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第103〜105回
    
第105回 第104回 第103回
 
    第105回【棒鱈の巻】('15/1/1〜'15/2/8)
 
    初折表六句
      1発句   棒鱈を食みて味はふお正月
      2脇句       睨み鯛には箸付けるなと

      3第三   初春やカワセミ狙う魚の群れ
      4四句       メジロヒヨドリ朝の囀り

      5五句   畦を塗る棚田の上の残り月
      6折端       一生米を作りて終へむ

    初折裏十二句
      7折立   マンションの30階から見る朝日
      8二句       昨夜の出来事夢まぼろしか

      9三句   あす逢ふと約束をした小指かな
      10四句       思案の夜の明け易きこと

      11五句   スッポンで寝てもじっとり熱帯夜
      12六句       湯たんぽを入れ靴下も穿く

      13七句   臥待月猫も入りこむ床の中
      14八句       長き夜に聴く深夜便かな

      15九句   虫の声子守唄ともなる寝つき
      16十句       明日の試験は大丈夫かも

      17十一句  「サクラサク」合格通知届きけり
      18折端       天下御免と怠惰の朝寝

    名残表十二句
      19折立   春眠や近くの顧客へ直行し
      20二句       カエルコールもテレフォンカード

      21三句   クレジット大尽気取りが夜逃げする
      22四句       記念切手で大儲けする

      23五句   年賀状お年玉付き福を呼び
      24六句       年の初めに賽銭はずむ

      25七句   賃上げは廻りまわって戻ってく
      26八句       絡め捕りたる年増の手管

      27九句   あの齢でびりっと感じる色気よし
      28十句       桜島には晶子の歌碑も

      29十一句  須磨明石恋路を照らす秋の月
      30折端       鵙啼き猛る一の谷かな

    名残裏六句
      31折立   秋の夜に稗つき節の憂いあり
      32二句       やがて咲くだろさんしゅうの花

      33三句   けふ為せることを果たせて悔ひはなし
      34四句       西日の中の阿弥陀拝む

      35五句   菜の花や空を仰げば月と日と
      36挙句       六甲山系春の夕暮れ    

如水


鵜雪 
南圃 


如水 


南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪 
南圃 


如水 

南圃 
鵜雪 

如水
風 


鵜雪 
南圃 

風 
如水 

南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪 
南圃 


如水 


南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪
南圃 
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   1 関西ではお節に棒鱈(鱈の干物を戻して味付けしたもの)を加える風習がある。
     ほかのお節は普段でも口にすることはあるが、棒鱈は正月以外はまずない。
     由来は、一年中たらふく(もじって鱈腹)食べられて食に困らないようにとの由。
 
     本年もお付合いをよろしくお願いいたします。
 
   2 京都のおせちに飾られる鯛の塩焼きは三が日は箸をつけずに愛で四日目に初めて
     箸をつけると聞く。しかもその食べ方にも作法があり 4,5,6の三日にわたり各部
     位を定められた順に定められた方法で頂くという。
 
   3 【田越川】運動量の多い鳥たちに、正月休みはないようだ。
 
   4 【渡り鳥】今年は例年に比べて、メジロやヒヨドリなど渡り鳥が多い。
     朝の日の出とともに、家の周りの椿の木ではメジロやヒヨドリの合唱が聞こえる。
 
   5 田の神様をお返しし田を打ち、畦を塗り米作りの一年が始まる。
 
   6 農業後継者の不足は、いまの侭ではあと10年もすれば問題が顕在化してくるだろう。
     地方創生も結構だが、農業後継者不足の対策の方が急がれるのでは。
 
   7 【初日の出】親父は重なり合った山あいから出る朝日を見、息子は高層マンションに
     住み朝日を見おろしている。米つくり農家の友人も農業は自分の代で終わりだと諦
     めている。
 
   8 【夢幻】朝日で目が覚めたら布団を抱いていた。よくある事では?
 
