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第76〜78回
 
第78回 第77回 第76回
 
    第78回【冬の鮭の巻】('11/11/11〜'11/12/16)
 
    初折表六句
      1発句   冬の鮭みちのくの川盛り上げて
      2脇句       石狩鍋に故郷の味噌

      3第三   寝床まで朝餉の匂ひ漂ひて
      4四句       猫伸びをして床を抜け出す

      5五句   顔を拭く明日の名月雨なのか
      6折端       薄たばねて照る照る坊主

    初折裏十二句
      7折立   ほんのりと白い富士山恥ずかしげ
      8二句       日本一と褒めそやされて

      9三句   思うてるその一念にほだされし
      10四句       哀れなるかないまのこのざま

      11五句   この侭で終るものかと背伸びして
      12六句       放言の末三日で首に

      13七句   仲磨は三笠の山の月をかむ
      14八句       ゼット旗掲ぐ夏の海戦

      15九句   古橋に橋爪続け水しぶき
      16十句       白井義男の快挙にも沸く

      17十一句  タンポポを踏み散らかして草野球
      18折端       高く遠くへ雲雀にとどけ

    名残表十二句
      19折立   新入生五輪を目指し陸上部
      20二句       夢はたさんと逆境に耐ふ

      21三句   投げられて押し倒されてごっつあんどす
      22四句       横綱望む谷町の声

      23五句   勝ち名乗り続けて上げん初場所に
      24六句       ラガーは燃ゆる決勝目指し

      25七句   乱舞するカラスの中に孤鳥あり
      26八句       しっかりおしよが何時しか恋に

      27九句   法善寺夫婦善哉駄目亭主
      28十句       反省をしてそれでよしとす

      29十一句  月やよしつい飲み過ぎる新走
      30折端       長き夜に読む推理小説

    名残裏六句
      31折立   戸がきしむ虫の声やむ誰か来る
      32二句       隠し切れない金の鯱

      33三句   悔やまれる母の遺品を早く売り
      34四句       命つなぐも心は晴れず

      35五句   雪国や日差しを連れて椿咲く
      36挙句       氷柱も溶けて雫が光る


南圃

如水
鵜雪

南圃



鵜雪
如水


南圃

如水
鵜雪

南圃


鵜雪
如水


鵜雪


如水


鵜雪
南圃


如水

鵜雪


如水
鵜雪


如水


鵜雪


如水
鵜雪


如水
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   1 大震災で川も海も荒れたが鮭は帰ってきた。復興ののろしが上がるはずなのだが
     行政が追いつかない。
 
   2 【鍋料理】寒くなるとついつい鍋料理が多くなる。食いしん坊の受けで申し訳ない。
 
   3 子供の頃、俎板の音とともに味噌汁の匂いが寝床まで漂ってきた。
 
   4 【猫】昔は湯たんぽか猫を抱いて寝ていました。猫は時計代わりにもなりました。
 
   5 【猫の仕種】猫が顔を拭く仕種をすると次の日は雨が降るという。
 
   6 大事な商い、雨は困ると・・。
 
   7 【薄化粧】秋の天気は気まぐれ、富士山も初めてお座敷に出る舞妓のように気を
     もませる。
 
   8 お世辞と分かっていても、毎日毎日云い寄られると情に絆されてしまう。
 
   9 ミス日本を勝ち取るおなごはあまた寄り来る男の真贋をすぐに見抜く。
     ただひたすらの真心に墜るものだと聞くが・・。
 
   10 【後悔ばかり】こんな筈ではなかったはずだが、、、
 
   11 身の丈を知り、あるが侭がよいとは分かっているのだが、つい見栄を張ってしまう。
 
   12 【舞い上がる】あの党には、こういう人が何と多いことか。
      勉強不足、躾ができていないということでしょう。
 
   13 【大言壮語】天の原ふるさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも
      子供の頃に教わった。「仲磨は歯ぐきの強き男かな三笠の山の月を噛もとか」
 
      1週間留守にします。宜しくお願いします。
 
   14 【坂の上の雲】海を制する国が覇権を握った時代。
      機能を追求しつくしたた戦艦は国の誇りであったに違いない。
 
   15 【熱い戦い】古橋頑張れ!、力動頑張れ!、00頑張れ!戦後直ぐの熱い出来事。
      困ったことに、ボクシングの00が出てこない。年だなー!
 
