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第79〜81回
 
第81回 第80回 第79回
 
    第81回【三世代の巻】('12/3/4〜'12/4/13)
 
    初折表六句
      1発句   三世代引き継がれたる雛人形
      2脇句       雉鳴く里によき家風つぐ

      3第三   鶯のさえずる谷戸で落語会
      4四句       江戸家猫八見事な演技

      5五句   御仏も微笑みて聞く鹿の声
      6折端       田畑荒らせし猪のあと

    初折裏十二句
      7折立   野生馬も知って食せず彼岸花
      8二句       知るも知らぬも恋は盲目

      9三句   元彼のことなど俺に聞かすなよ
      10四句       背を丸めて北へと帰る

      11五句   春浅く出水の鶴も旅立ちぬ
      12六句       こころざし立て巣立つ子供ら

      13七句   復興へ共に汗かく時待つと
      14八句       夏休みにはボランティアらが

      15九句   汗を出す人集まれば七百歳
      16十句       野焼き行事も昔の青年

      17十一句  黒きより早咲き出づるいぬふぐり
      18折端       幟高々嫡子誕生

    名残表十二句
      19折立   早々と鯉の泳ぎて春の草
      20二句       湧き出るように黄金に染まる

      21三句   一等を告げる鉦の音ジャンボ籤
      22四句       不労所得に身を崩したり

      23五句   年の瀬を軍艦マーチと過ごしけり
      24六句       佐世保の冬は海軍カレー

      25七句   予科練の航空隊は何を食む
      26八句       袂をかんで涙こらえる

      27九句   初恋に乙女心は揺れ動き
      28十句       その一念は歴史動かす

      29十一句  あの月に人の足跡ありにけり
      30折端       先祖に感謝の秋祭りかな

    名残裏六句
      31折立   横たわる墓石を包む彼岸花
      32二句       蝶の乱舞は先祖の供養

      33三句   みちのくを元気づけたるフラダンス
      34四句       仮設市場の灯の数増えて

      35五句   人多く集まりくれば花の宴
      36挙句       私は歌う春の小川を    

如水


鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪

如水


南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃

如水



南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃

如水


南圃
鵜雪


如水


鵜雪
南圃

如水


南圃
鵜雪
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   1 人形屋はただでさえ少子化で売上が落ちているのに、
      これではたまったものではないでしょうね。
 
   2 神楽舞が伝承されるような地域にはその地ならではの文化、伝承がある。
     現代っ子といえどもそれを大切にしようという意識があるようだ。
     代々引き継いできた家と土地がそうさせるのだろう。
 
   3 【鶯】地域に鴬笑亭というアマチュアの落語家がおり、毎年この季節に、
     自治会で落語会を開いています。因みにこの人は、鶯のさえずりに誘われて
     ここに住みつき、鴬笑亭極楽という芸名をつけたといっていました。
 
   4 【声帯模写】見事な演技に耳を奪われるばかり。ホーホケキョ ケキョ
     ケキョ ケキョ、、、本物の鶯も今未だ80点位かな?
 
   5 煩悩を絶つのが神仏に仕える者の修行だ。
     しかし神の使いとされる鹿の恋は認められている。何故だろう。
 
   6 折角の実りの秋も、猪や鹿により農林業は多大な損害を蒙っているとか。
 
   7 【毒草】彼岸花は馬にとっては毒草との事。
     岬の放牧地は秋になると彼岸花と野生馬のコラボが美しい。
 
   8 【恋は盲目】歴史に残る恋は、どうも一目ぼれといわれる類が多いのでは。
     運命の糸に操られているような恋が本当の恋かもしれない。
 
   9 ♪あなたの過去など〜。男と女とどちらが嫉妬深いだろうか。
 
   10 ずっとお前が好きだったのに・・。
 
   11 【北帰行】鹿児島県出水市には毎年1万羽を越す鶴が飛来してくる。
      その鶴も2月の初めには先ずマナヅルの北帰行が始まり、3月に入るとナベヅル
      が飛び立って行く。また来年の飛来を楽しみにしたい。
 
