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6. JDK の確認事項

インストールが終わって簡単な確認も済んだら、インストールしたディレクトリの ja\index.html を読みましょう。英語でも大丈夫という場合は、インストールしたディレクトリの index.html を読みましょう。以下は、その一部を抜粋、もしくは解釈し直した物です。

JDK で、JavaアプレットとJavaアプリケーションを開発できます。JDK には次の物が含まれます。
Java Core Class (classes.zip):標準のクラス・ライブラリ。環境変数 CLASSPATH に path を通しておけば、後は意識する必要がありません。

Java インタプリタ (java):Javaアプリケーションを実行するのに使われます。Java のプログラムは機種を問わず動くために、コンパイルでは仮想機械用のバイトコードを出力します。そのため、実行時にその機種用のインタプリタが必要になります。

Java コンパイラ (javac):Java のコンパイラ。Java のソースファイル(*.java)をコンパイルして*.class ファイルを生成します。

AppletViewer (AppletViewer.exe): HTMLファイルを読み込んで APPLETタグで呼び出される Javaアプレットを実行します。

その他にも、デバッガ、逆アセンブラ、ドキュメンテーションジェネレータなど必要なものは、全て揃っています。

JDK でのプログラミングは次のような過程で行われます。

エディタでプログラムを作成する。(エディタは、JDK に付属しないので、Windows95 なら "メモ帳" を使用する)

DOSプロンプトでコンパイルする。
D:\HIROSE>javac Test001.java[Enter]
(Test001.java はエディタで作成したプログラム)

エラーが出たら該当個所を修正する。

めでたくコンパイルが通ったら、
アプリケーションならDOSプロンプトで実行する。
D:\HIROSE>java Test001[Enter]
アプレットならそのアプレットを呼び出す HTMLファイルを作って、アプレットビュアーで呼び出す。
D:\HIROSE>appletviewer Test.html[Enter]
(Test.html は作成した HTMLファイル)

思うような結果が得られなければ、プログラムを再考する。
場合によってはデバッガなんかも使ってみる。

めでたく思ったとうりのプログラムが完成して終わり。


これで、JDK の構成とプログラム作成の流れが分かったので、次から簡単なプログラムの作成にかかりたいと思います。



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