第109〜111回
第111回【運動会の巻】('15/9/30/〜'15/11/8)
初折表六句
1発句 運動会紅白リレーで盛り上がり
2脇句 空ではトンボがマスゲームする
3第三 叢雲がありて今宵の月雅
4四句 木漏れ日の差す哲学の道
5五句 デカンショで明治の青年学問す
6折端 夏期講習と朝夕課外
初折裏十二句
7折立 宿題を外注に出す夏休み
8二句 巡り歩くは婚活パーティ
9三句 バイキング大皿にとりもてあまし
10四句 もったいないと隣の皿に
11五句 飢餓が来る虫が頼りの時が来る
12六句 食糧自給を今から目指せ
13七句 雑炊の湯気見上ぐれば寒の月
14八句 鍋のしめにはうどんが最高
15九句 酒飲みて仕上げも旨き至福かな
16十句 お裾分けにと洋菓子を買う
17十一句 お雛様ひしもちあられと桃の花
18折端 菜の花添える高山の春
名残表十二句
19折立 雪解川富山の湾を掻き回す
20二句 氷見の旅館は千客万来
21三句 大売出しおいでおいでと招き猫
22四句 海外からは爆買いの客
23五句 夏休み円安なれどバリ島へ
24六句 飼料高騰炎暑に痩せる
25七句 阿蘇山の草千里には牛の群れ
26八句 抱き合う二人に近づいてくる
27九句 愛し合ふ情熱に照れ遠ざかる
28十句 少年の日の苦い思い出
29十一句 藷背負い月を頼りの家路かな
30折端 買い出しの村にコスモスが咲く
名残裏六句
31折立 秋祭り農家の箪笥に着物増え
32二句 紋付袴で盆踊りかな
33三句 村長の選挙に出ろと煽てられ
34四句 ロイド眼鏡にセーラーズボン
35五句 花売りの花胸に挿し銀ブラへ
36挙句 柳並木をゆく君と僕 |
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
風
如水
鵜雪
南圃
如水
風
南圃
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
如水 |
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1 【運動会】最近の小中学校では春に運動会を行うところが増えてきたらしいが、
運動会にはやはり秋の澄み切った青空が似合う。
2 【赤とんぼ】季節になると赤トンボがやってくる、千里を飛んで。
3 真っ赤に燃えるのが太陽ならば雲影に見え隠れするのが月の美しさ。
平安時代から語り継がれた日本文化遺産なのあろう。
4 地面には数多の小さな太陽が揺れ動き、疎水の水面もキラキラと光っている。
5 【デカルト】現代の青年と比べて明治の青年の思考は、より哲学的であったように思う。
6 【進学指導】画一的な指導が平均的な子供を育てる。
7 親や兄弟が助けるのならまだしも、業者に金を払って頼むのは間違っている。
教育委員会も知っている筈で、改善を待たれる。
8 恋は盲目は昔のこと条件に合う相手を探すのが今風だ。
9 【食欲】低カロリーで見た目も良く、気に入ったものを選んだつもりが
案外もてあますものもある。
10 【隣人愛】よくあることです。隣の人に分けてあげよう。
11 人口爆発がまじかに迫っている。蛋白質は肉から虫に頼る時代がくると言われている、
バーベキューが富裕層のステイタスになっているのだろう。
12 農漁業の大規模化・生産性向上策を推進すべきである。この間、消滅する小規模農漁
家には、国民全体で痛みを分かち合い、富の再配分をする。今のままでは、将来的に
は関税がゼロになっても物不足でスーパーインフレになり、庶民は困窮する。
13 【敗戦の結果】敗戦の年の暮、バラックの外で夕飯の雑炊、立ち上る湯気の先には、
煌々と寒月がある。厳しくも懐かしい景色。
雑炊はましな方、今から藷に慣れておいた方がよいのでは。
14 【鍋奉行】これからそろそろ鍋のシーズン。しめの雑炊やおじやは最高の贅沢。
15 十月も中旬となると我が家でも鍋が増えてきた。
16 【ぺこちゃん】浪平さんなら鮨折だが今は洋菓子だろう。駅前に響くジングルベルを
聞きながら、クリスマスケーキを行列に並んで買った時代があった。
