第150〜157回
第157回【花の下の巻】('21/3/13/〜'21/4/21)
初折表六句
1発句 花の下交わす会話はマスク越し
2脇句 ゴーグルかけて花粉対策
3第三 雪焼けの可笑しき顔や春スキー
4四句 マスクをつけて普通の人へ
5五句 遠吠やジキルを変る月の闇
6折端 恋を求むる澄む鹿の声
初折裏十二句
7折立 見上げれば鳶舞う空に鰯雲
8二句 終生共に暮らすと誓う
9三句 慕ひ合ひ敬ひ合ひて金婚へ
10四句 彼岸に在って偕老同穴
11五句 不老不死月へ火星へ居を求む
12六句 一人っ子を止め二人っ子に
13七句 蛍狩り帰りの道にお月さま
14八句 照らすベンチで西瓜いただく
15九句 丸坊主下駄履く写真はセピア色
16十句 モノクロ写真は芸術作品
17十一句 菜の花の向こうにゆるり月出でぬ
18折端 クロッカス咲き庭明るうす
名残表十二句
19折立 我が家ではつつじの花が咲き乱れ
20二句 一年遅れ大学に行
21三句 友達も部活も是非とも出来るよう
22四句 早く作ろう免疫体質
23五句 三密で大いに語る忘年会
24六句 マスク越しでは話もできず
25七句 昨今は上司の罵声テレビから
26八句 彼の言葉にくじけ離別す
27九句 思いやり心の内をためらわず
28十句 婚六十は阿吽の呼吸
29十一句 月出でて運慶見上ぐ三笠山
30折端 古人異国で偲ぶ十六夜
名残裏六句
31折立 仲麻呂の想い託すや雁に
32二句 三笠の山の月を噛もとは
33三句 どらやきを食うて誕生祝けり
34四句 餡の種類も新たに増ゆる
35五句 甘党は花見の酒もソッポ向き
36挙句 花筵敷き野点楽しむ
|
鵜雪
風
如水
鵜雪
風
如水
鵜雪
風
如水
鵜雪
風
南圃
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
|
--------------------------------------------------------------------------
1 【今年の花見】マスク着用が日常となってしまうのか?
2 マスクにゴーグルに似合う新しいファションが生まれるだろう。
3 ゴーグルを外すと猿のような顔だった。
4 【マスクの効用】マスクをつける猿はいないだろう。
5 山姥が山刀を研ぐのもドラキュラ棺の蓋を開けるのも月夜の暗がりだ。
6 奈良の鹿が観光客減で飢えているとの誤報により、餌を与える人が増えて困っている
との由。鹿の主食は草や枯葉など。
7 【鰯雲】秋の空は、何となく物悲しい。
8 鶴、鷹、狼、狐などの夫婦の絆は人よりも固く結ばれていると聞く。
9 と云いたいところだが、実際は女房の我慢で続いてきたと感謝している。
10 【偕老同穴】あの世でも一緒でしょうね。
11 科学の進歩で不老不死の夢は手に入りそうだが人口爆発の危機も近づいている
12 【人口問題】中国も人口問題で悩んでいる。
13 お兄ちゃん、どうしてお月さんは僕らに着いてくるの?。僕が止まると一緒に止まるよ。
14 【西瓜】夜店によって西瓜を頬張った。
15 西瓜はかぶりつき種を吹き飛ばして食べるのが当たり前だったのは何時頃までだったのだろう。
16 【芸術作品】写真展などに出展される作品の80〜90%はカラー写真でモノクロ写真は圧倒的に少ない。
17 【蕪村の世界】菜の花や月は東に日は西に、色彩豊かな絵の世界だ。
18 黄色い花が春の到来を知らせてくれる。
19 【つつじ】この時期の我が家はキリシマツツジ、クルメツツジ、
オオムラサキなどなどつつじが咲き乱れている。
20 一部の大学では入学式や対面授業を始めたがコロナの勢いは衰えない。
21 一年遅れの入学式は終わったが、これからどうなることやら。
22 【免疫】あるレベルまで免疫を持った人が増えない限り、コロナ禍騒動は続く。
ワクチンか、感染か、自然免疫体質か。
23 今冬は肩触れ合う密、差しつ差さされつの蜜を楽しむ忘年会は出来るのだろうか。
24 【マスク】何とも盛り上がりのない忘年会になってしまった。
25 【テレビ会議】折角の激励の罵声も、テレビを通しては迫力に欠ける。
26 罵声には人間性や価値観の違いを感じ、着いていけないと思った。
27 【真心】昭和の男は心の内を打ち明けるのを苦手とする人が多い。
28 個性に惚れて十年角ぶつけあって三十年、角すりへって二十年,在つて無きがごとしと。
29 東大寺の金剛力士像(仁王)は運慶の作とされている。
三笠山(若草山)は東大寺の東側にある。
30 【望郷】同じ月をはるか昔長安で眺めた古人を偲ぼう。
31 その才能を評価されたが故に帰国を認められなかったという。
32 【歯磨き励行】ご本人余程歯には自信があったらしい。
(如水)仲麻呂の歯が丈夫との故事を知りません。お教えください。
(南圃)「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
くだらないことを申し上げて済みませんでした。子供のころ百人一首で遊んで
いておふくろが口ずさんでいました。
「仲麻呂は はぐきのつよき男かな 三笠の山の 月をかもとは」
幼いころの言葉遊びです。
33 【どらやき】三笠山といえばどら焼き、どら焼きといえば三笠山。
この由緒ある菓子で、誕生祝をしてくれた。
34 仲麻呂と三笠山が長く続きましたね。
どら焼きやたい焼きの餡にカスタードや生クリーム等もあるとか。
35 【甘党】花より団子。甘いもの最高!!
