5. セント・ジョンズ近郊とホエ−ル・ウォッチング
この日は、ウイットレス湾のクル−ズの後、セント・ジョンズに戻り、近郊のスピア岬とシグナル・ヒルを観光しました。
セント・ジョンズの南東11kmにあるスピア岬( Cape Spear )は北米大陸最東端に位置し、目の前には大西洋が広がります。断崖の上にはニュ−ファンドランドでは最も古いクラシカルな木造の灯台が建ち、現在はその奥に新しい灯台が建っています。岬の北側はセント・ジョンズ湾へと続き、夏にはクジラが見られる所として知られており、ニュ−ファンドランド島周辺には全世界に生息するザトウクジラのおよそ3分の1・4千頭がいるといわれています。
夏にはシシャモが産卵のために群れで押し寄せ、これを追って鯨が岸近くまで姿を現します。スピア岬に到着するや「クジラがいる」の声に大興奮。海上にはカモメが舞い、小魚が居ることは間違いなく、これを狙って3頭の親子鯨がやってきたのでした。岸から100m足らずのところを小魚を追って右に左に移動、これを追って右に左に走り回る騒ぎとなりました。初めて見る生きたクジラの泳ぐ姿は感動的でした。
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(背景はセント・ジョンズ湾とスピア岬)