   16 古橋や橋爪の世界新記録樹立が、甲子園の高校野球観戦中にアナウンスで流れ
      球場がドッと沸いたのを覚えている。白井義男のときも日本中が沸いた。
 
   17 赤バット、青バット、物干し竿、黄泉の世界の名選手を次々と思い出す。
      お手製のグローブとボールも良き思い出である。
 
   18 【ホームラン】終戦直後、練習をしている近くの高校に若い米軍の兵士が来て、
      この男が打つとがんがん校舎に球をぶつけていたのを思い出す。
 
   19 オリンピックも商業主義を排し「より速く、より高く、より遠く」のシンプルな原点に
      戻ってはどうか。
 
   20 夢を見るのは青春の特権であると言ったのは誰だっただろうか。
 
   21 【大関取り】生粋の相撲取り、希勢の里がんばれ!
 
   22 【次の目標】日本人横綱の誕生を是非にも望む
 
   23 一つ足りなかった白星。評価された実力を改めて披露しなければならない。
 
   24 きのう全国高校ラクビー大会の組合せが決まった。花園にて27日から1月7日の
      決勝戦を目指し、熱戦が繰り広げられる。
 
      あす全国大学ラクビー選手権大会の組合せが決まる。各地にて18日から国立
      競技場での1月8日の決勝戦を目指し、熱い戦いの日が続く。
 
   25 【空の覇者】都会の空の覇者は、多数派のカラスか、孤高の鳶か。
      近頃は、人の世界と同様、数と声高のカラスが勝っているようだ。
 
   26 割れ鍋に綴じ蓋、蓼食う虫も好きずき。男と女の仲は何時までも不可解だ。
 
   27 11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、織田作之助の小説「夫婦善哉」で知ら
      れる大阪・ミナミの法善寺横丁の甘味処「夫婦善哉」で、ぜんざい1122杯が無料
      でふるまわれた。 甘味処を運営する外食チェーン「サトレストランシステムズ」が、
      夫婦で愛を確かめ合ってもらおうと初めて企画した。(朝日新聞より抜粋)
 
   28 【反省流行】テレビの前で10秒間最敬礼をするか、00委員会で「襟を正して
      一生懸命職責を全うしたい」と述べることが、定番となってしまった。
 
   29 【ままそういわず】初物は笑うて食え、まして新走りとくればとどまることを知らない。
 
   30 もう少しもう少しと思っているうちに、窓が白じんできた。
 
   31 【思い出】思わず布団をかぶって震える秋の夜でした。
 
   32 こんなに早く追っ手が来るとは・・。
 
   33 いとこ会で一昨年に兄弟が集まった際、送金の手間が省けると金を売ってしまっ
      た。
      (後述:金は豊田商事亜流の悪徳業者に掴まされたもの。
      小生の売却時は1g約3千円、現在は4千円)
 
   34 【親不孝】親孝行も出来ず、そのうえ形見の品を売ってしまうとは、
      ということにはなりたくない。
 
   35 陰鬱な雪雲が薄らぐ頃雪国に春を告げる椿が咲く。
      人は照る葉の緑と紅の花に一冬の終わりを実感する。
 
   36 嘗てスキー宿にて、ガラス越しに軒の氷柱が日差しを浴びているのを見て、
      もう春だな〜と感じたことがある。小生は早春の頃が一番好きだ。
 
第78回 第77回 第76回
 
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    第77回【森さやかの巻】('11/9/28〜'11/11/9)
 
