石岡マロンズ Ishioka Marons is survival game club founded in 1991.

石岡マロンズ > サバイバルゲームとは > サバイバルゲームの基本ルール

サバイバルゲームの基本ルール

サバイバルゲームには、実は統一ルールが存在しません。しかし、それでも広く通用している慣習的なルールなら存在します。ここでは、それについて紹介します。

使用する銃について/ゴーグル/ヒットコール/ゾンビの対処法/フリーズコール/遊ぶ場所について/フィールド外での軍装について/18歳未満のゲーム参加について

使用する銃について

エアソフトガン

サバイバルゲームに実銃を使うことは勿論できないので、エアソフトガンと呼ばれる玩具の銃を使用します。

エアソフトガンは、BB弾と呼ばれる6mmのプラスチック製の弾を発射します。2006年8月より改正銃刀法が施行され、エアソフトガンにも規制の網がかかるようになりましたが、規制前の製品であっても、東京マルイなど有名メーカーの製品を、買った状態で使用している限りは、人間に危害を与えることはありません。

しかし、改造して危険な威力を持たせる者が、残念ながら僅かながら存在します。そこで、それを排除するため、ゲーマー達は自主的に威力のチェックを行っています。銃刀法(の施行規則第99条)で定められた規定値は、3.5J/cm2ですので、これを6mmBB弾に換算すると、0.98Jとなります。
※ J(ジュール)というのはエネルギーの単位で、初速とBB弾重量で決まる。

当チームでは、初速90m/s(BB弾重量0.2gとして0.81J相当)に規制していますが、他チームでも概ね同様のようです。

参考:日本遊戯銃協同組合(エアガンメーカー団体)

エアソフトガンの選び方・買い方については、こちら

なお、フィールドに銃を持ち込む際、剥き出しのまま持ち運ぶことは、絶対に止めましょう。普通の人は、銃を見ただけで、恐怖感を覚えるものです(そして、間違いなく警察官に呼び止められる)。人々の要らぬ恐怖感を煽らないよう、ガンケース等に入れるようにし、剥き出しでの輸送をしないようにしましょう。

ゴーグルの着用

ゴーグル

エアガンは人間に怪我をさせる力を持っていませんが、人間の体で最も繊細な眼にだけは別です。そこで、ゲーム中にはゴーグルをして眼を保護します。殆どのチームや大会では、ゲーム中のゴーグル着用を義務づけています。

選び方については、ここをクリック。

ヒットコール

このように、死人であることが判るようなジェスチャーをしましょう。

白い布等で死人であることを示す

ゲーム中、自分の体にBB弾が当たると、戦死(ヒット)となります。敵からの弾だけではなく、味方や自分のBB弾に当たった場合でも、戦死です。ヒットしたら、「ヒット!」と声を上げ、自分が戦死したことを表明し、行動を中止して死体置き場(次のゲームが始まるまでの待機場所,セフティーゾーンともいう)に直行しなければなりません。

死体置き場に移動する際は、死体を示すマーカー(通常はタオルなどの白布)を目立つように付け、出来るだけ両手を挙げ、自分が死体であることを敵味方にアピールします。この時、まだ生きているゲーマーの行動を邪魔しないように注意します。死体ですから、生きているゲーマーとの会話は厳禁です。

なお、命中判定は、機械や審判が行うわけではなく自己申告であるため、当たったのに当たってないフリをしてゲーム続行することも不可能ではありませんが、それを重ねるとゾンビという有り難くないレッテルを貼られ、つまはじきに遭うので、そういうことは止めた方が身のためです。

ゾンビの対処法

ゲーマーも人間ですから、当たったことに気付かないこともあります。撃った人間にとっては面白くありませんが、こういう場合、次のことに気を付けましょう。

例えば、ゲーム中にゾンビに対して、撃った側が「当たっただろ」などと怒鳴ること。ヒットコールは、自己申告制ですから、たとえ当たっていても、本人が当たっていないと判断すれば、当たっていないことになります。だから、たとえ口調が丁寧であっても、他人に言われて「はい、当たってました。」と引き下がる筈がなく、喧嘩の種になるだけです。こういう場合は、取り敢えず見逃し、それでも納得できない場合は、ゲーム後に相手チームの代表者に抗議しましょう。

フリーズコール

至近距離での射撃は、トラブルの元になりがちです。そこで、こういう場合は、射撃の代わりに、相手に対してフリーズコールをかけるようにします。コールに従うと、その時点でフリーズコール成立となり、従った者は「戦死」します。必ずしもコールに従う必要はないですが、反撃できる場合以外は従っておいた方が痛い思いをせずに済みます。

なお、コールに従ったふりをしておいて反撃、というのは反則であり、ゾンビ行為以上に顰蹙の的になるので、そういうことはしてはいけません。

遊ぶ場所について

サバイバルゲームは、いくら玩具とはいえ、弾の出る銃を撃ち合うわけですから、ゲーム参加者以外の人々(通行人や近隣住民)に流弾が当たらないような場所で遊ぶ必要があります。よって、人の多い市街地や公園は不可です。

現実には、山林や河川敷でゲームをすることが多いのですが、それでも出来るだけ第3者が入り込まないような場所を選定し、万一入り込んだとしても、すぐにゲームを中断できるような体制を整えておきます(監視員を置くなど)。くれぐれも、他人の土地に勝手に入り込んだり、第3者に威圧感を与えないようにしましょう。

遊び場の確保について、詳細はこちら

フィールド外での軍装について

迷彩服に着替えた後、昼食調達などのため、フィールドの外に出る必要が生じることがあります。しかし、その場合は、装備を解除してから外出するようにします。最近は、一般のファッションにも迷彩服が採り入れられたりしていますが、それでも上下とも迷彩服という人は少ないし、弾帯やサスペンダーをしている人はまずいません。まして、拳銃を吊っていたり、小銃を背負っている等は論外。一般の人に威圧感を与えることのないような服装で外出するよう、心掛けましょう。

…ここは平和な日本なので、せいぜい交番の巡査を呼ばれて怒られる程度で済みますが、米国だったら冗談抜きにSWATが出動します。MP5の実銃で射殺されても文句は言えませんよ…。

18歳未満のゲーム参加について

詳細は、こちら

Copyright (C) 1998-2024 Ishioka Marons. All Rights Reserved.