36 花見が酒屋のためならば茶席は菓子屋のためにある。
第156回【立春の巻】('21/2/3/〜'21/3/10)
初折表六句
1発句 立春と聞かば芽生ゆや旅ごころ
2脇句 はなさかじいさん北への旅路
3第三 春風よいざ帰りなん故郷へ
4四句 昔通りにちゃん付けで呼ぶ
5五句 とんぼ釣り帰りし後にお月さま
6折端 文武両道燈火親しむ
初折裏十二句
7折立 読み終えて耳を澄ませば虫の声
8二句 灯を消し入るゝ二人の褥
9三句 新婚さん皆居眠るバスの中
10四句 仕事済ませば後は寝るだけ
11五句 好天も外出自粛に旅できず
12六句 部屋は衛星地球儀廻す
13七句 秋近し宇宙船飛ぶ星月夜
14八句 蛍火の舞ふ音のなき闇
15九句 脱炭素LEDの熱なき灯
16十句 プラスがあればマイナスがあり
17十一句 白梅や堪ゆる大きな寒暖差
18折端 呪う春雷都を襲う
名残表十二句
19折立 うっかりと口滑らせて落ち椿
20二句 受験子のいる家庭の禁句
21三句 ありがとううまいうまいで夫婦円満
22四句 殺し文句は愛しているよ
23五句 すき焼きは俺に任せと鍋奉行
24六句 お歳暮の底小判十枚
25七句 コンビニの弁当薄くしエコ配慮
26八句 彼の好物タッパーに詰め
27九句 おふくろに重なる笑顔みちづれに
28十句 ぶらりぶらりと奥の細道
29十一句 同宿の佳人と交す月見酒
30折端 壺にコスモス ワインはロゼで
名残裏六句
31折立 晩酌は盃一つ新酒とす
32二句 ZOOM飲み会またも寝落ちす
33三句 ゾーリンゲン髪きる音の心地よく
34四句 つるりと光る我は我なり
35五句 写真撮るさくらの下の新入生
36挙句 復興担うと卒業をする |
如水
南圃
鵜雪
風
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風 |
--------------------------------------------------------------------------
1 早くコロナ禍が収まり、外で遊びたいものだ。
2 【桜前線】1月下旬に沖縄を出発、3月頃には九州に上陸。3月下旬から4月上旬には
関東を経由、北海道には4月下旬か5月上旬に到着。長い長い旅路です。
3 【北帰行】冬の渡り鳥は、春風に誘われて、北の故郷を目指す。
4 古里に住みつけば昔の序列、ガキ大将には敵わない。
5 一日中皆とよく遊んだ。お寺の鐘が鳴っている。
南圃さんのパソコンが不調のため、このあと 風さん・鵜雪さん・如水の順でお願いします。
6 脳味噌の活性は身体を動かす事によって加速するという
7 【秋宵】秋の夜長の読書、草枕を読み終えた。
8 幾らソーシャルディスタンスと言われても、こればかりは・・・。
9 宮崎県が新婚旅行のメッカであったころ車中のバスガイドは独り芝居をしているようだったという
10 【昼夜逆転】新婚旅行の仕事は夜、昼は寝るのが当然。
11 昨日の当地は19.8℃の快晴。折角の好天気も外出自粛が恨めしかった。
12 宇宙船に窓は一つしかない。夜中に地球儀をまわしパソコンで景色を検索すれば
地上で宇宙旅行を楽しっめる。
13 【プラネタリウム】西表島の夏の夜空は将にプラネタリウムだった。
14 宇宙船に独りで6ヶ月は堪えられるだろうか。仲間は大切にしたいものだ。
15 脱炭素へ、内燃機関はモーターにガスはIHに変ると思っていたら水素からメタンガスを
つくり代替するという。塗料はいかなる対策を講じるのだろうか。
16 【利害得失】大きな省エネ効果あり、その特有の光は結構生態系に影響を与えているそうだ。
17 この二月の気温差の大きさには驚くものがある。これも温暖化が影響しているのだろうか。
18 道真怨念の疫病、天候不順が都を襲ったという。同様の我々は橋本組織委員長を祀り
オリパラを成功させることがコロナ対策の近道なのかもしれない。
19 【失言】失言が春の椿事となってしまった。
20 落るとか滑るとか、気を遣っていても つい口が滑るものだ。
21 付き合いの幅がせまくなる八十路、コロナ禍での二人居の今大切な言葉だ。
22 【殺し文句】偕老同穴、運命共同体。
23 他の料理や皿洗いなどをしてくれると助かるのだが・・・
24 【そんたく】「お主も悪よのう」水戸黄門の中の代官の台詞、7人もの官僚が同時に判断を誤るとは思えない。
25 【上げ底弁当】さる大手コンビニの弁当が上げ底になっているそうな。
コンビニ曰く容器をエコ配慮した結果とか。
26 年下の彼は玉子焼と苺が大好き。
27 独身寮の男は食い物と優しさに弱い。
28 【二人旅】いつか行ったみたいものだ。
29 早くコロナ禍が収束し旅に出たいものだ。
30 つまみはマンゴー生ハムのせて というレシピは如何だろうか。
31 【新酒】僅かな楽しみ、どんと行こう。
32 オンラインでの飲み会。眠ってしまい失礼をする。
33 【寝落】ほの暖かい床屋で鋏の音を聞きながら居眠りをするのは至福のひとときである。
