堀俊輔氏の人となりが知れるエピソードを紹介しよう。丹沢音楽祭でベートーヴェンの第九を振ったときのプログラムに書かれた堀先生のコメントは、とても興味を惹かれるものである。
その冒頭部分を紹介すると、
「私の音楽経験はカラオケ程度で、音符は読めません。ドイツ語も初めてです。でも一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。─ 大拍手 ─」 これは第九を歌うアマチュア合唱団でよく出くわす自己紹介のシーンであるが、その都度に僕は卒倒しそうになる。
と、堀先生が嘆いているが、その気持ちはたいへんよくわかる。
だが、嘆いてばかりはいられない。さて、どうするか。そこで、堀先生の発奮がはじまった。この詳しい続きは下記のサイトに、堀俊輔氏の横顔<第九へ新しい挑戦>として掲載されている。
http://homepage3.nifty.com/wakame3/horiyan.htm