避暑にホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
第150〜157回
 
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
    第157回【花の下の巻】('21/3/13/〜'21/4/21)
 
    初折表六句
      1発句   花の下交わす会話はマスク越し
      2脇句       ゴーグルかけて花粉対策

      3第三   雪焼けの可笑しき顔や春スキー
      4四句       マスクをつけて普通の人へ

      5五句   遠吠やジキルを変る月の闇
      6折端       恋を求むる澄む鹿の声
                    
    初折裏十二句
      7折立   見上げれば鳶舞う空に鰯雲
      8二句       終生共に暮らすと誓う

      9三句   慕ひ合ひ敬ひ合ひて金婚へ
      10四句       彼岸に在って偕老同穴

      11五句   不老不死月へ火星へ居を求む
      12六句       一人っ子を止め二人っ子に

      13七句   蛍狩り帰りの道にお月さま
      14八句       照らすベンチで西瓜いただく

      15九句   丸坊主下駄履く写真はセピア色
      16十句       モノクロ写真は芸術作品

      17十一句  菜の花の向こうにゆるり月出でぬ
      18折端       クロッカス咲き庭明るうす

    名残表十二句
      19折立   我が家ではつつじの花が咲き乱れ
      20二句       一年遅れ大学に行

      21三句   友達も部活も是非とも出来るよう
      22四句       早く作ろう免疫体質

      23五句   三密で大いに語る忘年会
      24六句       マスク越しでは話もできず
      
      25七句   昨今は上司の罵声テレビから
      26八句       彼の言葉にくじけ離別す

      27九句   思いやり心の内をためらわず
      28十句       婚六十は阿吽の呼吸

      29十一句  月出でて運慶見上ぐ三笠山
      30折端       古人異国で偲ぶ十六夜

    名残裏六句
      31折立   仲麻呂の想い託すや雁に
      32二句       三笠の山の月を噛もとは

      33三句   どらやきを食うて誕生祝けり
      34四句       餡の種類も新たに増ゆる

      35五句   甘党は花見の酒もソッポ向き
      36挙句       花筵敷き野点楽しむ
 

鵜雪 
風 

如水 
鵜雪 


如水 


鵜雪 
風 

如水 
鵜雪 

風 
南圃 

如水
鵜雪 

風 
南圃 

鵜雪
如水


南圃 
風 

如水 
鵜雪 

風 
南圃 

鵜雪 
如水 

南圃 
風 

如水
鵜雪 


風 
南圃 

鵜雪 
如水 

南圃

 
 --------------------------------------------------------------------------
 
   1 【今年の花見】マスク着用が日常となってしまうのか?
 
   2 マスクにゴーグルに似合う新しいファションが生まれるだろう。
 
   3 ゴーグルを外すと猿のような顔だった。
 
   4 【マスクの効用】マスクをつける猿はいないだろう。
 
   5 山姥が山刀を研ぐのもドラキュラ棺の蓋を開けるのも月夜の暗がりだ。
 
   6 奈良の鹿が観光客減で飢えているとの誤報により、餌を与える人が増えて困っている
     との由。鹿の主食は草や枯葉など。
 
   7 【鰯雲】秋の空は、何となく物悲しい。
 
   8 鶴、鷹、狼、狐などの夫婦の絆は人よりも固く結ばれていると聞く。
 
   9 と云いたいところだが、実際は女房の我慢で続いてきたと感謝している。
 
   10 【偕老同穴】あの世でも一緒でしょうね。
 
   11 科学の進歩で不老不死の夢は手に入りそうだが人口爆発の危機も近づいている
 
   12 【人口問題】中国も人口問題で悩んでいる。
 
   13 お兄ちゃん、どうしてお月さんは僕らに着いてくるの?。僕が止まると一緒に止まるよ。
 
   14 【西瓜】夜店によって西瓜を頬張った。
 
   15 西瓜はかぶりつき種を吹き飛ばして食べるのが当たり前だったのは何時頃までだったのだろう。
 
   16 【芸術作品】写真展などに出展される作品の80〜90%はカラー写真でモノクロ写真は圧倒的に少ない。
 
   17 【蕪村の世界】菜の花や月は東に日は西に、色彩豊かな絵の世界だ。
 
   18 黄色い花が春の到来を知らせてくれる。
 
   19 【つつじ】この時期の我が家はキリシマツツジ、クルメツツジ、
      オオムラサキなどなどつつじが咲き乱れている。
 
   20 一部の大学では入学式や対面授業を始めたがコロナの勢いは衰えない。
 
   21 一年遅れの入学式は終わったが、これからどうなることやら。
 
   22 【免疫】あるレベルまで免疫を持った人が増えない限り、コロナ禍騒動は続く。  
      ワクチンか、感染か、自然免疫体質か。
 
   23 今冬は肩触れ合う密、差しつ差さされつの蜜を楽しむ忘年会は出来るのだろうか。
 
   24 【マスク】何とも盛り上がりのない忘年会になってしまった。
 
   25 【テレビ会議】折角の激励の罵声も、テレビを通しては迫力に欠ける。
 
   26 罵声には人間性や価値観の違いを感じ、着いていけないと思った。
 
   27 【真心】昭和の男は心の内を打ち明けるのを苦手とする人が多い。
 
   28 個性に惚れて十年角ぶつけあって三十年、角すりへって二十年,在つて無きがごとしと。
 
   29 東大寺の金剛力士像(仁王)は運慶の作とされている。
      三笠山(若草山)は東大寺の東側にある。
 
   30 【望郷】同じ月をはるか昔長安で眺めた古人を偲ぼう。
 
   31 その才能を評価されたが故に帰国を認められなかったという。
 
   32 【歯磨き励行】ご本人余程歯には自信があったらしい。
 
      (如水)仲麻呂の歯が丈夫との故事を知りません。お教えください。
 
      (南圃)「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
 
      くだらないことを申し上げて済みませんでした。子供のころ百人一首で遊んで
      いておふくろが口ずさんでいました。
 
      「仲麻呂は はぐきのつよき男かな 三笠の山の 月をかもとは」
 
      幼いころの言葉遊びです。
 
   33 【どらやき】三笠山といえばどら焼き、どら焼きといえば三笠山。
     この由緒ある菓子で、誕生祝をしてくれた。
 
   34 仲麻呂と三笠山が長く続きましたね。
      どら焼きやたい焼きの餡にカスタードや生クリーム等もあるとか。
 
   35 【甘党】花より団子。甘いもの最高!!
 