34 【禿頭】居眠りをする間がない。
35 東京では桜の開花も間近とか。入学時には花は残っているだろうか。
36 被災十年復興支援金は激減すするが復興は未だ。新しいみちのくの街作りに知恵を絞る。
第155回【南瓜食べの巻】('20/12/21/〜'21/1/30)
。
初折表六句
1発句 南瓜食べ柚子湯に入る冬至かな
2脇句 きょうより日々に伸びる日脚ぞ
3第三 誰だっけとマスクに問えば笑顔有り
4四句 努力をせねば表情失せる
5五句 雲隠れせし名月を惜しみけり
6折端 カメラ片手に紅葉を求め
初折裏十二句
7折立 目は癒えた口肥やさんと茸狩る
8二句 白い指先松茸を指す
9三句 原木に駒を打ち込み樹の陰に
10四句 木場の角乗り伝統文化
11五句 年明けは先ず駅伝と雑煮かな
12六句 忘れてならぬコロナ対策
13七句 月出づるビアガーデンに友ときて
14八句 つまみの枝豆お代わりをする
15九句 天照さそう岩戸の高笑い
16十句 天の声あり取りやめとなる
17十一句 花咲きて神話の里の神楽かな
18折端 卑弥呼の国にかぎろひの立つ
名残表十二句
19折立 ツワモノの干戈の址に諸葛菜
20二句 椎葉にのこる恋歌一つ
21三句 落人の村の土産に椎茸を
22四句 原木を伐り駒を打ち込む
23五句 はやぶさ2はリュウグウの砂
24六句 寒風に乗り大陸の土
25七句 風もなく洗濯日和蒼い空
26八句 炊事もできぬダメな女房
27九句 糟糠の夫といわれ妻社長
28十句 主夫を幾年直木賞取る
29十一句 すすき挿し団子と妻と月見酒
30折端 静かな宵に鈴虫の声
名残裏六句
31折立 秋灯や心にしみる歎異抄
32二句 おどろおどろの地獄極楽
33三句 ご利益も賽銭次第仏様
34四句 社寺仏閣もキャッシュレスとは
35五句 十銭で菜の花買うて墓参り
36挙句 凧上げ吾子と話す十年 |
南圃
如水
鵜雪
風
如水
南圃
風
鵜雪
南圃
如水
鵜雪
風
如水
南圃
風
鵜雪
南圃
如水
鵜雪
風
如水
南圃
風
鵜雪
南圃
如水
鵜雪
風
如水
南圃
風
鵜雪
南圃
如水
鵜雪
風 |
--------------------------------------------------------------------------
1 【冬至】無病息災を祈る風習を大事にしたい。
2 太陽が近づいて来ていると思うと、寒い冬にも堪えられそうだ。
3 【子供の成長】子供の成長は早い。笑顔であああの子だったかと分かる。
4 マスクに慣れると表情がなくなり顔面の筋肉も衰える。身体の体操と顔の体操が必要になる。
5 ススキを飾り団子も供えたのだが、残念なことだ。
6 【紅葉狩り】今年の秋はほとんど雨が降らない。紅葉の撮影には最高。
7 山歩きは腹が減る。地元でジブエを求めワイルドに腹を満たす。
8 【マツタケ】昔は松茸は珍しいものではなかった。
9 【シイタケ栽培】クヌギの木を伐りシイタケの駒を打ち込んで樹の陰に
立てかけ並べる。来年の春にはシイタケが食べられそう。
10 原木の筏はいまでも見られるのだろうか。
11 【箱根駅伝】皆さんおめでとう。先ずこの連句が続いているのを祝いましょう。
箱根駅伝は関東の伝統行事になってしまった。テレビを見ながら雑煮を食うのが一つの文化となった。
12 都と3県知事が国に特別措置法の制定を要望した。経済と命難しい。
13 ワクチンの接種を終えて、二年ぶりの乾杯。
14 【おつまみ】下戸の小生1杯のビールがなかなか終わらない。
15 籠った岩戸は外からは開けられない。乱痴気騒ぎをして天照の気を引いたと神話は語る。
初ボケを致し、本年も変わらずにお付き合い下さい。
16 【緊急事態】禍を大神に及ぼすわけにはいかない。
17 【神楽】神話の里高千穂には神楽の館があり夜ごとに神楽が舞はれている。
18 近畿説か九州説か。記録の残っていないのが悔まれる。
19 【諸葛孔明】中国では三国時代、戦場跡は諸葛孔明がもたらした諸葛菜の紫で彩られていよう。
20 東国の武者と平家の姫の恋歌は絶えずに歌い手継がれている。
21 自然に恵まれた椎葉はおいしいものがいっぱい。(HPより)
22 【シイタケ栽培】シイタケの原木はクヌギが最適。専用のナタがあり、菌を培養した駒を
打ち込んで木陰に立てかけておくと、半年後くらいからシイタケが生えてくる。
23 探査機は宇宙誕生の謎を解く砂を人類にもたらした。
24 【黄土高原より】日本には、冬の北西風に乗って、華北の土が沢山運ばれている。
25 【洗濯日和】大陸からの黄砂は洗濯物を悩ます。今日は風もなく朝から快晴。奥さんの働き日和。
26 ♪女房にしたのが大まちがい 炊事せんたく まるでダメ
27 【男女同権】やがてこういう時代が来るでしょう。
28 妻の社長業も又夫への支援だったのだろう
29 夫婦での月見の永らえることを願っている。
30 【秋の夜長】何処から入ってくるのか、部屋の片隅で静かに泣き続ける虫の声。
