組み立ての心得
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  配線は短く。 組立ての優先順位 を 検討する。
  発熱する抵抗や真空管ソケット上を避けて配線し、後の電圧点検等 やサービス性 を 考慮する。

  部品は 規定 の部品を使用し、安全が第一で新品が望ましく
  復元等で、経年劣化の疑わしき オリジナル に 拘らない。
  C.R等の部品は新品であっても、念のため良否をテスターでチェックしてから取り付ける。


 [ 高周波回路 ] の配線
  1)  [ 入力側 ] と [ 出力側 ] との 平行・接近・ループ等 に 注意し 、発振を 防ぐ。

 [ 交流回路 ]
  1)  電源トランスの一次側配線で、ヒューズ回路やスイッチの帰り線等は
     ループを避け、他の回路を挟み込まない。
  2)  ヒーター回路 は、電流容量を考慮した線経の 2本線 を 使用し、 縒って配線する。
  3)  交流回路は、高周波回路や入力回路に接近させない。
  4)  ヒューズは必ず規定の値とし、一定時間通電後の、トランスの極端な加熱がないか
     発熱に注意する。
  5)  古い電源コードは使用しない。

 [ 部品のアース側 ] 配線は
   1)  最短距離で[ 同一ブロック] 内。( 1点アース等が好ましい )。とし
     [ 他回路 ]との混合は避ける。
   2)  再塗装 の シャシーでは
      部品 の シールドケース等 を 確実に シールドする為の [ アース母線 ] を 設ける。
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   テスターは複数台を用意し、アナログテスターが良い。
  半田鏝のW数は接続場所や部品の種類によって使い分ける。
  半田付け作業後は、半田鏝の電源 OFF を確認 (ネオン管のパイロットランプ付きに改造 )。
  手洗いは、丁寧に行う。
 
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