   36 花見が酒屋のためならば茶席は菓子屋のためにある。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第156回【立春の巻】('21/2/3/〜'21/3/10)
 
    初折表六句
      1発句   立春と聞かば芽生ゆや旅ごころ
      2脇句       はなさかじいさん北への旅路

      3第三   春風よいざ帰りなん故郷へ
      4四句       昔通りにちゃん付けで呼ぶ

      5五句   とんぼ釣り帰りし後にお月さま
      6折端       文武両道燈火親しむ

    初折裏十二句
      7折立   読み終えて耳を澄ませば虫の声
      8二句       灯を消し入るゝ二人の褥

      9三句   新婚さん皆居眠るバスの中
      10四句       仕事済ませば後は寝るだけ

      11五句   好天も外出自粛に旅できず
      12六句       部屋は衛星地球儀廻す

      13七句   秋近し宇宙船飛ぶ星月夜
      14八句       蛍火の舞ふ音のなき闇

      15九句   脱炭素LEDの熱なき灯
      16十句       プラスがあればマイナスがあり

      17十一句  白梅や堪ゆる大きな寒暖差
      18折端       呪う春雷都を襲う

    名残表十二句
      19折立   うっかりと口滑らせて落ち椿
      20二句       受験子のいる家庭の禁句

      21三句   ありがとううまいうまいで夫婦円満
      22四句       殺し文句は愛しているよ

      23五句   すき焼きは俺に任せと鍋奉行
      24六句       お歳暮の底小判十枚
      
      25七句   コンビニの弁当薄くしエコ配慮
      26八句       彼の好物タッパーに詰め

      27九句   おふくろに重なる笑顔みちづれに
      28十句       ぶらりぶらりと奥の細道

      29十一句  同宿の佳人と交す月見酒
      30折端       壺にコスモス ワインはロゼで

    名残裏六句
      31折立   晩酌は盃一つ新酒とす
      32二句       ZOOM飲み会またも寝落ちす

      33三句   ゾーリンゲン髪きる音の心地よく
      34四句       つるりと光る我は我なり

      35五句   写真撮るさくらの下の新入生
      36挙句       復興担うと卒業をする    

如水 
南圃 

鵜雪 
風 

如水
風 


鵜雪
如水 

風 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪
如水 

風 
鵜雪 

如水



鵜雪 
如水 

風 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪 
如水 

風 
鵜雪 

如水
風 


鵜雪 
如水 

風 
鵜雪 

如水
 --------------------------------------------------------------------------
1 早くコロナ禍が収まり、外で遊びたいものだ。
 
2 【桜前線】1月下旬に沖縄を出発、3月頃には九州に上陸。3月下旬から4月上旬には
     関東を経由、北海道には4月下旬か5月上旬に到着。長い長い旅路です。
 
   3 【北帰行】冬の渡り鳥は、春風に誘われて、北の故郷を目指す。
 
   4 古里に住みつけば昔の序列、ガキ大将には敵わない。
 
   5 一日中皆とよく遊んだ。お寺の鐘が鳴っている。
 
     南圃さんのパソコンが不調のため、このあと 風さん・鵜雪さん・如水の順でお願いします。
 
   6 脳味噌の活性は身体を動かす事によって加速するという    
 
   7 【秋宵】秋の夜長の読書、草枕を読み終えた。
 
   8 幾らソーシャルディスタンスと言われても、こればかりは・・・。
 
   9 宮崎県が新婚旅行のメッカであったころ車中のバスガイドは独り芝居をしているようだったという
 
   10 【昼夜逆転】新婚旅行の仕事は夜、昼は寝るのが当然。
 
   11 昨日の当地は19.8℃の快晴。折角の好天気も外出自粛が恨めしかった。
 
   12 宇宙船に窓は一つしかない。夜中に地球儀をまわしパソコンで景色を検索すれば
      地上で宇宙旅行を楽しっめる。
 
   13 【プラネタリウム】西表島の夏の夜空は将にプラネタリウムだった。
 
   14 宇宙船に独りで6ヶ月は堪えられるだろうか。仲間は大切にしたいものだ。
 
   15 脱炭素へ、内燃機関はモーターにガスはIHに変ると思っていたら水素からメタンガスを
      つくり代替するという。塗料はいかなる対策を講じるのだろうか。
 
   16 【利害得失】大きな省エネ効果あり、その特有の光は結構生態系に影響を与えているそうだ。
 
   17 この二月の気温差の大きさには驚くものがある。これも温暖化が影響しているのだろうか。
 
   18 道真怨念の疫病、天候不順が都を襲ったという。同様の我々は橋本組織委員長を祀り
      オリパラを成功させることがコロナ対策の近道なのかもしれない。    
 
   19 【失言】失言が春の椿事となってしまった。
 
   20 落るとか滑るとか、気を遣っていても つい口が滑るものだ。
 
   21 付き合いの幅がせまくなる八十路、コロナ禍での二人居の今大切な言葉だ。  
 
   22 【殺し文句】偕老同穴、運命共同体。
 
   23 他の料理や皿洗いなどをしてくれると助かるのだが・・・
 
   24 【そんたく】「お主も悪よのう」水戸黄門の中の代官の台詞、7人もの官僚が同時に判断を誤るとは思えない。
 
   25 【上げ底弁当】さる大手コンビニの弁当が上げ底になっているそうな。
      コンビニ曰く容器をエコ配慮した結果とか。
 
   26 年下の彼は玉子焼と苺が大好き。
 
   27 独身寮の男は食い物と優しさに弱い。
 
   28 【二人旅】いつか行ったみたいものだ。
 
   29 早くコロナ禍が収束し旅に出たいものだ。
 
30 つまみはマンゴー生ハムのせて というレシピは如何だろうか。
 
   31 【新酒】僅かな楽しみ、どんと行こう。
 
   32 オンラインでの飲み会。眠ってしまい失礼をする。
 
   33 【寝落】ほの暖かい床屋で鋏の音を聞きながら居眠りをするのは至福のひとときである。
 
   34 【禿頭】居眠りをする間がない。
 
   35 東京では桜の開花も間近とか。入学時には花は残っているだろうか。
 
   36 被災十年復興支援金は激減すするが復興は未だ。新しいみちのくの街作りに知恵を絞る。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第155回【南瓜食べの巻】('20/12/21/〜'21/1/30)
                 。
    初折表六句
      1発句   南瓜食べ柚子湯に入る冬至かな
      2脇句       きょうより日々に伸びる日脚ぞ

