第97〜99回
第99回【春爛漫の巻】('14/4/16〜'14/6/3)
初折表六句
1発句 春爛漫我が家の庭は桃源郷
2脇句 日々大人びる鶯の声
3第三 あの先輩慕い頑張り入学す
4四句 部活で少し近づけるかな
5五句 月見れば行ってみたいという時代
6折端 北海道から紅葉を追って
初折裏十二句
7折立 錦秋の名所めぐりやあと幾つ
8二句 迫るものなき恋に区切りを
9三句 青白き草食系は燃えもせず
10四句 牛や羊よ人まねをすな
11五句 猪豚の子ずれ数多(あまた)や汚染の地
12六句 時空の果てのその先見たし
13七句 裏側に何を宿すや夏の月
14八句 汗と涙の高校球児
15九句 努力して浴びろ賛辞と脚光を
16十句 たそがれ時に凡を羨やむ
17十一句 桜より野の花こそが春の王
18折端 畑を覆うはこべら強し
名残表十二句
19折立 天空に縄張り告げるひばりかな
20二句 小国脅す大国のエゴ
21三句 北の熊東のライオン西の虎
22四句 小さな体もピリリと辛く
23五句 湯豆腐に七味をチョイと振りかけて
24六句 顔を真っ赤に咳き込んでいる
25七句 もう一度つばをゴクンと呑み込んで
26八句 越してしまった最後の一線
27九句 あなたの子大きな腹を自慢げに
28十句 元に戻るかそれが心配
29十一句 桂川去りゆくもみじ月淡し
30折端 修学旅行で枕飛び交う
名残裏六句
31折立 叱られて旅館の外の星月夜
32二句 宇宙船長かつてはやんちゃ
33三句 小学生将来の夢昔と今と
34四句 平八郎か茂雄か貞治
35五句 夢のせてたんぽぽの絮(ワタ)空をゆく
36挙句 野辺に広がる春の彩り
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南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
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如水
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1 【桃源郷】この時期の我が家の庭はツツジをはじめいろいろな木々の花が一斉に
花を開く。年間で最も見栄えのするときである。
2 【鶯】いつの間にやら、「ジョジョ」から「ホケッキョ」に変わっていた。
3 【胸ふくらませ】合否半々と言はれたが諦めはしなかった
4 先輩と一緒にクラブ活動をするのが夢だった。
5 【月旅行】嘗ては、取って欲しいとかねだられたが、今は月旅行ができる時代になって
しまった。嘗ての地球の裏側より近くになってしまった。
6 【日本縦断】まだまだ身近な処を旅したい。北海道から始まる紅葉を追いかける旅。
最後の九州まではどのくらいかかるのだろう。
7 キャンピングカーに憧れたこともあったが、疲れるだろうな〜。
8 【肉食女子】「柔肌に触れもせぬ君」と歌った歌人がいた。
私も紅葉のように燃える恋がしたいのに。
9 【夢を持とう!】積極的に外に出よう! 君にもきっと恋人が出来るよ。
10 【のびのびと】せめて動物たちは、大自然の中でのびのびと生きてもらおう。
11 【我が世の春】人の入れない汚染の地、猪の野性と豚の多産が相乗し駆除も難しい
数と聞く。放射能の影響はないのだろうか。
12 数多と云えば星。宇宙にも起源があるらしいが、そうだとすると終焉もあると思う。
生成と消滅を繰り返し、ループしているのではなかろうか。
13 【月の裏側】夕涼みに見る夏の月、表はウサギ、裏には何が住んでいるのやら?