31 虫の音に仏門への道標を紐解くのも齢のせいか。
32 【見世物】彼岸にこわごわ見世物を覗いたものだ。
33 【阿弥陀様】阿弥陀如来のご利益も寄進した金銭の多寡で決まるとか
34 賽銭、おみくじ、御朱印帳、絵馬などもあるらしい。
35 【十銭貨幣】十銭という貨幣は貴重だったが、カネのない時はつけで買った。昔も今も信用が元だ。
36 あの東日本大地震から十年が過ぎる。私も東京から赤城への帰路で電車が止まり
避難所でカレーライスをご馳走に二なった。
第154回【共用路の巻】('20/11/5/〜'20/12/18)
初折表六句
1発句 共用路燈す五時半日短
2脇句 夜長に開く松本清張
3第三 豆単を閉じて見上げる星月夜
4四句 ラジオ講座と蛍雪時代
5五句 英会話三日坊主を繰返す
6折端 ご先祖祀る隅田の花火
初折裏十二句
7折立 油津の港まつりの大漁旗
8二句 マグロを食べてホテルへ行こう
9三句 もやい受け結び安堵す漁師妻
10四句 無事の帰還と大漁祝ひ
11五句 舞鶴で今朝もうどんをすすりけり
12六句 新そばの時期 赤そばもあり
13七句 大晦日月を仰ぎて麺を喰ふ
14八句 嘴あわせ愛ちかふ鶴
15九句 出水市の田んぼの賑わい渡り鳥
16十句 我が家の庭にはジョウビタキ来る
17十一句 米糠にはこべを刻み玉子頂く
18折端 雲雀の巣を避け土寄せをする
名残表十二句
19折立 小松菜を浮き上がらせり春の霜
20二句 サクサクと踏む懐かしき音
21三句 パソコンの新しきころ思い出す
22四句 データー積むやAI快調
23五句 アナログも楽しいひと時わが人生
24六句 昼かき氷夜ビールとす
25七句 こだわりりの食材ならべ肴を創る
26八句 こいさん待たせ板場の修業
27九句 いとさんと手を取り合って御堂筋
28十句 マスクをかけて3密を避け
29十一句 奥山に月に向ひて鹿ぞ鳴く
30折端 紅葉の峪に恋の通ひ路
名残裏六句
31折立 懐かしきあの友何処秋寂し
32二句 欠礼知らせる悲しい便り
33三句 孫曾孫玄孫まだかと壽
34四句 伸びて欲しいや健康寿命
35五句 花吹雪く下で米寿を祝いけり
36挙句 春爛漫の人生を祝す |
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃 |
--------------------------------------------------------------------------
1 成り行きで共用路の照明担当になっている。十月の中半までは六時」半位まで
明るかったのだがその後は釣瓶落し今月には五時半には薄暗くなる。
3 【赤尾の豆単】受験生よ、勉強に疲れたら無限に広がる夜空を見上げよう。何かが見えてくる。
4 【受験勉強】電波の届きもラジオの性能もあまりよくなくて、途中でピーピーと雑音が入っていた。
5 英会話の堪能者でも、聴き取りや発音に慣れておくためラジオ講座を活用しているとの由。
6 今年はコロナのおかげで寂しいものであったが来年は賑わいを見たいもの。
7 【港まつり】日南市油津港の港まつり。大漁旗満載のカツオ船が岸壁を埋め尽くし、
打ち上げ花火が盛り上げる。今年は集まった人も少なかったらしい。来年に期待。
8 【マグロ】マグロで元気をつけて一戦交えよう。
9 まぐろの一本釣りは一人での漁も多い。無事に帰ってきた夫を迎える妻の安堵は大きい。
10 釣果は200kgの大物。無事が第一だが、大漁もまた目出度い。
11 【ダモイ】早く帰ってこ、母は今日も来ているよ。
12 【新そば】この時期のそばがきは最高。赤い花のそば畑があったがその実は?
13 蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年の災厄を断ち切る」という意味で、
大晦日の晩に「年越しそば」を食すようになった由。
14 結ばれた番(つがい)は終生離れないという。
15 【渡り鳥】鹿児島県出水市の田んぼでは今年もロシア、中国などからの鶴の飛来でにぎわっている。
16 【ジョウビタキ】シベリアからの遠来の客、今年も来てくれた。
17 あの時代はどの家にも鶏がいた。世話は子供の仕事、配合飼料などは夢にも思はなかった。
18 綺麗な丸い巣に卵が4個あった。親鳥はどこへ行ったのだろう。
19 【畑の霜】こういう時に土寄せをするといいね。
20 【郷愁】最近は温暖化のせいか昔ほど霜柱が立たなくなった。
21 最初はサクサクと動いていたが、最近では立上げに時間がかかる。
OSをアップデートする度に遅くなる気がする。
22 デ−ターに溺れるのは人間、豊富なデーターを喜ぶのがAIだ。
23 【アナログ人生】行きあたりばったり、出たとこ勝負。自由で楽しい。
24 【夏の一日】人生は須らくアナログ、夏の一日もアナログで過ぎ去る。
25 酒のためなら女房はいらぬ独創手料理の薀蓄を聞く呑兵衛が居ればいい。
26 【法善寺横丁】わては日本一の板さんになるで! 美味い料理を創るで!
