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第100〜102回
    
第102回 第101回 第100回
 
    第102回【球児らの巻】('14/8/26〜'14/10/3)
 
    初折表六句
      1発句   球児らの去るや浜風涼新
      2脇句       今年の秋に吼えるのは誰

      3第三   名月や勝利の美酒に酔ひもして
      4四句       うたた寝の間に亀はゴールへ

      5五句   アルコール毎日欠かさず飲み続け
      6折端       畑に草なし夏痩せもせず

    初折裏十二句
      7折立   財布より大事な体ウナギ食う
      8二句       呑み屋に誘ひまたも振らるゝ

      9三句   思いつめ通う恋路に草生えず
      10四句       学校の土手いつしか道に

      11五句   先駆者の苦労のあとを踏みしめて
      12六句       よい句求めて今日もさまよう

      13七句   ファインダー覗く七十路冬の月
      14八句       獲物待ち伏す梟の狩り

      15九句   夕暮れや心で歌う明日がある
      16十句       余白の埋まるカレンダー嬉し

      17十一句  花のころ町内会長忙しく
      18折端       物忘れひどく春霞のよう

    名残表十二句
      19折立   のどけしや同じCDまた買ふて
      20二句       征爾を聴いてカラヤンを知る

      21三句   日南の文化センター丹下作
      22四句       三波春夫の五輪の賛歌

      23五句   音楽を控えてさみし夏の海
      24六句       落蝉拾ひいづくに置くや

      25七句   狐火の揺らぐ墓石に愛を語らう
      26八句       水木しげるとゲゲゲの女房

      27九句   妖怪と彼女を比べ怒らせる
      28十句       21世紀だ昭和の人よ

      29十一句  名月も見せずリニヤの突っ走る
      30折端       停車の度に虫の音聞こゆ

    名残裏六句
      31折立   耳鳴りの高まる日々に秋深し
      32二句       ガードの下の飲屋騒然

      33三句   靴みがき夢のない身がかなしいと
      34四句       それはないよと右のポケット

      35五句   手のひらに菫一束好きですと
      36挙句       百周年に宝塚萌ゆ


南圃

如水
鵜雪  

南圃  
風  


鵜雪  
如水  

風  
南圃  

如水  
鵜雪  

南圃


鵜雪  
如水  


南圃


如水  
鵜雪  

南圃  
風  

鵜雪  
如水  

風  
南圃  

如水  
鵜雪  


如水  


鵜雪
風  

如水  
鵜雪  


如水
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   1 【熱闘甲子園】我が群馬の韋駄天軍団、快足もむなしく大阪桐蔭のバットに撃破された。
     灼熱の高校野球が終わると浜風にも涼しさが感じられるようになるがグランドでは
     伝統の阪神、巨人の首位攻防戦が始まる。
 
   2 【日本チャンピオン】虎キチはタイガースだと言い、巨人ファンはジャイアンツだと
     自信満々。3連戦の頭を逆転で取り2.5ゲーム差は大きい。
 
   3 「今年こそ月に向かひて吼ゆる虎」としたかったのだが、
     交流戦の覇者に敬意を表しておきたい(笑)。
 
   4 【ウサギと亀】勝負は最後までわからない、油断大敵。
 
   5 【休肝日】肝臓に自信あり!! とはいえ油断大敵!1週間に1度は休肝日をとりた
      いものです。
 
   6 草を引き水をやり収穫をして飲むビール。EM農法万歳、日々好日だ。
 
   7 【精力剤】年に一度はウナギを食っておかないと、
     駄目になってしまう気がするのは、迷信かな。
 
   8 初デートのときぐらいは、気の利いた店で終わればよかったか。
     最初のうちだけと思われるのも嫌だしな〜。
 
   9 【愚直】春には春の夏には夏の草花を飽きることなく届けて浮遊の心をついに
     我がものとした。
 
   10 【うさぎ道】我が家のすぐ隣が高校の土手。通学はいつもその土手を登る。
      道なき土手も3年間通うと、いつの間にか草も生えていない立派な通学路に
      なってしまう。因みに今ではフェンスで囲われている。
 