14 【甲子園高校野球】華やかな甲子園の舞台で活躍する高校球児。
しかしその陰では共に頑張った大勢の仲間たちがいることを忘れてはいけない。
15 プロに入っても脚光を浴びる選手と、浴びない選手との違いは何か。
多くの評論家が、同じような才能があっても成功する者の努力は桁違いだと云う。
16 オッカケが来なくなったスターはつらい。見栄を捨てるのも大変な覚悟がいる。
17 【唯我独尊】チヤホヤされなくなって初めてその人の本当の姿が見える。
18 【はこべら】イヌふぐり、ホトケノザ、はこべらと、ほっておけば畑は野の草で覆われて
しまう。小といえどもいずれも強し。
19 あぜ道が草に覆われる頃空にはひばりが鳴き出す。
命沸き立つ春の開幕のベルの如くに。
20 中国は独自の「九段線」で領海と主張し、国際的な陸地を基点とする領海を無視し
ている。縄張り争いも国際的に各国が認めるものでなければならない。
21 【隠忍】昔ロシヤから脅され次にアメリカからどやされ、次は中国からか。
22 【知彼知己】常に相手のことも自分のことも把握していることが肝心。
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」
23 唐辛子は体を温め、免疫力を高めると聞き愛用していたが、
食道ガンの原因などにもなるらしい。何事も程度問題か。
24 酒も煙草も香辛料もみんな大人の嗜好品。ませてはいても子供には毒だ。
25 【誤嚥】加齢により嚥下機能が衰える。口を閉じたまま何回つばを呑み込めるか、
医者の判断基準。
26 【ついつい】若気のいたりか、我慢が足りないのか、やっちゃった。
隣国との間では困るが、好き同志なら良いでしょう。
27 【結婚は墓場】女にとっては恋の成果、男にとっては自由の制約。は過去の話今で
は男にとっても嬉しいことのようだ。
28 容姿だけに惚れた訳ではないが、元に戻るのだろうか。
29 【川の流れ】ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にはあらず。
30 【高校時代】京都の秋最初の思い出は高校の修学旅行。50数年前の思い出。
31 教頭に見つかり、部屋の全員が外に放り出された。
32 普段はじっくり眺めない星空。大勢で流れ星の発見を競い、星座にまつわる神話を
聞いた。宇宙への興味を掻き立てられた一夜であった。
33 【将来の夢】子供の空への憧れ、昔はパイロット。今ではさらに大きく宇宙飛行士。
34 【堅実派】小学校の卒業式で卒業生の夢を聞いていると、戦前よくいわれた大臣・
大将は皆無、皆ほどほどのことをいう。淋しいとも思えるがいいことだろう。
35 【チョイトカンと打ちゃホームランブギ】夢と希望を新天地に求めた時代はある意味で
幸せな時代。情報が瞬時に伝わる時代は夢を膨らませることが難しい時代なのか
もしれない。
36 以前は平泳ぎの格好で空を飛ぶ夢をよく見たのだが、最近は全く見ない。
夢でもよいからもう一度気持ちよく空を飛んでみたいものだ。
第98回【末黒野の巻】('14/3/4〜'14/4/16)
初折表六句
1発句 末黒野や命の緑角を出す
2脇句 都井の岬に春駒躍る
3第三 海青くバスでめぐりし春の旅
4四句 昇給喜び家族サービス
5五句 今年から月見の酒は大吟醸
6折端 裂く松茸の香りにも酔ひ
初折裏十二句
7折立 唸る如く梢が叫ぶ野分かな
8二句 右と左に別れし悲恋
9三句 身を引いて貴方の形見育て生く
10四句 体外受精で父親見えず
11五句 血統書付けて売らるる競争馬
12六句 デイエヌエーなど知らぬが仏
13七句 夏の海満月の夜のサンゴ礁
14八句 夢のハワイへ新婚旅行
15九句 ウインクを受けて6歳若返り
16十句 色々をりてをもしろきかな
17十一句 春の花ラッシュアワーの如く咲き
18折端 いつでもどこでもシャッターチャンス
名残表十二句
19折立 好きな地に行ければいいな春の旅
20二句 地図を広げて妻と楽しむ
21三句 ヤジキタの旅の思い出いつまでも
22四句 新幹線で居眠りをする
23五句 噴煙に送られ夕べに雪の下
24六句 ニセコスキー場は世界一とか
25七句 バスを仕立てて上越へ行く
26八句 SSCで恋が芽生える
27九句 よき会社善男善女の揃ひをり
28十句 五十年後はばあさん天下
29十一句 女性群話は尽きず月見酒
30折端 聖談清酒秋山澄みぬ
名残裏六句
31折立 鳥焼いて煙の上る天たかし
32二句 遊び疲れて子供ら帰る