      3第三   誰だっけとマスクに問えば笑顔有り
      4四句       努力をせねば表情失せる

      5五句   雲隠れせし名月を惜しみけり
      6折端       カメラ片手に紅葉を求め

    初折裏十二句
      7折立   目は癒えた口肥やさんと茸狩る
      8二句       白い指先松茸を指す

      9三句   原木に駒を打ち込み樹の陰に
      10四句       木場の角乗り伝統文化

      11五句   年明けは先ず駅伝と雑煮かな
      12六句       忘れてならぬコロナ対策

      13七句   月出づるビアガーデンに友ときて
      14八句       つまみの枝豆お代わりをする

      15九句   天照さそう岩戸の高笑い
      16十句       天の声あり取りやめとなる

      17十一句  花咲きて神話の里の神楽かな
      18折端       卑弥呼の国にかぎろひの立つ

    名残表十二句
      19折立   ツワモノの干戈の址に諸葛菜
      20二句       椎葉にのこる恋歌一つ

      21三句   落人の村の土産に椎茸を
      22四句       原木を伐り駒を打ち込む

      23五句   はやぶさ2はリュウグウの砂
      24六句       寒風に乗り大陸の土

      25七句   風もなく洗濯日和蒼い空
      26八句       炊事もできぬダメな女房

      27九句   糟糠の夫といわれ妻社長
      28十句       主夫を幾年直木賞取る

      29十一句  すすき挿し団子と妻と月見酒
      30折端       静かな宵に鈴虫の声

    名残裏六句
      31折立   秋灯や心にしみる歎異抄
      32二句       おどろおどろの地獄極楽

      33三句   ご利益も賽銭次第仏様
      34四句       社寺仏閣もキャッシュレスとは

      35五句   十銭で菜の花買うて墓参り
      36挙句       凧上げ吾子と話す十年    

南圃 
如水 

鵜雪 
風 

如水
南圃 


風 
鵜雪 

南圃 
如水 

鵜雪 
風 

如水
南圃 

風 
鵜雪 

南圃
如水 


鵜雪 
風 

如水 
南圃 

風 
鵜雪 

南圃 
如水 

鵜雪 
風 

如水
南圃 


風 
鵜雪 

南圃 
如水 

鵜雪
--------------------------------------------------------------------------
   1 【冬至】無病息災を祈る風習を大事にしたい。
 
   2 太陽が近づいて来ていると思うと、寒い冬にも堪えられそうだ。
 
   3 【子供の成長】子供の成長は早い。笑顔であああの子だったかと分かる。
 
   4 マスクに慣れると表情がなくなり顔面の筋肉も衰える。身体の体操と顔の体操が必要になる。
 
   5 ススキを飾り団子も供えたのだが、残念なことだ。
 
   6 【紅葉狩り】今年の秋はほとんど雨が降らない。紅葉の撮影には最高。
 
   7 山歩きは腹が減る。地元でジブエを求めワイルドに腹を満たす。
 
   8 【マツタケ】昔は松茸は珍しいものではなかった。
 
   9 【シイタケ栽培】クヌギの木を伐りシイタケの駒を打ち込んで樹の陰に
     立てかけ並べる。来年の春にはシイタケが食べられそう。
 
   10 原木の筏はいまでも見られるのだろうか。
 
   11 【箱根駅伝】皆さんおめでとう。先ずこの連句が続いているのを祝いましょう。
     箱根駅伝は関東の伝統行事になってしまった。テレビを見ながら雑煮を食うのが一つの文化となった。
 
   12 都と3県知事が国に特別措置法の制定を要望した。経済と命難しい。
 
   13 ワクチンの接種を終えて、二年ぶりの乾杯。
 
   14 【おつまみ】下戸の小生1杯のビールがなかなか終わらない。
 
   15 籠った岩戸は外からは開けられない。乱痴気騒ぎをして天照の気を引いたと神話は語る。
 
      初ボケを致し、本年も変わらずにお付き合い下さい。
 
   16 【緊急事態】禍を大神に及ぼすわけにはいかない。
 
   17 【神楽】神話の里高千穂には神楽の館があり夜ごとに神楽が舞はれている。
 
   18 近畿説か九州説か。記録の残っていないのが悔まれる。
 
   19 【諸葛孔明】中国では三国時代、戦場跡は諸葛孔明がもたらした諸葛菜の紫で彩られていよう。
 
   20 東国の武者と平家の姫の恋歌は絶えずに歌い手継がれている。
 
   21 自然に恵まれた椎葉はおいしいものがいっぱい。(HPより)
 
   22 【シイタケ栽培】シイタケの原木はクヌギが最適。専用のナタがあり、菌を培養した駒を
      打ち込んで木陰に立てかけておくと、半年後くらいからシイタケが生えてくる。
 
   23 探査機は宇宙誕生の謎を解く砂を人類にもたらした。
 
   24 【黄土高原より】日本には、冬の北西風に乗って、華北の土が沢山運ばれている。
 
   25 【洗濯日和】大陸からの黄砂は洗濯物を悩ます。今日は風もなく朝から快晴。奥さんの働き日和。
 
   26 ♪女房にしたのが大まちがい 炊事せんたく まるでダメ
 
   27 【男女同権】やがてこういう時代が来るでしょう。
 
   28 妻の社長業も又夫への支援だったのだろう
 
   29 夫婦での月見の永らえることを願っている。
 
   30 【秋の夜長】何処から入ってくるのか、部屋の片隅で静かに泣き続ける虫の声。
 
   31 虫の音に仏門への道標を紐解くのも齢のせいか。
 
   32 【見世物】彼岸にこわごわ見世物を覗いたものだ。
 
   33 【阿弥陀様】阿弥陀如来のご利益も寄進した金銭の多寡で決まるとか
 
   34 賽銭、おみくじ、御朱印帳、絵馬などもあるらしい。
      東本願寺 http://www.higashihonganji.or.jp/news/info/39431/
 
   35 【十銭貨幣】十銭という貨幣は貴重だったが、カネのない時はつけで買った。昔も今も信用が元だ。
 
   36 あの東日本大地震から十年が過ぎる。私も東京から赤城への帰路で電車が止まり
      避難所でカレーライスをご馳走に二なった。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第154回【共用路の巻】('20/11/5/〜'20/12/18)
 
