The City of Londonの市庁舎をGuildhall【ギルドホール】といいます。
1066年イングランドを征服したウィリアム征服王は、経済・手工業の実権を握る職人たちを味方につけるため、 1067年に彼らに自治権を与えます。
1189年(1191年説もあり) Henry Fitzailwin【ヘンリー・フィッツオールウェン】が初代ロンドン市長に就任して以来、 シティーはギルド(Livery Company【同業組合】)の代表者の互選によるLord Mayor【市長】の下、完全な自治体として歩んできました。
その組織の力は強力で、Lord Mayorの許可なく国王、女王はThe City of Londonに入ることは出来ないという伝統を生みました。
現在でも女王がThe City of Londonに入る際にはかつての関所であったTemple Bar【テンプル・バー】でLord Mayorが迎え入市の儀式を行います。