   11 蛇口を捻ると水が出る、スイッチを入れると灯りが点る。
      空襲もなく安心して眠られる。感謝を忘れずに生きたいものだ。
 
   12 【苦吟】とはいっても、出ないものは出ないのだ。
 
   13 【美しさを求めて】冬の月のように人の心を突き刺すような美しさを求めて、
      今日もファインダーを覗く。なかなか結果は出ない。
 
   14 梟もお気に入りの枝にとまっては狩りをするという。
 
   15 【明日がある】予測のつきにくい時代だという。
      「今日も待ちぼうけ」を続けると、ストーカーと間違えられるよ。
 
   16 「夕食不要」と添書きをしておくと、女房も嬉しそうだ。
 
   17 【呆ける暇なし】毎年のことながら新年度の初めは忙しい。
      今年の行事、予算、人の出入り等々だ。
 
   18 【引退】齢とともに物忘れもひどくなり、そろそろ引退の頃かと身の振り方を考える。
 
   19 我が家には同じ曲のCDが何枚かある。指揮者などが違うので、
      まあいいかと慰めているが、我ながら笑ってしまう。街の廉売には要注意である。
 
   20 【聴き分け】こういう人がいるらしいが、「さすが」、「まさか」と感心するばかりだ。
 
   21 【巨匠】1962年に竣工した日南市文化センターは、丹下健三氏による設計で、
      当時の地方都市には珍しくモダンな建物だった。
 
   22 「オリンピックの顔と顔・・」なんじゃこの歌はと聞いていたがオリンピックに関する
      歌はこの唄しか記憶にない。やはり昭和人間なのだろうか。
 
   23 【音の規制】当地では、海の家が客寄せに大音量の音楽を流すことに、
      住民が迷惑し、きつい規制が出来た。その結果静かにはなったが客が減って
      しまった。どちらがよいのか、当分議論が続くだろう。
 
   24 いつの頃からか、小生の一番寂しくなる季節は夏の終わりだ。
      凡その理由は想像がつく。
 
   25 【純愛】我々がまだ若かったころには獄中結婚なるものが幾つかあったたが最近で
      は覚えがない。時代の差なのだろうか。
 
   26 【ゲゲゲの鬼太郎】夜は墓場で運動会 お化けは死なない 病気も何にもない、、
 
   27 旨い魚を食ったあと、水木しげるロードでの一言が余計だった。
 
   28 【新世紀】股引にスカート、ひらひらのロングドレス、はたまた長い長い付け睫毛に
      チャバツ。昭和の人が妖怪と思うのは当然。だが今や世紀が変わり時代が変わって
      しまったのだ。丁度ちょんまげが無くなったように。
 
   29 【平成の親捨て】団子っ鼻の新幹線が走りオリンピクが来て昭和後期の花が開い
      た。ビジネスのために無駄な時間を短くするという志向は人情を忘れさせ殺伐とした
      平成に拍車をかけるように思える。昭和の老人の繰言が身についてきたようだ。
 
   30 ディーゼルによる車窓を楽しむ各停の旅。この贅沢もいつまで許されるだろうか。
 
   31 【耳鳴り】秋が静けさを増すほど、心鎮まる秋になるほど、耳鳴りを感じてしまうのは
      齢のせいか。
 
   32 飲むほどに声高、電車が来ればさらに大声。
 
   33 宮城まり子の歌に涙した。靴磨きの少年や花売りの少女らはどうしているだろか。
 
   34 【ポケット】右のポッケにゃ夢がある、左のポッケにゃチューインガム。
 
   35 君がいて夢と希望が湧いてくる。
 
   36 ♪菫の花咲く頃・・・。宝塚歌劇は今年で100周年。「宝塚歌劇100年展」が
      3月の名古屋を振り出しに、各地で開催されている。
 
第102回 第101回 第100回
 
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    第101回【初蝉の巻】('14/7/17〜'14/8/25)
 