    初折表六句
      1発句   共用路燈す五時半日短
      2脇句       夜長に開く松本清張

      3第三   豆単を閉じて見上げる星月夜
      4四句       ラジオ講座と蛍雪時代

      5五句   英会話三日坊主を繰返す
      6折端       ご先祖祀る隅田の花火

    初折裏十二句
      7折立   油津の港まつりの大漁旗
      8二句       マグロを食べてホテルへ行こう

      9三句   もやい受け結び安堵す漁師妻
      10四句       無事の帰還と大漁祝ひ

      11五句   舞鶴で今朝もうどんをすすりけり
      12六句       新そばの時期 赤そばもあり

      13七句   大晦日月を仰ぎて麺を喰ふ
      14八句       嘴あわせ愛ちかふ鶴

      15九句   出水市の田んぼの賑わい渡り鳥
      16十句       我が家の庭にはジョウビタキ来る

      17十一句  米糠にはこべを刻み玉子頂く
      18折端       雲雀の巣を避け土寄せをする

    名残表十二句
      19折立   小松菜を浮き上がらせり春の霜
      20二句       サクサクと踏む懐かしき音

      21三句   パソコンの新しきころ思い出す
      22四句       データー積むやAI快調

      23五句   アナログも楽しいひと時わが人生
      24六句       昼かき氷夜ビールとす

      25七句   こだわりりの食材ならべ肴を創る
      26八句       こいさん待たせ板場の修業

      27九句   いとさんと手を取り合って御堂筋
      28十句       マスクをかけて3密を避け

      29十一句  奥山に月に向ひて鹿ぞ鳴く
      30折端       紅葉の峪に恋の通ひ路

    名残裏六句
      31折立   懐かしきあの友何処秋寂し
      32二句       欠礼知らせる悲しい便り

      33三句   孫曾孫玄孫まだかと壽
      34四句       伸びて欲しいや健康寿命

      35五句   花吹雪く下で米寿を祝いけり
      36挙句       春爛漫の人生を祝す


如水

鵜雪
南圃  

如水  
風  


南圃  
鵜雪  

風  
如水  

鵜雪  
南圃  

如水


南圃  
鵜雪  


如水


鵜雪  
南圃  

如水  
風  

南圃  
鵜雪  

風  
如水  

鵜雪  
南圃  

如水
風  


南圃  
鵜雪  

風  
如水  

鵜雪
南圃
--------------------------------------------------------------------------
1 成り行きで共用路の照明担当になっている。十月の中半までは六時」半位まで
  明るかったのだがその後は釣瓶落し今月には五時半には薄暗くなる。
 
   2 最近は専らネットの映画を「fair TV stick」を使いテレビのモニターで楽しんでいる。
 
   3 【赤尾の豆単】受験生よ、勉強に疲れたら無限に広がる夜空を見上げよう。何かが見えてくる。
 
   4 【受験勉強】電波の届きもラジオの性能もあまりよくなくて、途中でピーピーと雑音が入っていた。
 
   5 英会話の堪能者でも、聴き取りや発音に慣れておくためラジオ講座を活用しているとの由。
 
   6 今年はコロナのおかげで寂しいものであったが来年は賑わいを見たいもの。
 
   7 【港まつり】日南市油津港の港まつり。大漁旗満載のカツオ船が岸壁を埋め尽くし、
     打ち上げ花火が盛り上げる。今年は集まった人も少なかったらしい。来年に期待。
 
   8 【マグロ】マグロで元気をつけて一戦交えよう。
 
   9 まぐろの一本釣りは一人での漁も多い。無事に帰ってきた夫を迎える妻の安堵は大きい。
 
   10 釣果は200kgの大物。無事が第一だが、大漁もまた目出度い。
 
   11 【ダモイ】早く帰ってこ、母は今日も来ているよ。
 
   12 【新そば】この時期のそばがきは最高。赤い花のそば畑があったがその実は?
 
   13 蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年の災厄を断ち切る」という意味で、
      大晦日の晩に「年越しそば」を食すようになった由。
 
   14 結ばれた番(つがい)は終生離れないという。
 
   15 【渡り鳥】鹿児島県出水市の田んぼでは今年もロシア、中国などからの鶴の飛来でにぎわっている。
 
   16 【ジョウビタキ】シベリアからの遠来の客、今年も来てくれた。
 
   17 あの時代はどの家にも鶏がいた。世話は子供の仕事、配合飼料などは夢にも思はなかった。
 
   18 綺麗な丸い巣に卵が4個あった。親鳥はどこへ行ったのだろう。
 
   19 【畑の霜】こういう時に土寄せをするといいね。
 
   20 【郷愁】最近は温暖化のせいか昔ほど霜柱が立たなくなった。
 
   21 最初はサクサクと動いていたが、最近では立上げに時間がかかる。
      OSをアップデートする度に遅くなる気がする。
 
   22 デ−ターに溺れるのは人間、豊富なデーターを喜ぶのがAIだ。
 
   23 【アナログ人生】行きあたりばったり、出たとこ勝負。自由で楽しい。
 
   24 【夏の一日】人生は須らくアナログ、夏の一日もアナログで過ぎ去る。
 
   25 酒のためなら女房はいらぬ独創手料理の薀蓄を聞く呑兵衛が居ればいい。
 
   26 【法善寺横丁】わては日本一の板さんになるで! 美味い料理を創るで!
 
   27 【ランデブー】わいはサラリーマンじゃけん、散歩でおしまいにするよ。
 
   28 【味気ないデート】何とも気の乗らないデートになってしまった。
 
   29 単身赴任の生理帰宅も、越境発着自粛でままならない。
 
   30 百人一首 83番:皇太后太夫俊成
      世の中よ道こそなけれ思ひ入る山のおくにぞ鹿の鳴くなる
 
   31 【旧友】久しぶりに高校時代の教本「百人一首」を読み返した。
      懐かしい友人の顔を思い出す。
 
   32 【悲しい便り】年末、この人がという挨拶状を頂くのはつらいことだ。
 
   33 血脈の栄えるのを実感するのも長寿者の生甲斐のひとつだ。
 
   34 介護を受けずに、ポックリと逝きたいものだ。
 
   35 【米寿】希少価値は下がったが、やはり芽出度いことだろう。
 
   36 【おめでとうございます】次は卒寿が待っています。みんなの目標です。頑張ってください。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第153回【敬老日の巻】('20/9/21/〜'20/10/31)
 
