ダイブログ 2014


2014年7月24日〜28日

またもや台風発生にドキドキした出発前の約10日間。

正直、一瞬は開催を半分あきらめたこともありました。

でも今回も、無事に鹿児島 枕崎港を出港することができました!

今回の予定は

枕崎〜口永良部島〜中之島〜諏訪瀬島〜中之島〜枕崎 5日間の行程。


I. Tsukada

まだ少し台風のうねりは残る海を南下します。

初日のダイビングはさすがに湯瀬は厳しいかと思ったけどなんとか潜ることができそう。

海は湯瀬の手前からずんずん青くなっています。

湯瀬に到着。ここはトカラではありませんがウチで人気の岩! 

J.Yoshimura

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映像は最終日のものですが、このツアーはこんな感じで飛び込んでいました。  video : H.Oono

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ニザダイの群れ         N.Kayama
オキアジの群れ       N.Kayama

J.Yoshimura

H.Kurochi
H.Kurochi


いつものお宿「くちのえらぶ荘」  J.Yoshimura

おやどにはニャンコがいっぱいいました。 H.Oono
ニワトリもニャンコといっしょに。

いつもながら最高に気持ちの良い広間 J.Yoshimura

夕方や朝はここが最高     J.Yoshimura
  いつもすっごいお食事です!  J.Yoshimura

でも夜はカナブンが網戸にくっついて。

T.Yuuki

夜はこんな感じで     T.Yuuki

J.Yoshimura
玄関で宿の貴舩夫妻も一緒に。


ここで潜りました。 ニヨン 丸瀬   H.Oono

H.Oono 
ギンガメアジがお出迎え


トカラに入った!

ニヨンからトカラ海域となります。

ニヨン丸瀬で今回のダイビングスタイル、緊張感の中でみなさんバッチリ。

ギンガメアジの大群やムレハタタテダイの群れなど丸瀬らしい光景でした。

そのあとはうねりは気になるけど、ニヨン灯台に上陸したいな。

竹下船長、いつものようにひょうひょうと「いいよ」と連れて行ってくれました。

接岸もばっちり無事に上陸。

(ダイビングの際の操船も本当に抜群の船長です。外洋の激流トカラを潜るのに最高に信頼できる船長です。

それにしても20年以上前と見た目があまりかわっていないって何故?)

ニヨン灯台からみたトカラの海はやっぱり言いようのない美しさでした!!

ニヨン灯台にも上陸です。    H.Oono

H.Oono

H.Oono
灯台最後のはしご、なかなかスリリング

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吸い込まれそうな海の色です。 N.Kayama
記念撮影ですね!    N.Kayama

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H.Kurochi

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そろそろお迎えに       T.Yuuki

ニヨン灯台からの眺め。

黒潮がゴーゴー流れているのがわかります。 H.Oono


激流開始!

ニヨンで潜った後は口之島の平瀬。

海面は潮波いっぱい、ぼこぼこアップカレントに湧いてる場所もあります。

どうするかって?

もちろん入りますよ!!

以前ここで激流に苦労した記憶もあります。

でももうやられませんよ。

みなさん、いよいよトカラ黒潮の海を実感したもよう。

黒潮でおなかいっぱいの1日目でしたね(笑)


H.Oono

T.Yuuki

Y.Nakata
I.Tsukada


中之島のトカラ馬    N.Kayama

J.Yoshimura
N.Kayama

中之島もいつものお宿 海游倶楽部     N.Kayama


ダイビング3日は黒潮の海激闘の日。

海面はあちこち急流の川状態…   T.Yuuki

小臥蛇島の近く、潮波立つ雄神瀬付近  J.Yoshimura

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I.Tsukada

H.Oono

J.Yoshimura

魚もいるんだけど
見ている場合じゃないか…(^_^;)

ぶっ飛ぶエアー!!

N.Kayama
T.Yuuki

ダウンカレントで舞った泡に包まれる。  H.Kurochi

H.Kuroch 

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「雄神瀬 激流ダイビング」の動画です。

魚などはぜんぜん映っていませんのでたぶん多くの方にはちっとも面白くない動画だと思います。

すごい魚群や人気生物をご期待の方は見てもまったく時間の無駄かと思われます。

一部のマニアの方向け動画ということでお願いします(^_^;)

でも撮影のN.Kayamaさん、あんな中での撮影お見事でした!

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今年もここまで来られた!!