    初折表六句
      1発句   初蝉にテレビの音を上げにけり
      2脇句       地場FMの夏の野球に

      3第三   海辺より山地に移動メガヘルツ
      4四句       5球スーパーピーピーと鳴る

      5五句   とんとんとたたき楽しむ夜長かな
      6折端       夜なべに藁打ち働き者よ

    初折裏十二句
      7折立   この秋もコピット祝う稔かな
      8二句       恋も芽生える稲わらの山

      9三句   二人して寝そべりながら語り合ふ
      10四句       夫婦別性キャリアを生かす

      11五句   齢とって影薄くなる男かな
      12六句       ババは強くてジジはかよわく

      13七句   女正月行ってくるはと仏壇に
      14八句       成人式に振袖を着て

      15九句   超ミニをすんなりと穿く八頭身
      16十句       股引復活スキニーパンツ

      17十一句  お神輿や半纏に舞ふ花吹雪
      18折端       湖空にして鳥雲に入る

    名残表十二句
      19折立   利根川を光の糸に揚げ雲雀
      20二句       夜の愛歌うナイチンゲール

      21三句   銀パリの灯消えて幾年ぞ
      22四句       美輪明宏は朝ドラに出る

      23五句   朝顔の数を数える日課かな
      24六句       釣瓶に咲くは今日かあしたか

      25七句   五階まで逞しく伸び窓覆ふ
      26八句       蔓を頼りに目覚めのキスを

      27九句   ターザンは樹を飛び移りつつ恋をせり
      28十句       チータの活躍皆が喜び

      29十一句  月白し獣かけぬく芒原
      30折端       朝の光に秋茜飛ぶ

    名残裏六句
      31折立   夕焼けの逆光浴びて雁の群
      32二句       名将は知る伏兵無きを

      33三句   鴎舞ふ漁場を目指しまつしぐら
      34四句       湧く白波に心躍らせ

      35五句   菜の花や精を求めて深呼吸
      36挙句       春告げ草にミツバチの群れ

如水 
風 

鵜雪 
南圃 


如水 


南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪 
南圃 


如水 

南圃 
鵜雪 

如水
風 


鵜雪 
南圃 

風 
如水 

南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪 
南圃 


如水 


南圃 
鵜雪 

如水 
風 

鵜雪
南圃
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   1 「花子とアン」を見ていると突然に蝉の声。
     きょうは祇園祭(前祭)の山鉾巡行。鱧が美味い季節になってきた。いよいよ夏本番だ。
 
   2 サッカーは終わった。次は身近な高校野球、地元の高校のゆくへが気になる。
 
   3 【災害対応】当地の地域FM局は、津波を恐れて海辺から内陸へ移動した。
     78.9MHZだ。
 
   4 【真空管ラジオ】高校生の頃聞いたラジオ通信講座。途中でピーピーと鳴りだし聞こ
      えなくなったものだ。自分で組み立てた真空管ラジオ、楽しかった思い出。
 