    初折表六句
      1発句   敬老日何事もなく過ぎにけり
      2脇句       天の恵みや爽やかな日を

      3第三   豊穣を産土に謝す秋祭
      4四句       豊作祈り先ず土作り

      5五句   新党の目指す日本がよく見えぬ
      6折端       酷暑にコロナ予想もつかず

    初折裏十二句
      7折立   マスク無し残暑の中のゴルフかな
      8二句       汗香しく笑顔愛らし

      9三句   平成はテニスコートで生まれけり
      10四句       影の説あり令和の由来

      11五句   三代を生きて面倒他人(ひと)の齢
      12六句       昭和の年に25を足す

      13七句   忘れまじ戦中政治を月冴ゆる
      14八句       冷たく光る腰のサーベル

      15九句   交番の駐留兵に挨拶を
      16十句       エムピーの車をさばく手信号

      17十一句  菜の花に誘われ蝶が舞いはじむ
      18折端       浮かぶ白雲囀るひばり

    名残表十二句
      19折立   一匹に五匹抱きつく蛙かな
      20二句       楽譜を眺め音楽を知る

      21三句   ステレオを買うもレコードただ一枚
      22四句       聞こえる聞こえるラジオ体操

      23五句   夏休み早起きをして印もらう
      24六句       夏椿咲く高尾に詣でる

      25七句   杉並木昭和は遠くなりにけり
      26八句       側室持たず苦楽を共に

      27九句   愛人に囲まれ暮すピカソかな
      28十句       一穴主義を貫き通す

      29十一句  ハモニカで月光の下セレナーデ
      30折端       ささやくよな鈴虫思う

    名残裏六句
      31折立   秋深し柿の実ひとつ残し柿
      32二句       ごちそうさまと目白よりくる

      33三句   リス跳んで赤い椿が落ちにけり
      34四句       ニュートンが知る万有引力

      35五句   月が引く人も沖へと潮干狩り
      36挙句       幕張の春今も懐かし

鵜雪
如水


南圃  

如水  
鵜雪  


南圃  
風  

鵜雪  
如水  

風  
南圃  

如水
鵜雪

南圃  
風  

鵜雪
如水


風  
南圃  

如水  
鵜雪  

南圃  
風  

鵜雪  
如水  

風  
南圃  

如水
鵜雪  


南圃  
風  

鵜雪  
如水  


南圃
--------------------------------------------------------------------------
1 【敬老日】高齢者が増えたこの時代、敬老も個人の時代と考えた方がよいだろう。
 
   2 関西では絶好の行楽日和で観光地では大勢の人出。コロナの感染は大丈夫か。
 
   3 田畑は豊作、孫の嫁は臨月を迎える。
 
   4 【土作り】農作業のスタート、先ずは土作りから。
     養豚農家の友人から乾燥豚糞を大きな袋5袋も貰ってきた。
 
   5 何事も基礎が大事。綱領や活動方針などで明示してほしい。
 
   6 【一寸先は闇】変化が多い近年、先のことはわからぬから、先ず議席を増やそうということか。
 
   7 【同級生ゴルフ】広々としたゴルフ場でコロナを気にすることもなく
     友人たちとゆったりとゴルフを楽しむ。友情は変わらない。
 
   8 キディは大学のゴルフ部員、所作に育ちのよさが伺われ親子で◎.
 
   9 【出会い】ミッチーブームが懐かしい。
 
   10 「梅花の宴」で詠まれた和歌の万葉集での序文を由来としているが、
     その序文は中国の文選の詩を元にしているとの説もある。
 
   11 誕生日を年号で言はれると換算が大変だ。
 
   12 【昭和生まれ】昭和生まれに人は意外に簡単。昭和の年に25を足すと西暦になる。
 
   13 言論の自由を大衆の力で死守しなければならない。
     「任命拒否」を「任命見送り」と報ずるマスコミの恐ろしさ。
 
   14 【腰にサーベル】お巡りさんは、銀色のサーベルをじゃらじゃらさせていた。
 
   15 【駐留兵】終戦直後国民学校3年生。
      朝登校途中の交番に立っている駐留兵に「グッドモーニング」の挨拶をしていた。
 
   16 信号のない交差点には日本の警察官ではなくMPが立っていた。
      無視をして走り抜ける車はいなかった。
 
   17 【早春の黄花】早春に黄花が多いのは虫たちの目につきやすいからだ。
 
   18 青々とした麦がそよ風に揺れてる。長閑な春のように、世の中も穏やかに。
 
   19 少子化対策などと騒いでいるのは人間だけだろう。
 
   20 【オタマジャクシ】ピアノ教師をしていた義兄を想う
 
   21 昭和36年に初めて買ったLPはチャイコフスキーの悲愴。
      価格は2,300円で給料の割りには随分高たった。
 
   22 【ラジオ体操】ラジオ体操一二三、お陰で健康になった。
 
   23 【早起きラジオ体操】夏休み早起きして公園でラジオ体操。
     終わると首に掛けたカードにおじさんが印を押してくれた。
 
   24 日帰りで御朱印が貰える霊山高尾は都心に近い。
 
   25 【武蔵野陵】高尾に在する昭和天皇の御陵を知る人は少ない。
      昭和という時代を後世の人はどう評価するか。興味あるところだ。
 
   26 今上天皇に男子生誕のため、側室制度復活の動きがあり時代錯誤も甚だしい。
      万一の場合は、女性天皇にすればよい。
 
   27 ピカソは二度の結婚をし三人の愛人がいた。結婚をした妻との縁は切れたが三人の
      愛人はピカソの傍を離れず三人の仲もよいと言う。
 
   28 【意地】財力も気力も体力も持たない男の空威張りか。
 
   29 ソの音が出なくて困ったことがあった。
 
   30 【鈴虫】恋人に語りかけられるようだ。
 
   31 【残し柿】来年も沢山生りますように。一つ、二つの柿を残す。
 
   32 山はどんぐりが不作で熊が里にあらわれると言う。
 
   33 【害獣】昔鎌倉の寺でリスが悪さをするのを咎めたら、 
      外国の青年に叱責されたことを思い出す。
 
   34 ニュートンが万有引力を発見したのは、赤いリンゴが落果するのを見たのがその契機であると伝わる。
 
   35 潮の満ち干きだけでなく人の生死にも影響があるとも聞く
 
   36 【幕張海岸】習志野在住時代、よく出かけた幕張海岸。   
      海水浴に潮干狩り、そしてすぐ隣がディズニーランド。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第152回【風立ちぬの巻】('20/8/9/〜'20/9/18)
 