17 【雛人形】♪♪明かりをつけましょぼんぼりに、、、雛祭りに飾るお菓子は
ひしもちやあられなど純和風でないと。
18 【高山名物】飛騨高山の名物の一つはひな祭り、一月遅いひなまつりで菜の花盛りだ
19 名峰立山の雪が緩むと川は暴れ巨石をも転がし富山湾を?き回す。
山のミネラル海底の養分は「きときと」と呼ばれる魚を育む。
20 永井さんらと行った「氷見の天然寒鰤を食す」ツアーを思い出す。
21 【招き猫】世界中に招き猫を広めたらどうか。
人の動きがよくなり世界平和に貢献するだろう。
22 【観光客】豪華客船で来日、しっかり買い物を楽しむ。
23 小生、抗がん剤のため顏の色が黒くなっている。何故かと訊かれると、
ハワイで日焼けと答えている。つぎはバリ島にするつもりだ。
24 夏痩せの牛は乳を出さず鶏は卵を産まなくなった。
11月5日に子供の住む「呉」に転居を致します。月末に回線契約を解除、
再開は11月中旬以降になろうかと思います。今回以降連句を休まさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが宜しくお願い致します。
25 【放牧】緑の絨毯草千里では放牧された赤牛がのんびりと草を食む。
放牧された牛にも、それを眺める観光客にも何のストレスもない。
風さんの呉からの参加が早からんことを待っています。
26 【恍惚】早く気が付かないと踏みつぶされてしまう。
27 牛とは云え、同じ動物、わきまえと云うか感じるものがあるのだろう。
28 【純情】シャイな少年は顔を赤くしてうつむくばかり。
29 【甘藷】当時を思い出すと、今では思いもつかないことをやっていたものだと、感心する。
30 折角の買い出しの米を駅で警官に没収され、お袋は歯ぎしりをしていた。
31 【物々交換今年の秋祭りはどの着物にしようかな。
32 【正装】紋付袴などは着る機会がないので、秋まつりには是非。
33 普段より恰幅がよく見え、髭でも生やせば当選まちがいなしと。
34 【モボ】他人の煽てに弱いのが欠点。
35 【銀ブラ】銀座はキザがキザにならない不思議な場所。
36 ♪♪「柳につばめは あなたにわたし・・・」
西銀座通りに限らず早く復活してほしいものだ。
第110回【闇になくの巻】('15/8/15/〜'15/9/28)
初折表六句
1発句 闇になくものと一緒に門火焚く
2脇句 茄子や胡瓜の馬でお帰り
3第三 豊作を嫁と祝って月見かな
4四句 臨月の腹豊かな乳房
5五句 産休を終へて職場の華となる
6折端 四児伴い水着で復活
初折裏十二句
7折立 サメが来て浜で楽しむ西瓜割
8二句 二人で塗り合う日焼け止めかな
9三句 小麦色の肌憧れし時去りし
10四句 元船乗りの妻をいたわる
11五句 マドロスはパイプくわえて見栄を切る
12六句 マッカーサーが厚木に降りる
13七句 菰かぶる孤児を照らすや冬の月
14八句 キンコンカンの蒲団の温さ
15九句 朝方の冷気に体丸くなり
16十句 目覚ましよりも早く起きけり
17十一句 リラの道あのビストロかあのカフェか
18折端 夜来香の漂う店に
名残表十二句
19折立 弁当に好物詰めて観梅へ
20二句 開けてびっくりおふくろの味
21三句 お年玉陰で開いてにっこりと
22四句 夢は投資家世界の富豪
23五句 軽井沢テニスが縁で結ばれる
24六句 避暑に行かれる那須御用邸
25七句 バンガロー借りて楽しむ二泊かな
26八句 星を見ながら愛を語ろう
27九句 九ちゃんも二人の幸を祈ってた
28十句 御巣鷹山に今も祈りを
29十一句 山上の慰霊碑照らす盆の月
30折端 見上ぐ秋空ジャンボの機影
名残裏六句
31折立 青空の飛行機雲の鮮やかさ
32二句 あすも晴れよとテルテル坊主
33三句 下駄をける天気占いいつの事
34四句 花を摘みつみ畦かける頃
35五句 叱られしレンゲ畑で相撲とり
36挙句 菜の花に舞う蝶々の群れ |
風
如水
鵜雪
風
如水
鵜雪
風
如水
鵜雪
風
南圃
如水
鵜雪
風
南圃
如水
風
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