   5 【たたけば治る】歌謡曲、浪曲、落語、君の名は、鐘の鳴る丘、おらあ三太だ等々声と
     擬音の技に自分の世界を創造した時代だった。
 
   6 与作の女房はよく働く。昼は機を織り、夜は藁を打つ。
 
   7 【花子とアン】小作農家の厳しい生活にも家族愛で立ち向かう楽しい家族。
 
   8 【藁の山】昔は麦わら、稲わらが休息の場所だった。
 
   9 新藁の香しい匂い。体もふわふわ、心もふわふわ。
 
   10 【家庭とは家族とは】女性もキャリアを積み引退まで働く時代が来る。別居生活も
      当たり前に、子供は学童保育など社会が育てる時代になるのだろう。
 
   11 【男の存在感】今や男の最後のよりどころになりつつある会社世界、
      会社後の世界では、男の存在は大変薄くなっているようだ。
 
   12 【これからも宜しく】老夫婦円満の秘訣。老いては妻に従え。
 
   13 老春は80歳から、子と孫がいれば後顧の憂いはない。
 
   14 以前は女正月と成人の日は同じ日だった。
      振袖はレンタルでも20万円を超すものが沢山あるらしい。
 
   15 【流行】日本女性の体形もかなり変わってきた。
      和装も良いが、超ミニが流行ったらもっと楽しいのかな?
 
   16 【スキニーパンツ】昭和の男性が愛好した股引が最先端のスタイルに取り入れられ
      ているとは、デザイナーの目の付け所やよし。
 
   17 股引もカッコいいが、粋な半纏のリニューアルは来ないだろうか。
 
   18 先達の一声にすべての鳥が応え一斉に水面を蹴り空へと舞う。
      花吹雪と同様、鳥も海を押し渡っていくのだ。
 
   19 【揚げ雲雀】雲雀は、天空高く上がってなわばりを宣言しているそうだ。
      都会化が進んだ当地では見られなくなったのがいささか寂しい。
 
   20 【ナイチンゲール】朝を象徴するひばりの歌声は清浄な愛を表し、
      夜の愛を歌うナイチンゲールはヨーロッパの鶯ともいわれる小夜啼鳥のことで、
      その鳴き声は殊の外美しいらしい。
 
   21 あれほど流行っていたシャンソンもいつの間にか表舞台から消えてしまった。
      男と女の恋唄は夜の酒場でひそやかに歌われるのがふさわしいのだろう。
 
   22 美輪明宏は、「紅白」に続き「花子とアン」にてNHKで活躍している。
 
   23 【日課】毎朝朝ドラを観て朝顔の数を数えて一日が始まる
 
   24 【付き合い】早くお隣と仲良くなりたいね。
 
   25 朝顔は種類にもよるだろうがどれ位まで伸びるのだろうか。
      途中の階からも植えているかも知れないが・・・。
 
   26 蔓とネット頼りに5階まで。恋は一途だ。
 
   27 【ターザンの恋】一世を風靡したターザン、その生活の拠点は樹上、
      恋人・ジェーンとの逢引は蔦で木から木をジャンプしながら。
 
   28 【名コンビ】チータなくしてターザンなし。1930年代に大活躍したチータが80歳の
      天寿を全うしたとか。チンパンジーの平均寿命は40歳くらいらしい。
 
   29 波うつススキ原を切り裂いて走るのは白狼か銀狐か。
 
   30 芒原の夜が明けると、赤トンボの雌雄たちが相手を求めて生殖活動に勤しむ。
 
   31 【シャッターチャンス】真っ赤な夕焼けの中、
      きれいに並んだ雁の群れが飛び去って行く。カシャッと1枚。
 
   32 【義家】後三年の役のこの逸話は、今の歴史では教えないだろう。
 
   33 漁師は鴎の群れにより、魚の大群を知るのはもとより、気象の変化も知ると云う。
 
   34 久々の春告げ魚の到来だ、歌うソーラン節の調子も高い。
 
   35 【香りの効果】一面に漂う菜の花の香り、その香りは人の心と体を蘇らせる。
 
   36 【蜜月】養蜂家は花を求めて南から北へと旅を続ける。
 
第102回 第101回 第100回
 
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    第100回【ゴミ箱の巻】('14/6/5〜'14/7/16)
 
