石岡マロンズ Ishioka Marons is survival game club founded in 1991.
ルールのところでも少し書きましたが、サバゲをするには、
等が必要です。ここでは、ゲームに必要な道具について、紹介します。バッグ類のように、手持ち品が流用できる場合もあります。
東京マルイ社製「89式5.56mm小銃」
BB弾と呼ばれるプラスチック弾を発射する玩具銃のことで、エアガンとも呼ばれます。
ゴーグルと並ぶ必需品です。エアソフトガンの選び方の詳細は、こちら。
東京マルイから発売されているBB弾
エアソフトガンが使用するプラスチック製の弾で、6mm径で0.2gの弾が一般的です。
普通のプラスチックの他、土の中に埋めておくと腐って自然に還る「バイオBB弾」と呼ばれるものもあり、サバゲーではこちらを使用するのが普通です。サバゲ大会などでは、これを指定していることが多いので、指示を守りましょう。
写真左が、通常のBB弾で、主に室内撃ちで使います。写真右は、バイオBB弾で、通常のBB弾よりも高めですが、サバゲ大会では、これでないと参加できないことが多いです。
サバゲ用のゴーグル
飛んでくるBB弾から目を保護する道具で、サバイバルゲームにおける必需品。これがないと、ゲームに参加させてもらえません。
サバイバルゲームには、スキー用や防塵用ではなく、エアガン専門店で扱っているエアガン用のものを使用します。エアガン用でないゴーグルには、BB弾の直径の6mmよりも大きな穴があったりして、そこからBB弾が侵入する可能性があるからです。
また、エアガン用でないゴーグルはBB弾に対する「防弾」を考慮していないため、対戦相手がエアガンのパワー規制を無視した場合は、レンズを貫通することがあるからです。
なお、写真のゴーグルにはフェイスガードが付いていますが、これは頬をBB弾から保護するものです。必需品ではないが、素肌にBB弾が当たると痛いので、取り付けています。
当チームのお薦め「陸自迷彩」
サバゲの時の衣裳。これがなくてもゲームには参加できますが、普段着でゲームをすると汚れる上、フィールドでは目立つため、いずれは購入することになります。
巷には、米軍のウッドランドBDU、タイガーパターン、ジャングルファティーグ、陸上自衛隊迷彩、仏軍リザード迷彩などといった戦闘服が存在します。
緑系の戦闘服なら、どれを着ても不自然ではないので、個人の嗜好に依るところが大きいですが、私見を述べれば、お薦めは陸上自衛隊迷彩。日本で戦闘することを考えて作られているだけに、迷彩効果は高いです。入手も比較的容易です(こちら)。
被り物各種
これがなくてもゲームに参加できますが、無帽でゲームに参加すると、非常に目立ち、恰好の標的になります。服よりも安い買い物なので、ゴーグルと同時に入手したいものです。
凝ってくると、鉄帽(ヘルメット)を被り出す人も出てきますが、サバゲを楽しむだけなら、布製の帽子で十分でしょう。
ブーツ(半長靴)
これも必需品というわけではありませんが、野山を走り回るとなると、普通の革靴やスニーカーよりも、ブーツの方が足首を保護できるため、好ましいといえます。本格的にサバゲをするとなると、ブーツも欲しくなる装備品の一つです。
ゲームをするだけなら、米軍のジャングルブーツのレプリカが安く大量に出回っているため、お薦めです。
ガンケースの例
電動ガンを自宅からフィールドまで持ち運ぶ時に入れるケースで、銃自体が長い場合は、必要になります。逆に、銃自体が小さくて、バッグやリュックサックに入ってしまう場合は、特に必要ありません。
くれぐれも、電動ガンを剥き出しで持って歩いたり、電車に乗ったりしないようにしましょう。
写真は、Sutekusというブランドの100cm長の商品で、89式小銃が丁度よく入る長さです。他に、120cm長と85cm長の商品があります。
なお、殆どの場合、ガンケースには、銃本体やバッテリー・弾倉を入れるのが精いっぱいなので、着替えなどを持っていく場合は、大きめのバッグかリュックサックを別途用意します。
旅行バッグの例
着替えや靴、昼食、その他ガンケースに入りきれないもの一式を詰め込むのに使用します。銃自体が小さい場合(MP5とかAKS74Uなど)の場合は、ガンケースを使わず、銃ごとバッグに入る可能性があります。そうなると、有り難いですね。電車移動の場合、ガンケースと旅行バッグの両方を担いで歩くのは重労働ですから。