風
南圃
如水
風
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
風
南圃
如水
風
鵜雪
如水
南圃 |
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1 8月に入って8日間猛暑日が続いた。心身ともに茹だっていた8日は立秋。
ふと気が付くと闇に虫が鳴き始めていた。何とも几帳面。
2 門火は先祖が帰る場所を間違えないように焚くそうだが、よく判別できるものだと感心する。
3 【女手が頼り】若い男が農家からいなくなる時代はしばしばある。
4 【縄文のヴィーナス】水稲は日本人の知恵と汗の結晶だ。この伝統を農業のIT化と
製品のブランド化に生かせば世界市場で戦えるだろう。
5 詳しくは知らないがフランスでは有給の育児休暇が長くあり、働いている女性の方が
子供が多いらしい。職場と伴侶の理解が進んでいるのだろう。
6 【多子時代へ】日本もこうなるとよい。
7 授かった子供は宝物、大切に、たいせつに。
8 パラソルの下で睦み合う二人。美肌を守るためには入念なUVカットを。
9 【青春時代】興味の対象が違ってきたのは、齢のせいか、時代のせいか。
10 港港に馴染みはいたが安まる港は唯一つ
11 【歌謡曲今昔】港町を歌う歌謡曲は多いが、マドロスさんはすっかり姿を消してしまった。
12 70年前のきょう、マッカーサーが厚木にパイプを銜えて飛行機から降りてきた。
当時、アメリカでは飛行場は禁煙になっていなかったのか。それとも恰好をつけた
かったのか。
13 【戦災孤児】歴史は勝者によって創られる。敗者に残されるものは。
14 ♪.おやすみなさい 空の星 おやすみなさい 仲間たち
鐘が鳴ります キンコンカン 昨日にまさる 今日よりも
明日はもっと幸せに みんななかよく おやすみなさい
15 【秋気】9月の声を聴き、南国日南でも朝方は可也涼しくなってきた。タオルケット1枚
では寒いくらい。そろそろ薄い薄団1枚を重ねたい季節になった。
16 寝るときは暑かったので窓を開けていたのだが、
寒気を感じ目覚し時計より早く起きてしまった。
17 パリッ娘との初デート 思案に暮れて夜が明けた
18 【夜来香】春風に香るあの店がいいよ。
19 早春の晴天の下で弁当を広げるのも、またよいものである。
20 【遠足】子供の頃の遠足はおふくろの作ってくれた弁当を開けるのが楽しみだった。
食べ物がそれほど豊かでもなかった時代、今になっておふくろの苦労を思う。
21 【お年玉】お年玉をもらいに普段行ったこともない親戚を訪ねたものだ。
22 【タンス貯金】我々はお金を貯める事を教わったが
今の子は投資による金儲けの仕組みを習う時代になっている
23 【避暑地】タンス預金では別荘までは届かない。
24 両陛下の沖縄をはじめ国内の戦没者慰霊は云うに及ばず、南方のサイパンやパラオ
など激戦地への戦没者慰霊のご訪問には頭が下がる。本当は靖国の英霊にもご参
拝をなされたいと思うのだが、それができない強い信念がおありなのだろう。
25 キャンプ用品を積み出かけたのは中学まで。
子は海外へ親はクーラー頼りの在宅避暑となっている。
26 【金鳥の夏】マダニだとかデング熱だとか、用心怠りなく。
27 ♪見上げてごらん〜夜の星を〜。その昔、労音で前以てチケットを二枚入手し、
会社の女の子と九ちゃんのコンサートに行ったのを思い出す。
28 【ジャンボ機の事故】
毎年8月12日、多くの人が520名の犠牲者の霊に祈りをささげる。
29 【誦経】昨日も今日も、どこからともなく誦経の声が聞こえてくる。
30 あれから30年空の安全を思う遺族の気持ちは変わらない
31 【飛行機雲】真っ青な秋空に真っ白な飛行機雲、そのコントラストが美しい。
32 あすはハイキング。飛行機雲が出た翌日は天気が悪くなるらしく心配だ。
33 気象衛星「ひまわり」の精度が上がるにつれ「晴れ、時々曇り、所により雨」
という懐かしい天気予報がなくなり天気占いの遊びも消えてしまった。
34 【自然児】たれか故郷を想わざる
