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◆平成22年 しまなみ海道・鞆の浦・岡山の旅

  2010年05月01日〜03日実施

 

しまなみ海道・鞆の浦

05月02日(日)

 前日にコンビニで購入した朝食を食べ、8時30分にホテルの駐車場へ集合。本日も原付2種組と大型組は別行動です。
 準備を済ませると、9時出発。昨日往復した来島海峡大橋を目指す。橋を渡って大島上陸後、とりあえず左回りで海岸線を走る。しかしすぐXR100がストップ。エンジンとマフラーを止めるナットが2個とも無くなっていた。昨日から異音を感じていたらしい。そう言えば彼は福井県レインボーライン・エンゼルラインツーリングでもマフラーを止めるボルトを落っことしてる。その時は「日本では針金ぐらいなんぼでも落ちてるはずや」で応急処置したが、こんな自然の中ではナットなど落ちていない(東大阪なら落ちてるだろうな=わかる人だけわかってね)。
 結局ブレーキレバーを止めるナットで応急処置し、あとでホームセンターを探すことに。その応急処置時間を利用して、完成直後でツーリングに来たゴリラはチェーン調整を始めた。その最中に、管理人は若い女性サイクリスト2人に「伯方島に行きたいのですけど」と道を尋ねられる。地図を出して教えてあげたのだけど、ゴリラのオーナーに「なぜ写真を撮らなかった」と言われた。ムム、不覚である。


出発前の記念撮影

来島海峡大橋 原付道

お、造船所だ(あいえす造船株式会社)


マフラーのナットが無くなる

チェーン調整

こんな所にナットなど落ちていて欲しくない

 本日最初の訪問は、「村上水軍博物館」。けっこう時間がギリギリの行程だから、あまり有料施設は行きたくなかったけど(入って5分で出る、だったら勿体ないし・・・)、まだ時間も早いし立ち寄った。館内を見て出口付近に戻ってくると、ゴリラオーナーが誰かとしゃべっている。ん?なんと2008年夏に北海道へ行った時、富良野で一緒になった人だった。その時は高校生の娘さんとタンデムで来ていたが、今日は友人と2人、それも我々と同じ原付2種の旅だった。ちなみに娘さんは大学生になったがまだ後ろに乗るそうだ。彼は今年もまた北海道に行くと言っていた。いいなぁ。とにかく立ち寄って良かったです。

 10時35分出発。伯方・大島大橋の原付道へ向かう。この橋はそのまま通り過ぎては行けない。ここにも馬島と同じく降りられる橋脚の島があるのだ。2004年に来た時は気づかなかったので、入口を見落とすかもしれない。と思ったら、先頭XR100が難なく見つけて降りていった。
 見近島はかつては村上水軍出城もあった島ですが、現在は無人島で公園として整備されています。キャンプ場もあります。このキャンプ場に泊まるには、徒歩か自転車か原付か、もしくは船で来なくては行けないのですけどね。

 伯方・大島大橋に戻って、10時50分伯方島上陸。道の駅「伯方S・Cパーク」へ行く。ここの向かいにホームセンターコーナン伯方店があり、XR100オーナーはナットを買いに、シグナスのオーナーはカメラの電池を買いに行った。ゴリラのオーナーと管理人がお土産を買って出てくると、シグナスのオーナーが若い女性サイクリストと話を始めた。けっこう美人さんだ。お、春が来たのか。と思えば、ライダーでもありサイクリストでもあるシグナスさんの入っているSNSのウェアを着ているので声をかけたそうだ。なーんだ。しかし、またこのシーンの写真を取り損ねた。


村上水軍博物館

富良野で逢ったライダーと偶然に

見近島への入口


見近島内にあるのトンネル

見近島で記念撮影

伯方S・Cパーク

 11時20分、道の駅を出発大三島橋を渡って大三島へ。まずは、天然記念物「大山祇神社のクスノキ群」がある「大山祇神社」。確かにでっかいクスノキがいっぱいですけど、もっと驚きはその向かいにある「お食事処 大漁」の前に長蛇の列が出来ている。帰ってネットで調べると、安くておいしいと評判の店なんですね。神社の横のおみやげ屋で、メンバーの1人は例のタオルを購入していました。