    初折表六句
      1発句   森さやかオカリナの音の澄みわたり
      2脇句       さそわれて鳴く色鳥の声

      3第三   鳴く虫も調子を上げる星月夜
      4四句       顔に似合わぬ美声の持ち主

      5五句   目を閉じて天使目を開けて髭面
      6折端       逆光眩し大西日かな

    初折裏十二句
      7折立   順光で入道雲と青空を
      8二句       眺める二人膨らむ希望

      9三句   手鍋提げ巣づくり始む四畳半
      10四句       今もかわらぬ嬶の天下

      11五句   歳とってますます強しおなごかな
      12六句       ケツ圧見事電車の席取り

      13七句   朝市の鮮魚の仕入れ冬の月
      14八句       能登沖時化て鰤の値高し

      15九句   高級魚今は昔の鰯かな
      16十句       あの子にもらった遠足バナナ

      17十一句  ピクニック花摘む野辺に食むおやつ
      18折端       岩と思えば春の日の牛

    名残表十二句
      19折立   青春や雪解けの水の如砕け散る
      20二句       夜を徹して友と語らい

      21三句   バーチャルでつながる世代ネットカフェ
      22四句       昔懐かし文通の仲

      23五句   日記帳真夏の夜の夢未だ覚めず
      24六句       千金の宵蚊も妨げず

      25七句   外に出でて夜遊びしたき日暮れかな
      26八句       騙されて知る恋の駆け引き

      27九句   好きといえばきらいと答えるこだまかな
      28十句       小指を噛まれ俺痛くない

      29十一句  寝待月蚤の夫婦の子だくさん
      30折端       貧乏ひまなしふたりで夜なべ

    名残裏六句
      31折立   お互いに肩叩きする夜長かな
      32二句       部長と課長傷を舐めあう

      33三句   ハイエナに襲われ逃げる獅子の子ら
      34四句       咆吼をもて帰郷を知らす

      35五句   古里や帰ってこいよと揚雲雀
      36挙句       日南の春夢を実現

如水


鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪

如水


鵜雪
南圃


如水

南圃
鵜雪

如水



鵜雪
南圃


如水

南圃
鵜雪

如水


鵜雪
南圃


如水


南圃
鵜雪

如水


鵜雪
南圃
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   1 早朝に近くの公園を散歩していると、オカリナの奏でる美しい曲が流れてきた。
 
   2 来月の半ばには当地にも秋の渡り鳥が見られるようになる。
 
   3 【星月夜】闇夜よりも月が冴える夜のほうが、虫も心地よさそうだ。
 
   4 【虫の顔】マクロレンズで覗くとどの虫も「この顔でよくもまああの美声が、、、」と思う
     のだが、虫は顔で鳴くのではなく、羽根を震わせ羽根であの涼しげな音を出すので
     した。それにしても最近のアイドルは、顔良し声良し、天は二物を与えております。
 
   5 【男性ソプラノ】男でも裏声を使わずに5オクターブの音域を持つ歌手がいるという。
 
   6 夕方の散歩の帰りは、西日に眼が眩んで何も見えない。
     帽子で陽を遮らないと、トラブルを起こしそうである。
 
   7 【真夏の太陽】空の蒼さ、海の蒼さを撮るのは順光でないと表現出来ない。
     太陽を背中に受けてトライしてみてください。
     因みにデジカメで夕焼けを撮る時は、ホワイトバランスを曇りモードでトライしてみて
     ください。きれいな夕焼けが撮れる筈です。
 