27 【ランデブー】わいはサラリーマンじゃけん、散歩でおしまいにするよ。
28 【味気ないデート】何とも気の乗らないデートになってしまった。
29 単身赴任の生理帰宅も、越境発着自粛でままならない。
30 百人一首 83番:皇太后太夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山のおくにぞ鹿の鳴くなる
31 【旧友】久しぶりに高校時代の教本「百人一首」を読み返した。
懐かしい友人の顔を思い出す。
32 【悲しい便り】年末、この人がという挨拶状を頂くのはつらいことだ。
33 血脈の栄えるのを実感するのも長寿者の生甲斐のひとつだ。
34 介護を受けずに、ポックリと逝きたいものだ。
35 【米寿】希少価値は下がったが、やはり芽出度いことだろう。
36 【おめでとうございます】次は卒寿が待っています。みんなの目標です。頑張ってください。
第153回【敬老日の巻】('20/9/21/〜'20/10/31)
初折表六句
1発句 敬老日何事もなく過ぎにけり
2脇句 天の恵みや爽やかな日を
3第三 豊穣を産土に謝す秋祭
4四句 豊作祈り先ず土作り
5五句 新党の目指す日本がよく見えぬ
6折端 酷暑にコロナ予想もつかず
初折裏十二句
7折立 マスク無し残暑の中のゴルフかな
8二句 汗香しく笑顔愛らし
9三句 平成はテニスコートで生まれけり
10四句 影の説あり令和の由来
11五句 三代を生きて面倒他人(ひと)の齢
12六句 昭和の年に25を足す
13七句 忘れまじ戦中政治を月冴ゆる
14八句 冷たく光る腰のサーベル
15九句 交番の駐留兵に挨拶を
16十句 エムピーの車をさばく手信号
17十一句 菜の花に誘われ蝶が舞いはじむ
18折端 浮かぶ白雲囀るひばり
名残表十二句
19折立 一匹に五匹抱きつく蛙かな
20二句 楽譜を眺め音楽を知る
21三句 ステレオを買うもレコードただ一枚
22四句 聞こえる聞こえるラジオ体操
23五句 夏休み早起きをして印もらう
24六句 夏椿咲く高尾に詣でる
25七句 杉並木昭和は遠くなりにけり
26八句 側室持たず苦楽を共に
27九句 愛人に囲まれ暮すピカソかな
28十句 一穴主義を貫き通す
29十一句 ハモニカで月光の下セレナーデ
30折端 ささやくよな鈴虫思う
名残裏六句
31折立 秋深し柿の実ひとつ残し柿
32二句 ごちそうさまと目白よりくる
33三句 リス跳んで赤い椿が落ちにけり
34四句 ニュートンが知る万有引力
35五句 月が引く人も沖へと潮干狩り
36挙句 幕張の春今も懐かし |
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃 |
--------------------------------------------------------------------------
1 【敬老日】高齢者が増えたこの時代、敬老も個人の時代と考えた方がよいだろう。
2 関西では絶好の行楽日和で観光地では大勢の人出。コロナの感染は大丈夫か。
3 田畑は豊作、孫の嫁は臨月を迎える。
4 【土作り】農作業のスタート、先ずは土作りから。
養豚農家の友人から乾燥豚糞を大きな袋5袋も貰ってきた。
5 何事も基礎が大事。綱領や活動方針などで明示してほしい。
6 【一寸先は闇】変化が多い近年、先のことはわからぬから、先ず議席を増やそうということか。
7 【同級生ゴルフ】広々としたゴルフ場でコロナを気にすることもなく
友人たちとゆったりとゴルフを楽しむ。友情は変わらない。
8 キディは大学のゴルフ部員、所作に育ちのよさが伺われ親子で◎.
9 【出会い】ミッチーブームが懐かしい。
10 「梅花の宴」で詠まれた和歌の万葉集での序文を由来としているが、
その序文は中国の文選の詩を元にしているとの説もある。
11 誕生日を年号で言はれると換算が大変だ。
12 【昭和生まれ】昭和生まれに人は意外に簡単。昭和の年に25を足すと西暦になる。
13 言論の自由を大衆の力で死守しなければならない。
「任命拒否」を「任命見送り」と報ずるマスコミの恐ろしさ。
14 【腰にサーベル】お巡りさんは、銀色のサーベルをじゃらじゃらさせていた。
15 【駐留兵】終戦直後国民学校3年生。
朝登校途中の交番に立っている駐留兵に「グッドモーニング」の挨拶をしていた。
16 信号のない交差点には日本の警察官ではなくMPが立っていた。
無視をして走り抜ける車はいなかった。
17 【早春の黄花】早春に黄花が多いのは虫たちの目につきやすいからだ。
18 青々とした麦がそよ風に揺れてる。長閑な春のように、世の中も穏やかに。
19 少子化対策などと騒いでいるのは人間だけだろう。
20 【オタマジャクシ】ピアノ教師をしていた義兄を想う
21 昭和36年に初めて買ったLPはチャイコフスキーの悲愴。
価格は2,300円で給料の割りには随分高たった。
22 【ラジオ体操】ラジオ体操一二三、お陰で健康になった。
23 【早起きラジオ体操】夏休み早起きして公園でラジオ体操。
終わると首に掛けたカードにおじさんが印を押してくれた。
24 日帰りで御朱印が貰える霊山高尾は都心に近い。
25 【武蔵野陵】高尾に在する昭和天皇の御陵を知る人は少ない。
昭和という時代を後世の人はどう評価するか。興味あるところだ。
26 今上天皇に男子生誕のため、側室制度復活の動きがあり時代錯誤も甚だしい。
万一の場合は、女性天皇にすればよい。
27 ピカソは二度の結婚をし三人の愛人がいた。結婚をした妻との縁は切れたが三人の
愛人はピカソの傍を離れず三人の仲もよいと言う。
28 【意地】財力も気力も体力も持たない男の空威張りか。