   12 【卒業式】卒業式の季節、子供たちはそれぞれに、「自分は何になりたい」と
      いって、校長先生から卒業証書をうけとって巣立っていく。
 
      (南圃)鵜雪さん順番を間違えてしまい申し訳ありませんでした。
      次は風さんよろしくお願いします。
      日南は山桜もそろそろ終わりに近づき、田植えが始まりました。
      北国ではまだまだ寒い日があるようですが、日本列島の縦の長さを感じます。
 
   13 被災地での卒業式が放映されている。
      彼らの復興への思いを込めた言葉とまなざしが眩しい。
 
   14 一時に比べるとボランティアの数も激減しているとか。
      夏休みにはまた増えることだろう。
 
   15 【社会貢献】地域で津波避難路を作ろうと集まった人たちの歳を足すと、
      七百歳を優に越してしまう。年金の一部は社会貢献の対価と考えねばならない
      時代となりつつある。
 
   16 【農業後継者】春を迎える土手焼きに農家の人たちが集まる。集まってくるのは
      元青年ばかり。平均年齢は70歳をはるかに越える。農家の後継者が殆ど居ない。
 
   17 野焼きのあとの新芽のように、東北被災地の早期復興を祈る。
      きょうからセンバツ。石巻工を応援するが、選手宣誓に巨人・阿部捕手への
      感謝を述べるのは10億円がからみ、アンチ邉恒としてはしっくりこない。
 
      追伸、上記の阿部捕手云々はスポーツ報知の「開会式で行う選手宣誓に
      巨人・阿部慎之助捕手(33)への感謝の思いを込めると明かした。」を
      小生が誤解したものです。お詫びして訂正します。
 
   18 天皇家の御世継ぎはいかがなことになるのやら。
 
   19 【鯉のぼり】3月の中旬。まだ山桜が満開だと言うのに、山里の農家の庭先に鯉の
      ぼりが元気よく泳いだいた。多分嫡子が生まれて張り切っているのかもしれない。
 
   20 【菜の花】春、岸辺を染める花は菜の花、流れに沿って年毎に拡がる。
      あっという間に一面黄金に染めてしまう。
 
   21 【ごまめの歯軋り】吾もなりたや紙屋の孫に。
      ワシの会社じゃ文句があるか言い切る初代。傲慢とも立派とも。
 
   22 ジャンボ宝くじのCMに所ジョージが出ていた頃、城山三郎が小渕首相とのテレビ
      対談でその過熱ぶりを批難していたのを思い出す。
 
   23 【軍艦マーチ】最近のジャラジャラの伴奏曲は変わっているのかな?
 
   24 【大日本帝国海軍】海軍に縁の多い、横須賀、呉、舞鶴、佐世保などでは
      海軍カレーを食べさせる店が多い。佐世保は加えてハンバーグの店。
 
   25 軍隊と雖も、敗戦間際の食事には厳しいものがあったのではと想像する。
 
   26 【君死にたまふ】どうかエンジンがかかりませんようにと・・。
 
   27 【初恋】寝ても覚めてもあの人のことが頭から離れない。
 
   28 【女の一念】女性が歴史を動かすことがしばしばあったが、
      いずれの女性も「強い女性」だったようだ。
 
   29 ウサギが居ると教えられた月に人の足跡がある時代になって久しい。
      米、ソがしのぎを削り、「一番はアメリカ」を実証した執念の力技だった。
 
   30 何ごとも最初の第一歩から。今年の豊作も先達の知恵があればこそだろう。
 
   31 【地震被害】大震災で当家の墓は倒壊して、未だ直されていない。
 
   32 【クロアゲハ】彼岸花に群がるクロアゲハ。
      喪服に正装した蝶の群が先祖を供養しているのかもしれない。
 
   33 東日本大震災で被災した福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイ
      アンズ」のフラガールが、被災者の皆さんを励ましているとの由。
 
   34 スパリゾートが水族館が復旧、町の商店街も増えてきた。
      地域の特徴を活かした産業の振興が急がれている。
 
   35 【花見】来年は楽しく花見の出来る場所が増える事を期待したい。
 
   36 【小学唱歌】明日は自治会の総会、私が入っている「歌の会」では、
      春が来たや春の小川を歌うことになっている。上手く歌えるかな?
 