    初折表六句
      1発句   風立ちぬ書棚を探す初秋かな
      2脇句       噴く今年米戻る食慾

      3第三   十五夜に飾る団子の懐かしく
      4四句       故郷の母元気だっぺ

      5五句   孫見せる仮想空間里帰り
      6折端       西瓜もありて風鈴も吊る

    初折裏十二句
      7折立   何もせず終わってしまった夏休み
      8二句       コロナ終わって また手をつなぎ

      9三句   ウイルスも恋の熱気で焼き尽くす
      10四句       体温上昇これぞ免疫

      11五句   ニ月より飲み会なくて友恋ひし
      12六句       今年は中止と記念品届く

      13七句   思い出はわが手でつかむと雪を踏む
      14八句       朝練のあとじゃっぱ汁喰ふ

      15九句   独り身は三日続けて雑煮かな
      16十句       今日はコロッケ明日も欲しい

      17十一句  花見には子供の好きな玉子焼
      18折端       寿司屋の技をこの厚焼に

    名残表十二句
      19折立   花の下手作りお重の味自慢
      20二句       おやじ持ち寄る故郷の酒

      21三句   ガード下東日本が新橋に
      22四句       酔えば手拍子十八番(オハコ)を歌う

      23五句   盆踊り夜空に溶けよおけさ節
      24六句       浴衣姿が忘れられない

      25七句   雑魚寝して騒いだ夜が懐かし
      26八句       少し離してベビーベット

      27九句   台風で体育館に雑魚寝かな
      28十句       大の字となり屋根裏眺む

      29十一句  天皇の頭を拝み相撲見る
      30折端       人の溢るゝ清水の秋

    名残裏六句
      31折立   秋場所や横綱気楽休みます
      32二句       大坂なおみ全米制す

      33三句   永峰の25歳の初優勝
      34四句       国枝慎吾世界に戻る

      35五句   菅さんは桜見る会やらぬとか
      36挙句       庶民楽しむ御苑の春を

 

天の恵みや爽やかな日を


南圃
鵜雪  

風  
如水  


鵜雪  
南圃  

如水  
鵜雪  

如水  
南圃  


如水

鵜雪
南圃  

如水



南圃  
鵜雪  

風  
如水  

鵜雪  
南圃  

如水  
風  

南圃  
鵜雪  


如水  


鵜雪  
南圃  

如水  
風  

南圃
鵜雪 
 
--------------------------------------------------------------------------
1 急に堀辰雄の「風立ちぬ」を読み返してみたくなったが、見当たらなかった。
 
   2 涼風にまず戻るのが食慾だ。
 
   3 【秋祭り】おふくろの味を嫁が引き継ぐ。
 
   4 【望郷】だっぺは茨城の方言。きれいな女の子も例外なく使った。
 
   5 コロナで帰れない。がゴーグルを送り仮想の里帰りをした。
     長生きのご褒美、IT技術の進歩のおかげだ。
 
   6 爺婆は夏休みの雰囲気づくりに精を出す。(西瓜は秋だが、ご勘弁を)
 
   7 【今日から登校日】今日から登校日、今年の夏休みはどこへも行けなかった。
 
   8 【三密】早くこの時が来るといいな
 
   9 コロナも熱い抱擁で殺せると信じ切っている。
 
   10 【免疫力】運動して血行を良くし体温を上げる、抱擁でストレスをなくす、
      免疫力を上げる理にかなっている。
 
   11 将棋の帰りに有志の少人数でやっているが、小生は女房が許してくれない。
 
   12 【敬老会】今年は中止になったと、さらに忘年会の中止まで決まったらしい。
 
   13 甲子園の土はわが手でつかみたい。
      雪国のハンデをメリットに変える雪中の走り込みに励んでいる。
 
   14 練習はきついが、あとが楽しみ。
 
   15 【独身生活】雑煮は正月専用ではない。何時でも重宝に食える。
 
   16 【おふくろの味】おふくろの味は三日続けても尚欲しい。
 
   17 母親は有難いもの。いつも子供第一。
 
   18 江戸前の寿司屋は小鰭と厚焼玉子に己の技を込めると聞く。
 
   19 【花見弁当】「うちのこれ食べて?」「うちのもこれ食べてみてよ」
      奥さんたちの味自慢は続く、、、
 
   20 【酒自慢】「これ辛口、どお?」「いけるじゃん」とおやじたちの話は弾む。
 
   21 金の卵も引退、上野に故郷を思う時代は終わった。
      今は故郷のない東京育ちが爺婆の味を懐かしんでいる。
 
   22 3密防止で飲む機会がなく残念だ。
 
   23 【妄想】朗々と私が歌っている妄想に取りつかれてしまう。
 
   24 【思い出】彼女のすがすがしい浴衣姿、盆踊りの輪の中でひときわ目についた。
 
   25 一緒に寝ると連帯感や親密感が生まれる。コロナ禍では望めない。
 
   26 昔人間は川の字だが今はベットの暮らし。親子の愛情表現も変って来たのだろうか。
      南圃さん、台風接近、ご苦労様です。大過のないことを祈ります。  
 
   27 【避難】今回の台風10号。今までにないすごい台風との予告で、
      初めて日南高校の体育館に避難した。初めてのことで気になったが、
      子供たちもおとなしく家族毎に静かな夜を過ごしていた。
      皆さんお心遣いありがとうございました。我が家ともども被害ありませんでした。
 
     (如水)ご無事との由。何よりでした。何事も経験。よき思い出となるでしょう。
 
   28 【異時間】不安の中一面ゆっくりと、来し方行く末を考えた。
 
   29 大相撲の中日にはよく天覧相撲が行われる。運のよい修学旅行の学生は立見席から
      天皇ご一家に手を振る機会があるかもしれない。
 
   30 例年なら修学旅行生などで賑わう産寧坂は、今年はどうだろうか。
 
   31 【横綱】何かと休む横綱止めてもらったらどうか。
 
   32 【テニスの横綱】全米オープン女子シングルス、大坂直美選手がチャンピオンに。
      しかも二度目のチャンピオン。まさに世界の横綱。
 
   33 若年者台頭の女子ゴルフ界にて、国内メジャー初制覇は立派。
 
   34 老兵は死なずただ消え去るのみと言った将軍がいた。白鵬、鶴龍の復活を待とう。
 
   35 【菅政権】安倍政権を踏襲とは言うものの、菅さんカラーをしっかり出してほしい。
 
   36 【庶民で観桜】代わりにみんなに開放するのが良いと思いますよ。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
 
    第151回【草刈りの巻】('20/6/27/〜'20/8/7)
 