   8 【膨らむ希望】夏の入道雲はどんどん膨らんでいく。膨らみすぎると雷雨となる。
 
   9 やっと実った恋。最初は何もなくてもよいのだ。夢は膨らむばかりである。
 
   10 【おトラさん(些か古すぎだが)】あんたが好きと居座ってうん十年。
      目減りせず貧乏にマケズ町内を仕切っているカアチャンに感謝。
 
   11 【蛸と蟹】所謂定年後の男女を比較すると、女の何と逞しいことか、
      順応性が圧倒的に違う。男よ、もっと柔らかくなろうではないか。
 
   12 【席取り】男にはなかなか真似の出来ない技をお持ちのオバサマも多い。
 
   13 朝市も野菜の行商も女の仕事だ。なんともたくましい、しかも亭主は早死、
      子沢山が定番だ。何故男は早死にをするのだろうか。
 
   14 寒鰤の刺身は何と云っても天然物だが、値の張るのが難点だ。
      ましてや時化の時は、千年以上つづく輪島の朝市にも天然物の鰤は並ばない。
 
   15 【高級魚】庶民の代表的な栄養源であった鰯は、
      今では一尾数百円もする高級魚であるらしい。
 
   16 【バナナ】いま叩き売りのバナナは、昔羨ましい存在だった。
 
   17 弁当のあとはデザート。おやつの交換は楽しいひととき。
      黒いパン一つが弁当だった戦時中の遠足とは大きな違い。
 
   18 春の牧の柔らかい草は牛のごちそうだ。思い切り胃袋に溜、ゆっくりと反芻する。
 
   19 【雪解け水】激流と岩がぶつかり合う。青春の激しさそのものだ。
 
   20 【激論】青春の議論、テーマは何でも良かった。気が付くと東の空が明るくなってい
      た。
 
   21 今や六分の侠気四分の熱の時代は終り、お手製のキャラクターによる仮想空間で
      のおつきあいをクールに楽しむ時代となった。
 
   22 昔、少年クラブなどの雑誌の巻末近くには、文通を求める投稿欄があった。
      今でも文通の良さを求めて「文通村」なるサイトがある。
 
   23 【交換日記】ヒョンなことから彼女との交換日記が始まった。
      いつも返される日記帳を開く時の、あの胸のときめきを今も思い出す。
 
   24 【千金の宵】蚊に刺されても、覚めないほどの夢だ。
 
   25 時として家に燻ぶっているのが勿体無い気分になる宵がある。
 
   26 給料日勇んで通ったあのキャバレー。
 
   27 【天邪鬼】と答えてどこかをつねる恋人同士、これは昭和の恋人でしょう。
 
   28 【へそ曲がり】あなたがかんだ 小指が痛い、、、
 
   29 相思相愛のふたり。月を待つ間に一仕事。
 
   30 月見のあと子供の寝顔をみていると、もうひと頑張りしなくては。
 
   31 【秋の夜長】婆さんやお金はなくても穏やかに暮らせる毎日が幸せだねー
 
   32 【同病相憐】「お前もか」、酔うほどに愚痴は絶えず。
 
   33 ライオンに天敵はいないそうだが、親のいないときに子供がハイエナに喰われる
      ことはあるそうだ。
 
   34 若い雄ライオンが雌の集団に入るには雌のリーダーの認知が必要という。
 
   35 【揚雲雀】年老いた私を優しく迎えてくれる雲雀でした。
 
   36 【Uたーん】Uターンして15年。人生を実感する充実した15年でした。
      皆さんのご支援を感謝しています。
 
第78回 第77回 第76回
 
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    第76回【この年の巻】('11/8/14〜'11/9/27)
 