33三句 ご飯まだ言へば一言母叱る
34四句 先にお風呂を済まされますか
35五句 花疲れ肩まで浸かり手足伸ぶ
36挙句 深呼吸して春の香に酔う
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風
南圃
如水
鵜雪
南圃
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鵜雪
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風
南圃
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春
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1 ご破算に願いましてはと焼いた葦原。数日後の一雨に命の芽吹きが始まる。
2 【種の保存】100頭前後の野生馬の群。野焼きされた牧草地の芽吹きの頃、
春駒が生まれる。
3 ♪岬めぐりのバスは走る・・・。お水取りも始まった。早く春の旅行がしたい。
4 【昇給】久しぶりのベースアップでウハウハ、つい旅行で散財。
5 【月見酒】昇給もしたことだし、安酒はそろそろ卒業としよう。
(大吟醸は美味しい酒なのですかね? 下戸の独り言)
6 大吟醸とくれば松茸。昔は大吟醸が高嶺の花、今では逆転してしまった。
木場や魚河岸で飲んでいた頃は、どぶろく、梅割り、2級、1級までの世界、
大吟醸もあったのだろうが縁のない酒であった。大吟醸を自前で飲んだのは
昭和も60年を過ぎた頃だとの記憶。
7 【野分】最近の気象は、とかく激しい。野分という文字から感ずる情緒性はなくなった。
8 洋の東西を問われず、不条理な悲恋物語は多い。現代においては如何であろうか。
9 【自立した女性】道ならぬ恋をした。結婚は要らない、貴方の子供があればいい。
経済的にも精神的にも自立をした女の生き方なのだろう。
10 【親子の関係】母子家庭 父子家庭 養子縁組 、、、
親子の関係は血の繋がりだけではない。
11 名馬から名馬が生まれるとは限らない。
12 【氏より育ち】知りすぎていいことはない。
人の出生などは知らぬほうが幸せではないのか。
13 【産卵】初夏の満月の夜、沖縄の海では一斉にサンゴが産卵するとか。
誰が教えなくても自然は繰り返される。
14 憧れのハワイ航路、常夏の島ハワイ、トリスを飲んでハワイへ行こう。
何時の世もハワイは日本人の憧れの島。何故だろう。
15 【退院おめでとう】無事退院おめでとうございます。その上6歳若返ってしまうとは!
16 点滴をお供に可愛いナースとの廊下でのデート。
点滴を4回もやり直すナースもいました。
17 桜前線が過ぎると草木はいっせいに花を付け始める。乗り遅れまいと次から次へと
乗り込んでいったラッシュアワーのように。そこには剥し屋という無粋な者はいない。
18 【春爛漫】この時季木々は芽吹き、草花は一斉に花を開く。
どこへ行くにもカメラは手放せない。
19 どらえもんの「どこでもドア」は目的地を念じてドアを開けると、すぐに行けるとか。
20 【つもり】いつも行ったつもりで楽しむこと10年。そろそろ実行しないと!
21 【弥次喜多道中】二人で出かけた国内外の旅。写真を眺めて話は弾む。
22 江戸時代、旅人は自分の足で歩き土地の名物を食べ会話を楽しんだ。
今は何箇所をめぐったかが日本人の旅のスタイルになってしまった。
どちらが文化的なのだろうか。
23 【日本縦断】いつの間にやら鹿児島から青森まで新幹線が通じているらしい。
乗ってみたいものだ。
24 雪質や施設が優れオーストリア人をはじめ、白人スキーヤーが半数近いとか。
飛行機で来ると思うが、トワイライトエクスプレスを利用するものもいるかも。
25 昭和の40年代はスキーブーム。東京支店ではスキー同好会が出来、
上越のスキー場へ出かけていた。ニセコは夢にも見れない高嶺のスキー場だった。
26 【社内結婚】江東区木場に工場があった時代。SSC(神東青年クラブ)と言うクラブが
あり、ピクニック、ダンスパーティー、文化祭等々楽しい行事が多かった。当然のこ
とながら若い男女のグループ、恋が芽生え社内結婚するする人たちが多かった。
27 わが計数課には女子社員が大勢いたが、その殆どが社内結婚である。
男性社員もまた然りである。
28 【女の天下】どこへ行っても男の影が薄い世情になってしまった。
男たち少し頑張ろうよ!