    初折表六句
      1発句   草刈りの後のシャワーの気持ちよさ
      2脇句       おふくろ想い打つ天花粉

      3第三   有難や家電製品安くなり
      4四句       うなぎ上りの電気代かな

      5五句   宇宙船ジパング光秋の闇
      6折端       きく8号とひまわり9号

    初折裏十二句
      7折立   あの流星生まれ故郷は種子島
      8二句       想ひの人と逢ふ秋祭

      9三句   手をつなぎ村の鎮守に幸祈る
      10四句       村興しへとオー棚田

      11五句   田植ゑから稲刈りまでをボランティア
      12六句       小学生も銃後の守り

      13七句   手作りの竹スケートや冬の月
      14八句       竹ひご削りタコ作りかな

      15九句   筍に耳かき箒シナイまで
      16十句       毎日食ぶる白米の飯

      17十一句  花は咲き自然は巡る春の風
      18折端       新入生開く青春の門

    名残表十二句
      19折立   遠足やカタカタ鳴るはドロップか
      20二句       僕のビスケと交換しよう

      21三句   人と物選びつぎ込むマーケット
      22四句       手押し車で野菜を売りに

      23五句   菜園主集うて開く朝の市
      24六句       たちまち売るゝ夏野菜かな

      25七句   昨日ナス今日も焼きナス明日もナス
      26八句       想い変わらぬ翁と媼

      27九句   妻なしに生きてはいけぬ吾が人生
      28十句       七転八起ゆっくり行こう

      29十一句  詫び状の二三枚あり秋の月
      30折端       快気祝いに梨を頂く

    名残裏六句
      31折立   コロナ禍を秋の実りで退治せん
      32二句       山海の美味なほ酒旨し

      33三句   焼酎を2本も貰いどうしよう
      34四句       百寿のためと床下に埋む

      35五句   楽しみのカプセル開くる花の下
      36挙句       ここ掘れわんわんすみれ咲く庭

南圃 
風 

如水 
鵜雪 


南圃 


鵜雪 
如水 

南圃 
風 

如水 
鵜雪 


南圃 

鵜雪 
如水 

南圃



如水 
鵜雪 

風 
南圃 

鵜雪 
如水 

南圃 
風 

如水 
鵜雪 


南圃 


鵜雪 
如水  

南圃 
風 

如水
鵜雪
  -------------------------------------------------------------------------- 
1 【草刈り】夏の草刈り1時間もするとびっくりするような大汗。
     そのあとのシャワーの味は格別。
 
   2 餅の打ち粉と赤子の天花粉、遠くなった昭和の季節の風物詩である。
 
   3 エコのため、冬は二階で夏は一階で過ごしているが、両方にテレビを置いている。
     昔ならできないことだ。
 
   4 【生活革命】昔は、電灯だけだった。
 
   5 宇宙船から眺めるG7。その中で最も明るいのが日本だという。
 
   6 【技術改革】宇宙船の愛称に花の名前が多い。きく、ひまわり、さくら、あじさい、
     あやめ、うめ、もも、ゆり等々。
     中でもきくは8号ひまわりは9号まで技術改革は続く。
 
   7 【人工衛星】今地球の周りをいくつ回っているのか?
 
   8 幼馴染みの庄ちゃんが帰ってくる。逢えるのは夏祭り以来だ。
 
   9 【氏神様】この幸せが続きますように、、、
 
   10 鎮守様を守るために村に残り観光農業に尽くしている。
 
   11 棚田を守るため、オーナー制度をとっているところが多い。
     「雑」なのに季語が入ってしまった。
 
   12 【勤労奉仕】戦時下男手のない農家に、小学生も手伝いに行ったっけ。
                                    
   13 物のない時代孟宗竹を割り鼻緒をつけてスケートの代用で遊んだ。   
      スケート場は夜の凍ったバス通り。8時過ぎまで遊んでいたように思う。
 
   14 【お正月】今年の凧は何の絵にしようかな、、
 
   15 【有用植物】竹は大切な素材だったが最近は影が薄くなっている。
 
   16 思えば、幸せな日々を送っているものだ。
 
   17 【自然】幸せすぎて幸せに感謝する心を忘れてしまう
 
   18 重厚長大の時代に社会に出た者にはITと電子マネーの世界はまだ縁が薄い。
 
   19 長い学校生活のあとの、更に長い実社会。どんな長編小説になるのやら。
 
   20 【互助】それぞれの技を出し合って社会は成り立っていく。
 
   21 【わらしべ長者】AIと数学で動く株式市場だが企業の拡大はオーナーの狂気と側近の
      知恵である。
 
   22 【野菜売り】今でも毎週日曜日に手押し車をひいて日南市飫肥の街に野菜を売りに
      来るオバチャンがいる。お馴染みさんも多く、車を囲んで雑談が弾む。
 
   23 【家庭菜園】家庭菜園の余り物を持ち寄って市を開いたらあっという間に
      売れてしまった。実話です。
 
   24 あれっ!! 上記のコメントの侭の下の句。ご容赦あれ。
      日照時間の不足で野菜は品薄で高価。朝採りの新鮮な野菜が売れない訳がない。
 
   25 【豊作?】家庭菜園、豊作は良いけれど二人家族では消費しきれない。
 
   26 金婚を過ぎると兄妹のような顔になると聞く。
 
   27 日常生活はもとより、入退院の繰り返しで女房には感謝感謝である。
 
   28 【二人三脚】人生感謝の気持ちが一番。
 
   29 悟空の如くあばれてみたが全ては菩薩の掌に。
      webへの接続がようやく復活致しました。皆様のご辛抱に低頭です。
 
   30 【快気祝い】快気祝いに添えられたお礼状。
      こちらも元気をもらったようで晴れ晴れとした気分になる。
 
   31 【栄養バランス】免疫力をつけるには栄養バランスが大切。
      どんどん秋の果実を食べて元気をつけよう。
 
   32 食欲の秋。適度な運動と共にコロナ禍を乗り切ろう。
 
   33 【猫に小判?】公民館の周囲に植え込んだ紫陽花の手入れをした。
      周辺の草を刈り、花を剪定。サッパリして来年の花が楽しみ。
      お礼にと自治会から焼酎2本を頂いた。
      さて下戸の小生どうしたものか。
 
   34 芋の当り年の酒は貴重だ。低温貯蔵で旨味と貴重度が高が増す。
 
   35 目出度き百寿。酒も少しは飲めるようになった。家族総出でタイムカプセルの発掘だ。
 
   36 【花咲か爺さん】いいことやってきてよかった。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集
 
 
    第150回【花の香の巻】('20/5/19/〜'20/6/25)
 