    初折表六句
      1発句   この年は鳴く声さみし法師蝉
      2脇句       秋の海辺に遊ぶ子供ら

      3第三   洗面器浅利潮噴く月夜かな
      4四句       ミルガイ旨し今宵の食卓

      5五句   趣味欄に料理と書いてみたきかな
      6折端       鍋釜背負い夏山に行く

    初折裏十二句
      7折立   行く夏や作るは灰皿鍬と鍋
      8二句       二人の夢の下町ロケット

      9三句   合コンや先を急げと銀ブラへ
      10四句       谷根千にある人情長屋

      11五句   細道を土日にめぐり発見す
      12六句       マクロで眺む自然の魅力

      13七句   寒月や墓標見上ぐるるモンブラン
      14八句       命を託す吹雪の合間

      15九句   春駒はひねもす母の後を追い
      16十句       反抗期の子ものも云わずに

      17十一句  花散って墓に二合の徳利持ち
      18折端       藤をかざしの娘と参る

    名残表十二句
      19折立   初舞台都をどりを紫に
      20二句       京の都でヨーイヤッサー

      21三句   見守りや鞍馬天狗と呼ばれたい
      22四句       馬をバイクに月光仮面

      23五句   サングラス 風呂敷マント 颯爽と
      24六句       水上スキー白波立てて

      25七句   流人行く彼方の島へ高速船
      26八句       本土の下宿夢の架け橋

      27九句   赤い糸たぐりよせられ故里へ
      28十句       帰りなんいざ父母のもと

      29十一句  あの松を曲がれば我が家盆の月
      30折端       萩の花咲く道上り行く

    名残裏六句
      31折立   一望に開けし稲田秋茜
      32二句       案山子陽に焼け鎌研ぐ農夫

      33三句   豊作の棚田縁取る彼岸花
      34四句       想ひ出すのは明日香の景色

      35五句   すみれ摘んで草のしとねの一夜かな
      36挙句       契りの朝春雷に醒む

鵜雪
如水


鵜雪

如水



鵜雪
如水

鵜雪


如水
南圃


鵜雪

南圃
如水


鵜雪


如水
南圃

鵜雪


南圃
如水

鵜雪
南圃


鵜雪

如水
南圃



鵜雪

南圃
如水

鵜雪
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   1 【法師蝉】大震災のあった今年は、どういうわけか蝉の声が少ないし、
     又何やらさみしげだ。気のせいか。
 
   2 嘗て8月23日に気比の松原を訪れたことがある。海の家は撤去中で数人の子供が
     戯れるのみであり、逝く夏を惜しんだのを想い出す。
 
   3 昼間に掘った浅利、一晩砂を吐かせて朝のみそ汁に。
 
   4 【貝尽くし】うんと栄養を付けておこう。
 
   5 夕餉の支度を小生がすると、女房がどれだけ喜ぶかと思うのだがそれができない。
     料理より何にするかを悩むらしい。「何でもええ」では申し訳ないと思うのだが・・・。
 
   6 東京支店には山岳部があった。我々の同期の女の子が山男に誘われ、
     その料理の手際と優しさに惚れてゴールインした。今はどうなっているのだろうか。
 
   7 【生きる】私が知っている小さい工場、戦に敗れて作るものが無くなり、
     何でも作っていた。化学工場はサッカリンを造っていた。
 
   8 第145回直木賞。「夢にむかってひたむきに汗を流す男と女がいる」
     「〈製造業の国・ニッポン〉の矜恃が込められている」・・・選評より。
 
   9 【合コン】昔は見合い昨今は合コン。
     但し折角の合コンも,最近の若者はその先になかなか進められないらしい。
 
   10 東京のホットスポットは、谷中、根津、千駄木だ。日本人よりも海外に知られ住み着
      いている外人も多いとか。最近の煮え切らない草食系の兄ちゃんにはチャキチャキ
      の下町娘がお勧めだ。
 
   11 東京での六ヶ月の単身赴任のとき、土日にこの界隈を散策したことがある。
      徳川慶喜の墓が谷中にあるのを知ったのもこのときだった。
 
   12 【自然の不思議】マクロレンズで覗くと、今まで気が付かなかった自然の世界に引き
      込まれる。
 
      可也長い間ご迷惑をお掛けしました。ここで入れていただくのが適当なタイミングか
      どうか悩みましたがよろしくお願いします。
 
   13 【山の魔力】その北壁は美しさと登攀の難しさ、遭難者の多さで知られている。
      麓にはなしえなかった夢を果たさんとするが如くに多くの墓標が山を見つめてい
      る。
 
