解答と解説

1.

(1)ウ
(2)ア
(3)空気

参考ページ…音の伝わり方

何か(音源)が振動し、近くの空気を押したりして空気を振動させ、
その空気の振動が耳まで伝わってきたものが、ふだんわたしたちが聞いている「音」です。
音を伝えているのは空気ですね。

(1)
真空ポンプで空気を抜く(ブザーのまわりの空気が少なくなってくる)と、音を伝えるものが少なくなります。
音はだんだん小さくなり、真空になる(空気がなくなる)と音はもう聞こえません。

(2)
たいこが近くの空気を振動させ、その空気の振動がろうそくの炎に届くと、
まわりの空気がゆれているためにろうそくの炎もゆれます

2.

(1)1400m/秒
(2)4200m
(3)9秒後

参考ページ…音の速さ

水中のほうが空気中よりも音がずっと速く伝わります。
光は音と比べ物にならないくらい速いので、光は一瞬で届くと考えます。

(1)
海底に向けて発せられた音波の道のりは、3500m先の海底まで行って帰ってくるので、
3500(m)×2=7000(m) ですね。
7000m進むのに5秒かかったので、速さは
7000(m)÷5(秒)=1400(m/秒) となります。

(2)
(1)より、海中を進む音は1秒間に1400m進むことがわかりました。
海中を進んで3秒で到着したので、音が進んだ距離は、
1400(m/秒)×3(秒)=4200(m) となります。

(3)
空気中を進む音は問題文より350m/秒です。4200mをこの速さで進んだときかかる時間は、噴火が見えてから
4200(m)÷350(m)=12(秒) です。
海中を進んできた音は、噴火が見えてから3秒後に到達しています。
海中の音がしてから、空気中の音がするのは、
12(秒)−3(秒)=9(秒)後 ですね。

3.

(1)イ
(2)エ
(3)ウ

参考ページ…音の性質

弦が細いほど、短いほど、張力が大きいほど、振動数が多くなり、弦を強くはじくほど振幅が大きくなります。
図2の波形を基準にします。

(1)
おもりをふやすと、弦を張る力が強くなります。(振動する数がふえる)
強くはじくと、振動する幅が大きくなります。山の数がふえ、山の高さが大きくなっているのはですね。

(2)
弦を太くすると、振動する数がへります。
弱くはじくと、振動する幅が小さくなります。山の数がへり、山の高さが小さくなっているのはですね。

(3)
こまから滑車までが弦の長さなので、こまをAのほうに動かすと、弦が長くなります。
同じ強さではじくと、振動する幅は図1と同じです。山の数がへり、山の高さが同じなのはですね。

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