第81回 第80回 第79回
 
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    第80回【初夢はの巻】('12/1/27〜'12/3/4)
 
    初折表六句
      1発句   初夢は福祉国家で無借金
      2脇句       宝船には七福神が

      3第三   春うららメタボの仲間布袋尊
      4四句       花の下にてヘソ踊りする

      5五句   花びらの漂う水面おぼろ月
      6折端       ゆらゆら揺れてほろ酔い気分

    初折裏十二句
      7折立   千鳥足玄関前でシャキットす
      8二句       親父と勝負嫁にほしいと

      9三句   継母に惚れてしまった十八歳
      10四句       直ぐに散り行く真夏の薔薇よ

      11五句   巖に散る波の飛沫よ雲の峰
      12六句       ビールの味は泡のたてかた

      13七句   とくとくと新酒の杯に月射せり
      14八句       鴨を肴にこころゆくまで

      15九句   友を呼びねぎも加えてキノコ鍋
      16十句       秘密の場所の珍味持ち行く

      17十一句  落人の秘境訪ぬるゝ花見かな
      18折端       雪柳咲く渓流を行く

    名残表十二句
      19折立   東風吹かば峡(かい)一村の目覚めかな
      20二句       絵馬に願いを神ほとけ様

      21三句   喜びをあらわす言葉桜咲く
      22四句     「気持ちいい」とも「有難う」とも

      23五句   暖かき手の温もりに言葉なし
      24六句       母を思いつ玉子酒のむ

      25七句   熱出れば口に優しきすりリンゴ
      26八句       歌う路子は唇寄せて

      27九句   目を閉じる女の肩をそっと抱き
      28十句       間髪をいれず内股にいく

      29十一句  三四郎の山嵐冴ゆ秋の月
      30折端       池をめぐりて紅葉を知る

    名残裏六句
      31折立   風もなし水面彩る写り込み
      32二句       己が姿に現を忘すれ

      33三句   縁日やガマの油で一儲け
      34四句       年金資産で投資顧問が

      35五句   GMも復活したと花水木
      36挙句       地元船橋花の街道      

鵜雪
如水

南圃


鵜雪
如水


南圃


如水
鵜雪


南圃

鵜雪
如水

南圃


如水
鵜雪



南圃

鵜雪
如水

南圃


如水
鵜雪


南圃

鵜雪
如水


南圃


如水
鵜雪

春・花
南圃 
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   1 【首相の夢】まじめな野田総理は、こういう初夢を見たことでしょう。
 
   2 日本丸の船長は行先を定め、荒海を乗越えて行くだろう。
     せめて正月ぐらいは、よい夢をみたいものである。
 
   3 【メタボ】メタボを注意されている小生。もう少し暖かくなってきたら
     ウォーキングをシッカリやるつもり。
 
   4 【長屋の花見】食ったつもりに飲んだつもり、本物は腹に描いた福の顔。
     メタポでなければ出来ない技だ。
 
   5 【水面に月】春宵一刻値千金
 
   6 紅いぼんぼりに誘われての夜桜見物。
     まだ少ししか飲んでいないのに、早くも酔ってきた。
 
   7 【山の神】敵に弱みを見せたくない。ウィー!!俺は酔っ払ってなんかいないよ、、、
 
   8 初めてのガールハント、初心と初心とが本気になって・・。
     「ガールハント」、古い言葉だ、死語辞典に載せられているのだろうか。
 
   9 高校生の頃、隣の新妻を好きになり困ったことがあった。
     親父の後妻ならもっと悩んだだろうな。
 
   10 【夏の薔薇】一時の夢は思い出として、未練なく捨て去ろう。
 
   11 立て!たつんだ!ジョー!!。青春は尊い。
 
   12 【泡の役目】ビール好きの皆さん、更にビールを美味しく飲むために泡のたて方を
      研究してみてください。グラスの中でビールと泡の比率は7:3の黄金比率位、
      さらにグラスの上にきめ細かな泡がふっくらと乗っているのがよいそうです。
      研究を口実に飲み過ぎないように!!
 
