わたしたちや身のまわりの目に見える生物のからだは、多くの細胞からできています。
また、目に見えないくらい小さいですが、からだが細胞1個だけで生活している生物もいますね。
単細胞生物
単細胞生物…からだが1個の細胞からできている生物
緑色であまり動かない 植物性
おもに藻類です。
(藻類…植物の分類を参照)光合成をして養分をつくります。
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緑色で動く 植物とも動物ともいえる生物です。
光合成もしますが、光がないとえさも食べます。
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活発に動く 動物性
単細胞ながら、運動・消化・排出のしくみをつくっています。
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また、「〜菌」と呼ばれる細菌類(バクテリア)も、核と細胞質の区別がありませんが、ちゃんと細胞膜や遺伝子を持ち、細胞分裂でふえる単細胞生物です。
【参考】
ウィルスは細菌よりもっと小さく、おもに遺伝子とタンパク質だけの非常にカンタンなつくりで自分でふえることはできません。
細菌をふくむほかの生物に寄生して、宿主の細胞に自分のコピーをつくらせてふえます。
細胞としてのつくりが見られないので、生物扱いされないときもあります。
多細胞生物
多細胞生物…からだが多くの細胞からできている生物
単細胞生物以外はすべて多細胞生物です。
同じ形の細胞が
集まって組織をつくる→ 組織がいくつか
集まって器官をつくる→ いくつかの器官で
からだをつくる
※顕微鏡で見える大きさの生物でも、りっぱな多細胞生物の場合もあります。
1年生で習った微小生物のうちで、どんなものが単細胞でどんなものが多細胞かはこちらで確認してください。
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