35 淡路島へ疎開していた頃、レンゲ畑が土壌改良のためとは知らず。
他所のレンゲ畑で大の字に寝そべったりして、伯父に迷惑をかけた。
36 【菜の花畑】レンゲと菜の花とのコラボ。春の野里は美しい。
第109回【飲み会の巻】('15/7/2/〜'15/7/14)
初折表六句
1発句 飲み会や口実にする暑気払い
2脇句 夜はファミレス手花火をする
3第三 なでしこや火の玉となり闘わん
4四句 奇跡を信じ必死に走る
5五句 がんばれと秋月照らす里の道
6折端 運動会の練習励む
初折裏十二句
7折立 身は軽しピラミッドではいつも頂(うえ)
8二句 格好をつけてあの子見詰む
9三句 振り向けば慕ひし方と目の合ひぬ
10四句 人をも身をも うらみざらまし
11五句 下草も伸びて狭庭の乱れかな
12六句 すぐに壊るゝ枝切り器かな
13七句 鎌を研ぎ冬三日月の如くあり
14八句 更に鋭しスケートの刃
15九句 包丁に銘あり刺身の美しき
16十句 鶴亀遊ぶ大皿の上
17十一句 菜の花が迎える岸辺甲羅干す
18折端 アカウミガメの涙の産卵
名残表十二句
19折立 可愛さで勝負と仔猫箱の中
20二句 女の子からママにお願ひ
21三句 いつまでも若くて綺麗で優しくね
22四句 私ではなくあなたのことよ
23五句 水着つけ少し気になる胴周り
24六句 痩せに似合わぬフラダンスかな
25七句 蟷螂がおいでおいでと鎌で呼ぶ
26八句 おんぶバッタはいつも仲良し
27九句 七人の敵を倒して我が妻に
28十句 黒澤明は女優を娶る
29十一句 師と仰ぐ人と眺める秋の月
30折端 銀杏散りゆき酔いどれ天使
名残裏六句
31折立 秋晴れや黄色の絨毯ふわふわと
32二句 法律を学び司法の道へ
33三句 素人も六法片手の世となれり
34四句 花道をゆき拍手を浴ぶる
35五句 おさなごのうさぎのダンスははなのした
36挙句 手に桜餅輪になって踊る |
如水
風
鵜雪
南圃
風
如水
南圃
風
如水
南圃
風
如水
南圃
鵜雪
如水
風
鵜雪
南圃
風
如水
南圃
鵜雪
如水
風
鵜雪
南圃
風
如水
南圃
鵜雪
如水
風
鵜雪
如水
風
鵜雪 |
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1 会社OB数人にて「退院祝い」とか何かと口実を作っては飲み会をやっている。
つぎは8月の「花火見物」だ。
2 【ジャコ祭】父さんの留守は母さんの安息日。夜食の手間を省き夏の夜を楽しむ。
3 【なでしこジャパン】明日の優勝を祈ろう。
4 【澤穂希選手】彼女自身6度目のW杯。途中出場ながら奇跡を起こさんと必死に
走るも、序盤の大量失点は覆せなかった。それでも世界の強豪相手に準優勝、
胸を張って帰国してほしい。
5 【医者まで三里】子供を守るのは親の務め。神に仏に念じつつ。
なでしこ 無失点のアメリカから2点をもぎ取ったのは立派。
試合開始直後の3失点が・・だ。
6 クラス対抗のリレーの選手に選ばれた。宿題も終わり、これからひとっ走りだ。
7 【組体操】最近のピラミッドは五弾は普通。七段に挑戦も増え事故が心配されている。
れでも棒倒し、騎馬戦、対抗リレーなどと共に運動会の花形競技。
8 【今牛若】頂上で視線を送り、壊した後ポーズを決めてアッピール。
9 背後に視線を感じ振り返ると何時もの方。遠くから私を見つめるだけで、
何時になれば声をかけてくれるのでしょうか。私の思慕に気づかないのかしら。
10 【小倉百人一首】盗作というよりも丸写しでゴメンナサイ。
しかし男女の出会いの気持ちは昔も今も同じでしょう。
あふことの たえてしなくは なかなかに、、、、、
11 慕いし人はカップルだった。男心を恨み己が魅力のなさを嘆いているうちに
庭は草だらけになってしまった。
南圃さん 南九州は梅雨滂沱、11号もゆるり参上とのこと、油津も、
星倉もニュースには出てこず安堵ですが十二分の備えを下さいますよに。
(南圃)ひと月ばかり続いた長雨も昨日、今日と晴れましたが真夏日のカンカン照
りになってしまいました。明日は台風接近らしいです。関東地方、特に群馬県は