29 ソの音が出なくて困ったことがあった。
30 【鈴虫】恋人に語りかけられるようだ。
31 【残し柿】来年も沢山生りますように。一つ、二つの柿を残す。
32 山はどんぐりが不作で熊が里にあらわれると言う。
33 【害獣】昔鎌倉の寺でリスが悪さをするのを咎めたら、
外国の青年に叱責されたことを思い出す。
34 ニュートンが万有引力を発見したのは、赤いリンゴが落果するのを見たのがその契機であると伝わる。
35 潮の満ち干きだけでなく人の生死にも影響があるとも聞く
36 【幕張海岸】習志野在住時代、よく出かけた幕張海岸。
海水浴に潮干狩り、そしてすぐ隣がディズニーランド。
第152回【風立ちぬの巻】('20/8/9/〜'20/9/18)
初折表六句
1発句 風立ちぬ書棚を探す初秋かな
2脇句 噴く今年米戻る食慾
3第三 十五夜に飾る団子の懐かしく
4四句 故郷の母元気だっぺ
5五句 孫見せる仮想空間里帰り
6折端 西瓜もありて風鈴も吊る
初折裏十二句
7折立 何もせず終わってしまった夏休み
8二句 コロナ終わって また手をつなぎ
9三句 ウイルスも恋の熱気で焼き尽くす
10四句 体温上昇これぞ免疫
11五句 ニ月より飲み会なくて友恋ひし
12六句 今年は中止と記念品届く
13七句 思い出はわが手でつかむと雪を踏む
14八句 朝練のあとじゃっぱ汁喰ふ
15九句 独り身は三日続けて雑煮かな
16十句 今日はコロッケ明日も欲しい
17十一句 花見には子供の好きな玉子焼
18折端 寿司屋の技をこの厚焼に
名残表十二句
19折立 花の下手作りお重の味自慢
20二句 おやじ持ち寄る故郷の酒
21三句 ガード下東日本が新橋に
22四句 酔えば手拍子十八番(オハコ)を歌う
23五句 盆踊り夜空に溶けよおけさ節
24六句 浴衣姿が忘れられない
25七句 雑魚寝して騒いだ夜が懐かし
26八句 少し離してベビーベット
27九句 台風で体育館に雑魚寝かな
28十句 大の字となり屋根裏眺む
29十一句 天皇の頭を拝み相撲見る
30折端 人の溢るゝ清水の秋
名残裏六句
31折立 秋場所や横綱気楽休みます
32二句 大坂なおみ全米制す
33三句 永峰の25歳の初優勝
34四句 国枝慎吾世界に戻る
35五句 菅さんは桜見る会やらぬとか
36挙句 庶民楽しむ御苑の春を
|
天の恵みや爽やかな日を
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
|
--------------------------------------------------------------------------
1 急に堀辰雄の「風立ちぬ」を読み返してみたくなったが、見当たらなかった。
2 涼風にまず戻るのが食慾だ。
3 【秋祭り】おふくろの味を嫁が引き継ぐ。
4 【望郷】だっぺは茨城の方言。きれいな女の子も例外なく使った。
5 コロナで帰れない。がゴーグルを送り仮想の里帰りをした。
長生きのご褒美、IT技術の進歩のおかげだ。
6 爺婆は夏休みの雰囲気づくりに精を出す。(西瓜は秋だが、ご勘弁を)
7 【今日から登校日】今日から登校日、今年の夏休みはどこへも行けなかった。
8 【三密】早くこの時が来るといいな
9 コロナも熱い抱擁で殺せると信じ切っている。
10 【免疫力】運動して血行を良くし体温を上げる、抱擁でストレスをなくす、
免疫力を上げる理にかなっている。
11 将棋の帰りに有志の少人数でやっているが、小生は女房が許してくれない。
12 【敬老会】今年は中止になったと、さらに忘年会の中止まで決まったらしい。
13 甲子園の土はわが手でつかみたい。
雪国のハンデをメリットに変える雪中の走り込みに励んでいる。
14 練習はきついが、あとが楽しみ。
15 【独身生活】雑煮は正月専用ではない。何時でも重宝に食える。
16 【おふくろの味】おふくろの味は三日続けても尚欲しい。
17 母親は有難いもの。いつも子供第一。
18 江戸前の寿司屋は小鰭と厚焼玉子に己の技を込めると聞く。
19 【花見弁当】「うちのこれ食べて?」「うちのもこれ食べてみてよ」
奥さんたちの味自慢は続く、、、
20 【酒自慢】「これ辛口、どお?」「いけるじゃん」とおやじたちの話は弾む。
21 金の卵も引退、上野に故郷を思う時代は終わった。
今は故郷のない東京育ちが爺婆の味を懐かしんでいる。
22 3密防止で飲む機会がなく残念だ。
23 【妄想】朗々と私が歌っている妄想に取りつかれてしまう。
24 【思い出】彼女のすがすがしい浴衣姿、盆踊りの輪の中でひときわ目についた。
25 一緒に寝ると連帯感や親密感が生まれる。コロナ禍では望めない。
26 昔人間は川の字だが今はベットの暮らし。親子の愛情表現も変って来たのだろうか。
南圃さん、台風接近、ご苦労様です。大過のないことを祈ります。
27 【避難】今回の台風10号。今までにないすごい台風との予告で、
初めて日南高校の体育館に避難した。初めてのことで気になったが、
子供たちもおとなしく家族毎に静かな夜を過ごしていた。
皆さんお心遣いありがとうございました。我が家ともども被害ありませんでした。
(如水)ご無事との由。何よりでした。何事も経験。よき思い出となるでしょう。
28 【異時間】不安の中一面ゆっくりと、来し方行く末を考えた。
29 大相撲の中日にはよく天覧相撲が行われる。運のよい修学旅行の学生は立見席から
天皇ご一家に手を振る機会があるかもしれない。
30 例年なら修学旅行生などで賑わう産寧坂は、今年はどうだろうか。
31 【横綱】何かと休む横綱止めてもらったらどうか。
32 【テニスの横綱】全米オープン女子シングルス、大坂直美選手がチャンピオンに。