   14 【吹雪】冬の吹雪は命にかかわる。よく天気を読むことが大切。
 
   15 【野生馬】日南海岸最南端の都井岬で今年4,5月頃に生まれた野生馬の春駒は体
      は可也大きくなっている。それでも終日母親の後を追い乳房を探す姿には生命力
      の強さを感じる。
 
   16 うちの息子も可愛いときがあったのだが、今では「カネくれ」としか云ってくれない。
      これも成長の一過程かと見守るしかない。
 
   17 男は常に親父と背くらべをして成長する生き物らしい。共に飲む酒は穏やかで、
      墓前に供える酒はほろ苦い。
 
   18 【かざしに藤】お父さん、娘もこんなに大きくなったよ。
 
   19 ケータイで投稿しています。一覧表に転載ができず、ごめんなさい。
      これからは、句の前に番号を入れて頂ければ有難いです。
 
      以下、自宅にて。
      現在(7日14:05)検査入院から一時帰宅して投稿しています。連句は一覧表に
      も転載いたしました。17:30に病院へ戻ります。
 
      病名は胃がんのようですが定かではありません。手術は9日の予定ですが、退院
      日は未定です。
 
      連句は一覧表には転載できませんが、よろしくお願いいたします。小生も許される
      限り閲覧、投稿をするつもりです。
 
      9月の句会までに退院できなければ、句会はどなたかにメールでのキャッチボール
      をお願いするつもりです。
 
      以上、ご心配ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 
      (風)新涼や疲れを癒す一里塚
     七十路を越えればいろいろありますね。ウイット溢れる療養俳句をお待ちしています。
 
   20 【古都の春】是非一度は生で観たいものです。
      如水さんの手術の成功をお祈りします。
 
   お見舞い感謝 - 如水
    医師から下記の検査結果の説明がありました。
   がんは十二指腸にも広がっており、場合によりすい臓の一部も切除することになるとの由
   です。こうなれば大手術になるそうです。
 
   皆さんのお祈りを支えに、心強く俎に乗ってきます。
   ご心配をおかけして、申し訳ありません。
 
   なお、連句の前に番号を入れて頂ければ幸いです。
 
   21 【・・・のおじさん】一度鞍馬天狗のおじさんと呼ばれてみたい。
      如水さんへ手術のご成功お祈りします。
 
   手術無事終了 - 如水
    すい臓は切らずに、小手術にて済みました。皆さまのおかげです。感謝、感謝。如水
 
   22 【ヒーロー】戦後のテレビのヒーローは月光仮面が始まりだったように思う。その後の
      爆発的ヒーローが仮面ライダーだ。息子の代から孫の代まで続くとは夢にも思わな
      かったが。
 
      如水様。早くも届いたメール、一陽来復です。膵臓に及ぶ大手術の文字を見たとき
      には一瞬息をのみました。奥様もさぞや安堵をなされておられる事でしょう。
 
   23 【ウルトラマン】夏休みにやってきた5歳の孫はウルトラマンにはまり込んでいる。ウ
      ルトラマンには色んなキャラがいるらしい。
      孫が持っている七つ道具はジジ、ババを楽しませてくれる。
 
      如水さん、世の中は必ず正義が勝って悪は滅びます。颯爽と退院される日を待っ
      ています。
 
   歩きました - 如水
    集中治療室から病室へ戻ってきました。きょうから歩きます。鼻とおちんちんの管がと
   れて、スッキリしました。あと四本が残っていますが、ひと安心です。先ずは、ご報告まで
 