なお、大きめの(ハイキング用の)リュックサックの場合、ガンケースとの兼ね合い(ガンケースと両方を同時に背負えるか?)を事前に確認しておく必要があります。リュックの中に銃が入れば、何ら問題ないのですが…。
以上があれば、十分にゲームを楽しむことが出来ますが、慣れてくると、この他にもあれこれ欲しくなるものが出てきます。次に挙げるものは必需品ではないですが、あれば便利なものなので、紹介しておきます。
虫除けスプレー
サバゲは、山林や河川敷で行われることが多いのですが、いずれも春〜秋の間の季節には、蚊がたくさん出ます。無くてもゲームには参加できますが、蚊除けのスプレー剤は、必需品といって良いでしょう。
顔面や首筋など、肌の露出部分は勿論、戦闘服の上からも吹き付けておきます。服の上から刺してくる蚊がいるためです。
マーカー
ゲームの際に腕に巻く、チーム分けの識別マーカー。赤と黄を用いるのが普通です。
赤または黄のガムテープで代用しても良いですが、それでは使い捨てになってしまいます。写真のように、マジックテープ式のマーカーも売られているので、利用すると良いでしょう。両腕に巻く必要があるため、赤・黄それぞれ2本ずつ用意します。
写真は、東京・赤羽のショップ「フロンティア」で売られているマーカー。
弾嚢(マガジンポーチ)
弾嚢は、弾倉を収納するポーチです。これがなくても、迷彩服のポケットに電動ガンの予備弾倉を収納することもできますが、取り出しにくいし、紛失しがちです。弾嚢があれば、そういう心配は解消されます。
但し、弾嚢によって入れることの出来る弾倉の種類が制限されるので要注意。例えば、M16用の弾嚢に、AK47やG3の弾倉を入れることは出来ません。使用している銃の機種に合わせて弾嚢を選びましょう。
なお、弾嚢の多くは、弾帯と呼ばれるベルトに通す構造になっており、弾嚢を実際に身につける場合、それに対応する弾帯も必要になります。弾帯については、次に述べます。
陸自の弾帯
腰に巻くベルト。兵隊さんは、弾帯に弾嚢・銃剣・水筒・円匙(スコップ)などを取り付けますが、サバゲをする場合、付けるとしたらせいぜい弾嚢止まりでしょう。
弾帯を選ぶ場合、使おうとしている弾嚢がきちんと取り付けられるかどうか、十分注意します。
サスペンダー
吊帯は、弾帯よりも必要性が低いですが、これがあると、弾帯がずれにくくなり、いろいろ装備のついた弾帯の重さを、肩に分担させることが出来るので、あると便利です。
買うときは、弾帯にきちんと取り付けられるかどうか、十分注意します。一見同じように見えても、取り付けられないことがあります。例えば、陸自の吊帯は、米軍のそれに似ていますが、米軍の弾帯と組み合わせて使うことは出来ません。
拳銃とホルスター
メインウェポンの他に、予備の銃を携帯することがあります。また、ハンドガン戦といって、拳銃だけで行うゲームもあります。そこで必要になるのが、拳銃タイプのエアソフトガン。拳銃タイプのエアソフトガンには、作動方式によって、
の3つに分類されます。後2者は、ガスを必要とするガスガンで、連射が可能ですが、寒さに弱い。特に、ガスブローバック式は、作動がリアルで、連射も得意ですが、11月くらいになると、寒さで動作しなくなります。エアコッキング式は、1発撃つごとにコッキングする必要がありますが、真冬の夜でも使え、また比較的安い、というように、一長一短があります。ガスブローバックとエアコッキング式を、季節によって使い分けると良いでしょう。
なお、拳銃をメインウェポンとしない場合は、拳銃を携帯する入れ物(ホルスター)も必要になるので、使用する拳銃に合わせてホルスターも選びましょう。
車はワゴンタイプが多い
自動車とか。サバゲは、大抵交通の不便なところで開かれる上、のめり込むにつれて荷物の量も増えていくので、自動車があると大変便利です。荷物の積めるワゴンタイプが、サバゲ向きです。不整地を考慮して、車高は高めの方がよいでしょう(立体駐車場に入れなくなりますが)
あとは、眼鏡の方限定ですが、コンタクトレンズとか。眼鏡の上からゴーグルすると、どうしても眼鏡が曇ってしまうのですが、コンタクトレンズの場合は、その心配がありません。