トカラのシンボル 臥蛇島「木場 立神岩」

Y.Nakata
T.Yuuki

T.Yuuki

ブッ飛びダイブの後はこんな光景で癒されましょう。

I.Tsukada

そしてまた… ドクロ瀬

この日の1本目、雄神瀬で激流ダイビング、黒潮パワーをおなかいっぱい堪能です。

2本目は臥蛇島の立神岩でなぜかまったりゆったりドリフトダイビング。サンゴ根の丘の上を流すのも気持ちいい。

でもイケイケなメンバーの皆様、まったりドリフトダイブではどうも力をもてあましているご様子。

では今日の締めくくりはまた激流リクエストですか?

そんな雰囲気にお応えして行ったのはその名も「ドクロ瀬」

諏訪瀬島の名礁です。

海面は川ですね。川といっても急流のですが。

そしてとにかく激流堪能ダイブが始まったのでした。

うしろは見ただけで激流なドクロ瀬の海面。

なのに何をそんな楽しそうなわけ?!  J.Yoshimura

最初はそうでもないけど

ほらきた        J.Yoshimura
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ここの岩は手がかかる穴がないので大変…  Y.Nakata

ウメイロモドキ群れ 後半は魚もいい感じでした。

「ドクロ瀬」に潜ったときのの動画です。

これまた激流ダイビングの映像。

潮波が立ち渦が巻く海面、そんな海面の下はどんなことになっているのか。

そんな風に思ったことはありませんか?


諏訪瀬島泊

このツアーでは口永良部島、中之島はほとんど定宿になっていて口之島が入ったり悪石島まで行って泊まったり、平島にも行きました。

諏訪瀬島に泊まるのは3年ぶりくらいでしょうか。

今回のお宿ははじめての浜原荘。

うん、ここも定宿にしたいね!

お母さんのパーソナリティはすごくいい感じだし!

それから、看板娘(ネコですが)の姫ちゃんもたまらなく可愛くていい子でしたし(笑)

さすがトカラ。GT狙いのホッパーなどのルアーが J.Y
アラもでかい! 体重はいい勝負、身長は負け。 J.Y

宿のお母さんと看板ネコ「姫ちゃん」 Yuuki

棒渡りの芸を見せてくれました。   T.Yuuki
けっこう真剣な 顔がまたおかしい (^^)  T.Yuuki

N.Kayama

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H.Oono

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向かうは臥蛇島!       H.Oono

前日は激流ダイブとなった小臥蛇島近くの雄神瀬。

今日も潜るのに適しているコンディションなら潜りましょうかね。

でも、朝行ったら昨日を上回る激流状態。

昨日で水中はあんなだったのにこれじゃぁ、

やめておきましょう。

ついでながら、3本目の前に皆さんの快適なダイビングのために私がチェックダイブで飛び込んできました。

凄まじいド激流! 前日よりパワフル、すごい潮流でした。

浮上の際にはダウンカレントに阻まれてフロートがすぐに上がってくれず根から距離が出てしまいそうで往生しました。

大きな声じゃ言えませんが、魚もすごくてGT、イソマグロ編隊、カスミアジはなぜか大群、ハギやギンガメはもちろん入り乱れて迫力満点。

そんな光景を皆さんに見てほしい気もちらっとでましたが、とても快適に潜れそうにないので断念していただくこととにあいなりました。

雄神瀬、潮目がグリグリ。 H.Oono
洗濯機みたいな渦も巻いています。  H.Oono

ダイビング4日目も臥蛇島へ     H.Kurochi

エントリー直後、クマザサハナムロ大群 I.Tsukada
木場立神岩は今日もギンガメパラダイス  I.Tsukada

N.Kayama

夏のトカラはやっぱりギンパラ(ギンガメアジのパラダイス)です!

H.Oono
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I.Tsukada

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「臥蛇島木場立神、口之島平瀬」の動画です。

真夏のトカラはまさにギンガメパラダイスです!

撮影:N.Kayama

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小臥蛇 沖の瀬       I.Tsukada
I.Tsukada

小臥蛇 沖の瀬        Y.Nakata

ラストも中之島

トカラ最後の夜は中之島。

海游倶楽部はいつもながら居心地良くてトカラとは思えないイタリアンなどの見事なお食事!

