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第91〜93回
 
第93回 第92回 第91回
 
    第93回【猛暑日の巻】('13/7/28〜'13/9/5)
 
    初折表六句
      1発句   猛暑日や交わす言葉の決まりをり
      2脇句       耳に嬉しき氷かく音

      3第三   ざくざくと一升瓶で米をつく
      4四句       米搗きバッタは今も健在

      5五句   名月や論功行賞あの人に
      6折端       農夫に与ふ豊穣の秋

    初折裏十二句
      7折立   掛け干しの棚田の朝は霧も濃し
      8二句       故郷の便り愛情も濃し

      9三句   誕生日妻の好みの品送る
      10四句       兄妹如く相似たる顔

      11五句   朝取りの胡瓜に写すクラスの子
      12六句       畑カラカラ野菜立ち枯れ

      13七句   寒月や噴火に焼けし木々の骨
      14八句       大正池も雪に静むる

      15九句   四万十の清流今日はお湯になり
      16十句       表からから裏は大雨

      17十一句  花売りや丘から町へ春の夢
      18折端       囀りに覚め雨戸繰る朝

    名残表十二句
      19折立   二時間を歩いてようやく揚雲雀
      20二句       窓を開ければクマゼミの声

      21三句   上州になじみの薄き関西弁
      22四句       嬶天下に負けぬオバチャン

      23五句   甲子園上州の風心地よし
      24六句       夏の快事に忠治も喜ぶ

      25七句   優勝や野球賭博に大儲け
      26八句       貴方に託す女の夢を

      27九句   君を待つ窓辺に開くイェライシャン
      28十句       あわれ春風に 嘆くうぐいすよ

      29十一句  帰り船待つや窓辺に秋の月
      30折端       秋刀魚不漁で出港もせず

    名残裏六句
      31折立   松茸と肩を並べる高級魚
      32二句       地元で釣れし鮎の塩焼き

      33三句   村おこし都会の人に貸す農地
      34四句       実りの頃にややこ身籠る

      35五句   また一年生きながらえていぬふぐり
      36挙句       春の野の花今年も同じ

如水


鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪

如水


鵜雪
南圃


如水

南圃
鵜雪

如水



鵜雪
南圃


如水

南圃
鵜雪

如水

  
鵜雪
南圃
  

如水
  
  
南圃
鵜雪
  
如水

  
鵜雪
南圃 
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   1 「暑いですね」「堪りませんね」「一雨ほしいですね」・・・。
 