大山祇神社

大きなクスノキです

評判の店に長蛇の列。あ、シグナスさんが

 次は「伯方の塩♪」のTVCMでお馴染み、伯方塩業大三島工場の工場見学。1ヵ月ほど前にテレビで見て工場見学が出来ると知り予定に入れたのです。無料のうえに、見学記念の20g入りの塩を3種類もらい、休みで動いてなかったけど工場を見学し(写真撮影禁止)、伯方の塩ソフトを食べました。


伯方塩業・大三島工場

伯方の塩ソフト

たこ飯のうどんセット

 多々羅大橋を渡って生口島に到着。この島では訪問予定無しですが、時間も13時になったのでお昼ご飯。瀬戸田すいぐん丸と言うところで食べました。
 生口島は素通りなんですけど、生口島と高根大橋でつながっている高根島に渡りました。ここでの目的は「素堀のトンネル」と島内1周。このトンネルは入口・出口はコンクリートですが、内部は素堀です。写真でわかるかなぁ。1周の時間はタイムトライアルした訳ではありませんが、写真の時間記録からみるとだいたい15分でした。


高根大橋

素堀トンネルの内部

トンネル出口

 次は生口橋を渡って因島。今日は鞆の浦も行きたいから駆け足になってくる。といっても足でなく駆けアクセルですけど。橋の下にある因島大橋記念公園で記念写真を撮りすぐ出発し、因島大橋を渡る。この橋はしまなみ唯一、高速の下を渡る橋で、次の尾道大橋が自動車と混走する普通の道だから最後の原付橋になる。

 橋を渡って国立公園高見山に登る。といってもバイクです。ここが「しまなみ海道」の島々と橋を見る最後になります。考えると、しまなみを巡る旅のほとんどは、観光施設でなく上から下から橋を見てた気がします。でも、すごく良い天気だから、もっともっとゆっくり見ていても良い気分でした。


因島大橋記念公園

因島大橋・歩行者・自転車・原付道

国立公園高見山より

 尾道大橋を渡って鞆の浦へ。道路はそれほど混んでいなかったけど、ハイスピードという訳でもなく、35分ぐらいかかって、16時15分に鞆の浦のバイバス道路(橋)を造るかどうかもめている、狭い道に到着しました。駐車場はバイクは止めないみたいなことを言われたのですが、歩道に邪魔にならないように止めたらとも言われました。駐車監視員のいる大阪では考えられません。ありがたいです。

 すれ違いに苦労する車を避けながら街を歩き、シンボルの常夜灯で写真を撮り、ソフトクリームを食べ・・・。どうだろう。観光シーズンは車が混むだろうし、地元民の朝の渋滞も大変だろうし、住んでいない管理人が言うのもなんだけど、でも、埋め立てたら・橋を造ったら、二度と戻らないし。諫早湾干拓事業を見てると現状を守れるこのままが良いですね。

 名残惜しいが時間切れで17時過ぎに福山駅前のホテルに向かう。ナビに住所を入れ到着するがそこにはない。目の前の一方通行の向こうだと思い、管理人が先頭でぐるっと迂回したらずいぶん遠回りになり、押した方が良かったと言われました。エリアワン福山着は17時30分過ぎ、ほぼ予定通りです。大型組はまだ着てません。先についていたCB400さんと福山ロフトの地下に買い出し。先に部屋で一杯やってしまいました。
 そうそうチェックインの時、予約のオーバーブッキングがあったらしく、2名だけ系列のウィークリーマンションに移ってもらえないかと言われました。お断りしましたが、喫煙2名だけ送り込んでも良いかと場所を聞いたら、5分離れているとのこと。50mだったらいいけど、5分はやっぱりかわいそうと言うことで再び断りました。


鞆の浦到着。道路は狭いです

お酒の入ったソフトクリームです

鞆の浦といったら常夜灯


この風景は残したい

エリアワン福山

かんぱーい

 大型組の到着は19時20分。やっと宴会。メンバーの知人から聞いたお店に行くが、満席。その辺にあった「ぽかぽか横丁」に入り乾杯。そんなに高い店では無かったはずですが、どんどん注文したためか、けっこうな金額になってしまいました。

 本日の走行は171kmでした。


 

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