   9 ♪きのうの夜の〜小指が痛い〜。夢かと思い、頬をつねると痛かった。
 
   10 あれやこれやと思いは千々路に乱れるままに夜が明けた。
 
   11 【熱帯夜】昔はよくあったことだが、今これをするとすぐ風邪をひいてしまう。
 
   12 【冷え性】我が家のカミさんものすごい冷え症。電気毛布は鼻が乾いて嫌らしい。
 
   13 床に忍んできたのはタマだろうかミケだろうか。
 
   14 床に入っても寝付けないときや、夜中に目覚めたときの深夜便は有難い。
 
   15 【熟睡】小生幸いなことに、寝つきが悪いとか夜中に目が覚めるとかがほとんどない。
      11時過ぎに就寝、5分以内には眠りにつき,
      朝6時半過ぎに目が覚めるまでそのまま熟睡。有難いことだ。
 
   16 【受験前夜】受験前日は寝付かれないものだが、これなら大丈夫だろう。
 
   17 現在では合格はインターネットで分るだろうが、昔はさぞかし待ち侘びたことだろう。
 
   18 燃え尽きた症候群にならなければ良いのだがと爺婆の心配はつきない。
 
   19 【直行】寝坊した時は、直行と称して怠けたことを思い出すでしょう。
 
   20 【直帰】こんな早い時間のカエルコールに妻もびっくり。
      携帯電話もなく、公衆電話からテレカの時代。
 
   21 テレホンカードは前払いクレジットカードは後払い。つけ払いは店が出入り差し止め
      をしてくれるがクレジットは青天井、夜逃げをするしかなくなる。
 
   22 テレホンカードや記念切手の未使用分が何百億円とあるらしい。国はNTTやJPから
      これら相当額を徴収し、東北などの被災者救済に充てられないだろうか。
 
   23 【お年玉】小生も可也の記念切手を集めている。年賀状の切手シートだけでも、
      未使用シートを昭和27年分(ハンニャの面デザイン、5円×4枚)から60年分を
      保存している。
 
   24 【大盤振る舞い】ついつい気が大きくなってしまうのは、致し方ないとしよう。
 
   25 資本主義の欠陥は、人や社会に優しい品格のある経営者により補完すべきだ。
 
   26 若気の燕は飛び回っては見るものの気がつけば馴染みの懐にいる。 
 
   27 【触れる】隣の妙齢の女性に触ってしまったら、相手は電気を感じたようだ。
 
   28 【歌碑】桜島には「柔肌の、、、」と歌った与謝野晶子の歌碑が建っている。我が胸の
      燃ゆる思いにくらぶれば煙はうすし桜島山。
 
   29 手練で思いを遂げたのは源氏であった。
 
   30 いまだに甲高き声で啼き猛るのは、平家の怨念か。
 
   31 【椎葉村】悲恋の歌は切ない。
 
   32 【有為転変】人生有為転変、やがていいこともあろう。
 
   33 毎日を精一杯生きていると、いつ死んでもよいと思えるだろう。
      「人事を尽くして天命を待つ」か。
 
   34 焼失してしまったが平泉毛越寺、この本尊の阿弥陀仏は春分と秋分に入日の中に
      包まれるよう配置され、西方浄土の世界を再現していたという。
 
   35 【蕪村】月は東に日は西に。
 
   36 【摩耶山】菜の花の咲き乱れる摩耶山の、のんびりとした眺めは夜でも
      昼でもない曖昧な時間帯なのかも知れない。
 
第105回 第104回 第103回
 
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    第104回【初霜の巻】('14/11/18〜'14/12/26)
 