しかも二度目のチャンピオン。まさに世界の横綱。
33 若年者台頭の女子ゴルフ界にて、国内メジャー初制覇は立派。
34 老兵は死なずただ消え去るのみと言った将軍がいた。白鵬、鶴龍の復活を待とう。
35 【菅政権】安倍政権を踏襲とは言うものの、菅さんカラーをしっかり出してほしい。
36 【庶民で観桜】代わりにみんなに開放するのが良いと思いますよ。
第151回【草刈りの巻】('20/6/27/〜'20/8/7)
初折表六句
1発句 草刈りの後のシャワーの気持ちよさ
2脇句 おふくろ想い打つ天花粉
3第三 有難や家電製品安くなり
4四句 うなぎ上りの電気代かな
5五句 宇宙船ジパング光秋の闇
6折端 きく8号とひまわり9号
初折裏十二句
7折立 あの流星生まれ故郷は種子島
8二句 想ひの人と逢ふ秋祭
9三句 手をつなぎ村の鎮守に幸祈る
10四句 村興しへとオー棚田
11五句 田植ゑから稲刈りまでをボランティア
12六句 小学生も銃後の守り
13七句 手作りの竹スケートや冬の月
14八句 竹ひご削りタコ作りかな
15九句 筍に耳かき箒シナイまで
16十句 毎日食ぶる白米の飯
17十一句 花は咲き自然は巡る春の風
18折端 新入生開く青春の門
名残表十二句
19折立 遠足やカタカタ鳴るはドロップか
20二句 僕のビスケと交換しよう
21三句 人と物選びつぎ込むマーケット
22四句 手押し車で野菜を売りに
23五句 菜園主集うて開く朝の市
24六句 たちまち売るゝ夏野菜かな
25七句 昨日ナス今日も焼きナス明日もナス
26八句 想い変わらぬ翁と媼
27九句 妻なしに生きてはいけぬ吾が人生
28十句 七転八起ゆっくり行こう
29十一句 詫び状の二三枚あり秋の月
30折端 快気祝いに梨を頂く
名残裏六句
31折立 コロナ禍を秋の実りで退治せん
32二句 山海の美味なほ酒旨し
33三句 焼酎を2本も貰いどうしよう
34四句 百寿のためと床下に埋む
35五句 楽しみのカプセル開くる花の下
36挙句 ここ掘れわんわんすみれ咲く庭 |
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
風
如水
鵜雪 |
--------------------------------------------------------------------------
1 【草刈り】夏の草刈り1時間もするとびっくりするような大汗。
そのあとのシャワーの味は格別。
2 餅の打ち粉と赤子の天花粉、遠くなった昭和の季節の風物詩である。
3 エコのため、冬は二階で夏は一階で過ごしているが、両方にテレビを置いている。
昔ならできないことだ。
4 【生活革命】昔は、電灯だけだった。
5 宇宙船から眺めるG7。その中で最も明るいのが日本だという。
6 【技術改革】宇宙船の愛称に花の名前が多い。きく、ひまわり、さくら、あじさい、
あやめ、うめ、もも、ゆり等々。
中でもきくは8号ひまわりは9号まで技術改革は続く。
7 【人工衛星】今地球の周りをいくつ回っているのか?
8 幼馴染みの庄ちゃんが帰ってくる。逢えるのは夏祭り以来だ。
9 【氏神様】この幸せが続きますように、、、
10 鎮守様を守るために村に残り観光農業に尽くしている。
11 棚田を守るため、オーナー制度をとっているところが多い。
「雑」なのに季語が入ってしまった。
12 【勤労奉仕】戦時下男手のない農家に、小学生も手伝いに行ったっけ。
13 物のない時代孟宗竹を割り鼻緒をつけてスケートの代用で遊んだ。
スケート場は夜の凍ったバス通り。8時過ぎまで遊んでいたように思う。
14 【お正月】今年の凧は何の絵にしようかな、、
15 【有用植物】竹は大切な素材だったが最近は影が薄くなっている。
16 思えば、幸せな日々を送っているものだ。
17 【自然】幸せすぎて幸せに感謝する心を忘れてしまう
18 重厚長大の時代に社会に出た者にはITと電子マネーの世界はまだ縁が薄い。
19 長い学校生活のあとの、更に長い実社会。どんな長編小説になるのやら。
20 【互助】それぞれの技を出し合って社会は成り立っていく。
21 【わらしべ長者】AIと数学で動く株式市場だが企業の拡大はオーナーの狂気と側近の
知恵である。
22 【野菜売り】今でも毎週日曜日に手押し車をひいて日南市飫肥の街に野菜を売りに
来るオバチャンがいる。お馴染みさんも多く、車を囲んで雑談が弾む。
23 【家庭菜園】家庭菜園の余り物を持ち寄って市を開いたらあっという間に
売れてしまった。実話です。
24 あれっ!! 上記のコメントの侭の下の句。ご容赦あれ。
日照時間の不足で野菜は品薄で高価。朝採りの新鮮な野菜が売れない訳がない。
25 【豊作?】家庭菜園、豊作は良いけれど二人家族では消費しきれない。
26 金婚を過ぎると兄妹のような顔になると聞く。
27 日常生活はもとより、入退院の繰り返しで女房には感謝感謝である。
28 【二人三脚】人生感謝の気持ちが一番。
29 悟空の如くあばれてみたが全ては菩薩の掌に。
webへの接続がようやく復活致しました。皆様のご辛抱に低頭です。
30 【快気祝い】快気祝いに添えられたお礼状。
こちらも元気をもらったようで晴れ晴れとした気分になる。
31 【栄養バランス】免疫力をつけるには栄養バランスが大切。
どんどん秋の果実を食べて元気をつけよう。
32 食欲の秋。適度な運動と共にコロナ禍を乗り切ろう。
33 【猫に小判?】公民館の周囲に植え込んだ紫陽花の手入れをした。
周辺の草を刈り、花を剪定。サッパリして来年の花が楽しみ。
お礼にと自治会から焼酎2本を頂いた。
さて下戸の小生どうしたものか。
34 芋の当り年の酒は貴重だ。低温貯蔵で旨味と貴重度が高が増す。