猛暑とのニュースを見ていますが、梅雨の合間の猛暑は格別に大変でしょう。
くれぐれもお体ご自愛ください。天の神様はホドホドニという言葉をご存じないらしい
です。
12 PCにマイクロソフトのロゴで「windows8.1の遅さを改善します」との画面が時々表示
され、それを消すと元の画面も消えてしまった。そこで「初期化」をして「windows up
date」をしたのだが、バージョンが元の「8」のままで使い勝手が悪く困っている。
7月29日からリリースされる「「windows10」に期待している。
13 【道具】草刈前に入念に鎌を研ぐ。鋭く光る。道具は大事に使いたい。
如水さん 台風11号は関西地区直撃のようですが、くれぐれもお気をつけ下さい。
(如水)南圃さん お見舞い感謝です。日南はご無事でしょうか。当地では只今、
徐々に風が強くなってきましたが、まだ雨戸を閉めるつもりはありません。あすは覚悟
をして準備をします。
台風もさることながら、鵜雪歳時記の背景の模様が表示できなくなるなど、PC初期化の
後遺症に苦闘しています。
14 【スピードスケート】昔、職場にWというスケート上手の男がおり、
スケートの刃についてよく話してくれた。
15 刺身の角が際立っており、見るからに新鮮で旨そう。
如何に腕利きの板前でも、包丁が一流でなければ素材を活かせない。
台風の被害はありませんでした。他事ながらご休心ください。
16 恩人の祝事の膳、腕によりをかけての料理を盛り付ける。
17 【甲羅干し】亀は日光浴で体を温めてから活動する。春の池や小川で見られる光景だ。
18 【アカウミガメ】日南市の梅が浜海岸には春の終わりころアカウミガメが産卵のために
上がってくる。砂浜に穴を掘り1回に数十個の卵を産む。管理者が掘ってふ化場で管理
し8月頃にふ化した子亀は海に放流される。海に帰っていく子亀を多くの子供たちが見送る。
19 子亀は自活するが捨てられた仔猫はその愛くるしさで拾ってもらわなければならない。
20 早速、女の子の眼にとまり自宅へ連れて帰る。ママに飼ってもよいかと
頼んだところ、自分で世話をするならとOKがでた。メデタシメデタシ!
21 【パパのお願い】女の子の願いはパパのお願いと同じです。
22 【吉夢】銀座のママに言われた夢を見た。
23 小学校が夏休みに入ったので家族で海水浴に行くことになった。女房が皆の水着を
用意しながら「胴周りがね〜」というので、女房の腹を見ると「あなたのことよ」と云われ
てしまった。
24 ヘソ踊りとフラダンスは太目が必須。痩せでは夏の日差しと腰蓑に負けてしまう。
25 【狩り】フラダンスは腰で、猫は手で、カマキリは鎌で、獲物を狙う。
26 【昆虫採集】雌のほうが大きく、上に乗っかって小さなほうは雄。交尾しているように
見えるが、実際は雄が雌を確保するためにいつも背中に乗っかっているそうだ。
夏休みは小学生の昆虫採集の時期。
27 【モリアオガエル】
男恋に陥れば七人の敵、あの手この手で蹴落としてチャペルに鳴らす鐘の音。.
28 監督と女優との結婚はよくあることだが、黒澤明も恋敵を七人の侍と同じように
バッタバッタと斬り倒したのだろうか。
29 【生きる】黒沢監督の作品に最も多く出演している俳優は志村喬らしい。
続いて三舟敏郎とのこと。名監督と名優の信頼が名作を生む。
30 【酔いどれ天使】焼け野が原で残っていたのは銀杏、名作「酔いどれ天使」は、
不思議に焼け残った銀杏と結びついてくる。
31 島屋へ単身赴任中に深見氏と訪れた明治神宮外苑の銀杏の落葉は素晴らしかった。
32 銀杏の絨毯の秀句は山口青邨の「銀杏散るまつただ中に法科あり」の一句。
あまたの政治家や官僚を出しながら無謀な戦争を阻止出来なかったとの意を季語に
見る解釈もあるという。
33 【裁判員制度】今は色々な分野に00六法なるものが氾濫している時代、
裁判員制度が出来て、刑事裁判にまで素人が係る時代となった。
34 弁慶が大見得を切ったあと、六法(六方とも書く)を踏みながら花道を引っ込む。
35 ババの百寿の祝いの花見、歌と手拍子で曾孫が踊る
36 【童謡】耳に鉢巻、足に赤靴、手に・・・・・。