    初折表六句
      1発句   初霜やヒヨドリの声おとなしく
      2脇句       木枯らしの中独りたたずむ

      3第三   寡黙なる男優一人旅立ちぬ
      4四句       胸に輝く文化勲章

      5五句   終列車送って仰ぐ後の月
      6折端       車輪の音と鈴虫の声

    初折裏十二句
      7折立   秋深し夜更けの宿に聴く旅愁
      8二句       抱いてくれれば散りたるものと

      9三句   ニャーニャーと年に4度の猫の恋
      10四句       草食男子よ手本にしよう

      11五句   妻持てぬ非正規雇用国滅ぶ
      12六句       更に進める終身派遣

      13七句   送別会終えて涼めば夏の月
      14八句       花束もらい暑さ吹き飛び

      15九句   タクシーの中でバンザイまた受けて
      16十句       ふかぶかの辞儀涙ほろりと

      17十一句  桜咲き一同起立と新入生
      18折端       元気に育てつくしのように

    名残表十二句
      19折立   足長く声変わりして卒業す
      20二句       叱るときには用心をして

      21三句   靴コート間違えられて困惑す
      22四句       下駄箱の隅置き場所決めて

      23五句   向かひには何時も妻ゐる炬燵かな
      24六句       支える皇后冬暖か

      25七句   軽井沢テニスコートに花開き
      26八句       木場の若人スクエアダンス

      27九句   純愛をチエミにささげし健も逝く
      28十句       数多の名作この世に残し

      29十一句  池めぐる水面の月の美しき
      30折端       青い地球は秋の新季語

    名残裏六句
      31折立   天高し静止衛星見えむとか
      32二句       女心の未だに読ず

      33三句   政治家の街頭演説何を言う
      34四句       禊ぎにお願い笑顔で握手

      35五句   潔く散って椿の美しき
      36挙句       つぎの春にはまた芽吹かむと 

南圃 
鵜雪 

風 
如水 

鵜雪
南圃 


如水 
風 

南圃 
鵜雪 

風 
如水 

鵜雪
南圃 

如水 
風 

南圃
鵜雪 


風 
如水 

鵜雪 
南圃 

如水 
風 

南圃 
鵜雪 

風 
如水 

鵜雪
南圃 


如水 
風 

南圃 
鵜雪 


如水
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   1 【渡り鳥】いつもならけたたましく鳴く鳥の声も何となく弱弱しく感じられる。
 
   2 【独居】当地では近年少なくなった感じだ。
 
   3 【高倉 健】7時から高倉 健の追悼番組を見ていた。管理職職教育のテーマが
     映画「八甲田山から学」であったこともあり関心を持ち続けた俳優であった。
 
   4 「日本人に生まれてよかった」とは健さんの受賞時の弁。
     きょうの「駅 STATION」と、あすの「あなたへ」の追悼放送を見るつもりだ。
 
   5 【鉄道員】健さんの駅長、何度もほっとして月を見上げたことだろう。
 
   6 【秋の夜長】当地の最終列車は23時30分ごろ。近くの鉄橋を渡る列車の車輪の
     音がカタカタと聞こえる。虫の声との共演。
 
   7 ♪更けゆく秋の夜〜旅の空の〜。寝酒を飲んでもなかなか寝つけず、
     スマホでYouTubeの子守歌を探す。
 
   8 旅には出ないほうがよかったかとも・・。
 
   9 【猫の恋】猫の交尾期は年に4度あるが、春の猫の恋が一番激しいと。
 
   10 【手本】若者だけでなく高齢者もどんどん恋をしようではないか。
     健康寿命を延ばして、国の財政再建に寄与すること間違いない。
 
   11 【美しい国日本?】非正規社員の給料では親離れしての暮らしは難しいと聞くが。
 
   12 大企業優遇政策で格差は拡がるばかり。
     若者よ棄権は白紙委任と知って欲しい。
 
   13 【送別会】派遣は本来人材派遣だったが、世間の解釈は労務提供に変わってしまった。
 
   14 【定年退職】長い間ご苦労様でした。花束をもらい、夏の暑さ、冬の寒さ、押し寄せた
      津波、吹き荒れた台風等々苦労や悩みなど一度に吹き飛んでしまう。妻への感謝
      を忘れてはいけない。
 