29 【女傑】女性だけでの飲み会はごく当たり前に時代。
地区の高齢者クラブのお世話をしているが、7割近くが女性。
鵜雪さんのご意見に同感。男性群も頑張ろう!!
30 竹林に七賢人あり。紅葉を焚き酒を温め真理を語らったという。
31 【施設で焼き鳥】秋空の下、施設で焼き鳥を焼いて、世俗の欲望を拭い去るのは、
心の健康に大変良い。
32 夕餉の支度の煙が上がる頃、子供らは烏と一緒に帰ってくる。
消費税が上がり、民のかまどは賑わいそうにない。
33 「茶碗ぐらいは揃えなさい」声はきついが棘はない。
ゲーム機で遊ぶ二階の子を呼ぶ声には苛立ちがある。
34 【何かありそう】優しい妻の言葉の裏には何かありそ、恐怖を感じる。
35 昼間の酔いも心地よくさめてきたので、お奨めどおり一風呂浴びる。
それにしても、どうして帰宅の時間が分かるのだろうか。
36 【春の香り】青春の香りというものは、甘酸っぱい媚薬のようなものだ。
第97回【年新たの巻】('14/1/20〜'14/3/2)
初折表六句
1発句 年新た百回近し連句かな
2脇句 打たれし羽子の空高く舞う
3第三 ゆらゆらと陽炎立ちて鳶悠然
4四句 パラグライダー花園を舞う
5五句 東西に月と日を置く春の富士
6折端 北斎に見る三十六景
初折裏十二句
7折立 広重も伊能忠敬皆歩き
8二句 はるきとマキコ銀座を散歩
9三句 卯波には脛に傷ある女将居て
10四句 しめ鯖に染む歳月の味
11五句 田水張るメダカ走ればつつがなし
12六句 イワシ料理に舌鼓打つ
13七句 松茸にすだち搾りて月見酒
14八句 子供呼ぶ声秋刀魚の煙
15九句 秋風を屋敷林が塞ぎより
16十句 雑音消えて思索のひと時
17十一句 我は我そろはぬ頭葱坊主
18折端 遠足の列てんでばらばら
名残表十二句
19折立 これなあに子供かけよるつくしん坊
20二句 年に一度は季節の味を
21三句 景色にも色とりどりの四季の国
22四句 世界遺産に旬菜料理
23五句 大根を短冊に切り寒に干す
24六句 乾燥芋をほお張りながら
25七句 あの娘だな明るい声に皆なごむ
26八句 新しくなる男女交際
27九句 肉を食う雌草はむ雄に近づきぬ
28十句 外見からは予想もつかず
29十一句 台風の雲に隠るゝ無月かな
30折端 案山子あえなく畦にうつ伏す
名残裏六句
31折立 時代(とき)映し秋の棚田でファッションショウ
32二句 緑の中に波打つ黄金
33三句 米と杉藩を支える宝なり
34四句 塩で賄ふ赤穂の財政
35五句 散る花の下で散り行く命かな
36挙句 兵学校の同期の桜 |
如水
風
鵜雪
南圃
風
如水
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
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鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃 |
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1 2002年12月に旅立った連句も、近く100回目を迎えそうで目出度いことだ。
2 宗匠のタクトに合わせて三歌仙。今年も宜しくお願い致します。
3 【気流】春の高揚する気分は、自然現象が大いに影響しているだろう。
4 【ゆーたりと】ゆーたりと大空を舞ってみたいものだ。
5 房総のどこかに行けばこのような景色が見られるのだろう
6 '07年春の「富嶽十六景バスツアー」が懐かしい。詳しくは
ここをクリックしてください
。
7 【足腰の鍛錬】当時の皆さんの移動は徒歩、せいぜい籠か?今ではすぐそこの
撮影でも車で動く。足腰は弱る一方。