    初折表六句
      1発句   ゴミ箱をあさるカラスや梅雨の入り
      2脇句       傘の行き交ふ紫陽花の寺

      3第三   舞子はんカラカラカラとぽっくりさん
      4四句       はんなり言葉も口になじみて

      5五句   常連を招き謝恩の月見酒
      6折端       今年の出来はことのほかよし

    初折裏十二句
      7折立   百回を寿ぎ食す山の芋
      8二句       メモリアルデーに花束贈る

      9三句   一輪の薔薇思い出の出会いかな
      10四句       加藤登紀子と樺美智子と

      11五句   白衣着て岸を倒せと神楽坂
      12六句       一撃できぬ鰻屋の子

      13七句   けふもまた釣果さみしく月冴ゆる
      14八句       穴の上には寒風すさぶ

      15九句   ホームレス浮世の風に乗り損ね
      16十句       中学生のイタズラに泣く

      17十一句  春野菜虫に食われて高値つく
      18折端       四月に上がる消費税かな

    名残表十二句
      19折立   売り上げは想定内と春うらら
      20二句       独りで決めて孫を戦に

      21三句   でかしたぞ徴兵検査甲種なり
      22四句       間近に見ゆる兵営の門

      23五句   夏雲やジョンウェィンの騎兵隊
      24六句       ミスターガンマン癌には勝てず

      25七句   カメラ飲む年中行事となりにけり
      26八句       去年のナースに会ひたきものを

      27九句   病床で白衣の天使に恋心
      28十句       鉛のハートに赤き血戻る

      29十一句  青空に映ゆる紅葉や昼の月
      30折端       鯖雲出でてやがて消えなん

    名残裏六句
      31折立   山小屋へたどる尾根道秋の風
      32二句       TVで楽しむ百名山

      33三句   今一度と思って出来ぬ富士登山
      34四句       齢を重ね光るものあり

      35五句   滝桜1000年の夢今もなお
      36挙句       小面を付け舞ふ薪能    

鵜雪 
如水 

南圃 
風 

如水
鵜雪


風 
南圃

鵜雪
如水

南圃
風 

如水
鵜雪 

風 
南圃 

鵜雪
如水


南圃 
風 

如水 
鵜雪 

風 
南圃 

鵜雪 
如水 

南圃 
風 

如水
鵜雪 


風 
南圃 

鵜雪 
如水

南圃
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   1 【入梅】子育て最中のカラスにとっては、人が横着をする梅雨時のゴミステーションは
     絶好の餌場となる。気を付けよう。
 
   2 紫陽花は梅雨を和ませてくれる。傘を傾け路を譲りながら擦れ違ってゆく。
 
   3 【京の風情】雨の祇園町、和傘をさした舞子さんの姿が何とも可愛らしい。
 
   4 京都出身の舞子はごくわずかと聞く。踊りの修行に合わせての京風の所作、
     はんなり言葉の訓練もまた厳しい。これらをクリアーして田舎娘が華の都の舞子に
     変身するのだとか。
 
   5 顔馴染みの客同士で女将の太っ腹に感心することしきり。
 
   6 【新酒】新酒の飲み比べをすればいいでしょう。
 
   7 連句も目出度く100回を重ねた。連衆の相性と根気の良さで上等の芋汁が仕上がった。
 
   8 【結婚記念日】結婚50年も間近い。これも相性と根気の賜物か。
 
   9 【ジュリア】ご近所の一人残された男性が曰く、「ジュリア」というこの薔薇は私にとって
     特別なバラです。
 
   10 「百万本のバラ」の登紀子が夫になる藤本敏夫と出会ったのが学生運動。
     きょう6月15日は'60年安保闘争で犠牲になった樺美智子の命日。
     彼女にはどんな出会いがあったのだろうか。
 