   15 車が走り出すと急に寂しくなった。皆は二次会に行くのだろうか。
      女房にも花束をと迷っているうちに家に着いてしまった。
 
   16 人より先に会社が消える今のご時世にはモノクロの映画に見るワンシーンになって
      しまったのかもしれない。
 
   17 【入学式】わが子の成長に親も感慨一入。ついホロリとさせられる。
 
   18 【つくしんぼう】つくしが地面から顔をだし、スギナにたくましく育っていくのは、
      懐かしい春の風景の一つだ。
 
   19 孫の世代の成長は足から始まるようだ。背丈は低いのに爺婆の自転車を尻も振ら
      ずに乗りこなす。
 
   20 最近、父親である小生には余り口を利かなくなってきた。難しい年頃だ。
 
   21 【履き違え】最近、集会で続けて靴を間違えられ、コートを間違えられてしまった。
      ただの間違いか悪意の間違いか、間違えられやすいものを身に着けているのが
      悪いのか、虚しさを感じるとともに反省しきりだ。
 
   22 【目印】自分で置いた場所が分からなくなる。
      「上から3段目、左の角」。似たような靴を探す手間が省ける。
 
   23 以前は同じテレビをよく見ていたが、最近では別の部屋で同じ番組を見ることも多く
      なってきた。亭主在宅症候群に配慮も必要だと思っている。
 
   24 今日は投票日。安倍独善内閣が認知されるのだろう。
      権力の中枢にいる政治家は天皇ご夫妻の心根を十分に噛みしめて欲しいものだ。
 
   25 【新しい風】新しい風が吹き日本中が幸せを感じた。
 
   26 【カップル誕生】木場の職場では、ずいぶん多くのカップルが出来た。
     皆飢えた肉食系だったのだろう。
 
   27 【木遣歌】♪「音頭とるのはありゃ家の人・・気風のいい木遣歌をジャズのリズムで世
      に広めたのは江利チエミ。バツイチですからと言いながらチエミの死後10年間命
      日の墓参りを欠かさなかったという高倉 健も逝ってしまった。
 
   28 健さんの映画を見だしたのは退職後だった。中にはTVで何回か見たものもある。
      チエミの母上の命日には、毎年お線香を届けていたそうだ。
 
   29 【名月】名月といえば、先ず芭蕉のあの句を思い浮かべてしまう。
 
   30 【秋の新季語(?)】名月は地球から観た月。
      宇宙から観た「青い地球」が新しい季語になる時が来るかも。
 
   31 「ひまわり」も早8号。7号よりカラー化など精度が格段に向上しているらしい。
      異常気象などの早期予報が期待される。
 
   32 天空から地上の蟻の動きを捉えると言う時代に女房の心は読めない。
      女心を読み解く機器はいつごろできるのだろうか。 
 
   33 【有言実行】何を言いたいのかよく解らないことが多い。
      しかし言ったことには責任を持ち、ぜひ実行してほしい。
 
   34 【焼付ける】まずは、顔を覚えられるのが第一だ。
 
   35 と願っていたのだが我が県では脛に傷ある議員が二人とも当選してしまった。
 
      連句のルールを破る一句になってしまったがご容赦のほどを。
      (如水)きれいな句ですね。春の花で問題はないのではないでしょうか?。
 
   36 失敗は改めればよい。本当は落ちて欲しかった。
 
第105回 第104回 第103回
 
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    第103回【災害の巻】('14/10/5〜'14/11/14)
 