   2 今年の夏は出だしからの猛暑。特に西の方々の大変さが今月の投句からも伺えた。
 
   3 【精米】玄米を一升瓶で突いてぬかを取る。
     子どもの夜なべ仕事だったが、余り話題にならず忘れられたようだ。
 
   4 【長いものには巻かれよ】石臼と足踏み杵でペタンペタンと米を搗いている様子は
     昭和20年代前半まで見られた。
 
   5 【ねじれ解消】麻生さんが総理に「貴方は独裁者に上り詰めた」とお祝いを述べたそう
     だ。第三次安部内閣の噂もある。米搗きバッタは何人入閣するのだろう。
 
   6 お天道さんは、陰日向なく汗水を流して働く人が大好きだ。
 
   7 【機械化】コンバインの導入で、刈り取った稲を掛け干しにする農家は少なくなった。
     米も掛け干しと機械乾燥では可也味が違う。
 
   8 【便り】元気の元は、出稼ぎ先で貰う妻からの便りだ。
     ようやく刈り入れも終わったらしい。
 
   9 来週は妻の誕生日。休みの一日を使って妻の好みの品を探し回ってきた。
 
   10 【運転手は君だ】「あれは・・」と言えば通じる会話。妻の言うまま過ごして円満。
 
   11 【朝取り胡瓜】ぶら下がっている胡瓜、同じようでもあり違ってもいる。
      ただたかが一日といえないほど育つのは早い。
 
   12 【自然は厳しい】1ヵ月以上雨らしい雨は降らず、気温35度C以上の極暑が続く。
      胡瓜をはじめ夏野菜はほぼ全滅。東北の雨を分けてもらいたい。
 
   13 アフリカの旱魃、シベリアやアラスカの凍土融解、黒潮の蛇行、地球規模の異変が
      多発している。人が増えすぎたのだろうか。
 
   14 こうも猛暑日が続くと上高地あたりへ避暑に出かけたくなる。
 
   15 【極暑】避暑地も人の熱気で気温が上がっているのではなかろうか。
 
   16 【異常気象】雨が少ないらしい。米どころは大雨で、稲の出来はどうなのか気になる
      が、飽食の昨今は政府も新聞も関心がないようだ。
 
   17 「からから」はもう結構。村から町へ・・・、森から町へ・・・、雨よこい。
 
   18 暁を覚えずは人、軒の雀は恋の盛り人の迷惑もそ知らぬ顔だ。
 
   19 【郊外】都会の拡大は程々がよい。自然とのふれあいを大切にしよう。
 
   20 【緑の風】朝起きて窓を明ければ、一歩も歩かなくてもうるさいほどのクマゼミの声。
      緑の風は吹くが、文化の風は余り吹かない。
 
   21 まだ上州にクマゼミの声は聞こえてこない。そして関西弁を喋る人にもめったに会わ
      ない。無職の身は地場の人との付き合いが多いからなのだろう。
 
   22 東男に京女と謂うが、上州男に浪花女は如何であろうか。
      男を立てて、ご近所にも心遣いをすると思うのだが・・・。
 
      (風)
      確かに上州女は気が強く、相手の言うことをあまり聞かず、まず己の言いたいこと
      を言う。人は良いのだが。その代わりオバチャン的なおせっかいはない。「携帯を持
      たせて亭主放し飼い」だ。どちらがよいのだろう。
 
      (如水)
      上州男子も強かった。風さん 前橋育英の初出場、初優勝 おめでとうございま
      した。
 
      南圃さん 延岡学園の健闘を讃えます。
 
   23 【高校野球】群馬代表前橋育英と宮崎代表延岡学園の決勝戦。前橋育英に軍配。
      良い試合でした。風さんおめでとうございます。
 
      (風)
      皆様の祝辞有難うございます。横浜高校戦には高校時代の友人がをり、Y校に勝
      ったのだから優勝だと毎回のエール。最初はその気は無かったのですがいつの間
      にやら上州人。宮崎県には数年前コテンパンンにやられていましたので一時はまた
      かと思っていたのですがまさかの同点そうして逆転。ヤレヤレでした。
 
      乗せられて俄か上州気取りをり の一幕でした。
 
   24 【赤城おろし】上州からは多くの人材を輩出しているが、厳しい風土がなせる業だろ
      う。その中で今でも有名人の筆頭には、国定忠治が上がるそうだ。
 
   25 在職中、職場によっては高校野球の賭けをやっていたが、今も続いているのだろう
      か。
 
   26 【賭ける】♪好きと言われてその気になって・・。
      言い寄った方も、寄られた方も、凶と出るか吉と出るか。
 
   27 【夜来香】青白いバラでもよいが、夜来香もまたよいではないか。
 
   28 【山口淑子】数奇な人生を辿る山口淑子の名前を知らない世代が増えてきた。
 
   29 秋に戻ると出て行く鴎、今日か明日かと開くドアを見る。
 
   30 夫の無事を心配するのも辛いが、朝から酒を飲まれるのも困る。
 
   31 【高級魚】最近は秋刀魚も鰯も高級魚。
 
   32 【地産地消】わが地の川には形は小さいが鮎は沢山いる。
     増えすぎた鯉を正常に戻せば、地場の産業化は出来ないものか。
 
   33 週末にはサラリーマンが一家でやってくる。村の狙いは将来の定住も。
 
   34 【誰かさんとだれかさんが】ITの中の暮らしに疲れた若者も癒しを求めてやつて
      来る。土を耕し作物を育てることを覚えた頃新な住民が誕生した。
 
   35 【生と死と】生まれるものあれば死するものあり。
     今の世は、相対的に死が重い出来事になった。
 
   36 【有限と無限】長閑な春の景色は永遠に繰り返して欲しい。
      人生は長閑に過ごしたい。
 
第93回 第92回 第91回
 
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    第92回【父の日の巻】('13/5/17〜'13/7/26)
 