      (風)素人に手っ取り早いのは備前焼の器を使うこと。備前は土の質が荒いので
      ビールの泡がきめ細かくたち口当たりが抜群によくなるそうです。私も試してみま
      したが確かに肌理は細かくなるように感じています。
 
   13 【しんみりと】いつか二人きりでゆっくり杯を交わしたいものだ。
 
   14 新酒とくれば肴を選びたい。秋は山海の幸が出揃うが、
      みなさんは何がお好みでしょうか。
 
   15 【鍋料理】鴨葱、材料は揃った。友を呼んで秋の夜長に献杯。
      葱は冬の季語。しかし今では葱、トマト、キュウリ、、、、季節感のない野菜が多い。
 
   16 秋の山は珍味の宝庫だ。それのありかは決して他人には教えない。
 
   17 雑誌などに「穴場紹介」とよくあるが、小生のみに教えて欲しいものである(笑)。
 
   18 【雪柳咲く】雪解け水の流れる渓流を辿るのは、その先にある何かを期待させるに
      充分だ。
 
   19 東風が吹けば辛夷が咲き奥深い山の里にも春の気配が漂う。
 
   20 【神頼み】天神様よろしくお願いします。
 
   21 【電報】昔は「さくら咲く」或いは「さくら散る」の簡潔な電報が飛び交ったものだ。
 
   22 天皇陛下の手術無事終了。皆さんならどんな言葉をお使いでしょうか。
 
   23 【心安らぐ】目と目を合わせ暖かい掌の温もりを伝える事で言葉は要らない。
 
   24 親元を離れ初めての独り暮し、風邪の侘びしさを茶碗の温みにまぎらす。
 
   25 病気になると特別に優しくなる母。何時もこうだと良いのだがと思ったものである。
 
   26 【赤いりんご】あの頃のりんごは、酸っぱい紅玉だった。
 
   27 【男と女】♪.騙し騙され・・
 
   28 【中学校武道必修】4月から中学校では武道が必修となり、柔道、剣道、弓道のうち
      何れか一つを選ぶことになっているそうだが、6割から7割の学校では柔道が選ば
      れるらしい。
 
   29 【姿三四郎】姿三四郎といえば山嵐の大技で一世を風靡した。
 
   30 三四郎は読んだような気がするが定かではない。皆さんは読んだことのある小説を
      また買われたことはないでしょうか。小生は同じ本が本棚に並ぶことがある。
 
   31 【紅葉の写り込み】紅葉の撮影の楽しみの一つは、川や池の水面に写り込んだ
      鮮やかな紅葉の模様を撮ることにある。水面が風で揺れないことが必要条件。
 
   32 渋谷のギャルはヘビメタの響きとめまぐるしい光の渦に酔っている。
 
   33 筑波山のガマは鏡の前に置くと、己が姿に驚いてタラリタラリと油を流すとか。
      「ガマの油売り」は落語では聞いたことがあるが、まだ見たことはない。
 
   34 【投資顧問】ガマの油はガマやムカデの煮汁とも馬油ともいわれるが、
      得体の知れない中身だ。AIJなる得体の知れない投資顧問が、
      同じように1枚が2枚、2枚が4枚と口上を述べながら、お金をどこかへ隠してしまっ
      た。
 
   35 花水木はアメリカの花、その花が咲くころGMがプジョーと手を結び復活を
      アッピールした。日本に桜が咲くのもまもなくだ。
 
   36 【男の花道】船橋から習志野、四街道、佐倉へと通じる四街道に見事な花水木の
      街道がある。千葉県出身の野田総理、党内外共に多事多難。男の花道を見つけて
      みては如何ですか。
 