    初折表六句
      1発句   災害を茶飯事とする秋来る
      2脇句       鵙も驚きひねもす猛る

      3第三   薄曇り皆既月食観れもせず
      4四句       手作り焼酎待ちかねてゐる

      5五句   三歳(みとせ)過ぐローズヒップの酒苦し
      6折端       夏バテに効くよい薬かも

    初折裏十二句
      7折立   七十路のヒマワリ如く元気なり
      8二句       今日も芽生える老いらくの恋

      9三句   誰にでも好きだよといえる歳となる
      10四句       世界人類みな兄弟と

      11五句   四年後のオリンピックの顔と顔
      12六句       記憶をたどる木場の寮生

      13七句   なす術もなくただ仰ぐ冬の月
      14八句       車庫をつぶせし大雪照らす

      15九句   天災は保障できずと言われ泣く
      16十句       日頃の備えついつい忘れ

      17十一句  あちこちに思わぬ花芽春は来ぬ
      18折端       先ず白梅が膨らみ初むる

    名残表十二句
      19折立   春野辺でマクロレンズが活躍し
      20二句       宇宙の渚に新星探す

      21三句   人類の期待を寄せる望遠鏡
      22四句       宇宙の果てに平和はありや

      23五句   地を襲う暗黒星雲広島忌
      24六句       台風過ぎて夏雲の湧く

      25七句   湧水に断層ありと識者いう
      26八句       涙で別れし鶴冨姫は

      27九句 山椒(サンシュウ)に掛けた鈴の音デートの合図
      28十句       せかす携帯電車でメイク

      29十一句  車窓より見上ぐる後十三夜
      30折端       苅田に宿す影ぞうるわし

    名残裏六句
      31折立   遠山に恋する鹿の声の聞こえて
      32二句       男性たちよもっとお洒落に

      33三句   股引に短パン羽織足袋をはく
      34四句       バッグ代はりのポケット多く

      35五句   歌楽し夢とガム手に花見かな
      36挙句       団地の空に春の雲浮く
 

鵜雪
如水

南圃
風  

如水  
鵜雪  


風  
南圃  

鵜雪  
如水  

南圃  
風  

如水
鵜雪

風  
南圃  

鵜雪
如水


南圃  
風  

如水  
鵜雪  

風  
南圃  

鵜雪  
如水

南圃  
風  

如水
鵜雪  


風  
南圃  

鵜雪  
如水  

南圃

 
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   1 【災害】災害は日常茶飯事として、いつもどこでも備えをしておく時代となったようだ。
 
   2 どのチャンネルも連日つらいニュースが多い。災難も忘れる暇がない。
 
   3 【観月】ノーベル物理学賞。久々に明るいニュース。
     皆既月食が観られなかったのは残念。
 
     2週間ばかり色んな処をぶらついてきました。その間皆さんに
     ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。また頑張ります。
 
   4 月ばかりではなく宴の友も来ない。上出来という自家製の焼酎を楽しみにしていたのに。
 
   5 3年前に仕込んだバラ(ハマナス)の実の酒を飲んでみたが、苦くて飲めなかった。
 
   6 良薬口に苦し
 
   7 嘗ては太陽族が一世を風靡したが今は七十路の時代だ。オリンピックの時代を走り
     年金にも恵まれ医療の進歩をも享受している。 「七十の釣瓶卸の離婚沙汰」・・文
     挟夫佐恵。残された時間を精一杯たのしんでいるのだろう。夏蝉のように。
 
   8 【恋心】老人が入っている施設では恋の芽生えは珍しくないと。
     人を恋する気持ちに年齢は関係ないらしい。
     おじいさんとおばあさんは仲良く暮らしました、、、、、
 
   9 【無害】老いらくの恋の主人公は、「墓場に近き老いらくの恋は怖るる何物もなし」と。
 
   10 国粋・反共の笹川良一をして「世界は一家」と云わしめたのも、歳のなせることか。
 
   11 【オリンピック】東京五輪音頭、、、、、西の国から東から
      北の空から南の海も越えて日本へどんときた、、、
      三波春夫の声が響き渡った。2020年までは頑張りたい。
 
   12 【オリンピツク】勤務中なのに木場の独身寮に集まり空に浮かんだ五輪の煙を眺め
      テレビを見たのは54年も前のことになってしまった。あの顔この顔、まつわる話が
      思い出される。
 