    初折表六句
      1発句   父の日や故郷の菓子を食いにけり
      2脇句       気持ちだけだとビールを貰ふ

      3第三   お父さんと似た人と結婚したい
      4四句       思春期の娘(こ)の寄り付きもせず

      5五句   もの想ふ初秋に仰ぐ夜半の月
      6折端       そぞろ寒さや団塊の人

    初折裏十二句
      7折立   鰯雲親孝行を初めをり
      8二句       二人で眺めたあの丘の上

      9三句   君呼べばこだま答えて好きだよと
      10四句       牧場の朝を駆けゆく仔馬

      11五句   将来はオグリキャップかハイセイコー
      12六句      輓馬(ばんば)の足の太きがいとし

      13七句   そり曳きて急ぐ家路の月明かり
      14八句      トナカイの鼻ますます紅し

      15九句   教会の鐘鳴りミサの厳かに
      16十句       天草の旅異境の趣

      17十一句  島々に我を迎える諸葛菜
      18折端       兵も安らぐ春日和かな

    名残表十二句
      19折立   クーデターエジプトの地の春は何時
      20二句       血であがなえる国造りかな

      21三句   認め合ひ許し合ひての妥協かな
      22四句       少子化対策竹島尖閣

      23五句   蛍狩り闇へ闇へと歩を進む
      24六句       星倉の織姫と彦星

      25七句   坂道にヘンリー来ればマリ子去る
              (ヘンリーとマリ子は犬の名前)
      26八句       数寄屋橋での行き違いかな

      27九句   高速を颯爽と走るオープンカー
      28十句       ゲートボールへ電動カート

      29十一句  秋風に吹かれて向かふ月見台
      30折端       湖面に映る影ぞうるわし

    名残裏六句
      31折立   老妻のほのかな温み虫鳴ける
      32二句       喜寿を迎えて人それぞれに

      33三句   赤じゅうたん踏んで重みを噛みしめよ
      34四句       あつと云う間に過ぐる六年

      35五句   花の下母と一緒に入学式
      36挙句       傷ある柱喜寿迎ふ春

鵜雪
如水

南圃


如水
鵜雪



南圃

鵜雪
如水

南圃


如水
鵜雪


南圃

鵜雪
如水


南圃


如水
鵜雪


南圃

鵜雪

如水

南圃


如水
鵜雪



南圃

鵜雪
如水

南圃
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   1 【父の日】「父の日だよ」とはいわなかったが、大きなどら焼を食わせられた。
 
   2 照れくさいのか、娘は旦那から云われたからとか。本当はどうなのだろうか。
 
   3 【娘心】結果はかなり違ったけれど、皆夫々幸せに過ごしている。
 
   4 膝に乗せたり、お馬さんになったりの頃は良かった、
     胸が膨らみ娘らしくなると妙によそよそしくなってしまった。
 
   5 若かりし頃、もの思うのは春よりも夏の終りから初秋にかけてであった。
 
   6 【行く末】団塊世代の人は、これからの長い人生をどのように生きようとしている
     のか?
 
   7 長いサラリーマン生活も終わった。故郷に戻って親の面倒を見るときがきた。
 
   8 【懐旧】鰯雲の何と美しかった事。恋の始まりだった。
     子供達が幸せに暮らしてくれることが最高の親孝行。
 
   9 【こだま】やほー、やほー、と叫んだ青春が昨日のようだ。
 
   10 ♪ぬれた仔馬のたてがみを〜。「呼べば答えて」と「丘の上」とくれば、
      これしかない。
 
   11 【日本ダービー】ある調査によるとファン投票による最も有名な競走馬はディープ
      インパクトと言う馬らしい。千葉在住の熊谷さんに聴くと分かるかもしれない。
 
   12 競馬場で競う馬は美しく、町で山で荷役に汗をかく馬はいとおしい。
 
   13 きょうはよく働いてくれた。特別のご馳走をするぞ。
 
   14 【トナカイさん】今日はクリスマスの日、我らが出番だ。
      思い出せば、昔勤めていた会社にもトナカイさんが居られた。
 
      (如水)「海外では赤くならず、日本に近づいてくると赤くなる」と聞いたことが
      ある。
 
   15 そう言われて思えばあの頃は赤鼻さんを結構見かけたように思う。
      近頃はまず見かけない。何故だろうか。
 
   16 【天草四郎】古い立派な教会が多く、夕陽スポットからの眺めは素晴らしい。
 
   17 【諸葛菜】島々を彩るのは菜の花と諸葛菜、いずれも厳しい環境に順応していく
      花だ。
 
   18 諸葛孔明が南征の折、野菜不足で兵の戦意が萎えた時、それを救ったのが
      大根のような野生の菜っ葉だったとか。
 
   19 【クーデター】睨み合う兵と民衆、民衆同士の衝突、アラブの春は何処に。
 
   20 古事記から明治維新まで国を造るのは大仕事。今度の参院選も同じような
      意味合いがあるように思えるのだが争いにならないのが悲しい。
 
   21 憎しみや恨みからは建設的なものは何も生まれない。
 
   22 【解決の第一歩】ごもっとも。男女が近づき睦みあい、
      国同士が胸襟を開くことが、解決の第一歩だ。
 
   23 闇にまぎれてハッピーなこともあれば、闇夜の烏、
      皆目見当がつかなくなることもある。
 
   24 【七夕】今年の七夕は近年稀にみる快晴。俄か天文学者になり心いくまで
      なつの天空を愉しむ。東の空に天の川を挟んで織姫と彦星、童心に帰る。
      因みに我が家の住所、日南市星倉。
 