   11 【岸を倒せ】60年新安保条約が強行採決。抗議するデモが続く。
     卒研を中断し白衣のままで神楽坂から九段坂、霞が関へとデモッタ時代が懐かしい。
 
   12 政治生命をかけた老練な政治家は鰻の如し。一撃下仕留めることは
      出来なかったが退陣に追い込んだのは大衆の力だったのだろう。
 
   13 鰻が絶滅危惧種に指定された。他の魚も漁獲量を確保するには何が必要だろうか。
 
   14 【ワカサギ釣り】冬の風物詩も、このところ放射能汚染風評があり、今一つだ。
 
   15 第2次世界大戦後の半世紀が貧富の差が少なかったユートピアという。今では富の
      半分以上が5%以下の富裕層に集まりそれはますます加速していくという。
 
   16 【道徳教育】ホームレスの老人をいじめた中学生のイタズラのニュースを思い出すと
      心が痛む。弱者に温かい手を差し伸べる優しい心を育ててほしい。
 
   17 【自然派】虫食いは無農薬の証拠、虫のイタズラが認められるようになってきたの
      は、自然と調和して生きていこうという思いが広がってきたせいだろう。
 
   18 野菜は雨不足で値が上がっているのに、消費税まで上がりたまったものでない。
 
   19 【デパート商戦】消費税アップに伴い極端な売り上げダウンもなく、
      落ち付いた世情の反応にひとまず安心。節約は経済の基本。
 
   20 【関東軍ごと首相官邸】首相と外務官僚の悲願、憲法解釈の変更が決まりそうだ。
      いちばん現実的で慎重なのが自衛隊の制服幹部のように思もえるのだが。
 
   21 爺は鼻高々。母親は鉛を飲んだように胸が重たかった。昔の話で終りたい。
 
       昨夜、歩こう会の帰りの電車で高山晃さんと二人になり、逗子へ招かれたことや
      連衆の皆さんとの思い出をお聞きしました。
      高山さんは奥様を亡くされ来月で七回忌になります。
      ここの写真の前列左端が高山さんです。
 
   22 【兵営】甲種合格は名誉であったのは確かなことだ。
      やがて兵営の門をくぐることになる。
 
   23 【テキサス】長靴のかかとでマッチを点け葉巻をくゆらす。
      総天然色西部劇。軍服姿がよく似合った。
 
   24 【遥かなる旅】ジョンウェインの病床をカーター大統領も見舞ったとか。
      ネバダ核実験場近くでの撮影が、癌誘因の一つになったという人もいるらしい。
      あの雄姿を忘れることはない。
 
   25 【胃カメラ】もうそろそろですね、医者は新しい年中行事を告げてくれる。
 
   26 チャーミングなナースに会えるのを楽しみに来たのだが・・・。
 
   27 【片想い】宮沢賢治は中学生の頃入院した病院のナースに恋心を抱くも片想いに
      終わってしまったとか。初恋とは儚い想いに終わるものらしい。 
 
   28 病に打ちひしがれた心をすこしづつほぐしてくれるのは優しいナースがいればこそ。
      まして恋心が芽生えたとしたら治癒も早まるだろう。
 
   29 傷心旅行も真っ赤に燃えるような紅葉を眼にすると、幾らかは癒されるだろう。
 
   30 【秋の雲】雲は欠かせない秋の風景だろう。
 
   31 朝のニュースで日南の港が写った。南圃さんも雨対策でお忙しかったのでは・・。
      もうじき午後2時、台風も通過している頃かもしれない。
 
   32 【台風一過】台風8号日本縦断。風さん御見舞い有難うございました。
      風よりも雨に悩まされました。関東地方はいかがでしたか。
      TVでみる日本の山々。美しい映像に自分が登っているような錯覚に陥ります。
 
   33 【富士登山】今年こそと毎年話題にはするが、だんだん遠ざかっていくのが淋しい限りだ。
 
   34 体力の衰えは避けられないが、知的な面ではまだまだ成長するらしい。
 
   35 【三春】数年前に三春の滝桜を観に出かけた。
      その威容に圧倒され呆然と立ち尽くした感動を今も忘れない。
 
   36 「千年の滝桜」能を思い久しぶりに三浦ギャラリーを訪ねた。
 
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