   13 労組の会議のため木場工場内に宿泊しているとき(1966年2月4日)に、全日空羽田
      沖墜落事故が起きた。上司の多田経理部長が遭遇され、急遽上京された同夫人
      の気丈な顔が忘れられない。
 
   14 【大雪】災害が来て正されることもある。
      昨冬の再度の大雪は、弱い木や枝或は建物の存在を知らせてくれた。
 
   15 車庫程度なればまだしも広島の地滑り、東北大地震などの被災者の救済にはどん
      な方法があるのだろうか。明日は我が身と思うと恐ろしい。
 
   16 【メモリアルデー】日頃の防災対策も、ノド元過ぎればついつい忘れがち。
      9月1日を始めとするいろいろなメモリアルデーは、その都度気を引き締める
      チャンスにしたい。
 
   17 【新芽】忘れていた新たな春に巡り合うのは、人生の最高の喜びの一つです。
 
   18 梅は花の魁。白梅にも紅梅にも、早咲きと遅咲きの品種があるらしい。
 
   19 【接写】野草の可愛らしい花が咲きだす時期。マクロレンズを向けて気持ちも
      わくわくする。
 
   20 宇宙ステーションからの放映が増え星空観察のフアンが増えているとか。
      ※「宇宙の渚」 それは、地上から十数〜数百キロ上空にある、宇宙でも地球でも
       ない、 不思議な世界です。(NHKの番組紹介より)
 
   21 アルマ望遠鏡が米欧と協力し、チリ・アンデスの標高5000mの高原に設置しされた。
      今後の活躍が期待」される。
 
   22 【覗きメガネ】紛争国の指導者が覗いてみると、平和が見えてくるような覗きメガネが
      あるとよいのだが。
 
   23 分子、原子、量子学と科学は発展するがそれを制御する人徳は原始の時代と
      変わっていない。
 
   24 【自然の力】巨木をもなぎ倒す猛烈な台風。人間の力の及ばぬところ、自然は厳しく
      もあり激しくもある。しかし台風一過、真っ青な空に浮かぶ入道雲、優しさを教えてく
      れる。
 
   25 【湧水】湧き水は嬉しいが、時としては用心も必要らしい。
     活断層があっての湧き水もあるらしい。
 
   26 椎葉にて那須大八郎と涙で別れた鶴冨姫が使っていたと云う湧水が、
      今も「鶴冨姫化粧の水」として湧き続けている。
 
   27 【ひえつき節】♪ 庭のサンシュウの木 鳴る鈴掛けてヨーホイ
      鈴の鳴る時ゃ 出ておじゃれよ、、、、
 
   28 手鏡を覗けば己の世界七面相をして化粧をする。縁なき輩は牛、馬、豚と。
 
   29 昨夜11月5日は、「ミラクルムーン」が171年ぶりに見られた「後十三夜」。
 
   30 【月影】水面の月も愛でてみたいものだ。
 
   31 砧の音と鹿の声山里の晩秋は静寂の中にある。
 
   32 【お洒落】鳥や昆虫など、雌よりも驚くほどきれいな形や色をした雄が頑張っている。
      グレーや紺の背広で頑張った我々も、もう少し赤や黄色のシャツに挑戦しも良いの
      ではなかろうか。
 
   33 【男の服装次世代】最近の女性風俗は多種多様、引換え男は遅れている。
      男は機能本位で新しい風俗を作ろうではないか。
 
   34 下を向いてもスマホの落ちない胸ポケットがあるとか。
      ズボンに小さなペットボトル用のポケットが欲しい。
 
   35 【東京キッド】美空ひばりは天才少女
 
   36 【昭和は輝いていた】ようやく抽選に当たり念願の団地の住民となった。
      ぽっかりと浮かぶ雲に次の夢が膨らむ。
 
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