第81回 第80回 第79回
 
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    第79回【メダカも寒しの巻】('11/12/18〜'12/1/26)
 
    初折表六句
      1発句   庭先のメダカも寒し初氷
      2脇句       北の客人未だ来たらず

      3第三   スキー場いまかいまかと知らせ待つ
      4四句       総書記死して解放なるや

      5五句   幾星霜白頭山に秋の月
      6折端       桜島は千回噴火

    初折裏十二句
      7折立   すすき野を透かせば昇る白煙
      8二句       影ある女(ひと)に心ひかれて

      9三句   色褪せて今は昔の恋の花
      10四句       変わらぬ香り紅のバラ

      11五句   おふくろのカレーライスの懐かしく
      12六句       一度食ひたし松本楼で

      13七句   ピリカラで汗吹き出せば夏の月
      14八句       山葵の花を油で炒め

      15九句   新政党せめて山椒に学ぶべし
      16十句    八百八橋にこつまなんきん   

      17十一句  岸和田のだんじりを待つ春の花
      18折端       日ごとに膨らむ蕾うるわし

    名残表十二句
      19折立   春暁や産声高く嬰(やや)生(あ)れる
      20二句       初孫いだき爺婆おどる

      21三句   ボーナスを押し頂いて懐へ
      22四句       500円でビールを一杯

      23五句   梯子酒果てはベンチで風邪を引く
      24六句       親父の顔を寒星に見る

      25七句   熊さんは気は優しくて力持ち
      26八句       東のおじさん奥さん自慢 

      27九句   八十路過ぎ婆が阿弥陀と伏し拝む
      28十句       ポックリ寺へ日参をする

      29十一句  陋屋に夜毎の楽や寝待ち月
      30折端       長き宵闇明日は爽やか

    名残裏六句
      31折立   隧道を抜くれば蒼き天高し
      32二句       潮目に群れる海鳥の声

      33三句   新春の日の出の染まる明き海
      34四句       大海原よわが故里よ

      35五句   下る鮭待っているぞと山桜
      36挙句       今かいまかと合格通知

南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃

如水


南圃
鵜雪



如水

鵜雪
南圃

如水


南圃
鵜雪


如水

鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪


如水
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   1 【初氷】長らくご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
     パソコンも人間も年とともに体力が落ちるようです。
     こちらも昨日は今年一番の冷え込みで、庭先の小さな池に氷が張っていました。

   2 【ジョウビタキ】初霜・初氷と共に、わが庭にはシベリアからジョウビタキが来訪する。
     日ロ関係が冷え込んでいるせいか、今年は未だ姿を見ない。どうしたのでしょうか。

   3 【雪乞い】一年の生計を賭けている民宿にとっては降ると降らないは天国と地獄だ。

   4 めぐみさんのご両親のニュースを見ると胸が痛む。
     一日千秋どころか一日萬秋以上の思いであろう。

   5 【業】やがて、歴史書の一隅に、一瞬の出来事として記載される時代が来るだろう。

   6 櫻島は今年だけで千回近い爆発をしている。昨日は日南地方でも降灰を観察した。
     ただ小爆発を繰り返す事で大爆発の可能性は少ないと、、家庭でもマグマをため
     ないことが肝要。白頭山は近い将来大爆発の可能性があるらしい。

   7 きょうの桜島はご機嫌がよいようである。いつも穏やかであって欲しいものである。

   8 【すすきの】手玉に取られているのは承知の上だがあの物憂げな女を忘れられな       い。

   9 【今は昔】俺の(私の)人生は今とは違ったものになっていたかもしれない、、、
     お互い様。今が最高!!