   24 颯爽と退院できるように頑張ります。
 
   25 【遠い島】近くは大島遠くは八丈島、今は散歩の気分で行ってしまう。
 
   26 【フェリー】フェリーや高速船が発達して通学、通勤のために本土に下宿する必要
      のなくなった離島は多い。下宿の娘さんと、、、という話もない。
 
   フライングごめんなさい - 如水
    先の投稿を取り消しました。
   経過は順調で、管は全部外れ点滴はあすからなくなります
 
   投稿順不問 - 如水
    おはようございます。
   一覧表がなく、投稿順が分かりにくいので、投稿順不問とします。
   ただし、上下は各自で交互がよいのではないでしょうか。
   なお、番号を件名の前に入れてください。次は27です。
 
   27 【筒井筒】夢と希望を託して来た都はせわしなく人情の薄い街であった。その心を癒
      したのが島のあの娘の月一の便りだった。
 
     如水さん しがらみのパイプから解放された由おめでとうございます。
     歩行訓練は順調ですか。歩こう会の皆さんもお待ちかねでしょう。
 
   番号は件名の前に - 如水
    経過は順調ですが、退院日は未定です。きょう初めてシャワーを浴びました。
   傷痕は20Cm 弱できれいでした。
 
   歩こう会は24日ですが、残念ながら欠席です。
   早く復帰できるように、廊下や階段を歩いています。
 
   28 【古里は今】嘗ては戦火が、今災害が古里を破壊している。
 
   29 来年は定年退職。夏の帰省も今回限りにするか、まだ決心がついていない。
 
     きょうは術後食事コースの最終日。退院も近いと思うのだが、まだ決まっていない。
 
   22日に退院します - 如水
    21日の退院となったのですが、台風のため22日にしました。取り急ぎご連絡まで。
 
   30 【里の道】故郷に帰ると必ず歩きたくなる道がある。そして歩いた後で帰った来て良
      かったと実感する道もでもある。
 
      如水さん、颯爽と退院される事と思います。おめでとうございます。
      後はユックリと養生してください。
 
   台風お見舞い - 如水 
    鵜雪さん、風さん
   台風は首都圏直撃とか、被害のないことを祈っております。
   当地はおかげさまにて、無事に通りすぎてくれました。
 
   Re: 台風お見舞い - 鵜雪 
    無事退院されよかったですね。暫くは無理の利かぬ身、ゆっくり休んでください。
 
   今度の台風は、暫く大きな台風被害が無かった南関東を直撃、当地では特に風が強く、
   我が家でも大きなもっこうばらが倒れて、道連れでトイがもぎ取れれてしまう被害が出まし
   た。山間で比較的風当たりの弱い我が家の近くでも、吹き溜まりとなる路傍には、折れた
   枝が山のようになっていたので、強風がまともに当たる平地では被害が出ているかもわ
   かりません。
 
   31 萩の小径を抜ければ城跡。天守跡に立てば領主の気分になる。
 
      台風やいやいやをして木の揺れる
      ・・百日紅が倒れると思うほどにゆさぶられていた。
 
      我が家の被害
      バケツ一ヶが行方不明、それに庭園燈の配線の被服劣化による雨水漏電での停
      電。この停電は今朝10時過ぎに発生。15分過ぎに東電に連絡、25分頃サービス
      車が到着し、40分過ぎには一件落着となった。原発騒動はあったが東電のの対応
      の早さには感服した。
 
   32 【バトンタッチ】案山子さんよご苦労様と、稲刈りの農夫が語りかける。
 
   33 【収穫の秋】今年は天候にも恵まれ一等米の割合も最高と、友人が新米を
      届けてくれた。
 
   34 棚田と云えば関西では先ず「稲渕棚田」。一昨年の9月に歩こう会にて訪れた。
      その時の記録が http://sansan.higoyomi.com/A3_94.htm です。
 
   35 【万葉集】飛鳥の人たちは、気持ちの上では現代人よりかなり伸び伸びしていたようだ。
 
   36 花開き、鳥が囀る春の朝がきた。
 
第78回 第77回 第76回
 
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