35 目出度き百寿。酒も少しは飲めるようになった。家族総出でタイムカプセルの発掘だ。
36 【花咲か爺さん】いいことやってきてよかった。
第150回【花の香の巻】('20/5/19/〜'20/6/25)
初折表六句
1発句 花の香にアカシアを知る谷の道
2脇句 西田佐知子の切ない歌声
3第三 コマーシャル菊正宗の歌を聞く
4四句 秋の花よし桜またよし
5五句 月見にも花見にもよし団子かな
6折端 一串十ケの柿簾干す
初折裏十二句
7折立 秋空や焼き鳥千本完売す
8二句 女心に振り回されて
9三句 ボンボンの初心一筋にほだされて
10四句 世間の風に当たって欲しい
11五句 厳しくも優しくもある浮世かな
12六句 脳裏に浮かぶ父母の愛
13七句 年の瀬や親子で眺める冬の月
14八句 マタギの技を習う雪山
15九句 道具箱に鑿と鉋の居場所なし
16十句 肥後守なく鉛筆もなし
17十一句 タフレット自宅で高校卒業す
18折端 部活に入り友達も増え
名残表十二句
19折立 春の宵割り勘でする歓迎会
20二句 歌を歌えず大声出せず
21三句 牧水は酒は静かに飲めと説く
22四句 下戸は語らぬ大言壮語
23五句 菜園のトマト肴の夕餉かな
24六句 冷酒に合ひし冷奴かな
25七句 ジグソーのピースを探す色形
26八句 彼女の服は今日は何色
27九句 恋は闇想ひも変る七色に
28十句 一寸先は何もわからず
29十一句 台風の去りて満月雲もなし
30折端 知床に鮭山親父くる
名残裏六句
31折立 柿実るリス食い残し人が食う
32二句 フードバンクで母子支援する
33三句 夢つなぐクラウドファンドに多謝感謝
34四句 頼母子講で皆を助ける
35五句 持ち寄りて長屋の花見賑やかに
36挙句 疫病去って夜桜楽しむ
|
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
南圃
風
鵜雪
如水
風
南圃
如水
鵜雪
|
--------------------------------------------------------------------------
1 谷の藪アカシアの甘い香りが梅雨の季節を知らせる。
2 【懐かしの歌】アカシアの雨にうたれて、、、、あの人は涙をながしてくれるでしょうか。
3 ♪初めての街で〜何時もの酒〜やっぱり俺は菊正宗〜
4 【灘の酒】辛口の菊正宗に対し甘口の桜正宗あり。
木場在の割烹宇田川は、閉店の最後まで桜正宗だった。
5 【甘党】おふくろの味アンコロ団子。
6 串に刺すのは婆の仕事七千もの柿を刺すのは容易ではばい。
7 【焼き鳥】毎年の焼き鳥ボランテイアも、新コロナ禍でしばらくはお休み、
思い出となってしまいそうだ。
8 女心と秋の空。一途な男は哀れなものだ。
9 海千山千だけにひたむきな直球には弱いのだ。
10 【コロナ】冷たい風に当たってコロナにかからないよう!!
11 包丁一本、板場の修行。一人前になるまでは耐えねばならない。
12 【後悔】あの時親父に拳骨で殴られた。あの時母親にこう諭された。
もう少し親孝行しておけばよかった。
13 【感謝】この1年いろいろあったけど、家族が健康であったことに感謝。
14 ご先祖は狩人。伝統を絶やすまいと親父の弟子になったが自然との付き合い方には
驚くことばかりだ。
15 【道具箱】職人を気取る私の道具箱に入っているのは、ペンチやねじ回し、
ドリルのたぐいに変わってしまった。
16 小生には筆箱もなく、専らボールペン。万年筆は抽斗に眠った侭。
17 コロナで始まったテレワーク、スマホやパソコンでの個人学習。
勉強は学校でという常識も変わるかも知れない。
18 【新入部員】入学したらすぐに憧れの運動部に入部。
友達もたくさんできてこれからの高校生生活が楽しみ。
19 先輩はスポーツマンらしく、この分なら楽しくやって行けそうだ。
20 【新型コロナウイルス禍】何とも静かな歓迎会になってしまった。
まるでお清めみたいな。
21 【若山牧水】白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり
22 大酒を呑んでの大言壮語がもてはやされたのは漢の時代であった。
23 【平和な暮らし】人それぞれ小さい夢を持っていよう。
24 夏の晩酌には、冷たいものが欲しい。
25 容易な物は色合いでケリがつくが難易度の高い物はそうはいかない。
26 【色の道】デートの度にいろんな色の服の組み合わを楽しませてくれる彼女。
センスの良さにもウットリ。色の道の研究30数年。
27 惚れた弱みで彼女に振り回されている。この先はどうなるのだろうか。
28 【一寸先は闇】世の中全て何が起こるかわからない。新型コロナ禍のように。
29 【台風】周りの木々も根こそぎ持っていかれるかと思ったほどの秋台風。
去った後の空には何もなかったかのように満月が輝いている。
30 【イヨマンテ】満月の夜といへば伊藤久男の朗々とした歌声を思い出す。
31 【次郎柿】ネットを掛けないとこうなってしまう。獣と共生でいこう。
32 日本の食品廃棄物は1,561万トンある(2019年)
内、可食部分と考えられる量は643万トンある
これらの有効活用のため、こども食堂を応援しているNPOのフードバンク関西などが
あるが、その運営はカツカツである。
33 募金ではななくプレゼンテーションの文化が日本にも根付いて来たようだ。
34 【頼母子講】鎌倉時代から始まったらしい民間互助組織。地方ではつい最近まで
皆が楽しみにする集会だった。
35 遠い親戚より近くの他人。家族同然の皆さん。
36 【夜を楽しむ】次に訪れる春はこうなるでしょう。