   25 【草の道】私の家の前は草の生えた坂道、今頃草の生えた道は珍しいらしく、
      犬が来ては用をたしていく。
 
   26 「君の名は」は行き違いの連続の物語とか。ケータイの現在では成り立たない。
 
   27 【ハイウェー】数寄屋橋は江戸城の外堀に架けられた橋。その外堀も昭和30年代
      の初めに埋め立てられて東京高速道路になり、今では北海道から鹿児島まで
      高速道路が繋がっている。
 
   28 当地ではゲートボールが盛ん。長距離は無理でもゲートボールは出来る。
      颯爽と電動車椅子をコートに乗り付けている。
 
   29 最近は電動カートの性能もよくなってきた。少々の坂道もへっちゃらだ。
 
   30 【湖面の月】芦の湖畔恩賜公園から見る満月の風景。
 
   31 無骨な亭主は笠 智衆、さて妻はどんな女優が・・。
 
   32 【同窓会】昭和27年に中学を卒業した仲間の喜寿同窓会がこの8月に開催され
      る。卒業当時330人いた仲間も可也少なくなってきた。無骨者もいれば陽気な
      世話好き女房もいる。人それぞれで「・・チャン」に戻る同窓会が楽しみだ。
 
   33 【選挙】喜ぶ人おれば沈む人あり、喜ぶ人は同時に国民の預託をずしっと感じてほしい。
 
   34 参院は解散なしの任期6年。ライフワークにじっくりと取り組んで欲しいが、
      そうはのんびりもしておれないだろう。
 
   35 【入学式】昭和18年国民学校入学。6年間で4回の転校、変化の多い6年間だった。
 
   36 【カァチャンはキレイダ】日は昇る日本という神輿を後輩に託し故郷へ。
      十二の歳にもどる付き合い。良きかな故郷、わが人生。
 
第93回 第92回 第91回
 
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    第91回【青空にの巻】('13/5/5〜'13/6/15)
 
    初折表六句
      1発句   青空に泳ぐ元気な鯉幟
      2脇句       相交わりて水面にしぶき

      3第三   大漁旗揚げて港へ帰る舟
      4四句       無事な姿にこぼるゝ笑顔

      5五句   月を背に松茸とって帰り道
      6折端       土瓶蒸で軽く一杯

    初折裏十二句
      7折立   豊穣の秋に感謝の夕餉かな
      8二句       閂外し射止めし妻と

      9三句   二人して「ごめんなさい」と笑う日々
      10四句       やがてそうなる日中関係

      11五句   お詫びする過去は知らぬと言う人も
      12六句       済んだことなど忘れて欲しい

      13七句   忘年会お堀の水面に月を見る
      14八句       暮れの巷を肩組み闊歩

      15九句   分別のあるふりをして元気なし
      16十句       子供相手の遊びが一番

      17十一句  つめ草を輪にして母の首にかけ
      18折端       春の牧場にカウベル響く

    名残表十二句
      19折立   あさぼらけ若草を刈る少女かな
      20二句       つぶらな瞳に宿る朝露

      21三句   逆光に光を放つ水の玉
      22四句       苔みずみずし大台ケ原

      23五句   乳房揺れ迫る太腿夏の海
      24六句       衣更えして二の腕眩し

      25七句   見えそうで見せぬが技と衣装脱ぐ
      26八句       気のない素振りわざとしてみる

      27九句   押さば引け引かば押せよの恋心
      28十句       投げ技もあり足技もよし

      29十一句  十五夜に村を二分し綱を引く
      30折端       神輿台車の秋祭かな

    名残裏六句
      31折立   子どもらの稲刈り近し稲架(はざ)立ちぬ
      32二句       米作を知る体験学習

      33三句   マッチではなかなか燃えぬ竈(かまど)の火
      34四句       昭和の温もり 豆腐売りのラッパ

      35五句   千年の枝垂桜や何想ふ
      36挙句       千回の春苦あれば楽あり

南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃

如水
南圃

鵜雪



如水
鵜雪

南圃


鵜雪
如水


南圃

如水
鵜雪

南圃



鵜雪
如水


南圃

如水
鵜雪
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   1 【鯉幟】5月5日、日南の周辺をドライブしてみた。
     田園風景の中あちこちで元気に泳いでいる鯉幟を見た。
     将来の日本を背負って起つ子供達に幸多かれと祈る。
 
