実行する。
- D:\HIROSE>java Test001[Enter]
- アプレットならそのアプレットを呼び出す HTMLファイルを作って、アプレットビュアーで呼び出す。
- D:\HIROSE>appletviewer Test.html[Enter]
(Test.html は作成した HTMLファイル)
- 思うような結果が得られなければ、プログラムを再考する。
- 場合によってはデバッガなんかも使ってみる。
- めでたく思ったとうりのプログラムが完成して終わり。
- これで、JDK の構成とプログラム作成の流れが分かったので、次から簡単なプログラムの作成にかかりたいと思います。
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