あいかわらずみなさんワイワイがやがや、夜の酒盛りは楽しそう。

でも撤収が早いあたりは日焼けとダイビングの心地よい疲れからでしょうね。

中之島 海游倶楽部にて


ラストダイブは口之島平瀬

希望の方だけで望んだラストダイブ。

中之島から枕崎への帰途の途中にある場所に潜るのが効率的。

やっぱり最後までマッタリダイブを許さない雰囲気の皆さん。

ということで口之島の平瀬(トカラに限らずでしょうがトカラには平瀬という場所があちこちにあります)。

ぼちぼち潮波ができる程度に流れています。

エントリーして通称1の根にはギンガメアジがいっぱい。

その後イソマグロの名所に流します。

20匹くらいのイソマグロが潮流の中にくたらしいくらいひれも動かさずにいます。

この潮の流れ、エアーが下がるくらいのダウンカレントだって入っているし、泳いで進めるレベルじゃないけど、

メンバーの皆さん、心地よい流れだって…

皆さん、連日激流のトカラで麻痺してやいませんか(笑)

口之島平瀬 最初の根にはギンガメアジの大群
十分潮は速いけど、皆さん心地よい流れって N.Kayama

口之島平瀬にて イソマグロ群れと  J.Yoshimura
速い潮流の中見るイソマグロはやっぱりかっこいい。

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H.Oono

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I.Tsukada

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イルカが何度も

帰途、良い凪の中「第三海交」は快調に北上します。

口永良部島を過ぎたあたりからイルカが何度もあらわれました。

そのたびにみんなで大騒ぎ。

イルカたちは船のへさきで波乗りしたり。

なんだか最後まで楽しませてくれますね。

I.Tsukada

I.Tsukada

今回、最後のお弁当はキーマカレー!

以前は中之島の海游倶楽部のお弁当がいつも楽しみでしたがここ数年は島のお弁当屋さんの(言ってみれば)普通のお弁当。

今回はお弁当屋さんが留守とかで久しぶりの海游倶楽部のお弁当。

やっぱりおいしかったぁ!


帰り道も おなじみ、大好きな湯瀬を通ります。

そしたら船長、湯瀬の岩の間を通るサービス!

 「ヒューッ、やっぱりかっこいい岩だね!」 Kayama

湯瀬  水面にも映る逆さ湯瀬 おだやかです!!  I.Tsukada

湯瀬よ、また近いうちに来るからね!   H.Oono

やっぱりトカラ!

出発前は台風にヒヤヒヤした今回のトカラツアー。

考えてみれば、台風にヒヤヒヤするのは今回に限ったことではないかも。

今回のトカラ列島海域の水温は28〜31℃、いつもながら高いですねぇ。

本当はもっと水温の低い時期に来られれば魚も多いのかもしれませんが、その時期はそうは海は安定が続かないし。

真っ青な海の上を縦横に走り回るこのスタイル。

5日間凪が続いて外洋を走り回れることを狙うならやっぱりこの梅雨明け直後のこの時期。

アイランドホッピングのスタイルで巡るダイブクルーズは今の日本では他には(たぶん)無いスタイルだと思います。

黒潮本流が当たるトカラ列島は海はあくまでも青く島はこれ以上ないくらいに自然にあふれています。

海はその分荒々しく、生半可なダイバーを寄せ付けません。

でも、ありのままの野生の海があるトカラはやっぱり最高です。

まさに群青のトカラの海は美しくてそしてきびしい。

今回も出会った船は数隻のカツオ、マグロ船のみ。

あるいは、評判になって人がいっぱい押し寄せる海に行くのが当たり前のダイビングの世界から逆行しているのかも。

海が野生的ならこのクルーズのスタイルも野生的。

でも毎日泊まり歩く島も素敵、宿も素敵、これぞ醍醐味ですね。

万人受けするスタイルじゃないかもしれないけど(しないほうが良い!?)、こんなダイビング旅行を最高に楽しそうに潜って遊んで飲んで騒いでいた今回の参加メンバーの皆さんに心から感謝いたします!!

お疲れ様でした!!

ログにも載せた写真のみはこちらに入っています。

https://picasaweb.google.com/111237632540022705483/2014


◎潜った場所

7月24日: 湯瀬

7月25日: ニヨン丸瀬 、口之島平瀬

7月26日: 雄神瀬 、 臥蛇島 木場立神 、諏訪瀬 ドクロ瀬

7月27日: 臥蛇島 木場立神 、小臥蛇 沖の瀬 、小臥蛇 沖の瀬

7月28日: 口之島 平瀬


● トカラツアーログ 13/7/19〜23
● トカラツアーログ 12/7/19〜23
● トカラツアーログ 11/7/29〜8/2
● トカラツアーログ 10/8/6〜8/10
● トカラツアーログ 09/7/31〜8/4
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● トカラツアーログ 04/7/7〜11
● tokara悪石島旅行記 2002
● トカラツアーログ 00/6/23〜27

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