   2 【鯉の産卵】もう直ぐ、逗子を流れる田越川は、あちこちで水しぶきが上がる。
     鯉の産卵が始まる。
 
   3 海面が盛り上がるほどの鰊が寄ってきたのはいつの頃だったのだろう。
 
   4 無事に帰ってきてくれただけでも嬉しいのに、ましてや大漁だとは。
 
   5 【キノコ狩り】よくキノコ狩りに行って帰れなくなってしまう老人がいるが、
     お互い気をつけよう。
 
   6 【秋の香り】少し温めの酒がいい、、、
 
   7 自然の恵みと共に、農業就労の皆さんに感謝。進む高齢化が心配だ。
 
   8 京塚昌子という女優がいた。目の細い福相とゆったりとした体躯。
     豊穣と癒しを兼ね備えた風貌が皆に愛されていた。
 
   9 【金婚式】結婚して間もなく50年。物忘れがひどく、
     失敗しても言い訳せず「ごめんなさい」とお互いを労わる。
 
   10 【国際関係】いつまでも角突き合わせても仕方がない。
      お互いに物忘れがひどくなった方がよいだろう。
 
   11 国会議員の6割以上が改憲論者という。
      国を維持する実務者は身近な危機に外交より武力を頼りとするのだろうか。
 
   12 好きな人の昔の恋人のことなど知りたくないが、それよりも本当は忘れて欲しい。
 
   13 【記憶喪失】何でお堀まで来てしまったか、思い出せない。
 
   14 【若気の至り】忘年会の後は酒の勢いで巷を横行闊歩。
 
   15 午前さまの昔が懐かしい。今の早々のご帰還は体力や財力が衰えてきた
      だけのことである。
 
   16 【純真無垢】難しげな話もせず、気も使わずホットするひと時
 
   17 【首飾り】春の野の一風景。
 
   18 子供の幸せを願い四葉のクローバーを探す母親。
 
   19 牧場の少女カトリは、祖父母を助けながら母との再会を夢見る。
 
   20 【朝露】朝露の翳か、はたまた喜びの涙か悲しみの涙か。
 
   21 【水玉の宝石】逆光に光を放つ朝露。カメラを向けたくなる風景。
 
   22 秘境といわれていた大台ケ原。たっぷりの潮風が多種多様な苔を育くんでいる。
 
   23 【肉体美】老人にはあまりにも刺激的な、最近の夏だ。
 
   24 校門に乳房押し寄す衣更。海に限らず、街中でも結構刺激的だ。
 
   25 チョットだけよ、あんたもすきね〜などという台詞がはやった時代があった。
 
   26 【モボ】本当は「僕も好きだよ」と言いたいのに、わざとそっけなく振舞う。
      キザでいやな男だね。
 
   27 あまり焦らすと本当に引かれてしまうかも。何事も程度が肝心。
 
   28 【四十八手】時には手荒なことも必要、恋の駆け引きは相撲取りに任せよう。
 
   29 【ソレヒケ!ワッショイ】毎年十五夜には村の若者総出の大綱引き。
      ただただ腰を据えて力一杯に引く。西が勝てば大豊作、
      東が勝てばこれまた大豊作。
 
   30 【過疎】若者が減ったのではない過疎になったのだ。
      だが鎮守様はおろそかに出来ない。老いも幼も、男も女も村中総出で綱を引く。
 
   31 【谷戸田】公園の一画にある谷戸田には、毎年稲架が出来るが、昔の農家の人が
      作っているのだろう。稲作は近くの小学校に児童らがやっている。
 
   32 米作りを知り、もっとご飯を食べて欲しいものだ。「都会の子尻一列の田植かな」
 
   33 マッチを使って竈を燃やす術を知るのは、我々の世代が最終ランナーだろうか。
      災害時のために子供に伝えねばならぬ技の一つだろうと思うが都会では焚火も
      禁止事項だ。
 
   34 【トウフー トウフ】最近の豆腐は殆どが工場での大量生産。
      町の豆腐屋も少なくなった。
 
   35 時は流れ人の世も随分と変わったが、残すべきよきことも失くしていない
      だろうか。
 
   36 【塞翁が馬】人生塞翁が馬、ケセラセラの気持ちも大切だ。
 
第93回 第92回 第91回
 
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