<カップ麺の値段から>

その29のカップヌードルはどれもセブン・イレブンで買ったが、普通サイズは12バーツ、ミニサイズは9バーツ。

タイ日価格比べをするとき、何を基準にしたらよいのだろう・・・

★ラーメン一杯とカップ麺の値段を比べると:

日本では、ラーメン一杯の値段でカップ麺がいくつ買えるのだろうか?
たぶん、3−4個買えるのかな。。。

タイでは、クイティアオ(米の麺)もバミー(ラーメンのような麺)も1杯20−25バーツ(バンコク中心部は30バーツもあるかも)だから、カップ麺はやっと2個買える ぐらい。相対的に、タイのカップ麺の値段はまだ高いということか。

★一方、最近どんどん値上がりしているガソリン代で考えると:

日本では今いくらだろう、リッターあたりの価格はカップ麺と同じぐらい?

タイでは、レギュラーで26バーツぐらい(正確には25,9○バーツだったかな)だから、カップ麺が2個買えてちょっとのおつり。そうすると、タイのカップ麺の値段は日本より安いの?


こんなふうに考えてみると、何が高い何が安いと一概には言えないのだが、タイで暮らしていて痛感するとともに有り難く思うのは、食費と光熱費の安さなのだ。光熱費は、水道水が基本的に飲めないので、洗い物全般や日に何度かの水浴びにジャカジャカ使って月100バーツちょっと、電気代はエアコンや電子レンジ・オーブンを使わないせいか、月150バーツちょっとである。

(1バーツ=約2.8円)

食費は、高い輸入材料を使って料理したり、ちょっとお洒落で高級感のある店で食事をすればもちろん高くつくが、普通にローカルな食堂や屋台で食べる麺やご飯の価格は、とても安い。市場で食材を買って自分で料理すればそれも安く上がるが、多種の食材で料理をするのは大人数ならともかく、無駄が出るので、さほど安上がりとは言えない。

私は お酒を嗜まないから食費が安く上がるというのもある。ご飯が日本のご飯に比べて軽いので満腹感が長続きせず、途中で何かつまんでしまうとしても、果物もタイのお菓子も安い。輸入物のチョコレート菓子やスナックを買ってしまうと高いが。私が今食費に当てている額は、一日100バーツに満たない。たまにご馳走外食に走っても、一回100バーツを超えることは、ロイエットではほとんどない。

タイは、貧富の差が大きく、1%の超富裕層と99%のその他だと言われるが、食事に関しても値段の幅はある。が、安かろうまずかろうは、ない!安くても(材料費や設備費にかけられなくても)美味しいものはいくらでもあるし、高くてもまずいものもある。ただ、まずいものは淘汰される。 食べること大好き人間には天国のような国である。

8/20/'05

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