    初折表六句
      1発句   花の香にアカシアを知る谷の道
      2脇句       西田佐知子の切ない歌声

      3第三   コマーシャル菊正宗の歌を聞く
      4四句       秋の花よし桜またよし

      5五句   月見にも花見にもよし団子かな
      6折端       一串十ケの柿簾干す

    初折裏十二句
      7折立   秋空や焼き鳥千本完売す
      8二句       女心に振り回されて

      9三句   ボンボンの初心一筋にほだされて
      10四句       世間の風に当たって欲しい

      11五句   厳しくも優しくもある浮世かな
      12六句       脳裏に浮かぶ父母の愛

      13七句   年の瀬や親子で眺める冬の月
      14八句       マタギの技を習う雪山

      15九句   道具箱に鑿と鉋の居場所なし
      16十句       肥後守なく鉛筆もなし

      17十一句  タフレット自宅で高校卒業す
      18折端       部活に入り友達も増え

    名残表十二句
      19折立   春の宵割り勘でする歓迎会
      20二句       歌を歌えず大声出せず

      21三句   牧水は酒は静かに飲めと説く
      22四句       下戸は語らぬ大言壮語

      23五句   菜園のトマト肴の夕餉かな
      24六句       冷酒に合ひし冷奴かな

      25七句   ジグソーのピースを探す色形
      26八句       彼女の服は今日は何色

      27九句   恋は闇想ひも変る七色に
      28十句       一寸先は何もわからず

      29十一句  台風の去りて満月雲もなし
      30折端       知床に鮭山親父くる

    名残裏六句
      31折立   柿実るリス食い残し人が食う
      32二句       フードバンクで母子支援する

      33三句   夢つなぐクラウドファンドに多謝感謝
      34四句       頼母子講で皆を助ける

      35五句   持ち寄りて長屋の花見賑やかに
      36挙句       疫病去って夜桜楽しむ
 


南圃 

如水 
鵜雪 

南圃
風 


鵜雪 
如水 

風 
南圃 

如水 
鵜雪 

南圃
風 

鵜雪 
如水 


南圃 


如水 
鵜雪 

南圃 
風 

鵜雪 
如水 

風 
南圃 

如水 
鵜雪 

南圃
風 


鵜雪 
如水 

風 
南圃

如水
鵜雪
 
 --------------------------------------------------------------------------
   1 谷の藪アカシアの甘い香りが梅雨の季節を知らせる。
 
   2 【懐かしの歌】アカシアの雨にうたれて、、、、あの人は涙をながしてくれるでしょうか。
 
   3 ♪初めての街で〜何時もの酒〜やっぱり俺は菊正宗〜
 
   4 【灘の酒】辛口の菊正宗に対し甘口の桜正宗あり。
     木場在の割烹宇田川は、閉店の最後まで桜正宗だった。
 
   5 【甘党】おふくろの味アンコロ団子。
 
   6 串に刺すのは婆の仕事七千もの柿を刺すのは容易ではばい。
 
   7 【焼き鳥】毎年の焼き鳥ボランテイアも、新コロナ禍でしばらくはお休み、
     思い出となってしまいそうだ。
 
8 女心と秋の空。一途な男は哀れなものだ。
 
   9 海千山千だけにひたむきな直球には弱いのだ。
 
   10 【コロナ】冷たい風に当たってコロナにかからないよう!!
 
   11 包丁一本、板場の修行。一人前になるまでは耐えねばならない。
 
   12 【後悔】あの時親父に拳骨で殴られた。あの時母親にこう諭された。
      もう少し親孝行しておけばよかった。
 
   13 【感謝】この1年いろいろあったけど、家族が健康であったことに感謝。
 
 
   14 ご先祖は狩人。伝統を絶やすまいと親父の弟子になったが自然との付き合い方には
      驚くことばかりだ。
 
   15 【道具箱】職人を気取る私の道具箱に入っているのは、ペンチやねじ回し、
      ドリルのたぐいに変わってしまった。
 
   16 小生には筆箱もなく、専らボールペン。万年筆は抽斗に眠った侭。
 
   17 コロナで始まったテレワーク、スマホやパソコンでの個人学習。
      勉強は学校でという常識も変わるかも知れない。
 
   18 【新入部員】入学したらすぐに憧れの運動部に入部。
      友達もたくさんできてこれからの高校生生活が楽しみ。
 
   19 先輩はスポーツマンらしく、この分なら楽しくやって行けそうだ。
 
   20 【新型コロナウイルス禍】何とも静かな歓迎会になってしまった。
      まるでお清めみたいな。
 
   21 【若山牧水】白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり
 
   22 大酒を呑んでの大言壮語がもてはやされたのは漢の時代であった。
 
   23 【平和な暮らし】人それぞれ小さい夢を持っていよう。
 
   24 夏の晩酌には、冷たいものが欲しい。
 
   25 容易な物は色合いでケリがつくが難易度の高い物はそうはいかない。
 
   26 【色の道】デートの度にいろんな色の服の組み合わを楽しませてくれる彼女。
      センスの良さにもウットリ。色の道の研究30数年。
 
   27 惚れた弱みで彼女に振り回されている。この先はどうなるのだろうか。
 
   28 【一寸先は闇】世の中全て何が起こるかわからない。新型コロナ禍のように。
 
   29 【台風】周りの木々も根こそぎ持っていかれるかと思ったほどの秋台風。
      去った後の空には何もなかったかのように満月が輝いている。
 
   30 【イヨマンテ】満月の夜といへば伊藤久男の朗々とした歌声を思い出す。
 
   31 【次郎柿】ネットを掛けないとこうなってしまう。獣と共生でいこう。
 
   32 日本の食品廃棄物は1,561万トンある(2019年)
      内、可食部分と考えられる量は643万トンある
      これらの有効活用のため、こども食堂を応援しているNPOのフードバンク関西などが
      あるが、その運営はカツカツである。
 
   33 募金ではななくプレゼンテーションの文化が日本にも根付いて来たようだ。
 
   34 【頼母子講】鎌倉時代から始まったらしい民間互助組織。地方ではつい最近まで
      皆が楽しみにする集会だった。
 
   35 遠い親戚より近くの他人。家族同然の皆さん。
 
   36 【夜を楽しむ】次に訪れる春はこうなるでしょう。
 
第157回 第156回 第155回 第154回 第153回 第152回 第151回 第150回
 
ホームへ 投句 選句 結果発表 会員名簿 自選句 掲示板 写真館 連句の趣旨 連句投句 連句目次 リンク集