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コイル1に電流を流すと、 コイル1だけで磁界の向きを考えると、 上はN極ですね。 |
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上の図でコイル2の上部の磁界の向きを見てみましょう。 |
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上の図の状態のときにコイル1の電流を切るということは、「急に磁界がなくなる」という状況になりますね。
コイル2の上部にとっては、近くにあったN極がどこかにいってしまうことになります。
よって、N極を遠ざけた状態です。
4
2のとき(N極を近づけたとき)は、 コイル2は磁界の変化に逆らうように、 上部にN極を発生させるように 「イ」の向きに誘導電流を発生させます。 3のときはその逆ですね。 3のとき(N極を遠ざけたとき)は、 | ![]() |
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コイル1の電流の大きさの変化は、コイル1が作る磁界の強さの変化を生みます。
鉄しんで磁界が伝わってくるコイル2の中の磁界が変化することになりますね。
コイル1の電流を強くする=コイル2の上部にN極が近づいてくる
コイル1の電流を弱くする=コイル2の上部からN極が遠ざかる
と同じ状況だと考えられます。
4より、N極を近づけたときと遠ざけたときの、コイル2に生じる誘導電流は逆向きとなります。
よって、コイル1の電流を強くしたり弱くしたり変化させると、コイル2の誘導電流の向きはアになったりイになったりします。
答え
1 N極 |