8 【君の名は】今の世だったら携帯があるから、すれ違いはなかったでしょう。
9 【鈴木真砂女】今は無くなってしまったが銀座に俳人鈴木真砂女が営む「卯波」という
小料理屋があり多くの文士、俳人が通っていた。真砂女は鴨川の生まれで奔放闊達
な恋多き女性であったと言う。
死なうかと囁かれしは蛍の夜 鈴木真砂女
男憎しされども恋し柳散る 鈴木真砂女
羅や人悲します恋をして 鈴木真砂女
10 卯波は孫が場所を変えて後を継いでいるとの由。名物は新じゃがの甘辛煮とか。
11 【人の営み】永年、初夏に営まれてきた人の営みと自然の調和は、
やがて人によって壊されていくだろう。
12 【高級魚】近所のペット店でメダカ3匹500円で売っていた。
イワシも1匹100円の時代。ざる一杯いくらで売っていた時代が懐かしい。
13 国産の松茸は久しく口にしていない。酢橘は国産と思うのだがどうだろうか。
14 【秋の風】大河内山荘には映画人が集い、下町の長屋では志ん生が大酒を飲んでいる。
15 【屋敷林】下町の長屋では秋刀魚の煙が流れ、屋敷林に囲まれた遠く離れた
隣家にはその香りは届かない。
16 【思索の空間】こういう時間も持ちたいものだ。陶芸と思索に暮れた細川さんは、
その間何を考えていたか。原発の、未来に与える影響を考えていたのか、
知りたいところだ。
17 うっすらと髭が生える頃が第2反抗期。特に思いがある訳ではないがまず出る
言葉が「NO」だ。
18 一年坊主の初めての遠足。先生の云うことなど聞く筈もなく、みんな思いの侭だ。
19 【土筆】春になるとどこでも見られた土筆も、今や珍しいものとなってしまった。
しかもてんでんばらばらに出ているさまだ。
20 【ごちそうさん】わらび、ぜんまい、のびる、つくし、たらの芽、ふきのとう等々、
季節の味、おふくろの味を忘れないようにしたい。
21 四季それぞれの景色も大事にしたいものだ。極寒、猛暑はごめんだが。
22 四季ある国に旬の味、素材の色と味を大切にした食文化が世界に認められた。
京都の料理屋のことではなく庶民の食卓の味だと選考した委員は言う。
23 【常備食】カラカラに乾いた大根。食べる時は水に戻し煮物などにする。
切り干し大根は宮崎の特産。
24 【乾燥芋】乾燥芋はわが故郷茨城の名物、よく空腹をいやしてくれた。
25 産直の売り場で客に応じているのは元気印のあの娘だ。
26 ♪若く明るい歌声に・・・。敗戦は男女交際や恋の形も新しくした。
27 【肉食草食】進化の過程で消化の機能が種で定まっているから、
こういうことは動物の世界ではないだろう。
28 【フィギュアスケート】草食系美男子に見える羽生選手、内面の強さ、
激しさは凄いものだ。ソチオリンピックでの若い力に感激。
29 煌々と照る中秋の名月も、台風のお陰で台無しになってしまった。
30 守護神案山子には成す術はなく豊穣の田には無残な風紋が残されてしまった。
31 【ファッションショウ】日南市坂本棚田で毎年開催される案山子コンクール。その年の
イメージが表現されたものが多く見る人を楽しませてくれる。
32 【豊かな色彩】飫肥杉の緑の中に、黄金色が輝いているといった自然色を基調とした
色彩感覚豊かなショウを連想してほしい。
33 銘木飫肥(おび)の杉は船材として高く売れ藩の財政を潤したという。
34 塩業は今では廃れてしまったが、忠臣蔵は当分は生きながらえるだろう。
35 【切腹】内匠頭の切腹の場面は、散り行く花の下が多い。
さぞや無念だったろう。
36 【軍歌】<見事散りましょ国のため> 右向け右!!と言われて全員で
右を向いた時代。歴史を勉強したい。
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