   10 【薔薇の薫り】薔薇の花は色あせても香りは変わらない。年老いてもこうありたい
      ものだ。

   11 カレールーなどというものがなかった時代。ダマの残った肉っけのない単調な
      カレーがおふくろの味。今では記憶の中にしか存在しない。

   12 ここのビーフカレーは四日煮込んで一日寝かせているとか。鵜雪さんや風さんは
      召し上がりましたか。近鉄百貨店の阿倍野店にもあるそうで、機会があれば
      行ってみていと思っている。松本楼については、鵜雪さんの投稿が下記にありま
      す。
      http://shintosotsugyousei.web.fc2.com/shashinkan1/A3_26.htm#126

   13 【ピリカラカレー】汗を出した後の夏の夜の涼風、心地よい一夜だ。

   14 【箸やすめ】食欲の落ちる夏、ピリカラとわさびの香が食をそそる。

   15 雨後の筍のように小粒な政党が続々と誕生。
      政党助成金なぞ要るものか!と大見得を切るのなら頼もしいのだが・・・。

   16 【小粒】ぴりいと辛い山椒もこつまなんきんも最近はつかわれなくなったような
      気がするが如何。

   17 【NHK朝ドラ】NHK朝ドラ「カーネーション」の舞台岸和田で繰り拡げられる
      戦中戦後の逞しい生き様に共感を覚える年代のはしくれ。来る春が待ち遠しい。

   18 【膨らむ】膨らむは良いことだ。希望も、財布も、お腹も、蕾も。
      国の借金が膨らむのはいただけない。

   19 花咲き鳥の囀る春。命を繋ぐと言うことは素晴らしい事だ。

   20 待ちに待った初孫の誕生。何と目出度く嬉しいことか。

   21 【初ボーナス】社長から「君、ご苦労だったね」と労われながら頂いた初ボーナス。
      あの感激は忘れられない。

   22 【36年夏】36年入社。新入社員の夏のボーナスは500円の金一封。
      一般社員の6掛けか7掛け位で貰った冬のボーナスは、会社の帰りに立ち寄った
      日本橋高島屋で背広を一着誂えて全て終了。あの時代が懐かしい。

   23 ♪チョイト一杯のつもりで飲んで〜。植木等がこの曲で売れ出したのが昭和36年。

   24 寒さに身震いをして目を覚ますと満天の星、
      いつまでも・・と親父の怒鳴り声が耳に蘇る。

   25 【授業風景】私事で恐縮。小生の親父は「谷口熊男」。長年高校の教員をしていた。
      卒業生の皆さんに「熊さんの授業はユーモアに富んで楽しかった」と懐かしんで
      いただいている。あり難い事だ。

   26 【東の熊さん】関東の熊さんは同じく力持ちで気は優しくて奥さん自慢。

   27 【♪.マドロスさんよ〜】世界の果てで4本の柱を見たとうそぶいた孫悟空、
      お釈迦様が一吹きすると飛んでいたのはお釈迦様の掌だっという。

   28 若き頃、ポックリ寺なるものは突然死のなきことを願うものと思っていた。

   29 【寝待ち月】これが本来の人の姿かもしれない。

   30 【宵闇】名月の後、月の出は夜毎に遅くなる。宵闇の後の月を眺めていると、
      明日もキット良い一日になりそうな気がする。

   31 夜明けの来ない闇夜はないが、二重ローンで買ったマンションが高放射線量。
      慰め励ましの言葉が見つからない。

   32 【復興】地場産業の復興がカギ、1次品の出荷から加工品への移行がその目玉だ
      という。新たな地場商品の開発とそれのネット販売が広がっているようだ。

   33 【太平洋の日の出】日の出の時刻、水平線には必ず薄い雲が広がり、そこから出る
      朝日が雲を染め、その色で海が赤く輝く。岩礁に群れる海鳥をその太陽の光の中
      に黒いシルエットで捕らえたくて早起きが続く。

   34 【海の民】何時頃からか、日本人が全く内向きになってしまったのは確かだ。
      戦勝国の統治政策が、幾世代かを経て顕れてきたのかもしれない。

   35 3年後には立派な鼻曲がりとなって帰って来る事だろう。

   36 東大は秋の入学になっても、試験は春に行うとの由。「菊咲く」・・・ではね。

 
第81回 第80回 第79回
 
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