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■ 奈良時代に遡る歴史 | ||
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観音霊場といえば西国三十三所観音霊場が最も有名ですが、その歴史は古く奈良時代までさかのぼります。 伝えられている所では、養老2年(718年)大和長谷寺の徳道上人が病にかかり生死をさまよった時、夢の中で閻魔大王に会ったところ、「お前はまだ死ぬことを許さない。帰って三十三所の観音霊場があることを人々に知らせ、世の悩める人々を救いなさい。」といわれ、起請文と三十三の宝印を授けられました。しかし、当時の人々はこの話を信用せず、上人はやむなく授かった宝印を摂津中山寺の石棺に納めたといわれています。 |
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■ 中興の祖「花山法皇」 | ||
![]() 白衣観音 仏絵師 藤野正観氏作 |
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■ 大衆化は室町以降 | ||
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